石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

延暦寺レポート

2006-11-21 23:22:07 | Weblog
先日、言ってたように雑誌和楽の企画で、延暦寺へ
ウィーンオーケストラのコンサートを聴きに行って来た。

日頃の精進がよかったのか(!?)その日は
めちゃくちゃ好天気
京都駅からバスで 小1時間
比叡山を上って行く途中、本当に美しい
琵琶湖が目の下に広がるの
日本にこんな美しいところがあるんだわと
改めて感動するくらい美しい
山は そろそろ紅葉まっさかり
ちなみに 夜は夜景の名所

さて、日頃は入ることのできない大書院にて
お食事
この大書院、昭和天皇・皇后両陛下の
休憩所にもなったところ

昭和天皇が即位なさったとき
各国の方々をもてなすための迎賓館として 
東京赤坂から豪商の邸宅を移築してきた

いろんな説明を住職から受けて
楽しみのお食事は 
南禅寺名料亭「瓢亭」の精進料理
カメラが故障して お写真撮ってないのが残念
見た目も味も一流でした
大書院で 食事ができるなんて
今後おそらくないだろう
一期一会 感謝していただいた

そのあとは ウイーンの方とお茶席を
ご一緒させていただいた
外国の方は やはり正座が苦手なよう。
それと着物姿を大変喜ばれていたみたい

こういうとき、やはり英会話は必須だな~
英会話のできる人は 楽しそうに
お話されてました
私は英語科卒業なのに・・「ハロー」と言ったきりでした・・とほほ

さてさて 根本中堂にての オーケストラコンサート
一言でいえば寒い
寒かった~

延暦寺の本堂だもの、空調機器なんてものはないし
想像以上に冷え込みがきつくて
ポカポカ暖かい日中に油断して
ストールを車中に置いてきたの
後悔・・・
壮大なお寺のなかで 響き渡る素晴らしい交響曲
ありったけのカイロを体中に張りまくり
ガタガタと震えながら聴き入りました
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

異国の丘

2006-11-21 22:57:15 | Weblog
延暦寺に行くと言って 早1週間
市議会議員選挙も終わり
 ボジョレーヌーボーも終わり
やっと静かな落ち着いた生活が戻ってきた

延暦寺レポートもしなくちゃいけないのだが
ちょっと劇団四季舞鶴公演について
書かせてください

先日の日曜日、引き揚げの地元舞鶴で
劇団四季ミュージカル「異国の丘」が上演された。

「李香蘭」・「南十字星」と共に
昭和三部作として京都劇場で上演されたもの。
四季ファンの私は 三作すべて観たが
シベリア抑留の「異国の丘」が
舞鶴で上演されると知り大感激
9月から12月の間、全国46都市で公演されるそうだ。

シベリア抑留のミュージカルなんて・・
暗い・・?と思われるかも知れないが
日本の首相近衛文麿の御曹司 近衛文隆と
蒋介石の姪 愛鈴の道ならぬ恋と
和平工作・・・
文隆のアメリカ留学時代なんかも
描いてあるので華やかさもあってすごくいい

2回目だというのに劇中、何度も涙があふれ
戦争で亡くなられたすべての人に
哀悼の念を抱いた
私達の今の幸せは 数え切れない人々の
苦しみから 築かれたのだと思った

シベリア抑留から 解放され
初めて懐かしい祖国の地を踏んだのが
ここ舞鶴なんて・・誇らしいなあ
暖かい受け入れ 暖かい街だったんだ

ミュージカル終演後、満席の観客の
壮大な拍手が鳴り響くなか
主役を演じた 下村尊則さんが挨拶をされた
「舞鶴で演じるのをみんな、本当に心待ちにしていた」
「演じる喜びよりも身の引き締まる思いだった」
そしてそのあと、役者さんたちが
場内に躍り出てきて
劇中、作曲家の吉田正がつくった
「異国の丘」という感動的な曲を
舞台と客席とが 一緒になって大合唱という
ファンが卒倒しそうな 素晴らしい演出があった

「異国の丘」のあまりにも可哀想な詩に
心打たれて 
熱狂的な大合唱のなか
歌いたくても声がつまって
うまく歌うことができなかった

何回も四季劇場で四季のミュージカルを
観ているが こんな演出・・
こんな大サービスを
経験したのは初めてだった
舞鶴ならではの 演出だったんだと思う
娘も行ったのだけど
末永くこの感動を覚えていてほしい



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする