北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-祇園四条,八坂神社前でいにしえの珈琲を静かに豊かに

2024-11-19 07:01:51 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 真夏と秋が熱すぎる京都でも冬は当たり前ですが底冷えに冷え込み寒いのが現実というもの。

 寒い一日、冬時などはそれでも休息の為にゆったりと時間を過ごす際にアイスコーヒーで冷たさをたっぷりとした暖房の豊かな余裕の中で愉しむといいますか嗜むところがあるのですけれども、それ以上に寒くなる際には、熱いコーヒーを啜りたくなる時もあります。

 八坂神社前のカトレアさん、ここは、本格的な引き立ての馥郁たる香りの珈琲と、なぜかしかし焼うどんが軽食にしれと加わっていて、まあしかし四条通の街行く人をさりげなく眺めながら、ここは異空間なのだ珈琲を愉しむだけの、という時間を過ごせるお店でして。

 いにしえブレンド、という。このお店は写真を撮る事をマスターさんが歓迎してくれない、それこそ珈琲に集中する為のお店なのですけれども、ほぼ誰もいない時間帯に基本的に店内を映せない窓際の角度に限ってお願いして撮る事が出来たのですが、こんなかんじで。

 珈琲の湯気立つ通り、それは外の寒さが暖房でも覆い隠せぬほどの寒波を物語るところなのですけれども、確かに、こういう雰囲気ではカメラよりも文庫本でも取り出して、ちょっと気分転換したいところで、そう、ここは基本的に防犯カメラさえ無い情報の静けさ。

 酸味が強いなあ、と思いつつも、お店の中に鎮座する様に井戸がありまして、いや別に注文の都度に釣瓶を落として清冽な井戸水をくみ上げている訳ではないのですけれど、水の違いといいますか、地下水なのか琵琶湖経由の水道水なのか、という趣の違いを嗜む。

 軽食を挟まない珈琲って、まじめな飲み物なのですよね。ふとそんな事を想う、いやチョコレートのひとかけらやビスケットの類を友としたい印象がなにはないのですが、それでも珈琲単体という嗜み方は、苦味の酸味のお店の個性と真摯に向き合えるような錯覚に。

 カトレアさん。多分このお店の前を通ったは多いと思うけれども、祇園や先斗町のほうに通過する方が圧倒的な中で、しかし混雑していない喫茶店で、ちょっと、ふっと、ほっと、というような一時を珈琲と共に愉しむのは、日常の中に確かな香りの一時を感じられます。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-京都駅近鉄名店街,お好み焼きはビールから始まりハイボールへ

2024-11-17 18:11:15 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 東京は勿論のこと舞鶴へも呉へも新幹線や特急で結ぶ京都駅にて。

 京都駅、いよいよ帰路につくときの重要な経由地なのだけれども、同時にちょっと一杯やってゆこうというときに便利なところであったりします、いやちょっと歩けばもっと面白いところはあるのですが、駅構内でささっと頂くのも、手軽で愉しいのだ。

 ビール、こういうときはまつ季節に関係なく、つめたーい一杯をジョッキでぐぐいと、飲み干すとちょっともったいないけれども、でも最初の一口目はぎゅんと半分くらい呑んで、一日の疲れ、成果の多寡にかかわらず、オツカレサマー、とビールで冷やす。

 お好み焼きがビールの無くなり具合に合わせるように熱々のまま鉄板スキレットごと目の前に。京とんちん亭、というここは京都駅の近鉄名店街、いまは別の呼び名があるのだけれども、近鉄京都駅真下の昔の近鉄名店街、その一角にあるお店でして。

 ハイボールで、乾杯。お好み焼きに合わせるのはビール、というと連チャンになってしまうから、趣向を変えてハイボールでお好み焼きを頂こう、店内目の前には巨大な鉄板、となりにはカウンター、はやい時間帯ならカウンターは混雑とは無縁という。

 ソースの香ばしさとともに 濃厚を思わせるスキレット上はカツオブシが踊っていて、が、熱々を急いで頬張ればやけどがまっているので、まず、まずはハイボールで、そしてコテを器用に小さく切って少し冷まし、が、我慢をハイボールでおさえつつ。

 マヨネーズを、少し削るように端っこを頂いた後で掛けてみる、疲れてきたカツオブシに一喝、みよこの撮影技術、手前を食べた後とは思うまい、ハイボールがさっぱりしているので、マヨネーズで味変というか、こってり感を追加してみたくなるのですよね。

