石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

時の記念日

2008-06-10 21:42:36 | Weblog
本日 6月10日は 時の記念日。

1920年に 「生活の改善・生活の合理化」を提唱して
この日が定められたとか。

どんどんどんどん生活は改善され、合理化され、
便利なものが次々に発明されたのに
私たちのくらしは 簡素になるどころか
どんどん忙しくなっていく。

私が20代OLだった頃、ポケベルを使っていたが
ポケベルを持つと 持たなかったころより
めちゃくちゃ忙しくなった~と思ったものだ。

ピーピーぴーぴー鳴ると同時に
車を走らせながら きょろきょろと公衆電話を探さないと
いけないんだもの
その頃、社長クラスの男性などは
大きないかつい携帯電話を持っていて、
あんな携帯電話があったら便利なのになあ~と
思っていた。

し・か・し・・・携帯電話が普及すると
こうも忙しいだろうか!というほど
みんなが忙しい。

だって~
どこにいても 用事がふりかかってくるんだも~ん
遠くにお出かけしてても
自転車にのってても
どんな状況下にあっても 電話を持っているかぎり
用事が追いかけてくる

(先日、公衆トイレの中で 一生懸命しゃべっている女の子発見)
・・・発見というより発聴

便利なものが発明されるたびに 忙しくなってしまう現代人

きっと昔のひとは 川で洗濯板もって
近所の奥さんと洗濯しながら ずーっと話に花をさかせてたんだろな
私達現代の主婦は全自動洗濯機のお陰で
その何倍もの時間を 手にすることができているのだ
でも、おそらく心のゆとりは その何分の一???

「忙しい~」と泣き言を言うと
主人にたしなめられる。

忙しいとは 心を亡くすこと。

「やることがたくさんあって楽しい~」と笑えと仰る

「疲れた」という言葉も我が家では ご法度
(特に若い子や子供)
その発した言葉で疲れるそうだ・・

「婦人の友」という雑誌の時間管理の特集記事で
「忙しい」という言葉について書いてあった。

なるほど、やはり「忙しい」とは心を亡くすと書くから
「忙しい、忙しい」と言ってはダメだそうだ。
では なんと言ったらいいかというと
「用事がたくさんある」というそうだ。
主人の言うことも まんざら嘘じゃないようね

「多用」なら ひとつづつ ひとつづつ
用事を片付けていったら いずれ終わる。
心をなくしてしまうのとは 大きな違いなんだって

人様に対して使うときも
「お忙しいなか・・」よりも「ご多用中にもかかわらず・・」が
GOODなんだって

とりあえず 超便利なものがいっぱいある時代だけど
基本は コツコツとひとつづつ ひとつづつ
片付けていくしかないようだ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陶芸館

