北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【G3X撮影速報】バーデンヴュルテンベルクF222日本寄港(2)ドイツ海軍を再び七つの海へ(2024-08-22)

2025-03-09 20:19:02 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■建造8年-しらね型より大型
 フリゲイトバーデンヴュルテンベルクは。

 バーデンヴュルテンベルク級フリゲイト、ドイツ海軍というのは戦艦ビスマルクなど第三帝国時代に在っても大きな艦艇を建造したものの、ジュットランド海戦のような大規模な戦闘を展開する能力を逸したまま、第二次大戦とその後の冷戦時代を迎えました。

 ビスマルクなどは強力な戦艦という印象はあり、実際、イギリス海軍最大の戦艦であるフッドを撃沈した事で、処女航海である通商破壊作戦の際に撃沈されたものの、二番艦テルピッツなどは重大な脅威であるとして認識されていましたが。

 3000t以上の水上戦闘艦の建造を禁止する。第二次世界大戦後、強力なドイツ海軍の復活を阻止するという、フランス政府とソ連政府の強い要求があり、また欧州に反対する国もなかったことからドイツ海軍には大型水上戦闘艦の建造が禁止されています。

 リュッチェンス級ミサイル駆逐艦として例外的に大型艦の建造が認められたのは1969年の話であり、もっとも海上自衛隊もこの大きさの規模となりますと、1965年の護衛艦あまつかぜ竣工まで時間があったのですが、制約があったのでした。

 冷戦時代一杯、ドイツ海軍に求められたのは有事の際のバルト海のソ連海軍行動阻止、これはミサイル艇や小型潜水艦が重要であると認識されておるのですが、そしてNATOへ補給物資を輸送する北大西洋におけるシーレーン防衛の支援が任務でした。

 冷戦後、テロとの戦いや地域紛争の時代を迎えますと、欧州最大の経済大国となったドイツは、最早軍事力を自国防衛だけに集約し欧州全体の安全保障に不関与であることが認められる環境は無く、ここで水上戦闘艦の大型化が加速するわけです。

 ザクセン級フリゲイトとしまして、2004年から満載排水量5690tの水上戦闘艦を建造するのですが、しかしこれとて、海上自衛隊の護衛艦むらさめ型よりも若干小型であり、世界規模の任務に対応するには大きさが過小であると評価されたものでした。

 バーデンヴュルテンベルク級フリゲイトは満載排水量7316t、かなり大型化しまして、自衛隊のイージス艦ほどではありませんが、はるな型ヘリコプター搭載護衛艦の6800tや、しらね型ヘリコプター搭載護衛艦の7200tよりも大型、行動力が増大します。

 世界規模の作戦運用を検討し、基地を出航し補給するだけの連続展開期間を連続2年、年間5000時間即ち208日間の作戦可動が可能、ドックに入居しての整備間隔は5年に1回、乗員交代を 4ヶ月ごととして艦艇は外地に置き乗員だけ交代させる性能が。

 ドイツ海軍はこれで世界の海に戻ることができる、という希望と共に設計されたのですが、進水式の際に子供に艦が傾いていると指摘され、実際、建造するとともに重心の設計ミスと復元性の問題が指摘され、連邦海軍に受け取りを拒否されるという事態に。

 モジュール方式で様々な装備品を搭載できるという利点が強調されていたものの、結局重心と復元性の問題から全く対潜装備を搭載しないという特色や、戦闘システムの開発遅延などから起工式から数えて8年間、進水式から竣工まで6年を要しました。

 軍艦建造のノウハウは一朝一夕には完成させられない、いったん失うとその再現には非常に時間を要する、という事を端的に示したような事例でして。しかし日本までやってこれるようになったのか、と感慨深く迎えた東京港での一日でした。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【G7X撮影速報】桂駐屯地創設70周年記念行事(2)京都市内唯一の観閲行進(2024-12-01)

2025-03-02 20:00:02 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■観閲行進
 紅葉が凄いと今改めて。

 佐藤議員の祝辞とともに、阪急電車が今日も行きます。京都西山の風景を借景に。ここ桂駐屯地は西山三山はじめ京都市西部の寺社仏閣に、ほどちかいというには少し離れているが多少隣接していて、十二月は紅葉が美しい。

