■防衛情報-ウクライナ戦争
緒戦で航空優勢を確保出来る様な戦闘機部隊を平時から整備し且つ脅威に対応できる質と量を維持する必要性を感じますね。
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NATOからのウクライナ防空装備支援が強化される模様です。これはISWアメリカ戦争研究所が6月11日に発表したウクライナ戦況報告によるもので、ドイツのショルツ首相とエストニア国防省が中心となって防空能力強化を行い、先ずエストニアは多くはない装備在庫から貴重なミストラルMANPADSを供与すると発表しました。
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ドイツのショルツ首相は4月に表明し具体化していなかったペトリオットミサイルの供与をウクライナ復興会議の席上において改めて供与するとし、更にIRIS-T防空システムとゲパルト自走高射機関砲を数週間から数か月のうちに供与すると表明、また11日付ニューヨークタイムズ紙はアメリカのバイデン大統領も防空強化支援を表明した、と。
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アメリカは新たなペトリオットミサイルシステムを供与するとし、匿名の高官発言として現在ポーランドに配備されているものであれば数日以内に移送する事が可能であるとしました。ロシア軍は前線への航空攻撃強化と市街地無差別ミサイル攻撃を実施しており、ウクライナの防空リソースが分散、そして深刻なミサイル不足に見舞われています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
黒海艦隊は隠れる場所がなくなった故の運用ということなのでしょうか。
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ロシア海軍はノヴォロシースク基地から黒海艦隊の移動を開始した、ISWアメリカ戦争研究所6月6日付ウクライナ戦況報告によれば、少なくとも8隻の艦艇が移動している事が衛星画像解析により判明しており、単独行動の艦艇を含めればノヴォロシースク基地から移動しているのは11隻にのぼるとのこと。一部はクリミアへ向かっている。
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黒海艦隊のノヴォロシースク基地出航艦は、キロ級潜水艦2隻、ブーヤンM級ミサイルコルベット2隻、ワシリーブコフ級哨戒艦2隻、アレクサンドリット級掃海艇、ナヌチャ級掃海艇2隻、タピール級揚陸艦、ロプチャー級揚陸艦複数とのこと。これはセヴァストポリ基地を出たもののノヴォロシースク基地も安全ではない事を示す可能性が。
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ノヴォロシースク基地へはウクライナ海軍USV無人艇の作戦圏内となっており、クリミア半島はウクライナ軍ATACMS攻撃の懸念はありますが、ロシア軍防空部隊も配備されています。一方、5月29日にケルチ海峡で軍需輸送を担うフェリーが撃沈され、黒海艦隊揚陸艦は護衛を受けクリミア半島兵站支援に充てられるとも推測できるようです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
緒戦で航空優勢を確保出来る様な戦闘機部隊を平時から整備し且つ脅威に対応できる質と量を維持する必要性を感じますね。
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NATOからのウクライナ防空装備支援が強化される模様です。これはISWアメリカ戦争研究所が6月11日に発表したウクライナ戦況報告によるもので、ドイツのショルツ首相とエストニア国防省が中心となって防空能力強化を行い、先ずエストニアは多くはない装備在庫から貴重なミストラルMANPADSを供与すると発表しました。
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ドイツのショルツ首相は4月に表明し具体化していなかったペトリオットミサイルの供与をウクライナ復興会議の席上において改めて供与するとし、更にIRIS-T防空システムとゲパルト自走高射機関砲を数週間から数か月のうちに供与すると表明、また11日付ニューヨークタイムズ紙はアメリカのバイデン大統領も防空強化支援を表明した、と。
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アメリカは新たなペトリオットミサイルシステムを供与するとし、匿名の高官発言として現在ポーランドに配備されているものであれば数日以内に移送する事が可能であるとしました。ロシア軍は前線への航空攻撃強化と市街地無差別ミサイル攻撃を実施しており、ウクライナの防空リソースが分散、そして深刻なミサイル不足に見舞われています。
■防衛情報-ウクライナ戦争
黒海艦隊は隠れる場所がなくなった故の運用ということなのでしょうか。
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ロシア海軍はノヴォロシースク基地から黒海艦隊の移動を開始した、ISWアメリカ戦争研究所6月6日付ウクライナ戦況報告によれば、少なくとも8隻の艦艇が移動している事が衛星画像解析により判明しており、単独行動の艦艇を含めればノヴォロシースク基地から移動しているのは11隻にのぼるとのこと。一部はクリミアへ向かっている。
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黒海艦隊のノヴォロシースク基地出航艦は、キロ級潜水艦2隻、ブーヤンM級ミサイルコルベット2隻、ワシリーブコフ級哨戒艦2隻、アレクサンドリット級掃海艇、ナヌチャ級掃海艇2隻、タピール級揚陸艦、ロプチャー級揚陸艦複数とのこと。これはセヴァストポリ基地を出たもののノヴォロシースク基地も安全ではない事を示す可能性が。
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ノヴォロシースク基地へはウクライナ海軍USV無人艇の作戦圏内となっており、クリミア半島はウクライナ軍ATACMS攻撃の懸念はありますが、ロシア軍防空部隊も配備されています。一方、5月29日にケルチ海峡で軍需輸送を担うフェリーが撃沈され、黒海艦隊揚陸艦は護衛を受けクリミア半島兵站支援に充てられるとも推測できるようです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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F-16の引き渡しが引き金になるのでしょうか。
ところで、ノヴォロシースク基地からどこの基地に徹底してるのでしょうか?