J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

監督、GMの力量44

2024-07-13 00:49:20 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 昨日だったか、ドイツで選手引退を発表した長谷部選手について、いいニュースが流れました。アンダー世代のコーチに就任するという事ですが、内田さんのように日本代表チームかと一瞬思いましたが、よく読むと所属するフランクフルトのアンダーだそうで、それは良かったと思いました。現在40歳と聞きましたが、ちょうどいい年齢ではないでしょうか。

長谷部誠のコーチ就任にSNS沸騰「日本代表監督」「長谷部ジャパン」など待望論が続出 | 東スポWEB

長谷部誠のコーチ就任にSNS沸騰「日本代表監督」「長谷部ジャパン」など待望論が続出 | 東スポWEB

ドイツ1部Eフランクフルトは昨季限りで現役を引退した元日本代表MF長谷部誠氏(40)がU―21...

東スポWEB

 

【長谷部誠のコーチ就任にSNS沸騰「日本代表監督」「長谷部ジャパン」など待望論が続出】
「ドイツ1部Eフランクフルトは昨季限りで現役を引退した元日本代表MF長谷部誠氏(40)がU―21チームの新アシスタントコーチに就任すると発表した。長谷部はクラブを通じて『新しい挑戦を楽しみにしている。この機会を与えてくれたアイントラハルトに感謝している』とし『プロサッカー選手として23年間プレーし、その間に多くのことを経験を積んできたが、指導者の仕事はまったく異なる。まずは新しいポジションでできるだけ多くの経験を積み、一歩ずつ成長していきたい』と決意を語った。」

長谷部誠のフランクフルトU-21コーチ就任が決定!元日本代表キャプテンが指導者の道へ「新しい挑戦を楽しみにしています」 | サッカーダイジェストWeb

長谷部誠のフランクフルトU-21コーチ就任が決定!元日本代表キャプテンが指導者の道へ「新しい挑戦を楽しみにしています」 | サッカーダイジェストWeb

 

 

【長谷部誠のフランクフルトU-21コーチ就任が決定!元日本代表キャプテンが指導者の道へ「新しい挑戦を楽しみにしています」】
「レギオナルリーガ(ドイツ4部)に所属するフランクフルトU-21はフランクフルトの実質的なセカンドチームで、2024-25シーズンに新体制が発足。31歳のデニス・シュミット新監督(ドイツ国籍)、アルベル・ムスタファ新コーチ(ドイツとコソボの二重国籍)を中心とするコーチングスタッフに長谷部が加わることになる。」
「現役時代、日本代表として114試合に出場した彼はすでに指導者としての第一歩を踏み出していました。例えば、2021年末にはDFB(ドイツサッカー連盟)企画の『プレイヤーズ・パスウェイ』に参加し、ユースアカデミー本拠地のリーダーヴァルトで当時のU-15などを指導しました。現在40歳の彼はB+ライセンスを持っています。2018年にアジア年間最優秀選手に選ばれた長谷部誠は、9月1日から職につき、プロ選手としての公式戦700試合弱で培った経験をアイントラハトの最年長育成チームに活かします。」

 U-21という事で五輪世代になります。長谷部コーチが指導したドイツ五輪代表選手が活躍するかもしれません。「アイントラハト」はフランクフルトの愛称だそうです。同市には他にFSVフランクフルトという4部のチームも存在するためだとか。長谷部さんはすでに指導者を目指していた様子で、ドイツ連盟のカリキュラムに参加したりして、現在ドイツのB+ライセンスを持っているそうで、日本で言うS級を目指していくのかな。
 当ブログでは、大昔から日本代表監督は「世界を知る」存在であるべきで、理想は国際的な高い経験・実績を持つ人材と思っており、日本人監督はずっと反対です。ただし、世界を知る日本人監督ではあれば、その限りではないという事で長谷部さんの今回の動きは大賛成です。ただ、トップチームの監督、その先の日本代表監督まではかなり長い道のりになりますが、楽しみです。間違ってもその過程の途中で、日本協会やJクラブが強引に日本に引き戻さないようにお願いします。
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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行政の支援66

2024-06-25 00:01:10 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 先日留守録したFOOT×BRAINを昨日観ていたら、へぇ~と思わせる情報が出て来たので、慌ててリスペクトしようとメモしました。番組では日本協会の宮本新会長が登場する2回シリーズの2回目。宮本会長がいろいろと改革案を出していましたが、その中で最近は公園等でボールを使う事の規制が増えたり、子ども達がボールで遊ぶ範囲が狭まっている傾向にあり、そういう場を増やして欲しいと行政に働きかけていく動きがあると。
   
