石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

母との恒例行事

2007-12-03 23:22:17 | Weblog
先日、母と二人で 冬の京の風物詩 南座「顔見世興行」へ行った。

5年前の申歳から毎年、この季節になると
母と南座へ行くのを恒例行事にしている。
私も母も申歳うまれ。
干支がひとまわりするまで
毎年、健康で観劇できたらいいねと楽しみにしている。

着物を着た綺麗な女の人がいっぱいいて
冬の京都ってすごくいい感じ

初日の顔見世だったので
松本幸四郎夫人(松たか子のお母さん)や
片岡仁左衛門夫人も お見えだった
着物姿が 凛として
「見られる人」のオーラに包まれている
席も花道のすぐ近くだったので 
役者さんが とってもよく見えて嬉しかった

楽しい一日だったが 帰りの電車に乗り遅れて
母と一緒なのに 少し不機嫌になってしまった私。
実の母だと ついつい「甘え」が出てしまう。
せっかくのひとときなのに 帰りはあまり話が弾まなかった

帰宅してから 母に「老い」が見えてきたように
思えてきた。
どうか毎年、ふたりとも元気で この恒例行事が
続けることができますように と思った。
もう少し機嫌よく 楽しい帰り道にしたかったなと反省した。

でも、こちらが思うほどではなかったのか
母からメールがきた
先日は、楽しいひとときをありがとう。
想い出すと涙が出てきそうです。
優しい子供達に囲まれて幸福です


思春期のころ、思い切り母に反抗して
喧嘩ばかりしていたけど
それは 父も母も元気で馬力があったから。
反抗しても 頑として挑んでくる強さが
親にあったから 安心して喧嘩してた。
そんな頃が懐かしい
妙に優しく素直でものわかりがよくなった私達兄弟
今度は自分の子供達と やり合う歳になりました




コメント
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