きょうから９月
雨が降って ぐんと涼しくなり残暑の厳しさがなくなった。
夏の疲れが溜まっていたのがどっと噴出したかのよう。
日曜日の今朝は 体がだるくて起きられなかった。
お弁当をつくらなくてもよい日なので 午前中ごろごとと過ごす。
東京旅行中から ２冊本を読んだ
第１４９回芥川賞受賞作 藤田可織「爪と目」
継母のことを「あなた」
幼い自分のことを「私」として 描かれる世界、
純文学的なホラー しっかりした文体でぐいぐいと引き込まれていって
最後、震撼の場面に出くわす。
私よりもひとまわり下の 作者、藤野可織さん
どんどん文章力も構成力も洗練されていって
素晴らしい作品を作られるだろう
もう１冊は お馴染みの林真理子エッセイ
「週刊文春」に毎週掲載されているものを集録したもの。
このエッセイ集は いわば私の栄養剤
林真理子さんの 華やかで楽しい生活を覗き見るだけで
どきどきわくわく楽しくなってくる
読書の秋 到来 なので、頑張ってたくさんの本を読みたい
