ここ数日、百貨店などへ出かける日が続いている。
実は、百貨店そのものへ出かけることは以前と変わらずにあったはずなのだが、ゆっくり売り場を見て歩く、と言うのは久しぶりだった。
気になったことは、昨日エントリした通り「クリスマス」らしさを感じない売り場の雰囲気だった。
ディスプレイなどは、それなりに「クリスマスらしさ」を演出しているのだが、演出そのものが以前に比べ随分おとなしくなっている、と言う印象もあった。
買い物客も「クリスマス」ということよりも、「日常」への関心が高いような印象だった。
そんなやや寂しさを感じる売り場を歩いていたら、目にとまるポスターがあった。
「ジョルジオ アルマーニ チャリティーマフラー」というポスターだ。
このアルマーニのマフラー、百貨店のみの扱いで「チャリティー」と冠がつくとおり、収益は総て東北の子ども達の未来のために寄付するコトになっている。
日本百貨店協会・百貨店World:ジョルジオ アルマーニ チャリティーマフラー
バブルが崩壊してから、百貨店そのものの存在意義の様なものが問われることが多くなった。
「小売の雄」であったはずの、百貨店が大型スーパーが運営する「ショッピングモール」に取って代われた様な印象すら受けるこの頃だ。「今や百貨店は、海外有名ファッションブランドの売り場貸し」と言うことも、言われているようだ。
確かに、百貨店で人が多く集まる場所というのは、海外有名ブランドの売り場かデパ地下と「物産展」を行う催事場くらいだろう。
そんな百貨店が、この様なチャリティー販売をする。しかも日本全国の百貨店が協力しあって、販売をする、と言うのは初めてではないだろうか?
むしろ「海外有名ファッションブランドを扱い慣れている、百貨店だからできるチャリティー企画」という気がする。
その中でも、人気の高いジョルジオ アルマーニを選んでいる。
価格を見ると、通常の紳士用マフラーよりもやや高めと言う気がするが、アルマーニのマフラーだと考えると、割安感がある。
アルマーニらしく、デザインも色もシックでビジネスでもプライベートでも使いやすそうだ。
案外女性が使ってもオシャレだと思う。
明日から3連休で、クリスマスや年末の買い物を予定されている方も多いのでは?
せっかくクリスマスプレゼントを選ぶ買い物であれば、このようなチャリティー商品も候補に入れてみては?
プレゼントを贈った相手だけでは無く、東北の子ども達も喜ぶ素敵なプレゼントになると思う。