先日、娘と一緒に買ってきた 夏目漱石の 「こころ」を読み終えた。
恥ずかしながら、夏目漱石の著作を読んだのは 今回が初めて。
今まで高校2年生用のほとんどの教科書で 採用されてきたそうだ。
全く覚えがないけど・・・・
国民必読の小説として評価が高いらしい。
若い頃は 難しいだろうなと敬遠していた感のある名作、
年齢を重ねてから読むのも 読書の醍醐味かも。
人間のエゴとか 汚い部分とか
巧みな心理描写に 惹きこまれた。
明治の時代の話なので スマホはもちろん、電話もテレビもない背景だけど、
人間の心の中身は 今と一緒。
妬みや自己愛・自己嫌悪・同情・憐憫・良い部分も悪い部分も
人間くさい心は 平成の今も 平安のむかしも変わらないと感じる。
またちょくちょく 高校課題図書・・名作と呼ばれるものも読もうっと