ラファール到着
茨城県百里基地の上空に聞きなれないエンジン音と共に鋭利だが鏃のような優美さを兼ね備えた機影がさっとさしこんだ。
ラファール戦闘機、日仏共同訓練のために百里基地へ到着しました。二機のラファール、当初計画では4機が日本に展開する計画でしたが諸般の事情から先に豪州のほうへ向かった、ということでして、戦闘機よりも支援機の方が多いという今回の来日となった。
ダッソー社の考えぬいたこの機体形状、流線の独特というこの組み合わせは優美という評価がふさわしいもの、日本にはないといいますかアメリカも、つまり環太平洋地域の設計にはない、いちどみたらわすれない、そんなラファールの印象です。
F-35戦闘機が採用される直前のファンボローに日本のテレビメディアが取材にいったところ、航空専門誌の記者もカメラマンも編集もおおくがラファールの前にあつまっていたので、これがF-35ですか、と勘違いさせてしまったのはいちぶでゆうめいな。
百里基地、航空祭では撮影に行きましたが、この基地の外がわ、茨城空港から外来機を撮影するのはインドのフランカーが展開していらいといいまして、実は二回目です。だから、てっきり南側から滑走路にアプローチするものだとおもっていたのですが。
フランカー来日のときには冬で北風の季節であったものですから南側からアプローチしていて、着陸する様子をしっかり撮影できたのですが、そうか、こういうのは場数を踏まないと実感できない、撮影位置はここが最適ではなかったのですけれども。
A-400M輸送機とA-330-MRTT空中給油輸送機も続々と着陸してきます、いや、ちょっとまえにC-2輸送機が着陸してきまして、そうかここは日本の基地なのだなあ、と実感するのですが、ここまで海外の、といいますか国際色豊かな飛行場になるとはなあ。
インド空軍来日のさいに、こんどはフランスからラファールでもこないかなあ、といったのはその少し前に新田原基地にフランス空軍戦闘機初来日、としてラファールが展開していましたから期待したのですが、あれが2023年1月、ああまだ去年のはなしか。
百里基地は暑かった、そしてアリさんが多かった、というのも撮影していて閉口しました、どこでもよじのぼってきますし、手持ちぶさたでもアリさんを相手につんつんつついて時間をつぶすわけにもいかない、というのはA-400Mだけ到着がおくれていて。
C-2輸送機とA-400M輸送機、開発開始はA-400Mのほうがかなりさきでしたが初飛行は同時期で搭載能力と航続距離がにているものですからよく比較される機体でした、いつか並んでとりたいと思ったらば昨年入間でならんだときき、ちょっと行きたかった、と。
ラファール撮影、感慨深かったのはその優美な形状というよりも、じつおところ声を大にして叫びたいのは、これでもう防衛情報の話題で、ラファールが売れた、という話題を掲載するときにF-2の写真とかでごまかす必要がなくなった、ということか。
F-4なのかF-3なのか。もうひとつ、今回の撮影は茨城空港ファントム広場というF-4とRF-4が並んでいる一角で撮影したのですが、じつはフランスにもF-4がいて、それはマクダネルダグラスF-4ではなくラファールの祭9新型がF-4という、今度調べよう。
千歳基地にはユーロファイターが続々と到着、いっぽう土曜日朝に次の目的地豪州へ向かう予定であったラファールはシステムトラブルで飛行中止になったという話題で、いまいちばん話題というところのラファールの話題を取り急ぎお伝えしました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
茨城県百里基地の上空に聞きなれないエンジン音と共に鋭利だが鏃のような優美さを兼ね備えた機影がさっとさしこんだ。
ラファール戦闘機、日仏共同訓練のために百里基地へ到着しました。二機のラファール、当初計画では4機が日本に展開する計画でしたが諸般の事情から先に豪州のほうへ向かった、ということでして、戦闘機よりも支援機の方が多いという今回の来日となった。
ダッソー社の考えぬいたこの機体形状、流線の独特というこの組み合わせは優美という評価がふさわしいもの、日本にはないといいますかアメリカも、つまり環太平洋地域の設計にはない、いちどみたらわすれない、そんなラファールの印象です。
F-35戦闘機が採用される直前のファンボローに日本のテレビメディアが取材にいったところ、航空専門誌の記者もカメラマンも編集もおおくがラファールの前にあつまっていたので、これがF-35ですか、と勘違いさせてしまったのはいちぶでゆうめいな。
百里基地、航空祭では撮影に行きましたが、この基地の外がわ、茨城空港から外来機を撮影するのはインドのフランカーが展開していらいといいまして、実は二回目です。だから、てっきり南側から滑走路にアプローチするものだとおもっていたのですが。
フランカー来日のときには冬で北風の季節であったものですから南側からアプローチしていて、着陸する様子をしっかり撮影できたのですが、そうか、こういうのは場数を踏まないと実感できない、撮影位置はここが最適ではなかったのですけれども。
A-400M輸送機とA-330-MRTT空中給油輸送機も続々と着陸してきます、いや、ちょっとまえにC-2輸送機が着陸してきまして、そうかここは日本の基地なのだなあ、と実感するのですが、ここまで海外の、といいますか国際色豊かな飛行場になるとはなあ。
インド空軍来日のさいに、こんどはフランスからラファールでもこないかなあ、といったのはその少し前に新田原基地にフランス空軍戦闘機初来日、としてラファールが展開していましたから期待したのですが、あれが2023年1月、ああまだ去年のはなしか。
百里基地は暑かった、そしてアリさんが多かった、というのも撮影していて閉口しました、どこでもよじのぼってきますし、手持ちぶさたでもアリさんを相手につんつんつついて時間をつぶすわけにもいかない、というのはA-400Mだけ到着がおくれていて。
C-2輸送機とA-400M輸送機、開発開始はA-400Mのほうがかなりさきでしたが初飛行は同時期で搭載能力と航続距離がにているものですからよく比較される機体でした、いつか並んでとりたいと思ったらば昨年入間でならんだときき、ちょっと行きたかった、と。
ラファール撮影、感慨深かったのはその優美な形状というよりも、じつおところ声を大にして叫びたいのは、これでもう防衛情報の話題で、ラファールが売れた、という話題を掲載するときにF-2の写真とかでごまかす必要がなくなった、ということか。
F-4なのかF-3なのか。もうひとつ、今回の撮影は茨城空港ファントム広場というF-4とRF-4が並んでいる一角で撮影したのですが、じつはフランスにもF-4がいて、それはマクダネルダグラスF-4ではなくラファールの祭9新型がF-4という、今度調べよう。
千歳基地にはユーロファイターが続々と到着、いっぽう土曜日朝に次の目的地豪州へ向かう予定であったラファールはシステムトラブルで飛行中止になったという話題で、いまいちばん話題というところのラファールの話題を取り急ぎお伝えしました。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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