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【京都発幕間旅情】広島電鉄5100系電車,広島交響楽団はサンフレッチェ広島と広島東洋カープと並ぶ広島の誇り

2024-06-30 20:00:36 | コラム
■広電5100系
 オレンジ色の電車というのはちょっとほかではみかけないなあ。

 広島電鉄5100系電車、羨ましい輸送力の連節電車ですが広島駅で待っていますと見慣れないオレンジ色の車両が向こうの方からやってきまして、一見広島カープの新塗装ラッピング電車なのかな、と考え何気なくカメラを向けたのですけれども、それは意外にも。

 広島交響楽団電車、広島ではサンフレッチェ広島と広島東洋カープとともに全国に誇るプロフェッショナル集団ということで、いや広島大学始め広島には誇るものは多くあるとおもうのですが、広島交響楽団も市民の誇りとして親しまれているのだという。

 音楽、文化に理解の無い自治体などではその価値がりあい出来ず簡単に予算削減の先ぽうとされてしまうのですが、自前のコンサートホールを持てない楽団は定期演奏会の機会も限られ、結果的に市民と音楽の接点が限られ、理解できない方が増えてしまう悪循環に。

 広電のラッピング電車、広島市民交響楽団はラッピング電車で宣伝できる程予算に余裕があるのか、と何も知らずにちょっと余裕を羨ましく思ったものですが、実はそうではなく広島交響楽団と広電を売苑するクラウドファンディングにより予算を確保したのだ、と。

 1号線で広島駅と広島港を紙屋町東経由で運行されているというラッピング電車、なんでも車内アナウンスも特別なものが放送されているという事で一寸興味が湧くところですが、そんな話題を知ったのは広島から帰路に就いたとの事で一寸後の興味がわいたもの。

 むかし、ポーランド総領事館名誉総領事の方のお話を聞く機会が在った際、ポーランドでは演奏会が身近で日本では映画を観るくらいの間隔で、また予算的にも映画の感覚で週末は演奏会を愉しめる大衆文化があるという、羨ましいと思った事をふと思い出しました。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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