10月、舞鶴のお香の会が お休みだったので
久しぶりに 京都烏丸のお香の会に出席した。
こちら烏丸の会は お手前稽古が中心の稽古場で、
皆さん、各段階のお稽古をされている。
新しい方も増えていた。
難しいお稽古を見るのも勉強、初歩のお稽古を見るのも
これまたすごく勉強になる。
ひと通り、お手前のお稽古が終わると 組香をした。
「白露香」
百人一首の歌にちなんだ香遊び。
しらつゆに 風の吹きしく 秋の野は
つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
秋の野の草むらに いちめんの白露が光り、
風にふかれて 散るさまは まるで、糸に通していない水晶玉が
弾け飛ぶようだ
清らかで美しい歌だ。
烏丸の会では、組香のときに お手前する人と
文台さん(記録紙を書くひと)を 持ち回りで役を決める。
今回、記録係になり、冷や汗がタラタラ・・・・。
硯で炭をするところから始まり、毛筆でサラサラサラ~と
記録していかないとダメなんだけど
そううまくいかない。
特に 和歌を書くのは その歌を思い出すのも四苦八苦
案の定、「しらつゆに」を 「しらつゆの」と
間違えてしまった
新しいことをするのは 緊張するけど 大きな学びとなる。