石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

叶 恭子 トリオリズム

2006-04-20 23:53:32 | Weblog
今年は 叶姉妹が発見されてから10年目 だとか・・・

美香さんの写真集が巷では話題になってるが、私はまだ見ていない。
恭子さんが カメラマンになって 美香さんを撮ったんだってね
美香さんのほうが まだ人間味があってフツウの人っぽい(恭子さんに比べれば・・だよ)
機会あれば、この美しい写真集、見たいわ~



写真集より先に 恭子さんのエッセイ集が出てて
今日 読みました。
一部、フィクションですとお断りしてあったが、この本の中で
ノンフィクションの部分があるの~!!
と叫んでしまいそうなほど 過激な内容でした

叶恭子は 独特の信念をもった女性です
書いてあることが あまりにも世間と違い過ぎて
呆れるのを通り越して 笑えてくるのですが。
でも、こんな風に 常識をびりびりと破って本能のままに
生活できたら 楽しいだろうなあって 思えてくる

如何に自分が毎日、いろんな役割りや顔に がんじがらめに
囚われているかが わかる。
 たとえば私・・
母であり、妻であり、嫁であり、経営の片腕であり、石屋のカミさんであり、PTA役員であり、地域の一員であり・・・
常に本能を隠して その役割りにふさわしい役を演じないといけない

日頃、そんなことを意識してはいないけれど、この本読んだら、
結構たくさんの鎧をかぶってんだなあと感じる。
読むのに没頭するうちに、そんな鎧がひとつずつ落ちていくような開放感・・

常識的に考えれば、アホちゃう・・?と思えることが、
鎧を捨てて身軽になった心で読めば、心理をついてるような理にかなっていることのような・・恭子さんの言ってる事が理解できてくるの。

結局、アダムとイブの時代から、LOVEがすべて。LOVEが基本。


 とても官能的な本なので、読んでるだけで女性ホルモンが充満してきますよ
ゴージャスでセクシーな気分に浸れます
すらすらすらっと簡単に読めるし

この本を叶恭子本人が本当に書いたのか、もしくはゴーストライラーが書いたのか
知らないが、もし恭子さん自身がほんとに書いたのなら、
彼女ってまさに天才的プロデュース力を持った感性・知性の優れた人だと思う






コメント (5)
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インドネシアつながりの日

2006-04-20 00:18:18 | 趣味
今日は 一日、主人とデートの日でした

まずは京都松栄堂 烏丸本店 へ香木の展示会へ

松栄堂は 二人で何回か足を運んでいるが、今日の香木展示会は年に1度の
イベントで、初めての参加。
普段、伽羅や沈香といった香木は、本店の鍵のかかったガラスケースの中に 少しだけ飾ってあるのだが、
この香木展には 最上級の伽羅をはじめ、沈香・白檀といった様々な香木がたくさん展示してある。

写真をお見せしたいのだが、店内での写真撮影は いっさい禁止なの、
ごめんちゃい

香木の分割りの実演をみたり 聞香(もんこう)の仕方をならったり
いろんな経験をさせて頂いた。

香木とは インドネシアやベトナムの特定の熱帯雨林で、ある種の木の樹脂が
突然変異をおこし、ながい年月を経て熟成されたもの。
大変、希少価値なもので 熱を加えることによって
芳香を発生する

その香木のなかでも ひときわ希少であり、なんともいえない
芳しい香りを発するのが、伽羅 (きゃら)

一見みたら、黒っぽい木のきれはしかと思うのだが・・思うのだが・・・
20センチくらいの細い木切れで400万円!!!だそう・・
一般人は とても 木切れ単位で伽羅を買うことはできない

縦横1センチ、厚さ1ミリくらいの 「割り」という小片に
熱を加えて その香りを楽しむ。
聞香で、沈香と伽羅の聞き分けをしたが、注意深く神経を研ぎ澄ませて
香りを聞くと、そのふたつが全く違う香りだとよくわかる。

伽羅の香りは 奥が深く、広がりがある
甘いような懐かしいような・・なんともいえない芳香
脳内のなにか 神経回路がぱあっつと 広がるような
上質の美味しい日本酒を味わうのに似てるなと感じた。

最近、景気が回復感を見せてきてるので、伽羅がまた売れ出したそうだ。
大阪のお寺の住職が つい先日、伽羅をまとめて3本
ん百万円!購入されたそうです。使わなかっただけで、オカネはあるところにはあるんだね~

松栄堂で、ゆるやかな時間を過ごしたあとは 京都駅四季劇場

劇場横の イタリアンのバイキングでランチ
ここのバイキングは とってもおトク!
京都駅付近で どこかランチできるところ探してたら
行ってみてください
1200円くらいで 食べたい放題・ワイン飲みたい放題
美味しいし、安いし、オススメで~す

本日の劇団四季の演目は南十字星
南十字星

昨年から続いている 昭和三部作の最終演目。
私は 頑張って、三作とも全部見ました

今日の南十字星は 好きな俳優さん、阿久津陽一郎さんだったので
とっても良かった

インドネシアに出征した 京大法学部の青年が BC級戦犯として
絞首刑にされる悲劇の物語。

感動・感動で 涙が止まらなかった
今の平和で穏やかな毎日は 戦争で無念の死を遂げた数多くの命の
上に成り立っているものだと思う。
心から 感謝したく思う。
戦犯と裁かれて 理不尽の死に追いやられるにも拘わらず
自分の無意味な死が 日本の未来に意味をもつのだと信じて
死んでいった潔い戦士たち・・・

暖かい涙がぽろぽろ流れ、エクスタシーというべき感動に包まれて
劇が終わってからも キモチの切り替えができなかった

三部作のなかでも 一番よかったんじゃないかな・・?

劇中、インドネシアのエキゾチックな官能的な踊りがたくさん出てきて
数年前、家族で旅行したバリを思い出した。

今日は 香といい、劇団四季といい、インドネシアつながりの
素敵な日だった 

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