■世界危機の顕在化に憂慮
2021年度は考えれば凄い時代になりました、第三次大戦の危機ですしWeblog北大路機関は自衛隊行事不足で特撮写真を量産しているのだ。
年度末、今年度も今日で終わりです。毎月何かの自衛隊関連写真を撮影する、これはCIVID-19新型コロナウィルス感染拡大前であれば春は曙、というさなかを四月は駒門駐屯地や相馬原駐屯地祭と練馬駐屯地祭、後半は信太山駐屯地祭で五月は千僧駐屯地に大津駐屯地、と毎月撮影します題材が決まっており、その前提で年次計画を考えたものでした。
COVID-19は色々なものを変えてしまいましたが、行事撮影計画の立案と云うものも日常に戻った際にはいろいろな、例えば交通機関や宿泊ホテルなど、かえてしまっていますので、日常に戻ろうにも基盤が無いところも多いでしょう。例えば横須賀の定宿が廃業しました、首都圏に一泊の際には務めて横須賀に確保した駅前旅館、コロナ影響被り廃業です。
五月などは東千歳駐屯地祭と大久保駐屯地祭が重なりますので今年はどちらにするのか、ゴールデンウィークはのんびり過ごすか思い切って岩国基地まで行くか、そのために確保するホテルをどうするか、などなど考えたものでした。秋は小松航空祭と今津駐屯地祭が重なりますので同日行事には戦車か戦闘機かを迷ったりするのも、風物詩といえたもの。
74式戦車の発砲焔は空包でも迫力がありますので、その様子を訓練展示でいかに収めるかはテーマでしたし、航空祭が行われていた季節にはファントム、航空自衛隊の戦闘機世代交代をどのように見守るかということで構図を考えるのも重要なテーマでした。特に戦車も戦闘機も桜に絡めてとか紅葉とともに撮影する構図をいろいろと研究したものでしたね。
舞鶴サマーフェスタと横田基地日米フレンドシップデイと富士総合火力演習は気候変動が確かに進んでいるぞ、と実感するほどに猛暑に気絶しそうになりながら、おお体重減った、実は脱水症状、そんなもので総火演は夏の季語、とはよく言ったものでした。それも2019年まで、いや2020年は1月の空挺降下訓練始めがありましたけれども。さてあれから。
オミクロン株、多少は致死率が低下したということで欧州や北米などでワクチン接種の進展もあり徐々に日常の回帰という段階を越えて感染対策の終了、こうした施策が進められています。コロナウィルスが季節性ウィルスであるように新型コロナウィルスも冬の呼吸器系季節性感染症へ回帰してゆくのでしょうが、日常はどう戻ってくるのか、どうなのか。
まんえん防止等重点措置解除、こうした見通しがたちましたが、難しいのは感染対策を重点的に行わなくとも許容できる範囲、こうした水準になるものでして、まだまだ感染対策の終了というのは遠い話なのだなあ、こう残念に思ってしまうところです。実際、電車でマスクなしとか無防備に夜行バスで一晩寝て移動、という移動は感染を心配してしまう。
インフルエンザ並、日本では季節性インフルエンザの致死率は0.1%未満となっていますが、実際には0.01%程度まで低くなっているようで、こう考えますとオミクロン株の致死率が低くなったとしても、毎日数百名が死亡する状況が続きますと、どうしても現状は安心して移動や混雑しているところへ探訪というわけにもなかなかゆきません。リスクは感じる。
感染対策で難しいのは、いまのところ感染しますと隔離、濃厚接触でも行動制限と言うことがありますので、がん検査を経て入院が必要という方が、大変だとお見舞いにこられた親戚の方からCOVID-19に感染し、入院不能の手術予定延期、こうした出来事もありまして、オミクロン株か死者数も大変ですが感染したらの行動制限がさらに大変なことという。
収束よりも終息目処が立たず、さりとて感染拡大に任せるままに感染対策を終了するならば医療崩壊という状況は必至です、こうなると収束、つまり感染拡大が収まったということで対策を仮に終了してみますと、すると2022年1月のように再拡大、こうしたものに見舞われる可能性も否定できません。つまりは息苦しい状態が続く。堪えてきたのは確かだ。
ワクチンを二回接種できただけでも2021年度は進歩があったところでしたが、ワクチン接種の少し後にワクチンを無効とするオミクロン株が確認され、ほどせずして日本上陸、そして2021年夏の感染拡大とは比較にならないほどの感染者数をだしているのはご承知の通りですが、人間想像力が必要、新年度は別の緊張に見舞われている。これも先が読めない。
新年度は、今年度にはロシア軍ウクライナ侵攻という、1979年のソ連軍アフガニスタン侵攻や1968年プラハの春チェコスロバキア軍事介入こうしたものが平然と起こった冷戦時代の緊張までいきなり引き戻されたという緊張とともに幕開けする事になりそうです。不確かな時代に入った、いや歴史的には戻ったと表現するべきでしょうか。厳しい時代ですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