 観閲行進準備の号令を経て観閲行進が始まりました、が、今年は油断していましたというか、桂駐屯地、市内の駐屯地なので脚立を用意してこなかった、そして開放される区画を充分調べずに駐屯地祭へやってきてしまった。

 1-1/2tトラックを先頭に観閲行進、脚立を準備してこなかったという失敗の背景は、安全管理要員がおもいのほか絶妙な立ち位置でしかも大人数待機されているので、完全に観閲行進の撮影を遮ってしまうということなのですね。

 中部方面後方支援隊の駐屯地ということで、此処でしか見られないといいますか、普通科連隊とか師団や旅団や特科部隊の駐屯地では見られない装備が行進で通るのですが、G7Xと7Dを同時に操作する限界というか、こんな感じ。

 阪急電車と観閲行進、中部方面後方支援隊本部の車両です。数ある写真とともに電車を撮影してみます、阪急特急の雅洛とか来ないかなあ、と考えているんですが、まあ部隊の行進と鉄道ダイヤグラムは簡単には整合しないか。

 第306普通科直接支援中隊の観閲行進、中部方面隊には隷下に中部方面混成団が、第47普通科連隊と第49普通科連隊を隷下に有していますので、その支援に当たります。軽装甲機動車や高機動車に120mm重迫撃砲、装備品は数多い。

 桂駐屯地、紅葉ですね。実のところ駐屯地祭を撮影するとともに、西山三山のどのあたりを拝観しようか考えていましたけれども、逆にそのために軽装でありたいというところからどうしても脚立を準備せずにやってきたという。

 第308特科直接支援中隊、中部方面特科連隊が4個特科大隊編成で完結しましたので特科支援部隊は師団後方支援連隊から方面後方支援隊の所掌となりました。もっとも、野戦特科部隊を師団と旅団から切り離すのは理解できないけれど。

 第302通信直接支援中隊、中部方面通信群はじめ基地通信分遣隊など、軍事機構は通信で支えられる。・・・、お世話になった方が総監部から方面通信部隊に戻られてしまったということでちょっと挨拶できなかったのが寂しいなあ。

 脚立だなあ。しかし紅葉を撮影するときには脚立が邪魔になるのだよなあ、せっかくの日曜日、しかも猛暑のおかげで十二月なのに紅葉が続いているという不思議ななかで、そして昔は桂祭、九月ぐらいにおこなわれていたような。

 紅葉か自衛隊かを考えて、特に寺社仏閣を拝観する場合には脚立や三脚はどこかにぶつけてしまうのではということで持って行かないのが基本です。最近は三脚を使わずにハンカチだけで夜景を長時間露光撮影するテクニックが基本だ。

 第104施設直接支援中隊の観閲行進、桂駐屯地祭ではこの観閲行進をもう少し東側から撮影する位置が開放されることもあったのですけれども、駐屯地祭の年度ごとに開放される区画が違いますので、まあそれは面白いと云えば面白い。


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【G3X撮影速報】入間基地航空祭二〇二四(4)急な日米C-17論点(2024-11-03)

2025-03-01 20:12:35 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■C-2輸送機
C-2輸送機を開発したのだからという話題です。

入間基地航空祭、この話題とともにC-1輸送機の後継機にはC-2輸送機が川崎重工において生産が続いているのですが、昨今話題として急浮上しているのが日米首脳会談にて議題に上がったC-17輸送機の自衛隊取得についてです。

石破総理とトランプ大統領の日米初首脳会談において石破総理がアメリカ空軍が運用するC-17輸送機の導入を打診したという話題が共同通信により報じられまして、石破総理は総理就任前、C-2輸送機の能力不足を指摘していた。

C-2輸送機は戦車を運べない、という点です。C-2輸送機の輸送能力では最大37.5tまでしか搭載することが出来ず、44tの10式戦車を輸送できないという問題点を石破総理は認識しているもようです。ただ、C-17輸送機の導入は。

C-17輸送機は2015年にボーイング社での製造が終了していますので、今更新造機を取得することは出来ません、そもそもどうしても戦車を運びたいのであればC-2輸送機を念頭に能力強化型を開発すれば戦車の搭載は不可能ではない。

37.5tならばM-10ブッカー機動砲のようなものならば搭載できる可能性がありますし、10式戦車もC-2の能力向上型を開発するならば、37.5t輸送できるC-2の搭載能力を15%能力向上すると、搭載出来る可能性が生じる。

C-130H輸送機からC-130J-30輸送機に改良されたさいの能力向上を考えますと、C-2輸送機の能力向上型を開発することは、たとえば胴体ストレッチというC-141輸送機でアメリカが試した選択肢などもありますし、充分現実的だ。

トランプ大統領が好意的に受け止めたという論調の共同通信報道ですが、アメリカ空軍で今後縮小などにより余剰のC-17輸送機が出てくる可能性があるのか、このあたりは未知数です。ただ、新造機を輸入することだけは先ず工場がもうない。

川崎重工でライセンス生産する、こうした可能性があるのかもしれませんけれども、C-17輸送機は搭載するエンジンもかなり旧型ですので今更という印象は拭えませんし、なにより自衛隊の所要数を考えると生産ライン整備は費用面でちょっと。

C-2輸送機を増強するとともに戦車を運びたいならば能力向上型を開発すべきだと思う一方、今後課題となるのは小牧基地に配備されている第401飛行隊のC-130H輸送機16機の後継機です。都合320t分の空輸能力を有しているゆえ。

C-17輸送機であれば4機で輸送できる能力ですが、稼働率を考えると4機のC-17でC-130H輸送機16機を置き換えるというのは、海外派遣の即応を考えた場合、現実的では無い。もっともC-130J-30など最新型のC-130系統は費用が高騰しすぎている。

CF6エンジンを政府専用機のボーイング777が搭載しているGE-90エンジンに切り替えて機体設計を一部見直すことで、これも航空設計の観点からは別物にちかい改良といわれるでしょうが、10式戦車を搭載できうる性能まで向上させられます。

10年も前に製造終了し製造施設が工場ごと廃止されているC-17,それはF-2戦闘機を再生産しろ、というよりも困難です、F-2の場合は製造ラインはないものの工場は残っているのだから。C-17,提案するのが15年ほど、遅かったと思うのですね。

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【G3X撮影速報】第10師団創設62周年記念行事(4)第10偵察戦闘大隊16式機動戦闘車(2024-10-13)

2025-02-23 20:21:38 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■第10偵察戦闘大隊
 16式機動戦闘車の展示の続くようすを。

 明日でロシアウクライナ戦争開戦から三年目となります。第10師団祭は関係ない、と思われるかもしれませんが、実のところ、日本があの開戦を背景に戦車削減政策を継続している故、今回は思ったことを。

 戦車、島国に戦車は不要、といわれるかもしれませんが、それは全面戦争と限定戦争を区別できていない素人の発想です、考えて欲しい、職場や商談で諍いがあっても、相手を刺すのは最後の手段ということとおなじ。

 三年目のロシアウクライナ戦争、という状況ですが、大事にしなければならないのは、戦争が三年間続くのは、相手に対して決定的な痛打を突きつけられないために戦争が結果論として長期化せざるを得ないということ。

 M-1エイブラムス戦車やレオパルト2戦車が供与されながらも戦争が長期化しているのは、エアランドバトルという、マニューバにより相手の策源地を大きく迂回して叩く装備を単なる防御戦につかっているゆえ。

 スレッジハンマー作戦を行う方針で兵力が、戦車はそろったものの、空中機動能力と航空打撃力が決定的に右側している中で準備不十分のまま強行した結果は、アゾフ海まで到達する当初方針に失敗しています。

 日本は、こういうずるずると長引く戦争しか対応できる準備を構築できていないように思えるのですが、政府も主権者も、どういう防衛作戦を展開するのかということを度外視して、防衛力を整備していないか。

 オペレーションリサーチを当然自衛隊は実施しているのでしょうが、我が国周辺情勢と周辺国の軍事力近代化、渡洋作戦能力を充分考えているのかということまで、考えて今の装備体系なのか、と考えてしまいます。

 連隊戦闘団、陸上自衛隊の防衛力整備は、第44普通科連隊、第45普通科連隊、第46普通科連隊が整備された当時、連隊戦闘団単位で防衛力を整備し、連隊を増やす際は戦車も火砲も増強していましたから。

