■防衛情報-ウクライナ情勢
機械化装備の計画的な備蓄を行わなければという一例か。
ロシア軍はT-80戦車等を含む30両以上の機械化車輛による攻撃をハリコフ州において実施した、ISWアメリカ戦争研究所う1月24日付ウクライナ戦況報告によれば、ハリコフ州のウクライナ軍旅団報道官の発言として紹介、ウクライナ軍はこの攻撃を撃破したとのこと。ロシア軍は攻撃準備に一ヶ月以上を要したようですが、この規模の攻撃は珍しい。
T-62など旧式戦車ではなくこの攻撃には近代化改修を受けたT-80戦車も含まれていたという。一方、ロシア軍はライマン方面においては歩兵突撃を多用しており、4名程度の歩兵を多方向から絶え間なく突入させる運用を採っており、一方でその結果、ロシア軍の歩兵被害は多大な規模になっているともISW報告は付け加えています。
シヴェルスク方面においては、ロシア軍は23日、民間車両やオートバイ40両以上による攻撃を実施したとしています。ポクロフスク戦線について、ロシア軍は包囲機動をとっていたポクロフスクを、このところ北方と南方から迂回しようとしているとのこと。ただ、迂回するいっぽうで、市街地に対する火砲やミサイルによる攻撃も実施しているという。
戦域全般の状況として、ロシア軍はスジャ北西地域と南方地域で前進、チャシブヤール南方地域で前進、クラホヴェ南西地域で前進、ヴェリカノヴォシルカ東部と中央部で前進、トレツク西方において前進、多大な死傷者を出していますが、そして距離ではわずかではあっても後退していないという点は重要なのかもしれません。
ウクライナ軍は23日から24日にかけ、大規模な無人機攻撃を実施、攻撃目標は石油精製施設と軍需工場であり、ブリャンスク市内の電子工場、リャザン市内の石油精製視閲、リャザン市内の石油パイプ関連施設等を攻撃したとのこと。一方で、ロシア軍はこの日、121機のウクライナ軍無人機を撃墜したと発表しています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
機械化装備の計画的な備蓄を行わなければという一例か。
ロシア軍はT-80戦車等を含む30両以上の機械化車輛による攻撃をハリコフ州において実施した、ISWアメリカ戦争研究所う1月24日付ウクライナ戦況報告によれば、ハリコフ州のウクライナ軍旅団報道官の発言として紹介、ウクライナ軍はこの攻撃を撃破したとのこと。ロシア軍は攻撃準備に一ヶ月以上を要したようですが、この規模の攻撃は珍しい。
T-62など旧式戦車ではなくこの攻撃には近代化改修を受けたT-80戦車も含まれていたという。一方、ロシア軍はライマン方面においては歩兵突撃を多用しており、4名程度の歩兵を多方向から絶え間なく突入させる運用を採っており、一方でその結果、ロシア軍の歩兵被害は多大な規模になっているともISW報告は付け加えています。
シヴェルスク方面においては、ロシア軍は23日、民間車両やオートバイ40両以上による攻撃を実施したとしています。ポクロフスク戦線について、ロシア軍は包囲機動をとっていたポクロフスクを、このところ北方と南方から迂回しようとしているとのこと。ただ、迂回するいっぽうで、市街地に対する火砲やミサイルによる攻撃も実施しているという。
戦域全般の状況として、ロシア軍はスジャ北西地域と南方地域で前進、チャシブヤール南方地域で前進、クラホヴェ南西地域で前進、ヴェリカノヴォシルカ東部と中央部で前進、トレツク西方において前進、多大な死傷者を出していますが、そして距離ではわずかではあっても後退していないという点は重要なのかもしれません。
ウクライナ軍は23日から24日にかけ、大規模な無人機攻撃を実施、攻撃目標は石油精製施設と軍需工場であり、ブリャンスク市内の電子工場、リャザン市内の石油精製視閲、リャザン市内の石油パイプ関連施設等を攻撃したとのこと。一方で、ロシア軍はこの日、121機のウクライナ軍無人機を撃墜したと発表しています。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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