2008-06-09 22:50:33 | Weblog
蒸し暑かったり 急に雨が降ったり・・と
お天気落ち着かない日だった。

でも、昨日の日曜日はなんとか雨降らずに
地域の子供会のレクリエーション行事に参加した

10数件の小さな子供会。 気心知れたママ達と
よく知ってるご近所の子供達とで
青葉山麓公園へ

午前中は 「陶芸館」にて 陶芸体験





自分の手で物を作る・・ということが
大の苦手だ。
センスもないし、ぶきっちょだし。
自分からは こういう素敵な体験になかなか
参加しなかっただろうと思う。

緑あふれる素敵な陶芸館で みんなと楽しく
なんとか形あるものができてホッ


カナ作・・灰皿


ケイ作・・コーヒーカップ 一番上手かも。


かおり作・・魚の形のお皿・・・恥ずかしい~
我ながら不器用

焼いて釉薬を塗ってもらって
完成は8月頃だそうです
できあがってくるのが楽しみ・・

お昼にお弁当を食べて
子供達は緑のなか、跳んだり跳ねたり
遊びまくり
親達はお喋りに花をさかせて
のんびりほっこりの休日を過ごした

夜は 友達と「東来」さんにて
日本酒&中華に舌鼓
「東来」さんオススメの日本酒は
どれも 優しい味の中華料理にピッタリ合ってて
美味しかった


コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛女とよばれた淑女

2008-06-05 23:59:57 | Weblog
図書館で本を借りた。

斉藤由香著
「猛女とよばれた淑女 -祖母・斉藤輝子の生き方」


斉藤由香さんは 日本を代表する歌人の斉藤茂吉の孫であり
作家・北杜夫を父にもつ。
一昨年亡くなられた 精神科医でエッセイストのモタさんこと斉藤茂太は
由香さんの伯父になる。

斉藤茂吉の妻・斉藤茂太と北杜夫の母である
斉藤輝子さんの波瀾に満ちた生涯を孫娘の
由香さんが愛情を込めて綴った本だ。

斉藤輝子さんは 敷地4500坪もある!ローマ式建築の
大病院のお嬢様として生まれ 乳母日傘で育った。

9歳で 当時優秀で才能のあった22歳の茂吉を
婿養子に迎えた。
名家の令嬢として育った輝子は わがままで自分勝手だが
強い自分の意志をもっており、
関東大震災・東京大空襲など困難が起こるたび
毅然と乗り越えていく。

一流を好みながら 贅沢を嫌い、権威を嫌い、
自分の意思に反するものには絶対従わない強い女性。
気難しい茂吉とは うまくいかず、
相当な悪妻と風評が流れるが
弁明も言い訳もいっさいせず12年間も別居生活をするのだ。

晩年、茂吉を看取ってから海外旅行に目覚め
89歳で亡くなるまで108か国を旅した。

しかも、先進国ではつまらないから・・と
79歳で南極・80歳でエベレスト・81歳でエジプト
83歳でアラビア・85歳でジンバブエ
その他、アフリカ・インド・アマゾン・ガラパゴス
ブータン・メソポタミア・・・
凄いのである、そのエネルギーとパワー
私なんか そんな国が地球上のどのあたりにあるのかも
知らないのに。

また、北杜夫さんの壮絶な躁鬱病の様子が
面白おかしく描かれており、驚いた。
北ご夫妻が毎日、バトルを繰り返されるところや
自分勝手な輝子が まわりを振り回す様子も
すごい
世界の一流レストランで食事をしても
自分が美味しくないと思ったら
「まずい!まずい!」と激怒するエピソードには
心がすーっとした、そんなこと言ってみたい

個性強烈な斉藤一族のなかで 二人のお嫁さんは
際立って淑やかに描かれている。
最上級の敬意をもって
このとんでもない姑さんに尽くし仕える様子に
ご苦労だな~
私には務まらないな・・と思った。

ドタバタと賑やかな斉藤一族も
大病院が火事で消失し、
茂吉や輝子が亡くなり
モタさんも亡くなってしまい
あの北杜夫さんも もはや80歳を超える御年だとか。

本のラストシーンで 由香さんが
旅先からの輝子の絵葉書の束を見つけ
いろいろなことに想いを馳せる場面は
胸が熱くなった。

生きているって熱いことだなと思う。

そして、栄えたり衰えたり
生まれたり死んだり
花は散って、また咲いて・・
永遠の繰り返しだ。
由香さんの何ともいえない寂しさが伝わってきた。



 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日10個の感動

2008-06-04 23:49:41 | Weblog
毎日、お弁当を4つ作る。
中学生の男子2名・高校生女子1名・43歳のダンナさん

朝起きると 猛スピードで次々とおかずを作り
大皿にのせていく
アンド 本日の味噌汁つくり。

我が家の朝ごはんは バイキング状態
一度 写真に撮りたいのだが そんな余裕がないの

その大皿にのったおかずを 次から次へと
子供達自身が お弁当箱に詰めていき
尚且つそれぞれ朝食を食べ、残り物を主人のお弁当に詰め・・
そうしてると 私の朝食がない・・
お昼に食べるものもない・・