【思いっきりボールが蹴れる環境が欲しい!(番組内容)】
 安全面などを理由に首都圏で約6割の公園でボール遊びができない。更に小学校でも放課後の校庭の開放をしていない学校も増え、子ども達の遊び場が減少している。これらの要因と少子化が重なり、12歳以下のサッカー人口が32万人だった2013年をピークに年々少なくなり、2022年時点では約26万人に減ってしまった。キッズのサッカー人口の増加には、気軽にできる環境が必須。その
 日本サッカーを応援する自治体連盟がある。そこの首長にお願いをして条例を変えて下さい。「注意しながらやりましょう」って変えてもらうなど、そういう事はやれる事。社会を学ぶ場が公園にあった。今までの常識を取っ払う事も必要なのではないか。
   
 という内容でした。短い内容ですが興味深いです。首都圏ではボール遊びがやりにくくなっているそうですが、岡山などの地方ではまだそこまでは行っていないのかな。でも、そのうちそういう流れが地方にも来るかも。子どものサッカー人口が減少しているというのはビックリしました。サッカーは全年代で増えている印象がありましたが。その「日本サッカーを応援する自治体連盟」について調べてみました。

【日本サッカーを応援する自治体連盟】
 2013年11月5日に発足。サッカーを通じた地域の活性化や自治体間の交流と連携強化を目的とする団体で。2023年時点で425市町村が加盟。
目的
 自治体の首長が公益財団法人日本サッカー協会の役員と情報交換を行い、又は自治体間交流等を行うことによって、サッカーの普及・振興とサッカーを通したまちづくりの推進を図ることを目的とする。
事業
 (1) サッカーの普及、振興
 (2) サッカーに関する調査及び研究
 (3) サッカーに関する講習会・研究会の開催
 (4) サッカーに関する関係諸団体との協力及び提携
 (5) その他本連盟の目的を達成するために必要な事業
役員 令和4年度役員
 会 長       清水さいたま市長
 会長代行      田辺静岡市長
 副会長       大森岡山市長
 副会長       岩田東庄町長(千葉県)
 事務局長      熊谷利府町町長(宮城県)
 事務局次長        若宮五戸町町長(青森県)
 ブロック理事 以下略
 参 与       日本サッカーを応援する自治体連盟 奈良氏
 顧 問       サッカー外交推進議員連盟 衛藤会長
 顧 問       サッカー外交推進議員連盟 逢沢(一郎)幹事長
   以下略
 顧 問       (公財)日本サッカー協会 田嶋会長
 顧 問       (公財)日本サッカー協会 大仁最高顧問
 顧 問       (公財)日本サッカー協会 小倉相談役
 顧 問       (公社)日本プロサッカーリーグ 野々村チェアマン
加盟自治体
 全国の市(特別区を含む)町村をもって構成する。

 

日本サッカーを応援する自治体連盟

2013年11月5日に発足した「日本サッカーを応援する自治体連盟」は、サッカーを通じた地域の活性化や自治体間の交流と連携強化を目的とする団体です。

JFA|公益財団法人日本サッカー協会

 

 自治体レベルの連係組織で、そこにサッカーに理解のある代議士が加わっているイメージです。馴染みの逢沢代議士の名前がありますね。衛藤代議士はもともとテコンドーの方のようですが、サッカー外交推進議員連盟会長(逢沢さんは幹事長)と全日本大学サッカー連盟会長を務められている様子。
 HPで活動内容を見ていたら、要望活動もされているようです。要望書は、サッカーグラウンドやスタジアムの施設整備、女子サッカーや障がい者を含めたグラスルーツサッカーの環境整備、多くの関係者が参加しやすい学校部活動環境の整備などで構成されており、出席した各省庁の各代表者に手渡されたようです。

 連盟を構成する425市町村を見ましたが、岡山県は8市町(岡山市、津山市、玉野市、高梁市、新見市、備前市、美作市、吉備中央町)でした。多いような少ないような。J2岡山でよく見る倉敷市(ホームタウン)、総社市(指定管理)、早島町、浅口市(寄島中学校の再利活用)の名前がないですね。これからなのか。
 最近、J2岡山がサッカーグラウンド不足の解消のために、別法人を立ち上げていろいろと事業を進めておられますが、この日本協会の動きにも絡んでいるのかな。皆さん、これからも頑張って欲しいと思います。
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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魔法のサッカー ウォーキングサッカー5

2024-05-29 00:01:21 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 イベント参加レポです。
 先日、ファジアーノ岡山フットサルパーク大安寺(人工芝グラウンド)で開催された、ファジの「スマイルウォーキングサッカー」に参加してきました。ウォーキングサッカー自体は、岡山でプレーするのは、当ブログのグループがかなり早い方です。たぶん岡山初のクラブチーム(格好だけですが)と名乗っていますが、なかなか人数が揃わずに練習会が開催できていない状態です。ファジでもウォーキングサッカーの練習会が本格的に始まり、以前から参加しようと思っていましたが、なかなか都合が合わず(前回も申込キャンセル・・・)でした。今回やっと参加できました。
    
