佐藤 優著 「50代からの人生戦略」すすすーっと読了。
この方は 同志社大学・大学院の神学部を出て
外務官になった異色の人。
在ロシアの日本大使館に勤務したあと
鈴木宗男事件に連座するかたちで
逮捕・拘留されて 外務省を辞められた。
ものすごい大量の本を読まれてるみたいだけど
「50代からの人生戦略」は 今一つだった。
男性サラリーマンに向けた内容だったので
あまりピンとくるものが無かった。
なるほど、と思ったのは
50代からの外国語の語学学習は時間の無駄使いということ。
明確な目標がないままに
語学の学習を始めるひとが多々いるけど
ある程度 その語学の基礎ができていないと
50代から学んでも なかなか使うことができない。
まあ、どんなことでも 始めるのが遅いことはないと
思うけど、苦手なことより得意なことを
伸ばしたい。
また、50代は 人生のなかで一番厳しい時代とも。
仕事・お金・家庭・そして健康。
いずれも転調するとき、曲がり角にさしかかったとき。
ほかのどの世代より 人生の微妙なハンドリングが必要になってくる。
転調・・・この言葉 ぴったりだと思った。