一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

12月3日のLPSA芝浦サロン

2010-12-05 01:30:54 | LPSA芝浦サロン
「将棋世界」1月号の表2広告(表紙の裏ページ)に、女優の小雪が写っている。雰囲気がやはり中倉宏美女流二段に似ていると思うが、どうか。

おととい3日(金)のLPSA芝浦サロン、常駐女流棋士は、島井咲緒里女流初段だった。
島井女流初段が芝浦サロンの金曜日を担当するのは初めて。島井女流初段は「ファンランキング」3位だが、1位の船戸陽子女流二段はほとんど殿堂入りのようなものだし、2位の室谷由紀女流1級も面識がないので、実質的なファンランキング1位は、島井女流初段とも云える。ゆえにおとといは、島井女流初段に会えるのが楽しみだった。
芝浦サロンでの指導対局は予約制なので、2時を取った。本当は3時か4時ごろにゆったりと訪れたいのだが、2時の回は毎回空いていて、そこに予約を入れるのが望ましいのだ。
ドアを開けると、島井女流初段とにこやかに話している男性がいた。Y氏であった。いつもは夕方にやってくるY氏、一番手に訪れるのは珍しい。島井女流初段目当てなのかどうか知らんが、油断もスキもない。
私も島井女流初段と指導対局。相変わらずかわいらしく、「プニスマイル」は健在である。しかし指し手は厳しかった。
指導対局が終わり、一般対局。1局目はサロン常連のS氏と。私が二枚落とす手合いだが、S氏は「教えていただけるんですか…」と、腰が低い。将棋は棋力が上だから偉いわけではない。ましてアマチュア同士ならなおさらだ。こちらが駒を落としていても、立場は対等である。
将棋はS氏が得意の銀多伝を放棄し、二歩突っ切りできた。しかし指し慣れないためか、力を出し切れなかったようだ。
2局目はKur氏と。Kur氏は午前中、女流棋士スーパーサロンに顔を出し、藤田綾女流初段に教わってきたらしい。私ももう一局藤田女流初段に教わりたいが、私も休みの日は、撮りだめしたビデオを観なければならず、それなりに忙しいのだ。
Kur氏との手合いは私の角落ち。Kur氏の筋の良さは誰もが認めるところで、本当は角の手合いではないのだが、芝浦サロンでは、下手の要望が優先されるのでやむを得ない。しかし結果は私の勝ち。終盤まで劣勢だったが、Kur氏が負け下になっていたようだ。
続いてはサロン2回目の来席という男性と。振り駒で私が後手番になったので、横歩取り☖2八歩~☖4五角を選ぶ。お互い自信がない将棋だったが、最後はこちらに指運があった。
「将棋世界」1月号で、阿部健治郎四段が「将棋は相手に読んでもらった方がいい場合もある」と書いているが、そのケースがこちらに幸いした。
時間がない(帰る時間)、と言う男性氏だったが感想戦は熱心で、私も拾わせていただいたので付き合う。視界にこちらを見る女性の姿が入っていたのだが、手合い係の大庭美樹女流初段かと思ったら、前半の指導対局を終えた島井女流初段だったので、感想を言う言葉に力が入ってしまった(大庭女流初段に他意はない)。
4局目はY氏と。もうY氏とは平手の手合いだが、試しにもう一度、私の角落ちで臨んでみた。
今回はかなりむずかしい戦いになったが、やはり角落ちのハンデは持続していた。しかし上手☖2一桂☖2二銀☖2三歩☖3二王☖3三金☖3五歩☖4二歩☖7三飛 持駒・角、銀、歩 下手☗2九桂☗4四歩☗4五飛☗5一金☗5四歩 持駒・銀、歩数枚の局面で、私が☖3八角と打ったのが、ココセの大悪手。すかさず☗4一銀と打たれて飛び上がった。以下☖3一王の一手に☗3二歩☖同金☗3五飛まで、私の投了となった。
☗4一銀では☗6二銀と打たれることばかり気にしていて、俗手の王手がまったく見えていなかった。局後、
「こんな手を指しているようじゃあ…」
とY氏に嗤われたが、返す言葉がない。次回から初段でやらせてもらおうか。
5局目はIs氏と。相居飛車のむずかしい将棋になったが、殺されそうな飛車が相手の金、桂と交換になり、指しやすさを感じた。その後は例によってもつれたが、最後はIs氏の秒読みにも助けられ、辛勝した。
感想戦も終わり、この時点で8時10分。しかし島井女流初段の指導対局に空きがあったので、頼んで指させてもらった。
もちろん有料であるわけだが、この「おかわり制度」、いちばん貢献しているのは私ではないだろうか。これからはもう少し、出費を抑えるようにしたい。
コメント (4)
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