あれよあれよという間に 師走に入った。
12月は 時間の流れが違う。
いつもの倍速で過ぎていくようだ。
盛沢山に予定があり、お正月にも気を抜けないことがあり
めまいがしそうだけど。。。
ひとつひとつを丁寧にこなしていこう!
12月の最初の日は 香道お稽古の日。
組香(香当てゲーム)の点数記録係である文台という
役割の稽古が当たった。
お香のお手前をされている間に
墨をすり、毛筆で手早くいろいろなことを
書いていかなくてはならない。
所作の作法もあり、決まり事もあり、
緊張しまくりで 冷や汗の流れる時間だった。
でも 慣れないことをするのは 脳に刺激を与える。
歳暮香という組香をした。
最後のほうに書いている
嘉辰令月勧無極 万歳千穐楽未央
(焦って、嘉という字を喜と間違えました!)
これは「和漢朗詠集」に出てくる漢詩で
平安時代、貴族の宴会の終わりで朗々と詠じられたそうだ。
今でいう、忘年会のカラオケみたいなものだそうで
そう聞くと とっても親しみがわいて面白い。
この楽しい良い時間は、ずっと限りなく続くよ~!というような
おめでたい、慶びのうた。
相撲や歌舞伎の「千穐楽」も ここからきてる。
12月、無事に過ごせますように。。。