 京とんちん亭、近鉄名店街は、京都駅でも新幹線口付近はもの凄い混雑、世界のお客様で大賑わい過ぎて行列がもう大変なことになっていることが多いけれども、近鉄名店街の方は、まだ、混み始めたが、混雑はそれほどでは無く、なにか、落ち着くのだ。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-岐阜,名鉄岐阜駅前-ホームラン成るか岐阜基地航空祭

2024-11-16 14:44:10 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 お天気は曇天だがなんとかなりそうなのかと明日を考えつつ岐阜の駅前酒場の話題などをひとつ。

 明日だぞ、岐阜基地航空祭、ということでもう航空祭予行とか難しいことは完了して、お天気とか考えず準備するのみ、もう気が早い人は正門まえで行列しているはず、というのは一寸言い過ぎだろうか。でももう予行という時節ではなく明日の準備だ。

 ハイボールから始める晩酌の薦め。航空祭というのは、おなかが減るのはわたしだけでしょうか、いや間違いではない、飛行展示を撮影するには第一に重要なのが撮影位置、すると昼餉に動くことは難しいですし、朝一で動くから朝食もなかなかキビシイ。

 水分だけはしっかりと、といってもお手洗いが凄いことになりますのでおいそれとがぶがぶ飲料水を飲みますと発汗で揮発しない分はあとあとお手洗いします、すると目のハエには行列ギョウレツDAIGYOURETU,するとやはりこれも控えめに。

 名鉄岐阜駅前、今回お勧めしたいのは、航空祭本番後でみなさん気の合った仲間同士で祝賀会を開くのにちょうどいいお店を、名鉄岐阜駅とJR東海道本線岐阜駅のちょうと間、名鉄岐阜駅の目の前にあります、焼き鳥屋さんというか、酒場というべきかな。

 航空祭はおまつり、おまつりが終わった後はがっとぐっとぐぐいと、呑んでしまおうよ、という話題です。ああ、自動車運転される方はウーロン茶かサイダーでね。完全自動運転車を早く実現してくれ、すると呑んでも乗れる時代がやって来るのに。

 焼き鳥と揚げ物と飲み物一通りそろっているホームラン酒場、ストライク男とかは居ない、もちろんホームラン女もだ、たぶん。いや古すぎというかなんというかそう、このネタが通じる相手ならば、日曜日一緒にどうです一杯、と言いたくなるお店です。

 岐阜市神田町9-18 新岐阜駅前第一ビル1F、そうだよ岐阜にも神田町あるんだよ古本屋もちょっと離れたところにあったぞ、榛名さんの本おいてあったぞ、という立地で。昔は路面電車、岐阜市内線の電停前だったのですが、なにかその雰囲気がのこって。

 ホームラン酒場さん、定休日無で営業開始は1130時から、つまり昼のみができる場所なのですね。店内は、古めかしく見えますが、今年が開業10周年ということでして、そうそのころには岐阜市内線廃線10年なのに、なにか駅前のいい意味で昔らしさ。

 旧市街というわけではないのだけれども、岐阜といえば川重の航空産業、そうおもっているのは岐阜市民にはほとんどいないのではないか、各務原市だしねえ、という感じで元々の岐阜市は繊維産業の町だったそうだ、この裏手が繊維問屋街でもあった。

 繊維問屋街はいまでも一部がスーツとかを安価に供してくれるのだけれども、買い付けの方がその昔、大垣夜行とか寝台特急まで駆使して買いに来て、旅館にも、冷暖房完備、と今の時代一種滑稽に見える看板を維持して暖簾を出しているところも多い。

 競輪場が岐阜市内にあって、名鉄で急行五分先の笠松駅前には、名馬オグリキャップのコスプレをした女の子や男の娘たちが走る笠松競馬場があったりで、いわば夢と野望の台地、大地というには狭いので平野部のやや高い台地、という印象のまちで。

 焼き鳥も若鮎の天麩羅も、何でもおいしかった。不思議なものでうまい肴があると、ちょいと一杯のつもりで云々、と植木等氏が歌ったように、ずいずいとお酒が進んで行く、いや、お酒を進ませる雰囲気を美味くかもせるというのが、良い酒場なのかな。

 岐阜基地航空祭は明日、雨具はじめカメラ関連の忘れ物があった場合は家電量販店よりも三星カメラというお店が良いが、一番のおすすめは名鉄に飛び乗って名古屋駅前のビッグカメラまで出てしまう事、航空祭の後には、こういうお楽しみもあって、いい。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-岐阜,岐阜基地周辺-うまい鮨を素早くランチで愉しもう

