私のお茶の先生は 日蓮宗のお寺の奥様。
先生の息子さんが 今回3度目の荒修行に出られ、
無事に修行を終えて お寺に戻ってこられた。
11月1日から 100日間の荒行を続けられ、
一緒に修行された4名のお上人さまも来られた。
お上人様方に お茶の接待をするため、
私と社中の方と 朝からお手伝いに行っていた。
朝から 雪がしんしんと降る。
そんななか、帰ってこられた息子さん達、若い5人の
お上人様達が 白い薄い袈裟のまま、
裸足で 冷たい水を頭からザーッとかぶる水行を
皆の前でされた。
100日の修行の日々では 極寒のなか毎日7回の水行をされ、
一日2回のお粥の食事だそうだ。
皆さん ガリガリに痩せ、髭も伸び放題、
目だけがギラギラとなられて
厳しい修行が想像された。
本堂で 有難いご祈祷があり、良い経験をさせていただいた。
日本を守ってきた仏教が このような若い住職達に
引き継がれていくことを 心からお祈りする。