 今回メンバーに声かけしたところ、熊氏が参加。他のメンバーはなぜか寄島でやっている身内の練習会なら行きたいという反応。トレーラーハウスのクラブハウスに受付に行く。その横のテントが待機場所ですが、早くから大勢の参加者が来られていました。やはり老若男女の幅広い客層でしたね。ただ、この日は暑かった・・・ この開始時間ではギリギリの日程で、涼しくなるまでちょっと見合わせるかなと思うくらいに。
   
 コーチ登場。メイン担当のジョージコーチと、よくお名前を耳にしていたおしるこコーチ。まずはピッチに集合して、ジョージコーチからルール説明。その後にウォーミングアップも兼ねた、ボールを使った遊びです。
 サイドラインにみんなで一列に並んで対面に蹴り、向こうのサイドラインにピッタリボールがサイドラインに止まるように狙う。もちろん一発では決まらず、何回か蹴ったりしましたが、筆者のボールはなぜかうまくライン上に止まって、やったーと。
   
 次は一斉にドリブルで走り回り、コーチの笛の数で人数を揃うように集まってしゃがむゲーム。2人から7人までいろいろ出ましたが、筆者はどんくさいのかなぜか残ってしまう事しばしば。そういえばくじ引きも昔から弱いしなぁ(苦笑)。
 そして2人1組のパス練習。間にマーカーを置いて、マーカーの上を通過するようにコントロールを絞って蹴る。これはいいメニューですね。今度うちの練習会のパス練習で取り入れるとしよう。そして、ダイレクトパス練習。
   
 皆さんお待ちかねのゲームです。3色のビブスと無しを合わせて4チーム。4分ハーフで総当りで6試合やりました。いろいろな相手なので面白かったです。「走ってまっせ!」とツッコミが口から出そうでしたが、そこは我慢。2巡して、試合をたっぷりした感覚です。試合も盛り上がり、時には微妙なプレーが出ると、「VAR!VAR!」と声を出し合うシーンも(笑)
 筆者は最初のゲームで得点が決まってうれしかったですが、その後はやはりいつの間にかゴレイロ(GK)の位置につい下がってしまう。加齢とともに運動量の少なさを求めてしまうのか。
   
「楽しむための特別ルール」というのがありました。①笑顔でプレーしましょう! ②いいプレーには拍手を送りましょう! ③ボールを持ったら5秒以内にパスをしましょう! ①はコーチが口にしていました。③は知らなかったですね。早いパスの方が盛り上がるのか。

 

【小学生~シニア対象】スマイル ウォーキングサッカー参加者募集! ※定員になりました | 一般社団法人ファジアーノ岡山スポーツクラブ

※定員に達しました(5月22日) ファジアーノ岡山では、【小学生〜シニア対象】のスマイルウォーキングサッカーを、5月26日(日)にファジアーノ岡山フットサルパーク大安寺...

一般社団法人ファジアーノ岡山スポーツクラブ

 

 ちょっと暑かったし、やや筋肉痛も出ましたが、こんなものでしょう。楽しい練習会でした。月1回の会という事で早くも6月のスケジュールが発表になっています。興味がある読者の方は、ぜひ遊びに行ってください。当ブログの周りにも行ってみたいという人がいそうなので、また参加しようと思います。秋頃に。参加された皆さん、お疲れ様でした。

 

【小学生~シニア対象】6月29日 スマイル ウォーキングサッカー参加者募集! | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA

ファジアーノ岡山[Fagiano OKAYAMA]公式サイト

 

ウォーキングサッカー練習会カテゴリ: https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/c/4e5a4911d3d7103ab73fbcb4bc0ecc2c
ウォーキングサッカー関連④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190515
   〃        ③: http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190501
   〃        ②: http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190314
   〃        ①: http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190215
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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FC岐阜のこと15

2024-05-14 00:01:09 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 少し前の「サタデーナイトJ」で柏木氏が出演した時に「鵜飼をやる」とか口にされたコメントを聞き、えっまさかと思っていましたが、具体的に報道が流れてきてビックリでした。まじですかと。でも、岐阜愛が溢れた柏木氏がすごくカッコよく見えました。何か似合いますね。昔から地域密着で知られた岐阜さん、そのアンバサダーにふさわしい活動だと思います。
  
