北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

平成21年度8月期 海上自衛隊艦艇入港・一般公開・体験航海実施詳報 第一報

2009-07-31 18:15:06 | 北大路機関 広報

◆艦艇一般公開と入港行事

 本日は、土日、つまり8月1日と2日(一部3日)の艦艇一般公開などの入港情報を掲載したい。意外に数は多く、一方、西日本は梅雨明け前なので、そこまで暑くなく、出歩くには熱中症のリスクは低いかもしれない。

Img_1713  1日2日と東京晴海埠頭において護衛艦体験航海が行われ、1000~1130・1400~1530の予定[]。また、1日2日と、静岡県では、掃海母艦うらが、ヘリコプター護衛艦くらま一般公開、新潟県の岩船港では掃海艇いずしま、あいしま一般公開、山形県の酒田港では、新鋭掃海艇ひらしま、そして掃海艇やくしま、うくしま一般公開の予定[]。

Img_0341  青森港では、掃海艦やえやま、掃海艦つしま一般公開、一般公開は無く体験航海だけですが、護衛艦はたかぜ、うみぎり、入港のようですね[]。北海道瀬棚港において掃海管制艇おぎしま一般公開が行われる[]。富山の伏木港には、1日2日3日、訓練支援艦てんりゅう、ミサイル艇うみたか一般公開が予定されており、1日2日が1400~1600時、3日に0900~1100の時間で予定されている[]。

Img_3393  釧路港では、補給艦ましゅう、が一般公開されるようです[]、また、門司港には輸送艦おおすみ入港、1日2日と午前と午後に一般公開を行う模様、門司駅から徒歩五分の場所。姫路港開港50周年として、多用途支援艦げんかい、が入港する模様[]。一般公開と同時に体験航海が行われる場合もあるのですが、基本的に体験航海は城環健が必要です。

Img_6352  本日は、取り急ぎ、一日と二日の部分を掲載しましたが、このほかにも1日2日いは行事が行われるようで、お気づきの点がありましたらば、コメント欄に情報をよせていただければ幸い。3日以降の艦艇寄港や一般公開などの行事については、詳報として後日掲載しますので、お楽しみに。

注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関

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平成二十一年度八月期 陸海空自衛隊主要行事実施詳報

2009-07-30 23:29:45 | 北大路機関 広報

◆自衛隊関連行事

 七月の自衛隊関連行事を紹介した時に猛暑か酷暑か、はたまた冷夏かと冒頭に記して一ヶ月。まだ西日本は梅雨明けが無い様相、これはちょっと盲点だった。そんななか、八月の自衛隊関連行事について本日は特集したい。

Img_2975  快晴を期待したいのが8月23日に行われる松島基地航空祭。言わずと知れたブルーインパルスのホームベースであり、ブルーインパルスの飛行展示が二回行われる航空祭だ。ほかにはF-2Bなども配備された航空自衛隊航空部隊教育の一大拠点で、今年は、第55回航空祭という一つの節目に当たる年なので、何かを期待したい。

Img_0001  8月9日には、北海道で千歳基地航空祭が行われる。北方の防空を担う第2航空団に加え、政府専用機ボーイング747を運用する基地としても知られる。F-15などの飛行展示に加え、米空軍のF-16や、ブルーインパルスによる飛行展示も予定されており、千歳基地航空祭は、北海道最大の航空自衛隊行事である。

Img_5288  陸上自衛隊関連行事としては、普通科連隊と偵察隊の駐屯する別海駐屯地祭、それに第1特科団の駐屯する北千歳駐屯地祭が行われる。両方とも北海道の行事で、特に北千歳駐屯地祭は、方面隊特科火力や戦車連隊も駐屯していることから注目の行事だ。8日に青野原駐屯地祭も行われると情報があったものの、今日の時点で、まだ中部方面隊HPには掲示はない。

Img_4123  海上自衛隊関連では、呉基地、横須賀基地、佐世保基地で、サマーふぇしたやマリンスクール、ちびっこヤング大会が実施される。基本的に一般公開行事なのだが、横須賀では米軍施設や第2術科学校が一般公開、呉では電燈艦飾が行われるとのこと。呉と横須賀が当日開催なので、京阪神中京圏の方は迷うところだろう。

Img_4297  このほか、海上自衛隊の基地以外の港湾施設での護衛艦入港や体験航海、一般公開など、夏ならではの行事が目白押しであるが、こちらについては、日を改めて掲載したい。なお、22日、23日にはアメリカ空軍横田基地の一般公開が行われる。横田基地フレンドシップデイについても、詳細は後日紹介したい。

