一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

社団戦はどうなる

2020-05-17 00:16:04 | 社団戦
新型コロナウイルスの影響で、夏の甲子園大会が中止になりそうである。私は高校野球に興味はないのでアレだが、アマ棋界ではアマ竜王戦やアマ名人戦などが中止になり、プロ棋界でも加古川青流戦が中止になった。
私のような縁台将棋クラスが参加できる「公式戦」といえば社団戦で、この開催の可否判断は気になるところである。
社団戦のHPには4月8日に見解が出ていて、要約すると、
「東京アマチュア将棋連盟側としてはもちろん開催したい。ただ場合によっては日程の短縮もある。開催にあたっても、政府により多人数の集まりが可になっていることが条件。開催地周辺の飲食地なども、同様の措置が取られていることが必要である」
である。この会合が今月中旬に行われ、その結論をHPにて報告するという。たぶん、この週末に行われるのではないか。
なお私は今年も、「将棋ペンクラブ」から参加させてもらうつもりでいる。今年の日程は、以下の通りである。

6月28日(日)団体戦
7月26日(日)団体戦
8月30日(日)団体戦
9月27日(日)個人戦
11月1日(日)団体戦

日程が短縮されると第1日目から削られていくのだろうが、秋から冬にかけてコロナの第2波がくるとの見方もあり、まったく予断を許さない。
仮に開催可となっても対局スタイルが問題で、対局場である産業貿易センター台東館は、「密閉、密接、密集」のいわゆる典型的な3密である。
もし開催されればこの条件も緩和されているのだろうが、いやいや、政府はやんわりと3密の継続を求めるに違いない。となれば「前後左右に1m」の社会的距離を厳守することになり、現在のテーブル使用は無理。また対局フロアも、2階分では済まなくなる。
それに対局が終われば仲間とおしゃべりしたくなるわけで、1mの距離を保つのは不可能である。
社団戦にはLPSAの出展等もあるが、プロ棋士は怖くて、現場に来ないだろう。結果、ますます男臭い空間が増幅されることになる。
プロは生活が懸かっているから将棋を指すしかないが、我々アマは社団戦がなくなっても、なんら支障はない。そう考えれば今年は中止、もやむを得ない気はする。
とにかく今は、理事会の結論を待つよりない。
コメント (2)
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