【「サッカーより緊張」柏木陽介さん鵜飼開幕日に船頭デビュー 尊敬の念「冷やかしじゃない」積極参加】
「サッカーの元日本代表MFで、J3のFC岐阜のクラブアンバサダーを務める柏木陽介さん(36)が、11日の長良川鵜飼の開幕日に、観覧船の船頭としてデビューする。現役時代は『太陽』の愛称で親しまれた司令塔の活動の場は、ピッチの上から清流へ。『自分が船頭をやることで鵜飼を知ってもらい、「鵜飼に来たい」と思う人や船頭をやりたいと思う人が増えたらうれしい』と話している。
 兵庫県出身で、J1サンフレッチェ広島やJ1浦和レッズで活躍。2020年の新型コロナウイルス流行後は、当時の所属クラブが設ける感染対策のルール違反があり、21年にFC岐阜へ移籍した。『サッカーをできる環境を与えてもらった。岐阜に来て、自分を変えてもらったことはたくさんある』といい、現役中から、交流サイト(SNS)などを通じて岐阜の魅力を積極的に発信していた。
 鵜飼については、岐阜に来るまで聞いたことがある程度だったが、実際に見ると『鵜匠や船頭の力が合わさって、鮎が取れるかどうかは分からない、作り物じゃないショーをやっている』と感動。現役を引退する直前の昨年10月ごろ、知人からの紹介もあり、船頭として活動することを心に決めた。
 一般応募者の1人として面接や研修、実技研修、試験を受講。自然を読む難しさや操船のハードさを学び、『当たり前にいる存在だと思っていた船頭だったが、実際にやってみると大変で、こういった人たちが鵜飼を支えている」と再認識した。そんな尊敬の念があるからこそ、自身の活動も『冷やかしとは思われたくない』。10月15日までの開催期間中は、クラブアンバサダーの仕事と両立しながら、船頭の活動にもできるだけ参加するという。」

 

「サッカーより緊張」柏木陽介さん鵜飼開幕日に船頭デビュー 尊敬の念「冷やかしじゃない」積極参加 | 岐阜新聞Web

サッカーの元日本代表MFで、J3のFC岐阜のクラブアンバサダーを務める柏木陽介さん(36)が、11日の長良川鵜飼の開幕日に、観覧船の船頭としてデビューする。現役...

「サッカーより緊張」柏木陽介さん鵜飼開幕日に船頭デビュー 尊敬の念「冷やかしじゃない」積極参加 | 岐阜新聞Web

 

【柏木陽介クラブアンバサダー、「ぎふ長良川の鵜飼」観覧船船頭として活動開始】
「柏木陽介クラブアンバサダーが『ぎふ長良川の鵜飼』の観覧船船頭として活動を開始することとなりましたので、お知らせいたします。鵜飼観覧船は鵜飼を鑑賞するために欠かせない存在で、昨今、その船頭人材が不足気味であるということを本人が知り、鵜飼の課題解決になればと応募。観覧船の船頭の仕事をきちんと学びたいと一般応募者の1人として参加し、 面接、研修、実技研修、試験を経て、正式に観覧船船頭として採用され、5月11日から10月15日の開催期間中に観覧船船頭として活動いたします。観覧船船頭の活動を通して『ぎふ長良川の鵜飼』の魅力や岐阜市はもとより岐阜県の魅力を広く伝えていきます。」
出典:J3岐阜公式HP

 岐阜さんへ移籍した経緯は覚えています。柏木氏は引退後もそのままアンバサダーとしてクラブに残るのですね。通常はもう東京に帰るとか言うパターンなのですが、お世話になったクラブで引退後も貢献して、ホームタウンをPRしたいという思い、素晴らしいです。まさに看板選手のお手本ですね。
 「推薦」就職ではなくて、仕事をきちんと学びたいという事で一般応募で就職されたというのがいいですね。5月から10月までの開催期間中は、クラブアンバサダーの仕事と両立しながら、船頭の活動にもできるだけ参加するとか。いいですね、鵜飼。観に行きたいなぁ。


 そんな岐阜さん。現在J3で7位です。ただ、自動昇格圏の2位までは勝ち点2点差と近く、今季から新設されたJ2昇格プレーオフ圏内の6位にも全然射程圏内です。元々岐阜さんは川崎さん並みの社会貢献活動をされていた(今も?)立派なJクラブ。早くJ2に戻ってきて下さい。
柏木氏公式Instagram:https://www.instagram.com/yosuke_kashiwagi/
J3岐阜関連: /  / / / / / / / / / / / / / / / /  

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選手・現場の声67

2024-04-19 00:01:57 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 VARなどビデオ判定が登場してだいぶ年月が経ちました。日本でも「世紀の誤審」が一時期大きなニュースになっていましたが、VARの登場によって、ある程度沈静化したと思います。ただ、日本ではJ1リーグなど上のカテゴリ中心で、J2以下の試合では未だに審判の目によるジャッジです。そんな中で一つの言葉がクローズアップされてきました。「半自動オフサイドテクノロジー」です。
   
【プレミアで来季途中からの『半自動オフサイドテクノロジー』導入が決定! 秋のインターナショナルブレイク後に稼働開始へ】
「プレミアリーグは11日、各クラブ同意のもとで来シーズン途中から『半自動オフサイドテクノロジー』を導入することが決まったと発表した。
 声明によると、11日に行われた株主総会で全会一致となり合意に至った模様。この新システムは来シーズンのプレミアリーグで初めて使用され、秋のインターナショナルブレイク後に技術導入の準備が整うと予想されているようだ。注目が集まる『半自動オフサイドテクノロジー』とは、光学的な選手トラッキングに基づき、仮想オフサイドラインをより迅速かつ一貫して配置し、高品質の放送用グラフィックを作成するシステム。同リーグは今回の新システム導入により、『サポーターのスタジアム内や放送での体験をより充実したものにする』と主張している。」