◆駐屯地祭・基地祭・航空祭

  1. 八月一日:横須賀サマーフェスタ[神奈川県横須賀市]
  2. 八月一日:呉基地サマーフェスタ・マリンスクール[広島県呉市]
  3. 八月一日・二日:佐世保基地ちびっこヤング大会[長崎県佐世保市]
  4. 八月九日:千歳基地航空祭[北海道千歳市]
  5. 八月二十二日:別海駐屯地創設記念行事[北海道野付郡別海町]
  6. 八月二十三日:松島基地航空祭[宮城県東松島市]
  7. 八月三十日:北千歳駐屯地祭[北海道千歳市]

注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関

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防衛・安全保障を扱い本日創設四周年 Weblog北大路機関

2009-07-29 23:33:05 | 北大路機関特別企画

◆解析開始時からの通算アクセス数:1196155

 7月29日、Weblog北大路機関は、創設四周年を迎えました。アクセス数は、明後日には120万にも達する見込み、たくさんのアクセスありがとうございます。

Img_4348  Weblog北大路機関は、護衛艦はるな除籍に併せ今年三月末に全記事を削除し、いったん閉鎖する予定でした。ちょうど一区切りの時期でもあり、日本海にあの艦がいないのであれば、という考えでしたが、閉鎖するには、Weblogが大きくなり過ぎたこと、そして方志総監の訓示に心打たれたこともあり、くらま現役の期間はとりあえず継続しよう、ということで今日に至ります。

Img_0895  もともと、2005年7月29日、神戸での大学関係の打ち上げの帰路、阪急十三駅のホームにて神戸本線から京都本線への乗り換えを待つ時間、酔った勢いで立ち上げたのがWeblog北大路機関で、もともと北大路機関とは、大学での全ゼミプレゼンテーション大会のための、いわば“特務機関”でした。酔った勢いで、あの夜、ホームで、いわばでっちあげた瞬間から、はや四年。

200907271  北大路機関記章(仮)。四周年ということで創ってみました。菱形に穿たれた二つの湾、大阪湾と伊勢湾を模り、3師10師管区にほぼ重なる北大路機関の取材地域を示すとともに、傾けた北大路の“北”の文字を模した記章。上に鋭く尖る形状は、京都の北辺にて都との境界を担った北大路通りを示すとともに、もうひとつ、隠された大きな意味を持つ。

Img_5528  Weblog北大路機関ですが、なにぶん、更新を行う時間にも限りがあり、行事関係で掲載が実現していないものも多いですし、フォトアルバムにかんしても位置づけが不明確になっていまして、ううむ、OBの方も多くご覧になっているとのこと、なんとか掲載したいとおもっているのですが、ね。

Img_4426  自衛隊関連行事を掲載するとともに、Weblog北大路機関は、もう少し広い視点から安全保障を扱い、話題の提供を、という観点から記事作成を行っているのですが、同時に、毎日更新というもう一つの大きな目標のもとで記事を作成していまして、もっとも、更新と記事の質の両立、そして検証の面でも問題を抱えているのですが、これについて、過去の行事の扱いと共に、大きな命題として考えていく必要はあるのかな、と。

Img_1642  Weblog北大路機関その質と更新頻度の両立について、一つ考えられるのは、第二ブログの活用も一つの方法と考えています。Weblog北大路機関は、機材故障やサイトメンテナンスなどにより、行進が出来なくなった場合や、その他の緊急時を想定し、第二北大路機関(http://harunakurama.blog10.fc2.com/)を整備しているのですが、更新を比較的早く行えるこちらをメインとして、本ブログの更新頻度を落とす、という構想。しかし、ちょっと、第二北大路機関は、内容的に更新もしている予備ブログという位置を越えるには至っていないのが現状。

Img_8722  現在、北大路機関は、頑張って毎日更新してます、日本の安全保障の現状はこのような状況となっています、自衛隊は行事で見られるように、我ら日本の一員のなかでも直接武力による脅威に備えて頑張っています!、という手作り感のあるWeblogとして、続けてゆくのが一番いいのかな、とも。

Img_8672  一ヶ月後に本当のラストランを迎える名鉄7000形パノラマカー。歴史的建築物が維持される京都を俯瞰すると気づきにくいですが、冒頭に記した護衛艦はるな自衛艦旗返納もそうですが、世の中、動いているのですよね。鉄道や京都の現在も含め、移りゆく姿を記録する、ということも、更に重点を置いてゆくべきなのかと考えます。