2024-11-15 07:00:53 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 予行は本日はないと岐阜基地HPに発表がありましたが明日土曜日は空中給油機や外来機の到着など。

 近いぞ岐阜基地航空祭、岐阜基地周辺グルメ特集を今回も。航空祭予行もいよいよ本番に向けての段階となっていまして、岐阜基地HPの航空祭予行情報を丹念に調べるとともに、そう、予行の際に行けるお店の情報で今回はお寿司屋さんを紹介しましょう。

 鮨ですよ鮨、切り身の鮮やかな色合いは天然色の食材で再現しているようですけれども、この日ひとつひとつを吟味して選び抜いたお寿司は、おどろくなかれランチ1200円、だがこのお寿司以外にいろいろついて1200円、サラダがつくと上ランチに。

 初寿司-各務原分店、岐阜基地へ国道21号線を進みますと大垣市に城郭のような初寿司がありますし、二十年位前にエアガン大安売りで知られたホビーショップTAMTAM本店の隣にも支店があるのですが、名鉄三柿野駅の直ぐ西側にも支店があるのですね。

 ランチは大きな烏賊さんと鰹にいろいろついている、ここはスシショクニンサンが大勢握っているので、ランチタイムが航空祭のように混雑しても直ぐに出されるメニューで飛行展示のように回転が速い、というのは言い過ぎか、でも素早いのは確か。

 細まきはきうりを避けて山芋のタンザクで巻いてもらいました、なにかこう、熱燗か清酒を冷やできゅっとやりたくなるのですが、航空祭の最中ではちょっと。あと、自動車を運転する方もきゅっとやると警察のみんなにきゅうっとなるので駄目ですよ。

 蕎麦、熱いのをきゅっとというわけではなく、熱いのでずるっとするならばこちらの方で、これも味噌汁とは別にランチについてきます、夏は冷やし蕎麦、勿論十一月は冬なので、熱いのをつけてくれる、鮨の合間に頂くか、最初にさっと手繰ってしまうか。

 デザートのプリン。いきなり洋風か、とおもわれるかもしれませんがこれも美味しい、プリンに醤油を掛ければウニの味になるか、オプションで雲丹を注文すると実験も出来るが。この初寿司さん、各務原市鵜沼三ツ池町1-141、国道21号線の川重近くにある。

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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:岐阜-岐阜基地付近,鰻は御馳走!三井山麓に安くてうまい一軒

2024-11-14 07:00:34 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 近いぞ岐阜基地航空祭ということで航空祭事前訓練は予行となっているまさに賑わう一時が続いていますが。

 近いぞ岐阜基地航空祭、岐阜基地周辺グルメ特集です。すずや、鈴谷さん提督にはぜひ行ってもらいたいところなのですが、木曽川を渡河する川島大橋が災害復旧中、大きく迂回するので自動車でさえ時間がかかる、故に今回はもうちょっと近場の。

 うなぎだ。鰻、そう日本のごちそう。ここは各務原市上戸町1-52-2の云々、というよりも一番わかりやすく言えば岐阜基地撮影名所の三井山、みついやまと読んでいたがみいやまという高台にある城址公園の麓、具体的にはファミリーマートのすぐとなり。

 阡家さん、さっきまで“せんけ”さんと読んでいましたがどうやら“せんや”さんというのが正しい読み方らしい。ここは、うなぎが美味い、というよりも、こんなに手ごろなのか、と驚くほど安い、今津駐屯地近くの西友と同じくらいお手頃で提供しています。

 西友の名前を出しましたが、いまはイートインをやめた駅前店のような、小上がり、阡家さんのほうが新しいけれども、靴を脱いであし伸ばしてゆったりできる、そんな空間で、旨い鰻を、けっこうお安く頂ける。それも戦闘機撮影名所三井山のふもとで、ね。

 メニューはうな丼と、そしてこのあたりの名物ひつまぶし。鰻をどんぶり風に頂いた後で出汁茶漬けにしていただける、という、色々な食べ方をたのしめるのですが、昨今うなぎ値上がりとインフレ影響で、ひつまぶしは並がなくなり上と特上だけ。

 どんぶりの上に鰻とタレが掛かっていて、少し頂き、いったん箸休めに御吸物をすうっと気分を一新した後で、今度はちょっぴり山椒を塗してさあ気を取り直してまた頂く、小ぶりに見える鰻も食べてみると深いどんぶりとともに並でもこれはたっぷり。

 航空宇宙博物館から自動車で、そう五分くらいか、三井山は上り下りが大変だけれども徒歩圏内、ただ、あまりゆったりしていると飛び始めるのをエンジン音で気づいて右往左往、ということもあるかもしれない、このスリルも、鰻を美味くするのかもしれないね。

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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:岐阜-岐阜基地付近,すずやだよ!にぎやかな天丼だね!よろしくね!