 

プレミアで来季途中からの『半自動オフサイドテクノロジー』導入が決定! 秋のインターナショナルブレイク後に稼働開始へ | サッカーキング

 プレミアリーグは11日、各クラブ同意のもとで来シーズン途中から『半自動オフサイドテクノロジー』を導入することが決まったと発表した。  声明によると、11日に行···

サッカーキング

 

【プレミアリーグで「半自動オフサイド・テクノロジー」導入へ テストを経て来秋以降に開始見込み】
「22-23シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)で初めて使用されたSAOTについて、プレミアリーグでは来季から採用される見込みで、秋のインターナショナルブレーク以降に向けて準備が進んでいるという。24-25シーズン開幕からではない理由は、現在プレミアリーグにはホークアイ社がオフサイドに関する技術提供をしており、SAOTの追加テストを含めた準備が8月には間に合わないためとされている。
 SAOTは短時間で結果が生成されるメリットがあり、プレミアリーグではオフサイドのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)にかかる時間が平均31秒短縮されると試算している。『半自動』が導入されるのは、VARでの判定が必要になると考えられているため。プレーへの『関与』やチームメートがボールに触れたかどうかはSAOTで確認できず、VARでの検証が必要とされている。
 SAOTはイタリア・セリエAとメキシコ・リーガMXで23年1月に導入され、南米のリベルタドーレス杯でも使われるようになった。スペインのラ・リーガでも24-25シーズンから採用することが決まっている。」

 

プレミアリーグで「半自動オフサイド・テクノロジー」導入へ テストを経て来秋以降に開始見込み - プレミアリーグ : 日刊スポーツ

イングランド・プレミアリーグがAIベースの「半自動オフサイド・テクノロジー(SAOT)」の供給テストを行っており、24-25シーズンからの導入を目指していると… - 日刊スポ...

nikkansports.com

 

 SAOTですか、また新しい言葉の登場のように見えますが、実はカタールW杯で登場しています。今回のプレミアリーグでの導入を機に、今後「VAR」のようにサッカー界に広まっていくのかもしれません。SAOTはすでにセリエAとメキシコリーグで23年に導入され、リベルタドーレス杯でも採用されているとか。

 気になるのが昔から名前を聞く「ゴールラインテクノロジー」との違い。ちょっと調べてみると、ゴールラインテクノロジーはボールだけをトラッキングするシステム。1つのゴールに対して7台のカメラを向けています。ボールの位置を正確に追って、ゴールのラインを越えていたら審判がつけている腕時計の端末を振動させたり、インカムでゴールをお伝えする、という方式。
 SAOTは選手の動きや骨格、関節情報を追い、選手の位置情報から選手の肩の位置や、足首、膝の位置もトラッキングして映像化するため、ボールを蹴り出した瞬間に最前線の選手の位置が、オフサイドかどうかをの判定も行う方式で、ボールを追うか、選手を追うかの違いのようですね。

 もう一つ気になるのが「半自動」という部分。ボールを蹴った瞬間の最後方のディフェンス選手と最前線のオフェンス選手の位置を出して、オフサイドかどうかを審判に伝えるという事ですが、オフサイドポジションにいるけれど、プレーに絡んでいない選手もいるため、そこは目視でVARが見た上で伝えるとか。そこの部分が自動になっていないので、「半自動」になるそうです。つまりVARとセットになる。
 まだよくはわかっていませんが、そのうち、「半自動」なりSAOTが北中米W杯くらいから活躍するのかな。とにかく誤審を減らし、正確で速い試合運営をお願いします。
VAR等関連⑲:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230203
 〃    ⑱:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20221111
 〃    ⑰:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220521
 〃    ⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210221
 〃    ⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210214
 〃    ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201220
 〃    ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200209
 〃    ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200204
 〃    ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190928
 〃    ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190523
 〃    ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190511
 〃    ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190510
 〃    ⑦https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180830
 〃    ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180523
 〃    ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171115
 〃    ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171025
 〃    ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170428
 〃    ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161216
 〃    ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160912
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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Jリーグへの道について46

2024-03-03 00:41:05 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 先日のFOOT×BRAINで南葛さんが取り上げられました。当ブログでも以前の記事でリスペクトしており、最近ではえとみほさんがフロント入りしたのが話題でしたね。南葛さんはニュースを知るたびに、どんどんパワーアップしている印象がありますが、「キャプテン翼」という付加価値がグローバルなので、想像を超えた進化をしていっていますね。
  
【FOOTBRAIN×”リアル”キャプテン翼×新たなる挑戦】
 (キャプテン翼)作者の高橋陽一がオーナーを務める東京葛飾をホームに戦う南葛SC。Jリーグ入りを目指すアマチュアクラブながら、稲本潤一など元代表のレジェンド達を次々に獲得。攻めの姿勢が話題となった。そんな南葛が更に攻めていく。今シーズンから指揮を執るのが川崎フロンターレや名古屋グランパスなどで監督を務めた名将・風間八宏。