 機動戦闘車の性能に文句をつけたいのかと問われれば、機動打撃を発動する手段としては不十分だ、と考えますし、戦争が長期化した場合に隊員を守るには機械化装備が必要である、そしてなにより、やはり、戦車だ。

 10式戦車が近代化改修のために30mmRWS機関砲を無人機対策に搭載する検討が為されているようですが、もちろんこの施策は必要である一方、欧州ではJLTV軽装甲車両にも30mm機関砲を搭載する動きさえあるゆえ。

 機械化装備を増強して、そして、万一の有事の際には長期戦にずるずると引き込まれないような機械化部隊と、そして現代戦では長距離自爆用無人機飽和攻撃が行われる故、低空防空対策強化も必要となります。

 ロシアウクライナ戦争開戦から明日で3年となります、そのために忘れてはならないのは2025年、21世紀の前半も半ばですが、おもったほど1991年のソ連崩壊は融和をもたらさなかったということです。

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【G3X撮影速報】岐阜基地航空祭2024(3)KC-767空中給油輸送機とUH-60J救難ヘリコプター(2024-11-17)

2025-02-22 20:25:52 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■F-15戦闘機の着陸
 来週は小牧航空祭ですね。

 KC-767空中給油輸送機とF-15戦闘機、F-15は岐阜基地の機体ですが、KC-767は小牧基地からの参加です。来週が小牧基地航空祭ですので、この景況をお見逃しのかたは、是非来週小牧へどうぞ。

 F-15戦闘機の着陸、航空自衛隊がF-15戦闘機の最初の1機を導入したのは1981年、けっこう時代が経った印象ですけれども、いまやカタールやインドネシアやシンガポールや韓国が採用している名機だ。

 F-15について思うのは、陸上自衛隊のUH-1のように、延々と独自仕様をライセンス生産し続けて、戦闘機から支援戦闘機に電子戦戦闘機から反撃能力の一端までF-15を製造し続けるべきだったのでは、と。

 UH-2のように、まあ、F-15戦闘機は今、F-15E戦闘爆撃機を起点に改良が続いて、一方で日本ではボーイングがかなり予算超過ながら航空自衛隊仕様の改良型を開発しているという状況があるのですが。

 F-2戦闘機は大いなる遠回りだったのかと問われれば、もちろん当時の政治経済を考えるとF-16を基本とするほかなかったのはわかるのだけれども、KaiをとってF-15Kを90年代に実現できなかったか。

 KC-767空中給油輸送機の機動飛行、これも、岐阜で見たかったけれども見逃した、というかたは是非来週の小牧基地航空祭へお越しください、というところ。さてさて、来週は晴れるのか、まさか雪なのか。

 KC-135のように大量生産された空中給油機が真横にありながら、専守防衛という厳しい防衛政策の制約からなかなか空中給油輸送機というものを自衛隊が配備できなかった、考えるとこれ凄い昔話なのですね。

 KC-46A空中給油輸送機の配備が美保基地で順調に進んでいますので、航空自衛隊は給油機を増強する方針ですし、もしかすると、入間基地にも配備され輸送機と給油機の混成部隊が基本になるのだろうなあ。

 UH-60J救難ヘリコプターによる救難飛行展示の始まり。順光の撮影位置である正門側の南側会場ですが、航空祭のメインの展示は北側ですので、この南側地区での撮影の難点は、救難飛行展示が、遠いということ。

 U-125救難機の廃止が進んでいるため、今後はUH-60Jだけで救難飛行を展開しなければならないのですが、無人機を支援に充てるという話もあるそうですから、この点はもう少し進めて欲しいようおもう。

 MQ-9無人機でも救難航空部隊へ配備されるようになりましたら、仮に救難飛行を妨害する勢力があった場合でもMQ-9ならば刈り取ってしまうことも出来、また長時間にわたり捜索を継続できるという利点が。

 航空祭はこんな感じで展開しています。岐阜基地航空祭はブルーインパルスが来なかったので混雑はありませんでしたが、参考までに来週の小牧基地航空祭は、ブルーインパルスで賑やかになるのかもしれません。

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【G3X撮影速報】今津駐屯地創設72周年記念行事(6)戦闘中隊と偵察中隊の訓練展示(2024-09-21)

2025-02-20 20:24:45 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■状況開始!
今津駐屯地祭の訓練展示が始まりました。

