■大津駐屯地祭二〇二四
土曜日に撮影して参りました今年度の大津駐屯地祭の様子を速報の形でしょうかいしましょう。
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中部方面混成団大津駐屯地創設記念行事、行って参りました。大津駐屯地、中部方面隊の教育訓練総本山であると共に即応予備自衛官部隊の教育訓練も一手に担う駐屯地です。第2教育団、旧称はこのように呼ばれていまして善通寺駐屯地から移駐してきました。
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指揮官入場、各部隊の指揮官が入場します。特に中部方面混成団隷下には第109教育大隊と第110教育大隊が隷下にありまして、自衛官候補生、昔は新隊員と呼ばれていましたが最近はすんなり自衛官にはなれずに自衛官候補生と呼ばれる、その教育を担います。
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野崎混成団長の巡閲、昔はすごい人数であったのですが、第110教育大隊が善通寺駐屯地から大挙式典に参加していましたので、二個大隊ずらりと並んだ様子は壮観でした、けれども現在は大津に駐屯しています第109教育大隊と陸曹教育隊だけが整列しています。
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第47普通科連隊と第49普通科連隊も混成団隷下に在りまして、連隊旗が2振り並んでいますが、こちらも連隊幹部だけの参加となっていまして、前は一個中隊位は並んでいたのになあ、と日曜日に部隊を動かさないのはこれ、働き方改革、なのでしょうかねえ。
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観閲行進の開始、今回のEOS-M5には15-45mmSTMレンズだけを装着していましたのでちょっと望遠が厳しい、PowerShotG3XとEOS-7DmarkⅡの写真は現在整理中となっています。この混成団隷下の普通科連隊は即応予備自衛官を招集し能登地震にも派遣された。
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第109教育大隊が本田大隊長を先頭に観閲行進、戦車乗りであった大隊長さんは後方や地本勤務なども長く、考えてみると戦闘職種でも最先鋒を担う戦車乗りから様々な任務にあたったかたで、こういう人材をたくさん練成してきたのが陸上自衛隊の強みなのかも。
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教育大隊長という任務は、多くの自衛官にとり昔風に云う軍隊生活において初めて接する大隊長、2士には2佐というのは遥か高みというところですが、その人となりは自衛官生活では長く印象に残りまして、例えば陸曹昇進や部内から幹部に任官しても影響はおおきい。
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自衛官候補生の観閲行進、女性自衛官の教育中隊となっています。大津駐屯地は撮影適地が多く、観閲行進をこの側面から観閲台とともに撮影する事も出来ますし真正面から撮影する事も出来ますし、椅子席も一部が一般に開放されていますので其処からも撮れます。
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第4陸曹教育隊の観閲行進、今年ちょっと残念であったのはスタンド席が準備されなかった事です、いや、スタンド席は全て関係者用なのですが、ここは新隊員、じゃない自衛官候補生、その部隊なので父母の方が観覧に来られるのですね、その為のスタンド席という。
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スタンド席はどの駐屯地祭で利用しましても、眺望は良いものでして、最前列でなくとも行事の様子というのはりっかり見えるものなのですけれど、今回はテントとなっていまして、いや小雨の際には濡れないのですが、その反面ちょっと見えにくいのですよね。
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陸曹教育隊をみますとちょっとほっとします、こういうのも陸曹に昇進しますと、漸く定年まで勤められるという事になるからです、それまでは曹候補学生ですと7年以内に昇進して陸曹教育隊を出ないと退官、任期制自衛官は2任期4年で狭き門をくぐらねば。
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幹部自衛官は終身雇用なのですけれども、自衛隊へ就職するという視点で見ますと昔の曹候補生のようにいつかは陸曹に昇進できる事実上の終身雇用制、公務員の安定した身分というものが過去のものになってしまっていますので、募集広報は苦労が続いているのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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土曜日に撮影して参りました今年度の大津駐屯地祭の様子を速報の形でしょうかいしましょう。
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中部方面混成団大津駐屯地創設記念行事、行って参りました。大津駐屯地、中部方面隊の教育訓練総本山であると共に即応予備自衛官部隊の教育訓練も一手に担う駐屯地です。第2教育団、旧称はこのように呼ばれていまして善通寺駐屯地から移駐してきました。
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野崎混成団長の巡閲、昔はすごい人数であったのですが、第110教育大隊が善通寺駐屯地から大挙式典に参加していましたので、二個大隊ずらりと並んだ様子は壮観でした、けれども現在は大津に駐屯しています第109教育大隊と陸曹教育隊だけが整列しています。
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観閲行進の開始、今回のEOS-M5には15-45mmSTMレンズだけを装着していましたのでちょっと望遠が厳しい、PowerShotG3XとEOS-7DmarkⅡの写真は現在整理中となっています。この混成団隷下の普通科連隊は即応予備自衛官を招集し能登地震にも派遣された。
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第109教育大隊が本田大隊長を先頭に観閲行進、戦車乗りであった大隊長さんは後方や地本勤務なども長く、考えてみると戦闘職種でも最先鋒を担う戦車乗りから様々な任務にあたったかたで、こういう人材をたくさん練成してきたのが陸上自衛隊の強みなのかも。
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教育大隊長という任務は、多くの自衛官にとり昔風に云う軍隊生活において初めて接する大隊長、2士には2佐というのは遥か高みというところですが、その人となりは自衛官生活では長く印象に残りまして、例えば陸曹昇進や部内から幹部に任官しても影響はおおきい。
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自衛官候補生の観閲行進、女性自衛官の教育中隊となっています。大津駐屯地は撮影適地が多く、観閲行進をこの側面から観閲台とともに撮影する事も出来ますし真正面から撮影する事も出来ますし、椅子席も一部が一般に開放されていますので其処からも撮れます。
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第4陸曹教育隊の観閲行進、今年ちょっと残念であったのはスタンド席が準備されなかった事です、いや、スタンド席は全て関係者用なのですが、ここは新隊員、じゃない自衛官候補生、その部隊なので父母の方が観覧に来られるのですね、その為のスタンド席という。
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スタンド席はどの駐屯地祭で利用しましても、眺望は良いものでして、最前列でなくとも行事の様子というのはりっかり見えるものなのですけれど、今回はテントとなっていまして、いや小雨の際には濡れないのですが、その反面ちょっと見えにくいのですよね。
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陸曹教育隊をみますとちょっとほっとします、こういうのも陸曹に昇進しますと、漸く定年まで勤められるという事になるからです、それまでは曹候補学生ですと7年以内に昇進して陸曹教育隊を出ないと退官、任期制自衛官は2任期4年で狭き門をくぐらねば。
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幹部自衛官は終身雇用なのですけれども、自衛隊へ就職するという視点で見ますと昔の曹候補生のようにいつかは陸曹に昇進できる事実上の終身雇用制、公務員の安定した身分というものが過去のものになってしまっていますので、募集広報は苦労が続いているのです。
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