〔風間八宏新監督〕
 関東1部リーグでなかなか順位を上げられず、JFL昇格の可能性が無くなった去年夏。岩本(GM)は高橋陽一オーナーと改めてクラブの方向性について話し合ったという。
岩:「アマチュアカテゴリ、J2・J3もそうだが、結果出すためには守備をしっかり固めて、ショートカウンターかセットプレーで少ないチャンスをものにしてという方がリスクが無いと。みんなそういうサッカーをする。高橋先生は『キャプテン翼のチームでそれは嫌だ。絶対に観ている人が楽しいサッカーをやりたい』という強い思いがずっとあった。」

 貫いたのは主人公であり、南葛のエース大空翼の名セリフ「ボールはともだち」。一人一人がボールを自在に操り、魅力的な攻撃的サッカーを目指した。
高:ボールとともだちになった方がサッカーは上手くなるんじゃないかという発想ですね、最初は。その中で自分たちが目指すのであれば、そういうサッカーの方がいいんじゃないか。」
岩:ボールはともだちのキャプテン翼のサッカーをやり続けるという方向性を改めて確認した後に、知っている限り日本でそれを一番最高にできるのは風間八宏さんしかいない。清水のお母さんのお店回線料理をつつきながら7時間くらいいたと思う。
風:こっそり会って話をして、本当に僕のチームのこれからやりたい事、これがすごい明確だったので。ボールはともだちもそうですし、『キャプテン翼』と一緒に色々なものを創っていこうと言われた。それはズルいよねと。
   
 ボールはともだちをピッチで体現する風間スタイルの神髄とは。かつて出演した際はこう話していた。「観る者を楽しませるサッカー」。
風:一番の目的は僕の中ではサポーターもみんな一緒に楽しめる、一番は客席を満員にしたい。そこから始まってもちろん勝つんですけど。どんなにいいサッカーといっても負けたら来ませんからね。どう勝つかはいつもセットで考えているのがプロだと思う。
 観る者を楽しませる。そのために風間が目指すのは「ボールを保持し攻め続ける超攻撃的サッカー」。
風:元からポゼッションという言葉を言った事が無い。最短・最速でゴールに迫る。そのためにはロングボールもいいかもしれないが、そのロングボールの質が問題。『ボールはともだち』のスタイルで相手にボールを触らせなければいい訳ですから、自分たちがずっとボールを持って一番速い、一番短い所を通っていけば一番確率が高いですし、ゴール前のシーンが無ければお客さんも面白くないんで。本当にボールはともだちで、ともだちとどれくらい仲良くなれるかで一番楽しい所。僕は家庭環境もあって本当にボールだけが友達の時もあった。これを蹴っている時は全部忘れられる。ボールがどうしたら自由に動けるのかをずっと考えてやってきたので、その所を徹底してやっていく。本当にボールをともだちにできるかどうか。『ボールはともだち』=どれだけ技術を持っているか、どれだけ本当にボールの性質を知っているかという所になると思う。そういう所を徹底してやっていきたいと思っている。」
「(選手とは)技術目線だけで話し、それを要求する。(風間が重視する3つの技術として)技術というのは自分の頭の中を変えれる、頭(①『頭を扱う』技術)、体を自分が自由に動かせる技術(②『体を扱う』技術)、ボールを扱う技(③『ボールを扱う技術』)の3つだが、そこに働きかける事で、1人に言っても全員に同じように響いていく集団をいつも作りたいと思っている。
岩:「何年かかってもいいから、圧倒的なチームにしてくれというお願いをしている。ここからはちゃんと地域密着をどんどんやっていくのも含めて、クラブ全体で強化の部分も事業の部分も丁寧にやるべき事を全部やりながら上げていきたいと思っている。」

 しかし、J1クラブの常勝監督が地域クラブにやってくるというのは前代未聞ですね。よく来られたなぁと。経歴的にも普通はプライドが許さないでしょうが、「何年かかってもいいから」という事で、長期的にクラブ作りをやっていかれるのですね。風間監督の重視する3つの技術というのは初めて知りました。
 これから圧倒的な強さで地域決勝を制し、JFLに駆け上がり、1年で通過してJ3まで行っちゃうのかな。でも新宿さんなどライバルは多く、そんなに簡単に事が運ばないのが「サッカー」なので、頑張って欲しいと思います。
     
〔攻めの経営〕
 6年前、岩本がGMに就任した(2018年)の年間予算は約1,800万円。それが昨シーズンは5億円を超えた。しかも大幅な収益アップの立役者は何と選手達。南葛では選手の大半がクラブに勤務し、選手社員という制度を導入。自ら営業を行い、スポンサーの獲得まで行っている。更にフロントにも実績のあるスペシャリストを続々と招聘。
   