FH-70榴弾砲が空包射撃を行います、FH-70榴弾砲は日本が479門も大量導入した火砲ですが、火砲の性能向上はこの40年間比較的停滞気味で特科情報装置の性能向上に各国が取り組んでいる中、まだまだ使える装備ですが世界中で一気に退役が進んだ装備だ。

軽装甲機動車の展開、大量配備され陸上自衛隊の象徴的装備となったこの装備ですが、思えばもう25年近く開発から時を経ていまして、いまや軽装甲車両といっても世界では96式装輪装甲車よりも重い車両が軽装甲車両を名乗るという何とも凄い時代に。

ハーケイかイーグルⅣかという後継者選定が進んでいますが、軽装甲機動車は小型APC的な設計となっていたものの、偵察車輛と騎兵車輛的な運用を当初想定していながら結局小さすぎるAPCという標定を点けられてしまい、後継者が1:1で配備されるかは。

16式機動戦闘車が空包射撃を、撮影に二台のカメラを並列に繋いだため、二台のカメラの内の一眼レフをメインカメラとして構えていた事もありまして、ちょっとずれてしまい、フレームに車体全部を収められなかった。発砲焔も撮影出来ていない。

軽装甲機動車の前進、今度は車体前部がはいらなかったという。ただ、望遠性能が高くてレリーズに対応していて、比較的大きな映像センサーを搭載しているコンパクトデジタルカメラと云いますとこのG3Xしかないので、まあ、壊れるまで使いますよ。

騎兵車輛的に乗車戦闘を行う前提でもともと、一個班を3両に分けて分散戦闘を行う構想でしたが、それでは普通科の、全ての地形と気象を克服する、という運用に適合しない為、こんな感じで下車戦闘へ。いっそ、銃座から一人で運転できるようになっていればと思う。

機動戦闘車の支援と共に前進する、ただ、偵察戦闘大隊は戦闘中隊と偵察中隊に分けていますが、偵察中隊に偵察戦闘車が導入されたならば、戦闘中隊の16式機動戦闘車と混成運用に切替えて3個偵察戦闘中隊に切替えた方が、連携に対応するようにも。

16式機動戦闘車、この種の車両として先駆者であったイタリアではその鏑矢であるチェンタウロ装甲偵察車が改良型で120mm砲を備えるチェンタウロ2に置換えが始まると共に、イタリアはこのほどレオパルト2A8戦車やKF51パンター戦車大量導入を発表した。

発砲!、空包射撃です。むかし74式戦車の空包射撃をPowerShotG16で撮影した際に発砲焔が映り込んで感動したものですが、G3Xでは、まあ、74式戦車実弾射撃の発砲焔は遷り込んだことが有りましたけれども、16式機動戦闘車は、気を長く追いましょう。

戦闘中隊の前進。この装備、自衛隊では戦車の代替ではないと位置づけていますが、戦車配備の偏重という状況、訓練体系等を考えますと、装備体系は一つの種類に、つまり甲師団と乙師団の頃の編成が、正解だったような気がするのですよね。

機動打撃発動、というところなのでしょうか。この装備が数が揃ってこいたところでM-10ブッカー装甲機動砲が開発されまして、重量の面でC-2輸送機に搭載する事が可能というようにみえてきますと、機動戦闘車の装軌型というものもありえるのかなあ。

MCV,16式機動戦闘車の強みはスラローム射撃という能力なのですが、現代の対戦車ミサイルや無人機攻撃をも凌駕できるような、そんな機動力の改良型を開発するか、装甲防御を高めるべきなのかは、この数年間で決着せねばならない論点でしょう。

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【G3X撮影速報】バーデンヴュルテンベルクF222日本寄港(1)東京港にドイツ海軍のフリゲイト(2024-08-22)

2025-02-16 20:00:35 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■東京にドイツ艦
 空母カブールの話題がひと段落しましたので。

 ヴァーデンヴルテンブルク、ドイツ海軍が誇る水上戦闘艦です。こういいますのも、ドイツ海軍は第二次世界大戦の敗戦後、満載排水量3000t以上の大きさを持つ水上戦闘艦建造が周辺国、特にフランスとベルギーやオランダから制限されていまして。

 3000t上限といいますと、日本では、あまつかぜ、たかつき型あたりが引っかかる大きさ、基準排水量ではなく満載排水量ですので、やまぐも型、みねぐも型でも引っかかるところなのですけれども、こうした制約がありました。