Img_14451  ただ、自衛隊関連行事や防衛関係の話題に対して、鉄道関連の記事の人気はWeblog北大路機関では比較的低く、さらに旅行記、京都写真の記事の人気は低いようで、アクセス数に顕著に出てきます。アクセス数のためにやっているわけではないのですが、三本柱に二本柱、もっと判りやすく、面白い記事に仕立てる方法を模索しなくては、とも思う次第。これからも精一杯良い記事作りに邁進しますので、Weblog北大路機関をどうぞよろしくお願いいたします。

HARUNA

[本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる]

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米上院法案可決、航空自衛隊F-22導入について最後の機会か

2009-07-28 23:23:51 | 防衛・安全保障

◆F-22はF-Xとなり得るか

 F-22の三転四転、F-22生産終了が報じられた中、また動くのでは、と北大路機関で扱わなかったらば、本当に動いたので、本日は、この動きを紹介したい。

Img_9803  時事通信によれば、アメリカ議会上院は、国防長官に対して、日本に対するF-22の輸出の可能性を調査し議会報告を求める修正条項を盛り込んだ2010会計年度国防権限法案を28日までに可決したとのこと。同様の決議は下院でもなされている。アメリカ議会では、F-22の米空軍に対する追加調達は認めなかったものの、輸出型の生産については、可能性を残した形となった。

Img_9067  F-22の輸出可能性については、アメリカ議会上院は、予算成立後180日以内に“輸出仕様の機体の価格”、“技術的可能性”、“輸出仕様機を開発する上での必要な期間”、“輸出を行う上でアメリカ国内法の改正について必要の可否”を国防長官に報告するよう求めている。ジョージア州のF-22生産工場を地元とする共和党議員からは、国防総省だけではなく、外部にも調査を委託するよう求める修正法案を提出し、これも可決されている。

Img_0627  第一に重要なのは、アメリカ空軍向けのF-22生産は終了するものの、日本向けのラインとして、F-22の生産が維持される可能性を残すことで、完全にラインを閉鎖することなく、将来的にアメリカ空軍がF-22の増勢を必要とした際には、最後の選択肢を残すことが出来るよう施策が設定されている点である。即ち、これまで、国防総省と空軍では、輸出に対する否定的な意見と肯定的な意見に分かれていたものの、今後、米空軍におけるF-22増勢の可能性を残すならば、何らかの形でラインを維持する必要が出てくる訳だ。F-22対日輸出に反対する意見は米国国内にも多くある一方で、F-22の調達継続を求める動きも同様にあることを考えれば、F-22の新しい動きには注目する必要がある。

Img_9851  第二に、日本でのライセンス生産の可能性は、F-22に関しては完全に無くなったことを意味する。これは、F-2支援戦闘機生産終了とともに、三菱重工での戦闘機製造ラインは維持することが非常に難しくなり、F-15J後継機の導入に際して、繋ぎとなる機体、例えば先端技術実証機を試しに量産するというような防衛力とは無関係な投資を行わなければ、航空機関係の部品を供給している企業を含め、国内から技術が失われることを意味する。

Img_0499  個人的には、F-22は、航空自衛隊が運用したとしても得られるものは多いとは思うが、F-4の後継機や、F-15Jと同列に扱うことはできない機体のようにも思える。機密保護の観点などから、航空総隊司令部が移転予定の横田基地などに総隊司令部飛行隊として配置して運用した方が現実的なのでは、と考える一方で、F-22の輸出型が日本に輸出開始されるまでの間、繋ぎとしてF-2A支援戦闘機の生産継続の模索なども行われていしかるべきなのでは、と思う次第。

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舞鶴航空基地ちびっこヤング大会2009、様々な催し物と展示

2009-07-27 22:34:00 | 海上自衛隊 催事

◆舞鶴の工夫

 明後日で、いよいよWeblog北大路機関も創設四周年を迎えるのですが、本日は、普通に舞鶴チビヤン特集の記事を掲載したい。

Img_3942  舞鶴航空基地ちびっこヤング大会は、航空基地が民家から非常に離れているという事もあり、休日に飛行しても苦情などがほぼ寄せられない、というような立地にあるようで、飛行展示が実施された。しかし、チビヤン主役は、大きなカメラを担いだ人たちではなくちびっ子たちだ。そういう理由から様々な催し物が繰り広げられていた。

Img_4814  航空機整備展示。ヘリコプターのローターを取り外すところから始まり、最後にはエンジンも取り外している。ヘリコプターという子供たちにとっては頭上に見上げる以外は非日常の乗り物。それを整備展示でローターなどを取り外す、というのは、なかなか印象に残る展示なのでは、と思った次第。

