■大晦日二〇二二
今年も間もなく幕を閉じ大団円を迎えます。
2022年、COVID-19をやはり最初から最後まで意識するところとはなりました、実際問題、北大路機関では退職された教授の方はじめ周りの方がCOVID-19により亡くなる、手術が必要な状況であるが医療崩壊の影響を受け手術が間に合わない緩和ケアに移行した、事例が僅かではあるもでています。だからこそ、いきすぎた対策忌避には拒否感があるのです。
ウィズコロナへ。一方、日常を戻さねばなりません。考えれば日本は基本的に対策の呼びかけという段階で収斂し、しかし奇跡的なほどに感染拡大を抑えられたとは思います。その上で2022年は、実は2020年と2021年の合計死者数よりも多くの方が亡くなっているという一方、2020年に厚労省が警鐘を鳴らした一年間で死者40万、は回避できたのだが。
北大路機関としましては2022年は特別な一年となりました、これは複合的な要素です。一つは自衛隊行事の再会、いつもお世話になっています方のご厚意に預かりまして、久居駐屯地祭特別公開を撮影することができました、2020年の伊丹駐屯地祭以来、本当に久しぶりの行事というところでしたが、部隊行事は招待制から公開再開へ舵を切る転換でした。
第3師団祭などは74式戦車を装備する第3戦車大隊が年度末にも廃止といわれている中、2020年と2021年には中止されていた師団行事を再開することができたわけです。たしかに2022年全体をみれば中止の行事、関係者のみの行事、事前応募制の行事は数多いのですが、2022年にかけ、第8波の感染拡大も看過できませんが、光明はみえてきたといえます。
国際観艦式、一般公開はフリートウィークのみとなっていましたが、オーストラリア海軍のホバート級イージス艦を撮影できるなど、これはなかなかすごいものだ、と感じる公開が数多く、日本の都市封鎖を行わない感染対策などが各国から否定的に報じられていたことを思い出しますと、これこそ懐かしさ溢れる日常の回帰なのだなあ、と実感したもの。
70周年、舞鶴展示訓練が8年ぶりに挙行されまして、これも日常の回帰ということに勇気づけられるとともに、実のところ幕間を聞けば艦艇をかき集めるのが大変であり、他方で感染対策から乗艦者を定員よりも大幅に抑える必要もあり、なかなか難しい局面もあったようです。しかし、展示訓練再開、8年ぶりです、実行されたことには驚くものでしたね。
航空祭は、全面一般公開の航空祭は限られています。当日に急遽全面公開としたのは三沢基地ですが、さすがに青森県まで、それこそ寝台特急日本海のA個室が維持されていれば考えたのでしょうが、個室どころか特急日本海そのものが廃止されていますと、なかなか遠出できないものがある。しかし、抽選制による航空祭再開は実に幅広く行われました。
岐阜基地航空祭、今年一番悩んだのは、北大路機関は2005年から2019年まで岐阜基地航空祭と守山駐屯地第10師団祭は毎年撮影できていましたが、2022年は同日開催という、どちらにいくべきか、そうとうに悩んだ上で岐阜基地、雨天の懸念はありましたが飛行展示中は曇天に抑えられ、息苦しくともほんとうに久しぶりの航空祭を満喫できたものです。
自衛隊行事、再開の流れは続いてゆくのでしょう。一方で、COVID-19について、2020年のアルファ株やデルタ株、アルファ株では治療法が確立しておらず新型肺炎と呼ばれた頃には全身の白血球が過剰反応を起こすサイトカイン炎症の仕組みがよくわからず、人工呼吸器という肺炎対処の治療法が実は最適ではなかったため、膨大な犠牲者がでてしまった。
デルタ株については、ようやく治療法が確立し治療薬やワクチン開発が進む中での、致死率2%という50名が感染すると1名が確実に死ぬのだ、という状況が続いていましたが、ワクチンの普及により、日本ではワクチン副作用のほうが危険と国会でさえ討議され、都市封鎖に近い措置を求める声もありましたが、ワクチンが劇的に好転させたという状況だ。