2024-11-13 07:01:03 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 榛名さんの総監部グルメ日誌はどんどん総監部から離れてゆくと認識するものですが今回は総監部はないが補給処と基地のちかく。もうすぐ岐阜基地航空祭だ。

 近いぞ岐阜基地航空祭、ということで今回は岐阜基地周辺のグルメ情報をお伝えしましょう。岐阜基地航空祭は17日日曜日、ちょっとお天気が心配といいますか、台風が三つも日本の南方海上を遊弋している最中ではあるのですが、航空祭予行は大盛況だ。

 すずやだよ!にぎやかな航空祭だね!みんなよろしくね!、という。とうとう北大路機関も頭に来たか、とおもわれるかもしれませんがここは各務原市川島の“すずや”という、おうどん屋さん、お得なセットが頂ける。基地から徒歩では無理、自動車で。

 天丼、わしは天丼だ、お前のところの天丼は少しタレが少ないぞ、いいか、少し多い目にたれを掛けろ、わかったな。こんなセリフが“日本沈没”の田所博士の発言にありまして、多い目のタレってどのくらいなんだろう、と思いつつ何も言わずに待つ。

 タレ多め、と注文したわけではないのですが、このあたり、タレ、多めなのですね。大ぶりの海老天を中心にわき役が、品数は少ないがその分その大きさで強みを見せているという感じの天丼がでてきまして、ほめてほめてー、とすずやらしさがみえてくる。

 海老天をさくりっと齧りましたその土台には飯にどっぷりとタレが振りかけられていまして、これが各務原の天丼だ、と突き付けるような、これ真夏に塩分が発汗でハッカンした時などには最良なのだろうなあ、とメシがすすむような天麩羅がおいしい。

 うどん屋さんなので、うどんの美味さもいわずもがな、という。ほうれん草とこのあたりの出汁の風味を示すような鰹出汁と醤油の利いたつゆにどっぷりと、確たる歯ごたえの饂飩が浸されていて、そろそろ寒さを感じる中に、こう、熱いのを掻っ込む。

 すずや、各務原市川島松原町470-10というところにあって、地図を見ると道路がターンAガンダムのAの字みたいな交差点の、もう一歩で木曽川橋梁を愛知県に入る、その手前にあります。航空祭予行合間の時間帯などに、ちょっとお勧めの一軒です。

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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-寺町,ジャックダニエルとシーバスリーガルの体験型美術館

2024-11-11 07:01:44 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 榛名さん探訪しましたのは京都寺町三条の美術館なのかBARなのかというとまあ読んでくれ判断は任せるよという話題を。

 多忙という言葉が有りますが多忙というのは計画的にやってくるものと急遽やってくるものが有りまして前者の場合は事前の準備と共に一種スポーツのような対応と作業により乗り切りますが後者のような急になってくるものはただただ疲労感だけという場合も。

 そういう時は一杯やって気分転換しかないのです、けれども気分転換しようにも時間が無いとやきもきしつつ結局気分転換できず時間だけ浪費するという事もある、そんな時に重宝するのが、お酒の美術館、というこの数年で一気に広がった気の利いたお店たち。

 お酒の美術館、もちろん見るだけではなく呑む事が出来る体験型というもので、もともとは烏丸御池近くの三条通りに最初の一軒が出来ましたが、いまや次々と店舗網を広げ、コンビニの一角に店を広げるところも。今回探訪したのは寺町通り沿いの小粋なお店で。

 肴もちょっとしたもの、であればじゅうじゅう焼き上げて出してくれるものでして、しかしこのお店、いや美術館か、主役はお酒だ。ほとんど原価なのではないか、という手頃さと、チャージ料も御通し代も発生せず、気軽にあれこれを一杯からやれるのが嬉しい。

 ジャックダニエルからまず始めまして、続いてシーバスリーガルを頂いて、そこにひと品つけても千数百円、というあたりが。もちろんコニャックもバーボンも、ジャックダニエルはテネシーウィスキー、カナディアンも国産ウィスキーも主だったものは全て揃う。