Img_4734  消防車放水展示。熱い夏といえば、消防車で冷やすしかない!という印象の展示。消防車といえば、子どもたちにも人気がある筈なのだが、それ以上に航空機用消防車というのは、放水能力が従来の消防車と比べ根本的に異なる。これは、飛距離から迫力までを含めて、印象に残る行事といえよう。

Img_4895  ジャングル体験。救命ボートに乗り(ロープで牽引されて動く)、海賊船の模型やあシャチの風船が置かれている中を進む。ワニの格好をした隊員さんが途中でガオーって現れたり、ちょっと驚き、なによりも、ワタクシの方が、いやあ、手作りで頑張ってるなあ、ここまでやるのかあ、と驚いたりもした次第。

Img_4901  となりでは、ストラックアウトをやっていた。ただし、参加は子供まで。商品も用意されていて、確か無料だったような。隣では、風船釣りなども行われていた。実のところ、ストラックアウトの方がジャングル体験よりも長い行列があって、商品に惹かれる子供心というものもあるのかな、とか感じた。

Img_4802  ジャングル体験は、ここまで手作りで頑張ったのだから、もう少し人気があっても、とか思った次第。いっそのこと、来年は、救命ボートから輪投げをやって得点を競う、とか、ジャングルの上に架かるロープの部分に、アンパンやジャムパンでも吊るしてみるとか、参加型の要素を含めれば長蛇の列になったりするのでは、と。

Img_5132  舞鶴踊り(?)。航空基地の中を一周するように進んでいて、チンドン屋さんも祭囃子を奏でている。格納庫の中では、特ににぎやかに響きわたり、そういうば、今日は大阪で天神祭だったなあ、ということ思い出すようなお囃子でした。翌日は、舞鶴の花火大会、それと併せて、ということもあったのかな、と。

Img_5226  剣道の模範演技。木刀を手に、舞鶴航空基地の剣道有段者が、型の展示を行った。型を展示するつことが目的で、実際の試合を模したものではないのだけれども、笠取山の銃剣道模擬試合を思い出した次第。あのときは、銃剣道では小手は実戦の際には銃剣が貫徹するので、面と同じ扱い、ということを初めて知った。

Img_5264  舞鶴航空基地空手同好会による、空手の型展示。同好会には、なんと航空隊司令の西成人1佐の姿が。近くの方に聞いてみると、回転翼機搭乗員で、武道にも精通しているとのこと、ウチの司令はスゲーですよ!と、笑顔だ。なるほど、こういう司令が率いる23空、最近、日本近海に不審船が寄ってこない訳だ、と納得。

Img_5348  海上自衛隊ファッションショー。様々な制服を展示する。服装は、冬服から整備服装、それから消防服まで一通り展示。そういえば、護衛艦はるな、飛行甲板にて、舞鶴地方隊展示訓練の帰路、日本海から舞鶴基地までの道中にも、同じようにファッションショーをやっていたなあ、と思い出した次第。

Img_4780  ホイールローダー体験乗車。はたらくくるま特集として、消防車と並ぶ車両のような感じか。これも、道路工事なんかで見かけることは多いけれども、運転台に上がることはめったにないもの、子供達には日常では味わえないものだ。ちょっと地味に見えるけれども、これは貴重な経験につながるのかな。

Img_5720  護衛艦が停泊する北吸桟橋の一般公開。ここでは、護衛艦あぶくま、が甲板を一般公開していたほか、イージス艦みょうこう、を間近に見ることができた。ことしは北吸桟橋と航空隊の間でシャトルバスの本数が多かったのだが、いつもお世話になっているI様が、車両を出してくれまして、すいすい移動することができました(感謝!)。

Img_5921  舞鶴名物ホルモン焼きソバの出店や、エアクッションアトラクションなどもありましたが、ちょっと目を引いたのは水鉄砲。空気をコッキングで溜めて、かなりの距離をピーって飛ばせる水鉄砲で、風船を狙うもの。けっこう子供たちに人気でした。来年は、潜水艦とかのラジコンを水鉄砲で狙わせてみるとか。

Img_5899  新潟中越地震特集、というわけではないが、海上自衛隊が新潟中越地震の際に実際に行った入浴支援の方式を展示している。新潟は、舞鶴地方隊の警備管区だ。用途廃止になった護衛艦用救命膨張筏を利用して湯船としたもので、スチームによりドラム缶で真水を加熱、かけ流し式にすることで、浴槽を常に清潔な状態に保つことができたという。地震発生時に幕僚が知恵を出し合ったものだ。