 ビスマルク号を撃沈せよ、という映画がありましたし、戦艦シュペー号の最後、という映画もありましたので、この影響、というわけではないんどえすが、ヴェルサイユ条約で第一次世界大戦後制限した歴史があったのですけれども。

 グラーフシュペーなどが一番の例なのかもしれませんが、ヴェルサイユ条約での厳しい制限でもあれだけの海軍を、途中から条約を破棄したことも含め軍需産業基盤の再生を周辺国が恐れていたということなのかもしれません。

 Uボート、ドイツ海軍といえば潜水艦脅威も大きかったわけでして、そう、潜水艦建造についても、ドイツ海軍が保有する潜水艦の大きさは極端に制限されていて、U-207型とかU-205型とか、水中排水量500t規模がほぼ上限であった。

 U-209型潜水艦など1200tの潜水艦が建造されていますが、ご承知の通りこちらは輸出用、韓国海軍などが導入して、最近はライセンス生産したものが第三国に売られているという状況があるのですけれども、自国用は小型のものでして。

 3000t制限というのは早い時期に取り払われましたので、アメリカ海軍のチャールズアダムス級ミサイル駆逐艦を原型としたリッチェンス級ミサイル駆逐艦が導入されまして、これなんかは完全に3000tのくびきをこえたといえるものですが。

 リッチェンス級駆逐艦は、性能面では充分世界中に展開できるものでした、大きさとしては護衛艦たちかぜ型ミサイル護衛艦と同程度ではあるのだけれども、かつて世界中に艦隊を派遣したドイツ海軍の末裔としては、というかんじ。

 ドイツ海軍はいくつかの水上戦闘艦を設計していまして、いや、輸出型フリゲイトとしてオーストラリア海軍のアデレード級フリゲイトを筆頭に輸出艦として成功しているのですが、世界規模の行動を念頭としたものかと云いますと。

 アデレード級を一例にあげましたが、あちらはそれこそ満載排水量3600tとなっていまして、はつゆき型護衛艦よりも小型です。アデン湾海賊対処任務に派遣する際に、大きさが不十分であるとして対象外となったのが、はつゆき型ですから。

 ヴァーデンヴルテンブルク、問題は世界規模で運用できる大型艦を購入できる国というのがそれほどなく、導入できる大国は自国の造船所で建造してしまう事例が多い。このためにドイツでの水上戦闘艦設計は、右往左往することとなる。

 世界規模での任務、3000tの制限が取り払われた背景には、ドイツ海軍の欧州安全保障への貢献、ようするにカネもってるんだからおまえも軍艦つくって中東沖に派遣しろ、という圧力があったためで、そのために建造はひつようなのでした。

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【G3X撮影速報】富士学校開校70周年富士駐屯地祭(8)本州で戦車を視られる例外的な場所(2024-07-21)

2025-02-15 20:24:32 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■富校70周年祭
 富士学校開校70周年も今回でいよいよ最終回です。

 富士学校記念行事はこうして訓練展示まで終了しました。機動戦闘車が戦車を置き換える流れが加速するとともに、今後更に自衛隊の戦車を見ることは、九州の例外的な駐屯地と北海道以外では難しく、こと本州では、更に難しく。

 本州で戦車を見られるのは、富士学校と、駒門と、あとは滝ヶ原は来るのでしょうか、武器学校でもみられるかもしれませんが、あちらは教材としてですので戦車をみようとすると、本州では非常に難しくなるということ。

 機動戦闘車、装輪式ではなく装軌式の機動戦闘車、戦闘重量をアメリカのM-10ブッカー機動砲の40t程度に抑えた装備を開発してくれるならば、戦車の代わりになるのはもしれないとは思う。増加装甲をつけると45tくらいで。

 戦車というものの重要性を考えるのは、この装備が全くの専守防衛用の、つまり上陸してきた敵を踏み潰すという、上陸されなければ使わないという、日本の憲法と合致する専守防衛に適合した装備であるためなのですが。

 反撃能力整備というもので代替できるのかと云えば、もちろん、日本が国民の支持を受けて通常兵器以上のものを持つ覚悟があれば、軍事合理性には合致するかもしれないと、理解は示すのですが、実際にはこの措置は理外だ。

