茶事へ

なかなか暖かくならないね、皆さんところは桜は咲いてるのでしょうか
こちらは　まだもう少し花見には早いみたい。
今日も風が冷たく　暖かいとは言えなかったなあ

茶道教室のおさらい会で　先生が某料理屋さんのお茶室で
茶事を開いてくださった。

２回目の茶事参加。１回目は表千家の茶事にお招きを受けたのだけど
作法も何もわからず、ずーっと冷や汗かきっぱなし

今日は　先生の１番弟子の先輩方が　亭主をしてくださり、
私達のすぐ横で　先生がつきっきりで教えてくださったの
怖いものなしだよ
なんて、シアワセ　良い経験をさせて頂いた

私達がお稽古したり、一般的に想像する「お茶」は　和菓子とお薄を頂くことだよね

でもね、ほんとのほんとの茶道は　炭をおこすことから始まり
お香に　掛け軸・お花に焼き物・茶懐石のお料理・お酒にお茶漬け
濃い茶に生菓子・・一休みして最後に干菓子とお薄・・・・と

４時間を超える社交なの

私達が思い描いているあの「お茶」（お薄とお菓子）は　一連の長い行事のほんのひとつまみなのです～

茶道は奥が深いというのは　このことだったんだなって思う。

それに今日は　先生が「昔の通りにしましょうよ」と
電気をつけずに　薄暗～いなかでの茶事

最初は　見えづらかったが　だんだん慣れてくると
薄暗がりって　落ち着くのよね

亭主の炭手前を見てから　茶懐石を頂く
グルメな現在人からすると　物足りないくらい質素な食事。
でも、旬のものを薄味で料理してあって　ホントに美味

すこしづつ　ゆっくり食べてると　ぷわあんとお腹が膨れてくる
ダイエットにいいわ

そして　どんどんお酒がまわってくる。

これも美味しい日本酒で　お茶飲む前に　お腹が膨れすぎちゃうくらい
どんどん飲んでしまう。
茶事って　こんなにお酒を飲むんだ！
私の隣のお茶友達も呑んべえなので　二人して調子にのり
昼間から　お酒たくさん呑んじゃった

思えば　茶道はもともと武士に流行したもの。
男の人の社交の場だったのだから　お酒も当たり前だよね
さしつさされつ　その土地の旬のものを肴に　
いろんな　情報を交換してたんだろうね

そのあと、濃い茶というどろっとしたお茶を３～４人で回しのみします

回しのみ！だよ

あんなどろーんとしたものを　間接ちゅう　で　飲むのだから、
嫌なひとと同じ席には座れない

この頃から　先程のお酒がほどよく廻ってきて　薄暗がりの静かななか
睡魔が・・・・ね、ね、眠い～

後半、必死で睡魔と戦ってました

でも、茶事って　招かれるほうは　とっても楽しい
ますます頑張ってお稽古に励みまあす