Img_5894  浴槽となった廃品の救命筏。使用期限が切れていたのを保管していたのが役立ったとのこと。今回は、プールとして開放されていて、曇りとはいえ、暑い季節、子供達には人気だった。海上自衛隊を含め、自衛隊関連行事で、こういったプールの展示は初めて見たようにも思う。紹介できたのは一部ではあるが、様々な催し物が展開されていたチビヤンだった。

HARUNA

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護衛艦おおなみ[第2護衛隊群第6護衛隊] 名古屋港寄港、一般公開を実施

2009-07-27 00:58:17 | 海上自衛隊 催事

◆護衛艦名古屋港寄港

 機材上の都合により、更新が75分遅れたが、本日は、護衛艦おおなみ、名古屋港入港の様子を掲載したい。

Img_4484  たかなみ型護衛艦おおなみ。横須賀基地を母港とする海上自衛隊の汎用護衛艦である。満載排水量6300㌧、ガスタービン推進方式を採用し、各種ミサイルを垂直発射器に収容している点と、汎用護衛艦でありながら、必要に応じてヘリコプター2機を搭載可能な点が特色である。たかなみ型は、5隻が整備された。

Img_4479  基準排水量4650㌧で、満載排水量は6300㌧となっているが、継いでの新型19DDは、防空能力を強化させ、結果、基準排水量5000㌧とさらに大型化することとなっている。これでは調達費用も増大することを意味し、5000㌧型護衛艦の整備は少数で終え、続いて調達性の高い護衛艦の建造を計画していると伝えられる。

Img_4490  複合艇。むらさめ型では、シースパロー短SAM用Mk48VLSが設置されていた場所が、艦前方のMk41VLSへの集中配備により空いたことから、ここに複合艇が1隻置かれていた。この種の装備品を見ると、やはり海賊対策任務が思い浮かんでくる。背景左側にみえるのは国産艦対艦ミサイルSSM-1の発射筒。

Img_4495  12.7㍉重機関銃、艦橋構造物に配置されていた。機関銃そのものは取り付けられていないものの銃座には肩あても取り付けられているのが見える。不審船対処から海賊対処まで使える装備なのだが、反撃に備え25㍉程度の機関砲も取り付けてはどうかな、と思ったりする。

Img_4513  艦橋。むらさめ型護衛艦以降の護衛艦は、環境などの空調を充実させた設計を採っていおり、実際涼しいのだが、艦橋の隊員さんに聞いてみると、冷房吹き出し口をはじめ、冷房による結露は作業の支障になるとのこと。角度60°のラッタルで結ばれているので、背の低い方やお子様は、出入りに苦労するようだ。

Img_4526  5インチ砲。23日にも実弾射撃を実施したとのことだ。3インチ砲とは比較にならない強力な砲弾を投射する砲で、もともと、ミサイル護衛艦やヘリコプター護衛艦の艦載砲として採用されていたが、イージス艦への近代化等を経て、5インチ砲の護衛隊群あたりの保有数が変化することを受け、汎用護衛艦に配備された経緯がある。

Img_4548  二機分の着艦拘束装置用レールが見える。護衛艦の長期航行、そして任務範囲の拡大により、常時定数は1機としているものの、必要に応じてもう1機を搭載する必要も考えられ、あさぎり型以降の汎用護衛艦は二機の運用が可能な格納庫容積をもつ設計とされていたが、実際に2機分の設備を有しているのが、たかなみ型である。

Img_4552  ヘリコプター格納庫には、途中に支柱が設置されているが、これは折りたたんで内側に収容できるとのこと。たかなみ型護衛艦は、むらさめ型護衛艦の改良型であるが、本型から、支柱を折りたためることとなった。もともと省いては、とも思うが、聞いてみると格納庫の強度上、致し方ないとのこと。

Img_4561  搭載されるSH-60K哨戒ヘリコプター。SH-60Jの除籍が進んでおり、置き換えが行われている。29機が配備され、館山航空基地第21航空隊、大村航空基地第22航空隊、そして、舞鶴の第23航空隊にも配備が始まると伝えられている。各種機材の近代化とともに、ローター形状の変更により低騒音を実現したという機体だ。

HARUNA

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舞鶴航空基地(第23航空隊)ちびっこヤング大会2009 本日実施