〔江藤マーケティング部部長(えとみほさん)〕
江:「ゴールが世界に向いているクラブ。実際にキャプテン翼という世界に知られているIP(知的財産)があれば、夢物語ではなく、実現可能な夢だと思ったので、その夢の大きさに惹かれた。」
「南葛SCが関東1部リーグということもあって、余り私たちが思っている以上に知られていないと思う。まずは足元のホームタウン・葛飾の中で誰もが知っている存在にするのが、今一番大きなミッションだと思っている。」
 
 マーケティング部部長としてチケット販売やグッズ開発などサポーター向けのすべての業務を取り仕切る江藤。クラブの認知度を目指す江藤、今シーズンから新たな挑戦を仕掛ける。

江:「動画、YouTubeですね。試合の回数がリーグ戦のホームゲームは9試合、全部合わせても18試合しかないが、その中でファンを付けていくというのはなかなか大変。ピッチ外のところでファンを作っていくような取り組みをしていかないといけない。」
岩:「監督の指導やロッカールーム、スタッフも含めてNG無しで全部映像を撮って、毎週YouTubeにどんどんあげていく。これは嫌と言われるかもな、カメラを密着で入れ続けたら勝ち点落としますかね?と監督に言ったら、全部入れていいよと。」
風:「練習も観てもらって、みんなで楽しんでももらえたらいいなと。みんな出したらどうなるか、面白さの方が先になった。」

 えとみほさんが栃木さんを辞めて南葛さんに入るというニュースを聞いた時に、少し驚きました。Jクラブから地域クラブへの転身って。でも今回の番組を観て、いかにえとみほさんが夢を抱いておられるのかよくわかりました。新しい取り組みの動画もちょっと観ましたが、なかなかいいですね。南葛さんの取り組みは、JFLを含めてこれからJを目指すクラブ、J3など参考にするクラブが結構出てくるのではないでしょうか。また、以前のようにインスタライブか何かをやって欲しいですね。
   
〔天野春果プロモーション部部長〕
 更に南葛は認知度の起爆剤としてプロモーション部を新設。その部長として招かれたのが天野春果。27年在籍した川崎フロンターレでは計算ドリルの配布や、地元銭湯とのコラボなど斬新な企画で最強の地域密着クラブを作り上げた張本人。その実績が買われ、東京五輪では組織委員会でも活動した。
 活動初日、天野は早速街に出た。案内役は川崎時代に天野の企画を実践していた選手社員楠神順平(プロモーション部副部長)。

天:「自分たちの中で何か物足りないと思う事ないの?」
楠:「街のイベントにあまり出ていない。出ていきたいですね。どうしても葛飾って、南葛は結構SNSを頑張っている方ですけど、SNSでは届かない部分がある。現場に選手が顔を出さないと認知してもらえない。」
天:「街のイベントに出るためには、商店街だったら商店街の会合に出たり、会長と仲良くなる事。そこをつかまえておけると、向こうのイベントもそうだが、クラブが仕掛けるイベントにも協力してもらえる。やっぱり街の色、どういうカラーがあるのかを把握して、自分自身が実際に歩いて、実際に選(社員)から話を聞くだけでも全く違うんで、今日は体感できた。」
楠:「僕としても南葛を良くしていきたいとずっと思っていたので、天野さんが来てくれたのはスゴく大きいですね。」
岩:「(声をかけた時に)サッカーの事はしばらくやらないみたいな話だったが、それだったら今までの自分の経験ノウハウを活かせるかもしれないと言ってくれた。じゃあ部長でお願いしますと」
風:川崎の時から(付き合いが)長いので、期待もしているが、余り褒めるとどんどん前に出てくるタイプなので、余り褒めないでね(笑)。」

 これはビックリしましたね。まさかの展開です。番組では天野さんは「しばらくはサッカーに関わらない」事だったらしいですが、それでも関わる気にした南葛さんはすごい説得力だったと思います。そういえば、風間監督も元川崎
。これは何か化学反応が起こりそうだし、今後も川崎系の人材が来るのではないでしょうか。当ブログで「フロンターレ化」というキーワードを時々用いますが、今回の南葛さんはまさにリアル「フロンターレ」化。これからの伸びしろはハンパないと思います。
   
〔東京23区初の専用スタジアム建設!〕
 次々と刺激的な一手を打ち続ける南葛SC。今最大の挑戦がスタジアム建設。予定地はオーナー高橋陽一の地元葛飾区。サッカーのよる地域活性化を掲げ、今年度中に約350億円で土地を取得予定。J1参入基準を満たす専用スタジアムを造ろうとしている。しかもその場所はJR新小岩駅から徒歩10分という抜群の好立地。

岩:「土地の広さで言うと7㌶で、2万人でも造れるが、一応今は15,000人収容という発表になっている。スタジアム内にはキャプテン翼ミュージアムを設けて、試合が無い時も外国人も含めて来てもらうようにしたい。いろんな仕掛けは考えている。」