2021年度は考えれば凄い時代になりました、第三次大戦の危機ですしWeblog北大路機関は自衛隊行事不足で特撮写真を量産しているのだ。
年度末、今年度も今日で終わりです。毎月何かの自衛隊関連写真を撮影する、これはCIVID-19新型コロナウィルス感染拡大前であれば春は曙、というさなかを四月は駒門駐屯地や相馬原駐屯地祭と練馬駐屯地祭、後半は信太山駐屯地祭で五月は千僧駐屯地に大津駐屯地、と毎月撮影します題材が決まっており、その前提で年次計画を考えたものでした。
COVID-19は色々なものを変えてしまいましたが、行事撮影計画の立案と云うものも日常に戻った際にはいろいろな、例えば交通機関や宿泊ホテルなど、かえてしまっていますので、日常に戻ろうにも基盤が無いところも多いでしょう。例えば横須賀の定宿が廃業しました、首都圏に一泊の際には務めて横須賀に確保した駅前旅館、コロナ影響被り廃業です。
五月などは東千歳駐屯地祭と大久保駐屯地祭が重なりますので今年はどちらにするのか、ゴールデンウィークはのんびり過ごすか思い切って岩国基地まで行くか、そのために確保するホテルをどうするか、などなど考えたものでした。秋は小松航空祭と今津駐屯地祭が重なりますので同日行事には戦車か戦闘機かを迷ったりするのも、風物詩といえたもの。
74式戦車の発砲焔は空包でも迫力がありますので、その様子を訓練展示でいかに収めるかはテーマでしたし、航空祭が行われていた季節にはファントム、航空自衛隊の戦闘機世代交代をどのように見守るかということで構図を考えるのも重要なテーマでした。特に戦車も戦闘機も桜に絡めてとか紅葉とともに撮影する構図をいろいろと研究したものでしたね。
舞鶴サマーフェスタと横田基地日米フレンドシップデイと富士総合火力演習は気候変動が確かに進んでいるぞ、と実感するほどに猛暑に気絶しそうになりながら、おお体重減った、実は脱水症状、そんなもので総火演は夏の季語、とはよく言ったものでした。それも2019年まで、いや2020年は1月の空挺降下訓練始めがありましたけれども。さてあれから。
オミクロン株、多少は致死率が低下したということで欧州や北米などでワクチン接種の進展もあり徐々に日常の回帰という段階を越えて感染対策の終了、こうした施策が進められています。コロナウィルスが季節性ウィルスであるように新型コロナウィルスも冬の呼吸器系季節性感染症へ回帰してゆくのでしょうが、日常はどう戻ってくるのか、どうなのか。
まんえん防止等重点措置解除、こうした見通しがたちましたが、難しいのは感染対策を重点的に行わなくとも許容できる範囲、こうした水準になるものでして、まだまだ感染対策の終了というのは遠い話なのだなあ、こう残念に思ってしまうところです。実際、電車でマスクなしとか無防備に夜行バスで一晩寝て移動、という移動は感染を心配してしまう。
インフルエンザ並、日本では季節性インフルエンザの致死率は0.1%未満となっていますが、実際には0.01%程度まで低くなっているようで、こう考えますとオミクロン株の致死率が低くなったとしても、毎日数百名が死亡する状況が続きますと、どうしても現状は安心して移動や混雑しているところへ探訪というわけにもなかなかゆきません。リスクは感じる。
感染対策で難しいのは、いまのところ感染しますと隔離、濃厚接触でも行動制限と言うことがありますので、がん検査を経て入院が必要という方が、大変だとお見舞いにこられた親戚の方からCOVID-19に感染し、入院不能の手術予定延期、こうした出来事もありまして、オミクロン株か死者数も大変ですが感染したらの行動制限がさらに大変なことという。
収束よりも終息目処が立たず、さりとて感染拡大に任せるままに感染対策を終了するならば医療崩壊という状況は必至です、こうなると収束、つまり感染拡大が収まったということで対策を仮に終了してみますと、すると2022年1月のように再拡大、こうしたものに見舞われる可能性も否定できません。つまりは息苦しい状態が続く。堪えてきたのは確かだ。
ワクチンを二回接種できただけでも2021年度は進歩があったところでしたが、ワクチン接種の少し後にワクチンを無効とするオミクロン株が確認され、ほどせずして日本上陸、そして2021年夏の感染拡大とは比較にならないほどの感染者数をだしているのはご承知の通りですが、人間想像力が必要、新年度は別の緊張に見舞われている。これも先が読めない。
新年度は、今年度にはロシア軍ウクライナ侵攻という、1979年のソ連軍アフガニスタン侵攻や1968年プラハの春チェコスロバキア軍事介入こうしたものが平然と起こった冷戦時代の緊張までいきなり引き戻されたという緊張とともに幕開けする事になりそうです。不確かな時代に入った、いや歴史的には戻ったと表現するべきでしょうか。厳しい時代ですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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