オミクロン株について、感染力を強めていますが弱毒化したと理解される一方、12月にはいり感染対策を大幅に見直した中国において劇的な感染拡大と、中国当局は死者数を抑えて報じていますが、パニックに近い厳しい状況が伝えられます。ここから新たな変異株が生まれないか、この懸念とともに2023年もやはり、台風の目を形成する予感はあります。
ロシア軍ウクライナ侵攻、もう一つ劇的な点は、もちろん世界政治にはこれこそ第一の報道と関心事、一歩間違えれば核戦争という懸念すべき状況が続いているのですが、これを契機に北大路機関では"臨時情報"として朝の0700時に第二の記事掲載を開始、文章両はP6記事という、夜に掲載するものの半分から半分強程度ですが、連続して掲載できている。
臨時情報、実のところここが北大路機関の原点回帰といえるのかもしれません、予測不能といいますか、なにを掲載するか、なかなか苦労するところはおおいのですが、アクセス数などをみますと大向け好意的な閲覧数に安堵しています。この記事作成、戦争がここまで長期化すると思わず始めたものですが、記事作成と連載維持はなんとか継続しています。
誤字脱字については、臨時情報も含めて校閲体制がある程度整い、これは北大路機関の長年の課題であるとともに、誤字を改めた際に内容を出稿後に変更したことへの批判の書き込みなどもあり、いろいろと悩ましいところではありましたが、この数年間、漸く校閲体制が整いましたことで、なんとか目立たない程度には抑えられているよう思います。
臨時情報の掲載、内容としては文章量から踏み込んだものは掲載できませんが、朝一番に、一つの視点を提供できれば、と思うのは無関心が政治をよくすることにも社会をよくすることにも寄与しない、という信念です。臨時情報の掲載は第一回からなんとか継続し大晦日を迎えました、Weblog北大路機関来年もよろしくお願いします、みなさまよいお年を。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
今年も間もなく幕を閉じ大団円を迎えます。
2022年、COVID-19をやはり最初から最後まで意識するところとはなりました、実際問題、北大路機関では退職された教授の方はじめ周りの方がCOVID-19により亡くなる、手術が必要な状況であるが医療崩壊の影響を受け手術が間に合わない緩和ケアに移行した、事例が僅かではあるもでています。だからこそ、いきすぎた対策忌避には拒否感があるのです。
ウィズコロナへ。一方、日常を戻さねばなりません。考えれば日本は基本的に対策の呼びかけという段階で収斂し、しかし奇跡的なほどに感染拡大を抑えられたとは思います。その上で2022年は、実は2020年と2021年の合計死者数よりも多くの方が亡くなっているという一方、2020年に厚労省が警鐘を鳴らした一年間で死者40万、は回避できたのだが。
北大路機関としましては2022年は特別な一年となりました、これは複合的な要素です。一つは自衛隊行事の再会、いつもお世話になっています方のご厚意に預かりまして、久居駐屯地祭特別公開を撮影することができました、2020年の伊丹駐屯地祭以来、本当に久しぶりの行事というところでしたが、部隊行事は招待制から公開再開へ舵を切る転換でした。
第3師団祭などは74式戦車を装備する第3戦車大隊が年度末にも廃止といわれている中、2020年と2021年には中止されていた師団行事を再開することができたわけです。たしかに2022年全体をみれば中止の行事、関係者のみの行事、事前応募制の行事は数多いのですが、2022年にかけ、第8波の感染拡大も看過できませんが、光明はみえてきたといえます。
国際観艦式、一般公開はフリートウィークのみとなっていましたが、オーストラリア海軍のホバート級イージス艦を撮影できるなど、これはなかなかすごいものだ、と感じる公開が数多く、日本の都市封鎖を行わない感染対策などが各国から否定的に報じられていたことを思い出しますと、これこそ懐かしさ溢れる日常の回帰なのだなあ、と実感したもの。