嵐のように 朝の食卓が片付いていく

そして夕方。
静かだったお台所が 4つのお弁当箱に埋もれる~
みーんな2段になったお弁当箱なんで、
箱とか中ふたとか・・もうごちゃごちゃ
これも一度写真に撮りたいが その余裕なし

でも、朝ぎっしりおかずを詰めて出て行ったお弁当箱が 
夕方になると こうやって無事(?)帰還し
更に、米粒1つ残さずにきれーに食べてあったら
本当に嬉しい
家族が無事に一日を過ごして帰ってきてくれたんだな~と
思わず微笑んでしまう

今日、夕飯の支度をしていたら
いつもニコニコ笑顔の友達が 美味しいパンを
笑顔と一緒に持ってきてくれた

明太子のフランスパンで 
ちょうど試験勉強していた子供達の 格好の夜食になった
とっても美味しいパン
それより何より家を訪れてくれたことと
いろいろ気にかけてくれて お喋りした数分間が
とても温かいもので 嬉しかった

104歳で亡くなられた 日本初の国会議員、
加藤シズエさんの素敵な言葉
「美しく長生きするには 一日10回感動する」

大人になって 毎日毎日同じ日々の繰り返しをしていたら
心がだんだん濁ってきて 澱のようなものが溜まるのだと思う。

忙し過ぎると 心が錆付いて小さなことに感動できなくなる。
基本的なことをきちんとできなくなりそうな気がする。

できるだけ コップの水をいっぱいにせず
7~8割のところに落ち着けて
あとの2割で 人の心を察したり
小さなことに敏感に感動したり
自然の美しさに見とれてみたり
衣食住に心を傾けたりしたいです


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第9回 香の会

2008-06-03 22:53:18 | Weblog
梅雨入りしたとか・・?
ムシムシするような・・肌寒いような・・
衣替えしたのに また長袖が必要だ。

雨に濡れた、美しい緑の東山寺にて
第9回 香の会



先月第8回は 京都へバス小旅行だったので
久しぶりに着物を着た。

今日、先生の帯は 素敵なツバメの絵が描かれて
(しかも、先生のお母様の手書き!)
新蝶屋さんのお菓子も「ツバメ」のお饅頭
ところどころ ゲームのように
季節感を感じることができる



紐むすびは 
組香と和歌も 「蓮」にちなんだものを習った

そして源氏物語読み合わせは
とうとう「宇治十帖」
最後まで 猛スピードで読みきった



光源氏の死後も 延々と登場人物のドロドロした
人間模様が描かれている。
1000年経った現在でも 人を惹きつけてやまない
この最古の文学、昔も今も人は 男女の関係と
複雑な人間関係に興味をもつんだろうな

人の縁によって幸せになったり
不幸せになったり。今、昼のメロドラマで
「源氏物語」をしても演出の仕方によっては
高視聴率を稼げるのでは?と思うような愛憎劇

香の会では、駆け足で読んでいったので 
じっくりと 寂聴源氏を読みたい。

源氏物語と連動した この香の会は
10回シリーズで始めたものなので
次回7月で 一応、終わりを迎える。

でも、落ち着いた場所で和やかな時間が過ごせることと
なんといっても 先生親子が素晴らしくて
これからも是非!続けてほしいとの声を
いただいている・・有難い感謝です

源氏物語1000年紀の今年のうちに
舞鶴で、一度「源氏香」の体験香の会を
開きたい
毎回開催している香の会が平日なので なかなか
お出掛けできにくい方のために
土曜日か日曜日に 開催できたらなあと思う。

お香の会だけでなくて、日本文化と歴史の会も
立ち上げてみようかなっとも考えている

香会や茶会、文楽・歌舞伎鑑賞、古寺拝観、和歌の勉強会
写経や座禅体験会、名料亭での食事会、「お能講座」
酒蔵見学もしくは蔵元を招いての日本酒利き酒会などなど
考え出すといっぱいアイディアが浮かんでくる
楽しくて わくわくしてきて
気分が高揚する






コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会報編集委員

2008-06-02 23:21:24 | Weblog
長女の高校のPTA役員で 会報編集委員という役員になり
今晩、第1回目の委員会へ行ってきた。

1年から3年の保護者8名で組織された委員会で
一旦 引き受けると
3年間、この役員を務めなければならない。

年に3回、西舞鶴高校の広報誌を編集・発行する。
1回の広報誌の発行に打ち合わせで、3度
学校に集まるそうだ。

年に9回 3年間に27回 学校へ出向くわけだ 

長女の入学が決まったときに いつもお世話になっている
好きな先輩から 声をかけていただいて
この委員になった。

今までPTAの役員というと クジ引きで無理やり任せられたり
選挙で選ばれて 全く知らない者ばかりで
本部をやらなければならない・・だとか
イヤイヤ仕方なくやる・・ということが多かったが
この編集委員は 仲の良いものが誘い合って
集まった感じで とっても居心地がよかった

和気あいあいとした雰囲気だし
20数年前 通った母校のため、何かお手伝いしたい~と
私自身が思っていたこともあって
3年間、楽しく務めることができそうだ

早速、新しく委員になった1年生の私とHさんが
今度出す号の 記事原稿を書く事に

文章をかくのは 上手ではないが嫌いではない・・
う~ん 言い方がまわりくどいなっ

下手だけど 好き(笑)

久しぶりに見た原稿用紙
何を書こうかなああ

それにしても 自分が青春の!3年間を過ごした
母校の校舎・・・背筋がゾクゾクするほど懐かしさでいっぱい

藤原正彦さんの奥様のエッセイを思い出す。

藤原一家がイギリスに住んでいたときに 
子供達の通った学校のPTAは 
学校が良くなるように
無理せず自然に、楽しく活動をしていた。

自分がお世話になった学校への恩返し・・
それほど大げさなことじゃないけど
大人になった自分ができることを
無理せず・自然に・楽しく
お手伝いしたいものだと思う
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

賑やかな週末

2008-06-01 22:53:58 | Weblog
今日から6月
忙しいけど充実した週末を送った。

まず金曜日 夜
母に誘われて パーシーフェイスオーケストラのコンサートへ
会場ぎっしりの観客、そのほとんどが
60代前後の 母世代
とくにご夫婦で来られてるかたが多かったみたい。

一流のメンバーの素晴らしい演奏
素晴らしかった
「マイフェアレディ」・「追憶」・「ポギーとベス」
「ゴッドファーザー」・「風と共に去りぬ」
「ティファニーで朝食を」
数々の往年の名作映画のテーマソング

映画の名シーンが頭のなかをよぎる
「ゴッドファーザー」では あの甘美な旋律から
アル・パチーノを思い出し
「タラのテーマ」では 壮大でおおらかな演奏で
ビビアン・リー演じる
スカーレットオハラに なりきり・・
サービス精神旺盛なオーケストラメンバーの
パフォーマンスに大満足の夜になった

その次の朝は5時起床
6時半集合で カナのバドミントンの試合で
亀岡へ
終日、自分の子供の試合は 勿論、全国大会へ
進む超上手な子供達の凄い試合を観戦
いつも野球の試合ばかりなので
バドミントンの試合は新鮮で楽しかった

そして今日、日曜日もまたまた8時出発で
今度は野球の大会開会式のため
野球少年を車に乗せて亀岡へ
お昼に帰ってきて 母とまたもや二人で
木彫りの展示会へ

とても盛大な展示会で 日曜日ということもあり
お客さんもいっぱい
作品も素晴らしくて いろんな人と出会って喋って
本当に楽しい素敵な時間を過ごすことができた
素敵な波長のひとのまわりは
素敵な波長をもった人ばかりが集まるのかなって
感じた展示会だった。

明日から6月第1週
新しい1週間が始まる
がんばろ~




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする