石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

世界のニュースを読む力・コンビニ人間

2020-06-16 22:10:44 | マイ本棚

2冊 本を読んだ。

村田沙耶香 「コンビニ人間」

第155回芥川賞受賞されたとき

一度 単行本で読んだことがあり

文庫本で再読した。

普通の人間が どのように感じてどのように生きるか

わからない主人公 恵子。

18年間コンビニバイトとしてマニュアル通りに働き、

「普通の生活」を真似して生きている。

太宰治「人間失格」を思い出した。

案外、みんな 普通に生きることがわからなくて

まわりに合わせながら マニュアルらしきものに

従って生きてるのかも。

 

もう1冊は

池上 彰さんと増田ユリヤさんの対談集

「世界のニュースを読む力」

サブタイトル 2020年激変する各国の情勢

今年の初めに 某銀行さんから いただいた本。

こういう類の本は できるだけ最新刊を

できるだけ ささっと早く読まないといけないね。

昨年11月30日に発行された本だけど

それから コロナ大流行で 各国情勢が

思いもよらぬことになったのだから。

でも、写真もたくさん掲載されていて

とてもわかりやすく面白い本だった。

増田ユリヤさんというジャーナリストは

27年間 高校の社会科教師として

歴史や現社を教えてたんだけど

38歳のときに 初めて(!)海外を旅し、

それから 海外の政治情勢の取材にハマったそうだ。

板門店やメキシコの壁・エルサレムなど

危険なところもたくさん訪れて その空気を伝えている。

本を読みながら いろんな国を旅しているようだった。

その国・その国で 歴史や政治や状況が違ってて

世界は 広いなーと改めて思う。

ちっぽけな日本の 京都府北部の港町で

チマチマ生活している自分が

とても小さく思えた。

が、とてつもなく安心安全で 幸せに暮らせてるな

とも思った。

このお二人の コロナウイルスに対する対談を期待してる。

 

 

 

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