70周年、舞鶴展示訓練が8年ぶりに挙行されまして、これも日常の回帰ということに勇気づけられるとともに、実のところ幕間を聞けば艦艇をかき集めるのが大変であり、他方で感染対策から乗艦者を定員よりも大幅に抑える必要もあり、なかなか難しい局面もあったようです。しかし、展示訓練再開、8年ぶりです、実行されたことには驚くものでしたね。
航空祭は、全面一般公開の航空祭は限られています。当日に急遽全面公開としたのは三沢基地ですが、さすがに青森県まで、それこそ寝台特急日本海のA個室が維持されていれば考えたのでしょうが、個室どころか特急日本海そのものが廃止されていますと、なかなか遠出できないものがある。しかし、抽選制による航空祭再開は実に幅広く行われました。
岐阜基地航空祭、今年一番悩んだのは、北大路機関は2005年から2019年まで岐阜基地航空祭と守山駐屯地第10師団祭は毎年撮影できていましたが、2022年は同日開催という、どちらにいくべきか、そうとうに悩んだ上で岐阜基地、雨天の懸念はありましたが飛行展示中は曇天に抑えられ、息苦しくともほんとうに久しぶりの航空祭を満喫できたものです。
自衛隊行事、再開の流れは続いてゆくのでしょう。一方で、COVID-19について、2020年のアルファ株やデルタ株、アルファ株では治療法が確立しておらず新型肺炎と呼ばれた頃には全身の白血球が過剰反応を起こすサイトカイン炎症の仕組みがよくわからず、人工呼吸器という肺炎対処の治療法が実は最適ではなかったため、膨大な犠牲者がでてしまった。
デルタ株については、ようやく治療法が確立し治療薬やワクチン開発が進む中での、致死率2%という50名が感染すると1名が確実に死ぬのだ、という状況が続いていましたが、ワクチンの普及により、日本ではワクチン副作用のほうが危険と国会でさえ討議され、都市封鎖に近い措置を求める声もありましたが、ワクチンが劇的に好転させたという状況だ。
オミクロン株について、感染力を強めていますが弱毒化したと理解される一方、12月にはいり感染対策を大幅に見直した中国において劇的な感染拡大と、中国当局は死者数を抑えて報じていますが、パニックに近い厳しい状況が伝えられます。ここから新たな変異株が生まれないか、この懸念とともに2023年もやはり、台風の目を形成する予感はあります。
ロシア軍ウクライナ侵攻、もう一つ劇的な点は、もちろん世界政治にはこれこそ第一の報道と関心事、一歩間違えれば核戦争という懸念すべき状況が続いているのですが、これを契機に北大路機関では"臨時情報"として朝の0700時に第二の記事掲載を開始、文章両はP6記事という、夜に掲載するものの半分から半分強程度ですが、連続して掲載できている。
臨時情報、実のところここが北大路機関の原点回帰といえるのかもしれません、予測不能といいますか、なにを掲載するか、なかなか苦労するところはおおいのですが、アクセス数などをみますと大向け好意的な閲覧数に安堵しています。この記事作成、戦争がここまで長期化すると思わず始めたものですが、記事作成と連載維持はなんとか継続しています。
誤字脱字については、臨時情報も含めて校閲体制がある程度整い、これは北大路機関の長年の課題であるとともに、誤字を改めた際に内容を出稿後に変更したことへの批判の書き込みなどもあり、いろいろと悩ましいところではありましたが、この数年間、漸く校閲体制が整いましたことで、なんとか目立たない程度には抑えられているよう思います。
臨時情報の掲載、内容としては文章量から踏み込んだものは掲載できませんが、朝一番に、一つの視点を提供できれば、と思うのは無関心が政治をよくすることにも社会をよくすることにも寄与しない、という信念です。臨時情報の掲載は第一回からなんとか継続し大晦日を迎えました、Weblog北大路機関来年もよろしくお願いします、みなさまよいお年を。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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