2009-07-25 21:20:29 | 海上自衛隊 催事

◆豪雨を越えてシーホーク展示飛行

 本日、そして明日もだが舞鶴基地においてちびっこヤング大会が実施された。そこで、まだ写真を整理していないのだが、速報という形でお伝えしたい。なお、明日は航空基地開放は無く、桟橋での護衛艦一般公開が実施される。

Img_4332  エンジンの鼓動を回転翼に連動させ、まさに飛び立たんとする第23航空隊のSH-60J哨戒ヘリコプター。既に新型のSH-60Kも舞鶴航空基地に配備されているとのことだが、今回の一般公開では展示や飛行は行わなかった。しらね艦載機ということになるのか、もしくは、すずなみ、とともに出航しているという意味なのかは不明。

Img_4273  飛行展示は、午前と午後の二回実施、編隊飛行、機動飛行、救難展示など一通りの展示を披露した。飛行展示前には時折雨がぱらつき、特に基地開放直前の滝のような豪雨に見学者は飛行展示の中止など憂慮したのだが、何事もないように飛行準備を開始、天も天晴れというべきか、飛行展示直前に雨が上がった。

Img_4065  舞鶴航空基地は、天橋立から続く風光明媚な立地に囲まれており、曇りの天気にて、その全てを堪能することは適わなかったものの、入り組んだ山々を背景に飛行展示を実施した。先週の小松島航空基地と同じく、回転翼機部隊ということで海に面しており、大自然を背景に、航空機のラインが一層際立つ。

Img_4145  第23航空隊でも、機体迷彩は、従来のホワイトを基調とした塗装から、グレーを基調とした、いわゆるロービジ迷彩へ過渡期という状況で、灰色の空を背に、ロービジ迷彩の効果についてもよく見ることができた。晴天だと、舞鶴は夏、とにかく暑いので、このくらいの天気が良かったのかもしれないと思った次第。

Img_4365  除籍された元ヘリコプター搭載護衛艦はるな、の隣を行く搭乗員たち。舞鶴航空基地が建設された背景には、ヘリコプター搭載護衛艦をはじめ哨戒ヘリコプターを搭載する多数の護衛艦が舞鶴基地を母港としている点が挙げられる。今日では、静かに解体の時を待つのみであるが、それでも現役時代の姿をとどめつつ、舞鶴基地を見守っている。

HARUNA

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陸上自衛隊中部方面隊管区2009年度納涼行事実施詳報

2009-07-24 23:33:57 | 北大路機関 広報

◆自衛隊夏祭り

 自衛隊関連行事の中でも、本日は中部方面隊管区における自衛隊施設での盆踊りなどの情報について紹介したい。

Img_7996  陸上自衛隊駐屯地でも、納涼行事は行われ、駐屯地が開放され、模擬店や盆踊り広場などが設置され、自由に楽しむことが出来る。観閲行進や模擬戦などは当然行われないものの、地域の一員としての自衛隊の役割とともに、その結びつきを強めるための交流行事として行われている。

Img_7974  早い話が夏祭りだ。夏祭りとして以外にも、保存装備品など、駐屯地の全てが開放される訳ではないものの、ゲートガードとして置かれている戦車は、駐屯地祭の昼間に眺めるのとは全く違った迫力を醸し出している。また、駐屯地によるが、展望台や資料館など一部施設が開放されることもあるようだ。

Img_7968  平日に行われる行事も多く、本当に、自衛隊の施設で行われる夏の納涼行事に他ならないのだけれども、ビールを片手に祭囃子を聞きながら盆踊りを眺めたり、はたまた浴衣で祭事に飛び入り参加してみるのも良し。場所が場所だけに酔い潰れないことだけを注意して、けっこう楽しめる行事といえる。

Img_7938 なお、北大路機関広報で扱う納涼行事は、中部方面隊管区における陸上自衛隊う行事に限らせていただくので、西部方面隊、東部方面隊、東北方面隊、北部方面隊における納涼行事については、割愛させていただく、あしからずご了承のほどをお願いいたします。

