第78期名人戦は10日から始まることになったが、第79期順位戦は今日2日に開幕する。A級の佐藤康光九段VS広瀬章人八段戦である。
名人戦の最中に次期順位戦が始まるのはよくあるが、開始前に始まるのは極めて異例だ。
当ブログでは名人挑戦者と各クラスの昇降級予想を毎年行っているので、今年も行おう。
その前に今期は、B級1組~C級1組の昇降級数に変更があった。すなわち、
B級1組 降級:2名→3名
B級2組 昇級:2名→3名 降級点:5名につき1名→4名につき1名
C級1組 昇級:2名→3名 降級点:5名につき1名→4.5名につき1名
である。この結果、B級2組は降級点が5名から6名に、C級1組は7名から8名に増えた。
ただ当ブログでは降級点の予想はしていないので、こちらは関係ない。
では予想に移ろう。
■A級
名人挑戦:名人戦の敗者が渡辺明三冠だった場合→菅井竜也八段
名人戦の敗者が豊島将之竜王・名人だった場合→豊島竜王
降級:三浦弘行九段、稲葉陽八段
渡辺三冠が破れた場合、さすがに連続挑戦はないと思う。そこで、若干穴の気もするが、菅井八段の挑戦とした。前期B級1組での勝ちっぷりがあまりにもよかったからである。
豊島竜王・名人が破れた場合は、すぐにリターンマッチしそうだ。
降級は、誰も降級しそうにない。ただ、新A級の2名は落ちない気がする。よって、順位7位と8位の2名を降級とした。
■B級1組
昇級:木村一基王位、久保利明九段
降級:松尾歩八段、山崎隆之八段、近藤誠也七段
B級1組はA級2組なので、誰が上がってもおかしくない。久保九段は順位もいいし、昇級の最右翼だろう。
木村王位は微妙だが、順位1位とタイトルホルダーの実績を買った。
降級は、誰も落ちないと思う。
■B級2組
昇級:横山泰明七段、戸辺誠七段、藤井聡太七段
横山七段と澤田真吾六段を昇級候補に見ているが、両者が2回戦で対戦する。横山七段の勝ちと予想して、横山七段の昇級とした。ただ、横山七段のほうが10名の当たりはキツイ。保険を掛けるなら両者を挙げるのがいいのだが……。
藤井七段の昇級は当然。10戦全勝で上がるだろう。
残り1名が難しい。澤田六段にすれば簡明だが、ここは戸辺七段を推してみよう。ちょっとした勝負手である。
■C級1組
昇級:及川拓馬六段、石井健太郎五段、都成竜馬六段
及川六段は昇級の最有力だろう。
石井五段と都成六段も順位がよく、毎年高勝率で期待されるが、最終戦で直接対決がある。どっちが勝つか分からず、こちらは両者昇級の保険を掛けた。
■C級2組
昇級:佐々木大地五段、大橋貴洸六段、斎藤明日斗四段
佐々木五段は、そろそろ上がらないとしょうがない。4回戦の大橋六段戦が勝負だが、ここに勝つと見た。
その大橋六段は、ほかの9局に全部勝ちそうな気がする。8勝でも昇級できるだろう。
あとは分からないが、斎藤四段は意外にいい位置につけている。何となく上がりそうである。
以上が予想の17名である。8名当たれば、胸を張れるのではないか。
名人戦の最中に次期順位戦が始まるのはよくあるが、開始前に始まるのは極めて異例だ。
当ブログでは名人挑戦者と各クラスの昇降級予想を毎年行っているので、今年も行おう。
その前に今期は、B級1組~C級1組の昇降級数に変更があった。すなわち、
B級1組 降級:2名→3名
B級2組 昇級:2名→3名 降級点:5名につき1名→4名につき1名
C級1組 昇級:2名→3名 降級点:5名につき1名→4.5名につき1名
である。この結果、B級2組は降級点が5名から6名に、C級1組は7名から8名に増えた。
ただ当ブログでは降級点の予想はしていないので、こちらは関係ない。
では予想に移ろう。
■A級
名人挑戦:名人戦の敗者が渡辺明三冠だった場合→菅井竜也八段
名人戦の敗者が豊島将之竜王・名人だった場合→豊島竜王
降級:三浦弘行九段、稲葉陽八段
渡辺三冠が破れた場合、さすがに連続挑戦はないと思う。そこで、若干穴の気もするが、菅井八段の挑戦とした。前期B級1組での勝ちっぷりがあまりにもよかったからである。
豊島竜王・名人が破れた場合は、すぐにリターンマッチしそうだ。
降級は、誰も降級しそうにない。ただ、新A級の2名は落ちない気がする。よって、順位7位と8位の2名を降級とした。
■B級1組
昇級:木村一基王位、久保利明九段
降級:松尾歩八段、山崎隆之八段、近藤誠也七段
B級1組はA級2組なので、誰が上がってもおかしくない。久保九段は順位もいいし、昇級の最右翼だろう。
木村王位は微妙だが、順位1位とタイトルホルダーの実績を買った。
降級は、誰も落ちないと思う。
■B級2組
昇級:横山泰明七段、戸辺誠七段、藤井聡太七段
横山七段と澤田真吾六段を昇級候補に見ているが、両者が2回戦で対戦する。横山七段の勝ちと予想して、横山七段の昇級とした。ただ、横山七段のほうが10名の当たりはキツイ。保険を掛けるなら両者を挙げるのがいいのだが……。
藤井七段の昇級は当然。10戦全勝で上がるだろう。
残り1名が難しい。澤田六段にすれば簡明だが、ここは戸辺七段を推してみよう。ちょっとした勝負手である。
■C級1組
昇級:及川拓馬六段、石井健太郎五段、都成竜馬六段
及川六段は昇級の最有力だろう。
石井五段と都成六段も順位がよく、毎年高勝率で期待されるが、最終戦で直接対決がある。どっちが勝つか分からず、こちらは両者昇級の保険を掛けた。
■C級2組
昇級:佐々木大地五段、大橋貴洸六段、斎藤明日斗四段
佐々木五段は、そろそろ上がらないとしょうがない。4回戦の大橋六段戦が勝負だが、ここに勝つと見た。
その大橋六段は、ほかの9局に全部勝ちそうな気がする。8勝でも昇級できるだろう。
あとは分からないが、斎藤四段は意外にいい位置につけている。何となく上がりそうである。
以上が予想の17名である。8名当たれば、胸を張れるのではないか。