 ロックのスコッチを片手に、基本はカウンターという店内でぎゅうぎゅう日本の世界の様々な人々に挿まれて、ちょっとだけお酒を頂き、肴を一口口に含み、また強い酒精共々熱いものを喉に押し込む、こういう気分転換ができるのが、気軽でいいのですよね。

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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-中京,秋の昼過ぎパエリアはコメ喰う同志のスペイン料理

2024-11-10 18:12:43 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 十一月というかもう十一月というべきなのか。

 舞鶴基地、舞鶴地方総監部の置かれる京都府は府庁所在地の京都市、ここは旧都であるとともに古都には風情ある街並みと世界からの探訪者や学生が行き交う独特の活気を醸しているのですが、最近は様々な料理を昔以上に愉しめるようになっていまして。

 バラッカさん、京都市役所前の御池通をそのまま二条城の方へ数分、十分くらいか、歩いた先の中京区亀屋町というところにあります、スペインカフェBARのお店です。BARというと飲み屋さんか分隊支援火器のようですが、ここはランチタイムも愉しいのだ。

 パエリア、ここバラッカさんの名物はパエリア、炊き込みごはんで、もちろん大鍋で炊き上げたものを数人でわいわい頂くことも出来るのですけれども、ランチタイムにはプレートにとりわけてランチパエリアを愉しむことができ、このお気軽さがいい。

 チキンパエリア、炊き上げるお水はシェフが鞍馬まで汲みに行くという、なにか日本ユニセフ協会の宣伝のような苦労をしまして、しかしそうだよな琵琶湖の水よりも美味しいよね、という風情とともに、独特の香りと米の炊き方の違いの堅さやわさと。

 スペイン料理にもいろいろあるのですが、スペインと隣国のポルトガルを含めたイベリア半島は伝統的にコメにたいして一格言あるそうで、そういう意味で親近感がわいてきます。そして鉄鍋で炊き上げたご飯、炊飯器で仕上げるのとは違う、文字通り。

 BARというだけあってグラスはずらり、ワインクーラーをながめてみましてワインもグラスワインで頂けるものは手頃なものからお祝いというかご褒美的なものまで一通り揃っていまして、昼酒を愉しんでしまおうか、この後の所用とともに、なやんでしまう。

 市役所からちょっと御池通を歩いた先、古民家を改造して、外見からはここまで奥行きある、そして混雑していないときには落ち着きの空間になっているとは、とほっこりするような、そんなお店が、このバラッカさんだったりするのですね。ところでこれ店先の写真が近くの違う店になってるな。

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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-河原町御池,ノルマンディーと牡蠣とハロウィーンと牡蠣

2024-11-09 14:11:44 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 ハロウィーンの週末はみなさんなにしていましたでしょうか。

 牡蠣、オイスター、最近では舞鶴の新しい名物とするべく頑張っているという話を聞きました、宮津湾など牡蠣養殖に理想的な地形といいまして、もしかすると舞鶴基地周辺でも、江田島や呉基地周辺のような情景が見られるのも遠くない事なのやも。

 ノルマンディー、フランスのノルマンディーではなく河原町通沿いのノルマンディーへ、牡蠣をいただきに探訪してまいりました。いろいろな味をちょっぴりちょっぴりと頂くのが、様々な味を学ぶ醍醐味だと自称していましたが、偶には沢山ほしい時も。

 生牡蠣、というのは信頼だと思う、それは場合によっては当たることもあるからだ、けれども生牡蠣を供するお店にそれなりの覚悟と準備があれば、じしんを以て提供できる、するとオイスターを名物にしているお店ほど信頼できる、例えばノルマンディー。

 潮味というか、なんだろうな、似たものの味を敢えてだすとセンシティヴですが、そうか牡蠣の美味しさはセンシティヴな領域なのかもしれない。一口ワインを口に含み、ほおっと、何も考えず天井を見つめ牡蠣をもう一つ、もう一杯グラスワインを頂く。

 ワインをいただきながら、むしゃむしゃしようということに。それは、悪天候という事で断念した浜松基地航空祭が実はブルーインパルス飛行展示まで降らなかった、ということと無関係ではありません。つまり行けばよかったなあ、つまりやけ食い。

