■雨天のヴェルニー公園にて
自衛隊関連行事はCOVID-19の影響により中止が続いていますが厳しい安全保障情勢は今この瞬間も続きます。
横須賀基地。自衛艦隊司令部に横須賀地方総監部、海上自衛隊の我が国海上防衛の一大拠点となっていますが、JR横須賀線横須賀駅の目の前にありますヴェルニー公園から艦艇を間近に見えるという。多少雨が強かったですが、それでも撮影ができてしまうのですね。
土砂降りでも基地を撮りたい、COVID-19により撮影の機会がとことんなくなり、特に横須賀のような遠距離まで移動する機会がめっきりなくなってしまいました2020年と2021年となりますと、わたしなどは土砂降りかあ人通りが少なく幸い、逆に思ってしまうほど。
くにさき。おおすみ型輸送艦の3番艦です。2021年の撮影、2020年に横須賀基地を撮影する機会には恵まれているのですが、なにしろCOVID-19感染拡大により2020年の横須賀基地撮影は1月に軍港巡り遊覧船を利用した一回限りでして、浦島太郎気分を味わえる。
4003、くにさき艦番号がロービジ塗装に切り替えられています。ほんとうにわかりにくい迷彩塗装というものである。海上自衛隊は1960年代まで艦番号とともに艦名を船体側面に大書していましたが、これを保全上の関係から消しています、それ以来、といえるのか。
海上自衛隊は実戦を想定した組織ではあるのですが、実戦というものがどのていどの緊迫度を有しているか、ということを端的にみてとれるようにおもいます。実際、潜水艦の艦番号や、それから哨戒機の部隊マークなども消されている、哨戒機変更はやや最近ですね。
おおすみ型輸送艦は3隻が建造されていますが、8900t型輸送艦として要求された当時には、大型すぎる、周辺国を刺激する、と揶揄されたものですけれども、実際には満載排水量14000tの本型であっても1990年代はともかくとして2020年代には過小となりました。
東日本大震災を思い出しますと、日本は島国なのだからもうすこし多数の輸送艦があって然るべきと思っていたのは震災前夜まで、実際には本州であっても巨大津波によりあっけなく陸上交通手段が壊滅しうるので輸送艦は離島の話ではない、と思い知らされます。
車両が頻繁にでています、そういえば、2011年3月15日、護衛艦いせ竣工の日に立ち寄りました横須賀も、この場所に輸送艦くにさき、が停泊していましたか。あのときは陸自車両とともに艦上に航空自衛隊の救難ヘリコプターが載せられ、母艦となっていました。
まや。昨年の神戸港入港にさいしては、まだロービジ塗装ではありませんでした、要するに昨年と今年と、ということですね。イージス艦はぐろロービジ前に撮影しておきたかったものですけれども、これもまあCOVID-19故に仕方ない、というところなのか、ですね。
179の艦番号、作戦艦は3桁の艦番号で4003のような支援艦は4桁の艦番号、となっています。要するに支援艦であっても、ロービジ塗装としなければ、という周辺情勢の緊迫度合い、ということでしょうか。それともこの緊張感が有事を回避させるのやもしれない。
ヴェルニー公園、屋根なんてものはありませんが、横須賀駅前のヴェルニー公園は自動車専用道の高架部分、かなり高さがあるところをくぐるように駅前と公園とを隔てていますので、土砂降りの時などはこれがちょうど良い屋根のようになり、雨宿りができるのです。
アーレイバーク級ミサイル駆逐艦、アメリカ海軍横須賀施設のイージス艦をみましても、日本ほどロービジを徹底していない艦もありますし、艦番後のコントラストをはっきりとわける艦と比較して、コントラストを曖昧としただけのロービジ艦というものもあるのだ。
ジョンマッケーンはじめ、アメリカ海軍のロービジ化と海上自衛隊のロービジを比較しますと、日本は艦番号も薄い灰色としており、快晴の日はべつとしましても特にこういう荒天の日にはなかなか見分けがつかない、ただ、変化とはなにか寂しくも感じるものですね。
おおなみ。艦番号111、落ち着いてみてみますと過渡期、というものでしてロービジ塗装の護衛艦とそうでない護衛艦が並んでいるという、護衛艦ひゅうが、舞鶴基地にて2021年9月にロービジ塗装化が行われていますので、過渡期、かわりつつある頃合いという印象だ。
海上自衛隊、ロービジというものは、艦番号を秘匿しなければならないほどに運用が逼迫しているということなのでしょう、最新鋭もがみ型護衛艦などは最初からロービジ化されていますので、潜水艦のように就役から暫く位ははっきり明示してほしいとも思いますね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
自衛隊関連行事はCOVID-19の影響により中止が続いていますが厳しい安全保障情勢は今この瞬間も続きます。
横須賀基地。自衛艦隊司令部に横須賀地方総監部、海上自衛隊の我が国海上防衛の一大拠点となっていますが、JR横須賀線横須賀駅の目の前にありますヴェルニー公園から艦艇を間近に見えるという。多少雨が強かったですが、それでも撮影ができてしまうのですね。
土砂降りでも基地を撮りたい、COVID-19により撮影の機会がとことんなくなり、特に横須賀のような遠距離まで移動する機会がめっきりなくなってしまいました2020年と2021年となりますと、わたしなどは土砂降りかあ人通りが少なく幸い、逆に思ってしまうほど。
くにさき。おおすみ型輸送艦の3番艦です。2021年の撮影、2020年に横須賀基地を撮影する機会には恵まれているのですが、なにしろCOVID-19感染拡大により2020年の横須賀基地撮影は1月に軍港巡り遊覧船を利用した一回限りでして、浦島太郎気分を味わえる。
4003、くにさき艦番号がロービジ塗装に切り替えられています。ほんとうにわかりにくい迷彩塗装というものである。海上自衛隊は1960年代まで艦番号とともに艦名を船体側面に大書していましたが、これを保全上の関係から消しています、それ以来、といえるのか。
海上自衛隊は実戦を想定した組織ではあるのですが、実戦というものがどのていどの緊迫度を有しているか、ということを端的にみてとれるようにおもいます。実際、潜水艦の艦番号や、それから哨戒機の部隊マークなども消されている、哨戒機変更はやや最近ですね。
おおすみ型輸送艦は3隻が建造されていますが、8900t型輸送艦として要求された当時には、大型すぎる、周辺国を刺激する、と揶揄されたものですけれども、実際には満載排水量14000tの本型であっても1990年代はともかくとして2020年代には過小となりました。
東日本大震災を思い出しますと、日本は島国なのだからもうすこし多数の輸送艦があって然るべきと思っていたのは震災前夜まで、実際には本州であっても巨大津波によりあっけなく陸上交通手段が壊滅しうるので輸送艦は離島の話ではない、と思い知らされます。
車両が頻繁にでています、そういえば、2011年3月15日、護衛艦いせ竣工の日に立ち寄りました横須賀も、この場所に輸送艦くにさき、が停泊していましたか。あのときは陸自車両とともに艦上に航空自衛隊の救難ヘリコプターが載せられ、母艦となっていました。
まや。昨年の神戸港入港にさいしては、まだロービジ塗装ではありませんでした、要するに昨年と今年と、ということですね。イージス艦はぐろロービジ前に撮影しておきたかったものですけれども、これもまあCOVID-19故に仕方ない、というところなのか、ですね。
179の艦番号、作戦艦は3桁の艦番号で4003のような支援艦は4桁の艦番号、となっています。要するに支援艦であっても、ロービジ塗装としなければ、という周辺情勢の緊迫度合い、ということでしょうか。それともこの緊張感が有事を回避させるのやもしれない。
ヴェルニー公園、屋根なんてものはありませんが、横須賀駅前のヴェルニー公園は自動車専用道の高架部分、かなり高さがあるところをくぐるように駅前と公園とを隔てていますので、土砂降りの時などはこれがちょうど良い屋根のようになり、雨宿りができるのです。
アーレイバーク級ミサイル駆逐艦、アメリカ海軍横須賀施設のイージス艦をみましても、日本ほどロービジを徹底していない艦もありますし、艦番後のコントラストをはっきりとわける艦と比較して、コントラストを曖昧としただけのロービジ艦というものもあるのだ。
ジョンマッケーンはじめ、アメリカ海軍のロービジ化と海上自衛隊のロービジを比較しますと、日本は艦番号も薄い灰色としており、快晴の日はべつとしましても特にこういう荒天の日にはなかなか見分けがつかない、ただ、変化とはなにか寂しくも感じるものですね。
おおなみ。艦番号111、落ち着いてみてみますと過渡期、というものでしてロービジ塗装の護衛艦とそうでない護衛艦が並んでいるという、護衛艦ひゅうが、舞鶴基地にて2021年9月にロービジ塗装化が行われていますので、過渡期、かわりつつある頃合いという印象だ。
海上自衛隊、ロービジというものは、艦番号を秘匿しなければならないほどに運用が逼迫しているということなのでしょう、最新鋭もがみ型護衛艦などは最初からロービジ化されていますので、潜水艦のように就役から暫く位ははっきり明示してほしいとも思いますね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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