 限定戦争と全面戦争というものがあり、キタチョウセンのように意気軒昂に、わが領土をイチミリでも侵すならば全面的で無慈悲かつ非情な全面戦争に云々、となるのでしょう、それは全面戦争の口実を探すかブラフでしかない。

 島嶼部防衛など、日本が想定するのは東京の国家指揮中枢が蒸発するか否かという全面戦争では無く、領土の末端で生じる地域紛争です。反撃能力は、北海道や沖縄の方には悪いですが、離島攻撃の反撃に北京やモスクワを叩くのは。

 全面戦争の口実を探すならば、つまり先に相手国の首都を叩くための平和以上にブッシュ政権のような自衛権の先制公使という論理ならばあり得るのかもしれませんが、まさかそんなアイクの大量報復戦略を今行えるわけも無い。

 戦車はそういった意味で、限定戦争に対しての抑止力であり、また、戦争の本質である、ひとの服従の強要、という概念を理解するならば、有事に際して民心を安定させるために、陸上の防衛の頑強盤石を具現化する手段ともいえる。

 海軍を持たない国家はあっても陸軍を持たない国家はない点がこの現実を端的に示している。また、日本は人口増加が大きく人命を潤沢に消費できる、現実などは異世界の話で、少子高齢化という現実をみなければなりません。

 戦車部隊というものは、専守防衛という国情と、少子高齢化という現実と、限定戦争への抑止力という概念と、こうした諸々のものに適合する装備体系であるという点から、減らしすぎている現状には、危機感を覚えるのですね。

 戦車、こうした装備品と共に陸上防衛というものを間近に感じられる、また今や多くの情報が行きかっていますので、こうしたなかで我が国陸上防衛力の位置づけをもう少し考えられる場所が増えれば、と思うのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【G3X撮影速報】カブールC550-CAVOUR日本初寄港(7)全通飛行甲板型艦艇の大きなポテンシャル(2024-08-22)

2025-02-13 20:01:01 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■パワープロジェクションシップ
 横須賀にて。

 横須賀基地の空母カブール入港、カブール、ハリアー運用を前提としているとともにF-35B戦闘機運用に対応している航空母艦。軍艦は長期にわたり運用することから設計に際して遺漏の内容にといわれるものです。

 カブールについては、設計当時には現在のロシアウクライナ戦争を想定する前の段階ではありましたが、当時は従来型の戦争よりもテロとの戦いを念頭としていた時代ですので、カブールも用途は色々云われて。

 人道支援任務や災害対処、不思議に思えるのはカブールと同時期に設計された全通飛行型甲板を有する艦艇は、日本のいずも型、イギリスのクイーンエリザベス級、フランスのミストラル級などが挙げられるのですが。

 パワープロジェクションシップ、戦力投射艦という、その国からの遠隔地域への作戦能力投入基盤となることが盛り込まれ、結果、多くの場合はF-35B戦闘機の運用が可能となっている点なのかもしれません。

 F-35B戦闘機、垂直離着陸さえ可能な第五世代戦闘機で、開発は難航し大丈夫なのかと言われたものですけれども、いまのところ各国が現実的に調達できる唯一の第五世代戦闘機がF-35となっていまして。

 かがF-35B戦闘機運用能力付与、日本の視点から見ていますと、2024年に、撮影したいと熱望していた知り合いの方が見事、防衛省の艦上報道公開に映っていたけれども、大きな出来事といえました。

 全通飛行甲板型艦艇の大きなポテンシャルは、航空機を置き換えることで様々な能力に対応することなのだろうなあ、それは設計の時代を超えて情勢が変化しても、艦載機により対応できることにあるのやも。

 SH-60KやSH-60L哨戒ヘリコプターを搭載することで、SH-60は輸送任務にも救急搬送任務にも対応する哨戒ヘリコプターですが、効率性はさておき、多用途性能に対応していることは確かなのですよね。

 V-22可動翼機もF-35B戦闘機も搭載できるので、情勢がどのように変化しようと艦載機の航空隊編成を切り替えるだけでどのような事態にも概ね対応できる、長期間の展望に資する艦艇だと思うのです。

 いずも型と比較しまして、一方で思うのは、いずも型はステルス性を過度に重視した、厳しい周辺情勢に対応する設計となっていますが、カブールはデッキなど、使いやすさを相応に想定している。

 ステルス性の重要性は理解できるのですが、デッキ設計などはもう少しハンドリングを考慮していても良かったのかと思う一方、やはり生存性を考えた場合はステルス性が重要なのか、とも考えて理解します。

 イタリア海軍艦の日本親善訪問、なかなかみることのできない最新鋭艦を見られるとともに、こうした欧州と極東の情勢が艦艇建造にどう影響しているのかも、端的に見られ、興味深いのですね。

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【G7X撮影速報】桂駐屯地創設70周年記念行事(1)京都市内唯一の駐屯地祭(2024-12-01)

2025-02-09 20:25:48 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■桂駐屯地祭
 M-5特報紹介以来時間がかかってしまいましたが。

 桂駐屯地、京都市唯一の自衛隊駐屯地であり中部方面隊の一大後方拠点となっています。中部方面後方支援隊主力が駐屯していまして、その広大な駐屯地はJR東海道本線からも阪急京都本線からも真横にみえまして、それほどに広大な駐屯地という。

 12月1日に開催されました桂駐屯地創設記念行事、M-5速報を掲載しましたからだいぶん間が開いてしまいましたが、いまの厳冬、という季節から十二月の行事を思い出しますと、紅葉の季節はいよいよ終盤という、秋らしささえみえて、12月なのに。

 式典会場へ入場、後方支援部隊と云うことでさまざまな職種の部隊が参加していまして、ただ、中部方面隊の管区の広さを考えますと、予備自衛官主体でも後方支援団か、戦闘支援団というようなこれよりも更に大きな部隊があってしかるべきなのかな、とも。

 京都市内にここまで大きな広大な駐屯地というのは、想像できないところがありまして、倉庫区画を含めて、京都御所や二条城よりも遙かに広そうな、そんな印象でみていますが、ここに青空を背景として見上げますと、駐屯地祭日和という感じが広がる。

 国旗入場、起立して迎えます。桂駐屯地、広大な駐屯地ですが、駐屯している部隊の規模はそれほどではありません、兵站部隊の駐屯地というのはそういう意味でもあるのですけれども、こうしたなかでトラロープで確実な安全管理が図られ。

 旗の敬礼動作とともに国旗入場、式典会場のグラウンドは、これで千僧駐屯地よりも広いのですが、守山駐屯地と同じくらい、というところでしょうか、もう少し広いかもしれません、此処に敬礼のきびきびした動作の雰囲気が広がってくるのです。

 巡閲!、吉岡正孝1佐、中部方面後方支援隊長は前の補職が陸上総隊司令部後方運用部長、そして観閲部隊指揮官を務める粟田博文1佐は輸送学校教育部長が前の補職となっています、これこそ戦闘を支える兵站幹部、という感じの補職というかんじ。

 吉岡駐屯地司令、この紫紺色の制服も見慣れてきたものです、初めて見ましたのは第12旅団祭でしたか、今日は妙に消防団の型の参加が多いなあ、と観閲台裏側にあつまっている方々を見て思ったものですけれど、それが新制服を初めて見た感想です。

 後方支援部隊の行事で、十二月とは思えない晴れ晴れとした、気温もひくく無く高くなくです馬らしい一日の始まりだったのです。ここに、戦車部隊でも配備されていればなあ、と思ったりしたのは、まあ、個人的な感想なのですけれどもね。

 指揮官訓示、そして背景に見えていますのは阪急京都本線、ここで京とれいんでもは知ってこないかと、訓示の内容が耳に入ってこないというのが、北大路機関的な自衛隊行事の撮影なのかもしれません、先日も自衛隊より近鉄、南海が気になっていた。

 桂駐屯地ですが、今回難しいのは、京都市内だしということで脚立を用意してこなかったのですが、安全管理の隊員さんがかなりの密度で林立していますので、これ、観閲行進の時に撮影するのがちょっと難しそうだなあと思ったりします。

 佐藤代議士の祝辞です。この佐藤節というのを定期的に聞かないと、体調が悪くなるというところ。今日などは日曜朝の討論番組や情報番組にて日米首脳会談の話題を解説されていましたが、これは自衛隊行事閑散期ゆえというところでしょうかね。

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