■ビルマ戦線の記憶
なんとか北部被災地域に救援を出せないものかと各国救援が思ったほど届いた報道が無く、かこの日本の歴史を俯瞰するとどうしてもこう思ってしまうのですね。

マンダレーが震源地ならば隣接するザガインまではシッタン河を舟艇で遡上して行けば比較的被害の少ない地域から道路網に関係なく展開できるのではないか、スミエイやメイミョウなど政府軍の支配地域の外に対してもイワラジ河からミンゲ河に進出するならば、流れはあるが淀川や木曽川ほど急流ではないのだから遡上できなくはないはずだ。

イワラジ河を遡上するならばザガインまで進出できる、そこから合流点を遡上するならばチンドウィン河を遡上してミイトキーナ北方まで出る事が可能はなずだ。エナンジョン油田がイワラジ河河畔にあったのだし河川輸送は道路輸送と並んで重要水路なのだから、海上自衛隊の交通船でも充分遡上できるはず、こんなはなしをきかされまして。

US-2飛行艇ならば飛行場が使用不能であっても北部のメイクテーラ湖に展開できるはずであるし、そもそもメイクテーラ周辺には旧飛行場が3カ所あったのだからC-130Hのような戦術輸送機ならば展開は可能であるはずだ、アラカン山系があるからベンガル湾のアキャブ方面からマンダレーやラシオやミイトキーナまでは進出は逆に難しい。

龍安寺はじめ京都にはインパール作戦の慰霊碑やビルマ戦線戦死者の慰霊碑がかずおおくありまして、戦後80年という時代ではありますが、ビルマ戦線ではイギリス軍と戦う帝国陸軍兵士たちを多くの住民が食べ物などを供給して支えてくれた歴史があり、学校の平和学習ではそこまで踏み込まずとも、昔話を集めますとこういう話が出来るという。

ミャンマー地震、3月28日発災以来、内戦中のミャンマー故に支援が届かない状況が報じられていますが、4月10日付NHK報道によればミャンマー空軍が地震発生後、空爆を90回以上実施したというものがあり、ミャンマーはロシア製Su-30戦闘爆撃機を装備しています。こうした状況みると、難しい実情でも人道支援ができないか、考えてしまいます。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
なんとか北部被災地域に救援を出せないものかと各国救援が思ったほど届いた報道が無く、かこの日本の歴史を俯瞰するとどうしてもこう思ってしまうのですね。

マンダレーが震源地ならば隣接するザガインまではシッタン河を舟艇で遡上して行けば比較的被害の少ない地域から道路網に関係なく展開できるのではないか、スミエイやメイミョウなど政府軍の支配地域の外に対してもイワラジ河からミンゲ河に進出するならば、流れはあるが淀川や木曽川ほど急流ではないのだから遡上できなくはないはずだ。

イワラジ河を遡上するならばザガインまで進出できる、そこから合流点を遡上するならばチンドウィン河を遡上してミイトキーナ北方まで出る事が可能はなずだ。エナンジョン油田がイワラジ河河畔にあったのだし河川輸送は道路輸送と並んで重要水路なのだから、海上自衛隊の交通船でも充分遡上できるはず、こんなはなしをきかされまして。

US-2飛行艇ならば飛行場が使用不能であっても北部のメイクテーラ湖に展開できるはずであるし、そもそもメイクテーラ周辺には旧飛行場が3カ所あったのだからC-130Hのような戦術輸送機ならば展開は可能であるはずだ、アラカン山系があるからベンガル湾のアキャブ方面からマンダレーやラシオやミイトキーナまでは進出は逆に難しい。

龍安寺はじめ京都にはインパール作戦の慰霊碑やビルマ戦線戦死者の慰霊碑がかずおおくありまして、戦後80年という時代ではありますが、ビルマ戦線ではイギリス軍と戦う帝国陸軍兵士たちを多くの住民が食べ物などを供給して支えてくれた歴史があり、学校の平和学習ではそこまで踏み込まずとも、昔話を集めますとこういう話が出来るという。

ミャンマー地震、3月28日発災以来、内戦中のミャンマー故に支援が届かない状況が報じられていますが、4月10日付NHK報道によればミャンマー空軍が地震発生後、空爆を90回以上実施したというものがあり、ミャンマーはロシア製Su-30戦闘爆撃機を装備しています。こうした状況みると、難しい実情でも人道支援ができないか、考えてしまいます。
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