土用丑の日、鰻の日。
今年は 長雨で、まだ梅雨明けしないまま
土用の丑の日が やってきた。
例年と同じように 職人さん・従業員の皆さんに鰻を。
梅雨明けしたら 襲ってくる猛暑に
負けないよう みんなでスタミナをつけましょう
花房観音 著「京都に女王と呼ばれた作家がいた」読了。
サブタイトル 「山村美沙とふたりの男」。
読みやすくて面白くて 一気に読めた。
一番本が売れた時代のベストセラー女流作家、
山村美沙の生涯と、
彼女を支えた男の人のノンフィクション。
まだインターネットが世に出ていないとき、
雑誌・新聞・テレビがメディアの中心だったころ、
そのメディアを 味方につけて 華やかに生きた美沙さん。
昭和の終わり頃、テレビで2時間物のサスペンス劇場で
しょっちゅう山村美紗の京都○○殺人事件というのを
やってた記憶がある。
帝国ホテルのスイートで ミステリーを執筆しながら
亡くなったという凄絶な作家人生と恋・家族。
それだけ本が売れていたという時代が 懐かしくもある。
著者の花房観音さんは 京都で頑張っておられる作家さんなので
たくさんの方に この本を読んでもらいたい。