石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

人を育てる

2008-06-27 11:54:26 | Weblog
この間、次男(中1)の学年懇談会に参加した。

4月に入学してから2ヶ月半・・・だというのに
今年の1年生全体が 悪い!

基礎的なルール・規範を守れない
言葉遣いがひどい
教室の備品を壊す
先生がひとつひとつ現状を報告されるのだが
聞いているだけで クラクラ眩暈がしてきそう。

たとえば・・
教室の電気のスイッチを殴って凹ませてしまい
電気をつけたり消したりできなくするだとか・・

制服のシャツをだらしなく着るのはもちろん、
シャツを脱いでしまい、黒や赤の派手なTシャツで
授業を受けようとしたり・・

街頭と同じ感覚で 離れた座席の生徒同士が
大声で授業中 話す、立ち歩く・・

そのたびに 先生が注意をし、諭す。
毎日、毎日、同じ事を繰りかえし
そのたびに注意する。

次男の担任の先生は 30代男性で体育の教師である。

生徒との根比べです・・
負けてはいけない、言いつづけなければ・・と
自分に言い聞かせるように仰っていた。

コンビニや携帯電話や 少年犯罪のあまりにも詳細なテレビ情報。
大人がつくったいろいろなものの影響も
多分にあるだろう

子供達に落ち着きがない、
ルールを守ることや思いやりをもつことを
忘れている子が 増えているような気がする。

「人を育てる」ということは
子供であっても 従業員のひとであっても
並大抵のことではない。

嫌なこと・細かいことを 延々と言い続けるのが
躾だと思う。
いけないと思ったことを子供に 何としてでもさせないのが
親の務めだと思う・・(のだが これがなかなか難しい。)

以前、不登校のスクールの校長先生が仰っていたのだが
認めるのは簡単・許してしまうのは簡単
「それはあかん」と子供と問答を繰り返して子供と関わるのが
人を育てること。

たとえば、子供が携帯電話を欲しがったとする。
自分が与えるべきでないと思ったら
いくら子供に欲しいといわれても
子供と根くらべして 買わない理由を伝えていくしかない。
根負けして容認する方が 親にとっては
すごい楽だもの

親の自分自身の価値観や軸がしっかりしていないと
このシンドイ根比べは できない
体力・気力も充実していないと。
子供が幼いころとは違った面で
大変シンドイ。

若かりし頃、私達子供に文字通り
体を張って 体当たりで接してくれた父と母。
もうその気力・体力はすっかりなくなって
寂しい気がする。そして懐かしい。


コメント (2)
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