  • 7月25日:善通寺駐屯地納涼行事[香川県]
  • 7月28日:海田市駐屯地夏祭り[広島県]
  • 8月3日:日本原駐屯地納涼大会[岡山県]
  • 8月4日:米子駐屯地納涼祭[鳥取県]
  • 8月5日:宇治駐屯地納涼盆踊り[京都府]
  • 8月5日:桂駐屯地納涼夏祭り[京都府]
  • 8月6日:伊丹・川西駐屯地合同盆踊り大会[兵庫県]
  • 8月6日:三軒屋駐屯地合同盆踊り[岡山県]
  • 8月6日:八尾駐屯地盆踊り花火大会[大阪府]
  • 8月6日:大久保駐屯地盆踊り大会[京都府]
  • 8月6日:姫路駐屯地盆踊り大会[兵庫県]
  • 8月6日:明野駐屯地納涼祭[三重県]
  • 8月6日:福知山駐屯地夏祭り行事[京都府]
  • 8月7日:びわ湖花火大会大津駐屯地一般開放[滋賀県]
  • 8月7日:守山駐屯地納涼行事[愛知県]
  • 8月7日:金沢駐屯地納涼盆踊り大会[石川県]
  • 8月8日:青野原駐屯地青野祭(兼駐屯地祭)[兵庫県]
  • 8月8日:松山駐屯地納涼祭[愛媛県]
  • 8月8日:豊川駐屯地納涼夏祭り[愛知県]
  • 8月8日:山口駐屯地夏祭り・音楽フェスティバル・花火大会[山口県]
  • 8月11日:和歌山駐屯地納涼大会[和歌山県]
  • 8月11日・12日:千僧駐屯地盆踊り大会[兵庫県]
  • 8月19日:春日井駐屯地納涼祭[愛知県]
  • 8月30日:サマーフェスタ出雲[島根県]

Img_7953_2 ちなみに、この写真は宇治駐屯地納涼行事で撮影した61式戦車。露光時間を延ばして撮影してみると、この通り、駐屯地祭の青空の下に佇む戦車とは、また違った印象をこちらに見せてくれる。納涼行事、夏祭り、サマーフェスタなど様々な呼び方があるが、基本的に行事内容は同じとのこと。

Img_7933 サマーフェスタといえば、海上自衛隊の護衛艦一般公開や体験航海などが行われる、いわゆるサまフェスとは異なり、夕方から夜にかけて行われる行事なので注意が必要だ。行事の詳しい実施時間や、行われる行事などについては、中部方面隊HPに記載されている納涼行事に関する詳細をご覧いただきたい。

http://www.mod.go.jp/gsdf/mae/index.html

Img_7904  なお、報道などでもご承知の通り、山口県防府の水害に第17普通科連隊をはじめとする第13旅団が災害派遣中であり、今現在も北九州では記録的な集中豪雨が続いている。仮に、という話ではあるが、近傍で災害が発生し駐屯部隊に災害派遣要請が出されれば、当り前ではあるが、納涼行事などは中止となる。

注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関

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よしの[とから型巡視船] 小松島港の徳島海上保安部最新鋭巡視船

2009-07-23 23:42:54 | 先端軍事テクノロジー

◆PM-27よしの

 本日は巡視船特集。例えば“海上自衛隊地方隊用輸送艦、その現状と理想”や、“武器輸出三原則、V-107の先例からハリアーのライセンス生産を”、などなど、書きたいことは多々あるのですが、時間が無いので巡視船。

Img_3716  小松島に入港していたのは、徳島海上保安部の最新鋭巡視船“よしの”。よしの、は、とから型巡視船の七番船として2009年6月に竣工、文字通り就役したての最新鋭巡視船だ。総トン数335㌧、船体は軽合金製で全長56㍍。ディーゼルエンジン3基を搭載し出力は15000馬力、速力は30ノット以上とされる。

Img_3721  能登半島沖不審船事案を受け、海上保安庁は50ノットに達する高性能巡視船つるぎ型を整備したが、高性能とともに価格も高騰してしまい、6隻で建造は終了した。そこで、従来の巡視船としての警備救難能力に加え、武装工作船への対処も可能な防御力と速力を兼ね備えつつ、調達価格を抑えるという厳しい何代の下で整備されたのが、とから型巡視船。

Img_3720  調達価格を低減するために、徹底して重量軽減が行われており、特にエンジンの軽量化に重点が置かれている。警備任務には、遠隔操作式制動型20㍉多銃身機銃を搭載、放水銃もみえる。特にウォータージェットの噴射部分の一部を簡略化するなどして、軽量化を図っているとのことだが、これら簡略化により、調達は比較的順調に進んでいる。

Img_3723  単価は25億円程度2003年から就役が始まり、現在、2012年度分を併せ20隻の建造が決定している。なお、高速航行時の振動は物凄く、三番船から乗員用にハイバックシートを採用、振動時の乗員への負担を軽減している。海上保安庁は、1300㌧の“はてるま”型、1800㌧の“ひだ”型などを整備し、警備救難能力の向上に努める一方、老朽巡視船も多く、如何に代替船を建造するかは、変わらず大きな問題となっている。