 ハロウィーンの最中ではあるのですが、ちょっと雨天の可能性があっても浜松に行くべきだったかなあ、という。なんでこんなことを書くかというと今週末の降りそうな中で三重県では明野航空祭、ヘリコプターの航空祭が執り行われるからでしてね。

 美味しいね、やっぱり。看板に牡蠣を大書するほどにオイスターに自信を持っているノルマンディーさんですので、やはり美味しい、5粒ですと小さなお皿に行儀よく載っているのですが、10粒を注文しますと結構見栄えある大皿の上にこう、並んでいて。

 オイスター、オイル漬け燻製なんかは缶詰にもなっていて、これは牡蠣の出汁が染みたひまわり油そのものもそこらへんのアヒージョよりも風味が移っていて絶品なのだけれども、生牡蠣は、何だろうねえ、味わい、牡蠣に似た味わいは牡蠣しかない特別さが。

 ビネガーがノルマンディーさんはオリジナルといいますか、此処でしかいただけない不思議な酸味のものを供してくれますので、これを掛けると美味しいのですが、しかしここまで新鮮だと、なにもかけずにそのままつるりと頂き噛みしめてもいいのだ。

 古民家というよりも欧州の古民家を思わせる装いの店頭は、しかし中に入りますと意外に広くテーブルが並ぶとともに、厨房では若いシェフ候補をシェフが厳しく育てている様子とともに、カウンターは予約を入れず開放してくれているのがこの店の嬉しさ。

 オーナーがかつてフランスを旅した際にノルマンディー地方で探訪した小さなレストランで食した牡蠣がものすごい人生を変えるほどの美味と経験であったといいまして、だからここ、牡蠣をしっかりと入れてくれているのだ、とメニューに安心感です。

 むしゃむしゃしてやった、美味しければ何でもよかった、今は反省していない。そしてこのノルマンディーさんは、牡蠣が食べ終えた頃に付け合わせのパンを出してくれる。付け合わせだけれど小壺に収められたバターが甘味あってこれもまた美味しいんだあ。

 ハロウィーン、この日はハロウィーンがもうすぐというところ。京都ではウェーイ勢が車をひっくり返して大暴れという事はない、静かに、しかし確かに美味しいお店で牡蠣だけに集中して頂いた、航空祭行かずで鬱屈した空気はもう爽快感に代わっていた。

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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-北大路,大宮通の街中喫茶店で頂くレモンスカッシュの甘酸っぱさ

2024-11-06 07:01:44 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 京都は変わっていないようで変化するものも多い。

 北大路機関草創期を知る方であれば、汚点紫とか京都という街は変化がないようなふりをしていて、流石に五重塔が京都タワーに建て替えられるという事は無いけれども日々実は小さな変化があることには気づかされています、それも否応なき変革の波にのまれて、ですね。

 大宮通、大宮交通公園というところがありますので、埼玉の大宮に鉄道博物館ができた際には駄菓子屋で新幹線の駄菓子を買って祝った子がいるそうですが、そんな駄菓子屋もいつの間にかイタリアンレストランになっているような、そんな変化の波が訪れている。

 大宮通商店街最後の書店が閉店したのはもう15年ほど前ですが、商店街の大事なコンビニエンスストアもついに閉店してしまいまして、昔はここでしか買えないぶどうジュースがあって、汚点紫という謎の店で一杯やったあとに、買って帰ったものでしたが、さて。

 喫茶店、ここはいうほど老舗ではないのですがすっかりなじみまして、レモンスカッシュをちょっと疲れた際にいただいてみたりします、レスカ、と略される飲み物は、そうですね子供の頃はあまり意識した飲み物ではなかったのですけれど、いまは、かわりました。

 レモンスカッシュは、レモンチューハイなんかの呑み心地を昼間に思い出すようなものでして、そう変なたとえなのですが、レモンサワーというものを知った際に、レモンスカッシュを知っているからこそ馴染んで行けた、なんて背景があったのかもしれないなあ。

 レスカ、と格好よく書くのですけれど、炭酸のしゅわっとした部分にレモンの、果汁の味わいよりはかおりを愉しんでいるのでしょうねえ、重なって、少し後でシロップの、ガムシロップの甘みがレモンの自己主張を強すぎない水準まで抑えてくれるというかんじ。

 コーヒーのように一杯をじっくりと楽しむよりは、炭酸が抜けないうちに素早く飲んでしまうもので、休息の時間が限られている現代人の飲み物、という感じで文明開化以降に日本で広がったのかなあ、そんなことに思いめぐらせ、午後ひとときをすごすのです。

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