今日、予定通り自民党の岸田総裁が、首相として就任することが決まった。
毎日新聞:岸田文雄氏、第100代首相に選出 (動画あり)
首相が決まれば次に決まるのは、新閣僚ということになる。
その「新閣僚」だが、既に昨夜の内に一部新聞等では報道済み、という状況になっていた。
岸田さんが首相になるのは、ほぼ確実だったとはいえ、新閣僚名簿のようなものが前日に大々的に報道される、ということは珍しいような気がする。
日刊スポーツ:岸田氏「全員野球内閣」/起用が固まった岸田新内閣の閣僚
しかし、この新閣僚の皆さんは今月末の衆議院選挙の結果によっては、その任を外されるかもしれないのだ。
というのも、ご存じんの通り今月19日に公示、31日投開票という岸田さんの意向があるからだ。
日経新聞:衆院選19日公示ー31日投開票 岸田氏意向、解散は14日
麻生さんの様に、経験があり現在要職に就いている議員なら、「安泰」という気持ちにもなるだろうが、今回の新閣僚は13人の新人閣僚がいる。
「フレッシュさ」をアピール、ということかもしれないのだが、10日後には解散、約2週間後に公示、今月末に投開票、というスケジュールでは「閣僚になった」という、肩書はつくかもしれないが、閣僚としての仕事をするような時間はほぼ無い、と言っても良いと思う。
そう考えると、岸田さんが今回選んだ新閣僚さんたちは、どんな気持ちなのだろう?
閣僚としての仕事をするモチベーションは、あるのだろうか?