Img_3303  小松島航空基地からSH-60Jが離陸。ただ、この日の祝賀飛行が行われるのは1730時との発表だったので、離陸には少し早い。しかも離陸したのは1機のみだったので、祝賀飛行ではなくミッションフライトの可能性が。SH-60Jは洋上の艦艇などへの物品輸送にも用いられることがあるとのことだ。

Img_3725  赤石岸壁の輸送艦おおすみ。200㍉望遠でも、この通り遠い。ここに、明日歩いてゆくのか、と見ていた。その昔、四国には小松島線というものがあり、その路線が現役のころは、湊への行き来は楽だったようだが、今日は廃線、小松島駅も無くなり、現在は、南小松島駅が特急停車駅として残っているのみ。

Img_3710  巡視艇うずかぜ。ひめぎく型(旧すずかぜ型)の13番艇。既に140隻以上が就役している海上保安庁の主力巡視艇。総トン数23㌧、ディーゼル2基により1820馬力、速力30ノットを発揮する、航続距離は160浬。船体は高張力鋼製で、後期型は放水銃を廃止、その余剰重量を防弾装甲に充てて警備力強化仕様としている。

Img_3709  巡視船びざん。徳島海上保安部に移転前は、巡視船ひろみね。あかぎ型巡視船の5番船として1989年に就役。満載排水量115㌧、ディーゼル2基出力4800馬力により、速力28ノットを発揮する。乗員は12名、あかぎ型の約半数は警備用に12.7㍉機銃を搭載しているが、本船は放水銃を装備している。航続距離は500浬。

HARUNA

[本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる]

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皆既日食&部分日食 日本全国で観測、航空自衛隊も支援

2009-07-22 21:59:06 | 航空自衛隊 装備名鑑

◆太陽が欠ける、46年ぶり

 地球と太陽の間に月が入り込み、日中に太陽が隠れる皆既日食が、日本でも観測できた。日本で、皆既日食が観測されるのは46年ぶりとのこと。

Img_3603  部分日食を天頂に仰ぎ、NHKの中継とともに皆既日食の様子を見守った。残念ながら、小笠原諸島や太平洋上の船舶を除き青空は望めず、曇り空、世界最長の皆既月食が観測できるというトカラ列島では、あいにくの豪雨だったとのことだが、曇り空の隙間から日食がみえた地域は、かなりあったようだ。

Img_8155  こうした中、航空自衛隊は、本年が小牧基地開庁50周年という節目の年にあたることから、特別に地域の小学生と保護者20名を招待、C-130H輸送機による高度6000㍍の上空からの部分日食の観測飛行を行った。石川県から長野県上空を飛行し、約一時間の体験飛行とともに、機体上部の半球状のドームから欠けた太陽が見えたようだ。

Img_3992  天体に興味を持つ方は、少なくないと思うのだが、子供だけでそのためだけに遠出するというのは、難しいもの。この子どもたちの科学への好奇心を、航空自衛隊が叶えた、というもの。高度6000㍍は雲の上、眼下の雲海とともに眺める日食は、一生忘れられない思い出になったのではないだろうか。

Img_3714  さてさて、当方は、一生に一度かもしれない観測でも、目を傷めて文字通り一生に一回となっては無意味だし、CCDが焼けてはナンセンスなので、幾重にもフィルターを装着したカメラにて、直接ではなく水面に写る日食を撮影、ということを考えていたのだが、実際本日を迎えると天候は曇り。これは太陽を観測するには逆に最適なのでは、と思った次第。

Img_3851  1100時を過ぎると、太陽は急激に欠けてゆき、室内からも日食が進んでいることがわかった。ちょうど、厚い雲から透かして幽かにみえるその姿は、なるほど、幻想的という言葉がぴったりと合う情景。部分日食でも八割が欠けるということなので、その様子を、実際に見上げると、なかなか壮観である。

Img_4307  定期航路の旅客機や、日食観測専用の特別機も飛ばされたようで、例えば予算に相当余裕のある方はチャーター機を飛ばすなどしたほうが確実だったやもしれない。そんな中、子どもたちのためにこの日に体験飛行を実施した航空自衛隊、御役所なのだけれども、なかなか粋なことをしてくれるなあ、と思った次第。

Img_8122  任務飛行や体験飛行について、日食以外にも、これは、というものを挙げると、過去にも例えば海上自衛隊の哨戒機が、離島の子供たちの学校卒業式にあわせて、訓練飛行に併せて本土の厚木航空基地から開花時期を迎えた桜の枝を輸送したり、と風情ある“任務飛行”などを実施している。

HARUNA

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