 東京都内の専用スタジアムについては、番組でMCも言っていましたが、構想が出ては頓挫ばかりで未だにはっきりした構想を目にする事はなかったですね。そんな中での墨田区のスタジアム。何と約350億円で土地を取得予定とありましたが、それもすごいですね。土地だけでなく、建物代もあるのですが、どうされるのか。とにかく南葛さんの話は見えない部分も多く、あとでサプライズな展開になる事が多い。
 今回関わる人材は、みんなキャプ翼で世界まで行く夢を抱いているのでしょう。とにかくキャプ翼という世界的なコンテンツがあるので、支援者はこれからもどんどん登場していくことでしょう。今後の南葛さんの展開を楽しみにしています。
南葛SC公式HP:https://www.nankatsu-sc.com/
南葛SC関連②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220501
  〃   ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220218
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選手の仕事(セカンドキャリア)13

2024-02-24 00:01:29 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 先日のKICK OFF! OKAYAMA・KAGAWAを観ていたら、当ブログ好みの事例が出てきました。Jリーガーのセカンドキャリアですが、今回は讃岐さんで引退された選手が地元企業にそのまま就職し、二足の草鞋でその会社が運営するサッカークラブでJFLを目指すというもの。営業マンではなく、介護福祉士という手に職を付けた形で大好きなサッカーも極めていくという素晴らしい取り組みです。
   
【目指す先はJFL! 社会人チーム SONIO高松】
 高松市を拠点に活動する社会人チーム「SONIO高松」。実はこのチームにはかつてカマタマーレ讃岐でプレーした岡村和哉選手(36歳)が所属。
岡村選手(岡):「サッカーで転々とするのが嫌だった。高松で安心して暮らしながら子育てとか自分がやりがいのある仕事をしながら過ごしていきたかった。」

 岡村選手は岡山県井原市出身で2010年にプロデビュー(J2熊本)を果たすと、DF・MFとマルチプレーヤーとしてJ2・J3の5チームで活躍。中でも讃岐には6年間所属し,2013年のJ2昇格に大きく貢献。そして2022年のプロ選手引退後にSONIO高松に加入を決意。引退後に選んだ次のステージとは?

岡:サッカーをやりながら仕事をしたかった。讃岐にいた時の知り合いが連絡をくれて、こういうチームがあって、こういう会社があるから、話を聞いてみないかと言われ、ぜひという事で、お互いの考えがマッチし、すぐ入社が決まり、チームへの入団も決まった。」
インタビュアー:「今のご職業は?」
岡:「介護福祉士」
   
 SONIO高松は介護事業を展開する「㈱松」が2020年に設立したクラブチームで、所属すす多くの選手がサッカーをしながら介護士として勤務。
選手:「どちらも充実していて、楽しくできている。」

 これまで介護の経験が全くなかった岡村選手も資格を取得し、利用者の方に寄り添う生活を送っています。そんな岡村選手が介護の仕事から感じた大切な事とは。

岡:「今までプロサッカー選手だったから、基本的に勝手に応援してくれる。自分がしっくりきたのが、応援される側から応援する側にというのがあった。それを考えていたら、身近な人の人生のサポーターとしてその人の背中を押せるような存在になりたいと、去年から働いていて明確になった。」

 ㈱松は元プロ選手だけではなく、仕事をしながらサッカーを続けたい人のサポートにも力を入れている。

松野常務(松):「私たちの会社のモットーは”職員第一主義”を掲げている。サッカーもしていいよという環境を整えるし、介護の仕事をしてもらう事で、全力で介護にも取り組んでもらうところが、まさにWINWINの関係を作れているところがあって、それを基盤に置きながらSONIO高松というを立ち上げて、今に至っている。岡村選手が入社してから利用者、職員に関わる事で施設全体を明るくしてくれるような働きをしてくれている。」

 今シーズン四国リーグに昇格。チームが目指すのはアマチュア最高峰のJFL。経験豊富な岡村選手がチームを引っ張る。

松:「僕たちがJFLを目指すにあたっての、スポーツのメンタリティをアマチュアの選手に伝えてくれている。結構大事な役目も果たしてくれている。」
岡:「そのJFL昇格もありますが、昇格後だったり、昇格の過程でこのカテゴリに引っ張られるような個人昇格(Jリーグ)する選手もどんどん出てきて欲しい。」
   
 という内容でした。会社の公式HPを覗いてみました。まだ若い社長さんですね。そして、番組映像ではこじんまりした会社のように見えましたが、実際は訪問介護ステーション、訪問介護事業所、ナーシングホーム(介護だけでなく、看護師を中心とした医療提供や看取りを行う老人ホーム)、相談支援事業所、定期巡回ステーション、居宅支援事業所と多角経営。社員数は120名、グループ会社も他に10社くらいあって社員数は240名と規模が大きい福祉の企業グループでした。そのグループ会社のうちの1つの㈱SONIOがSONIO高松の運営会社でした。
 グループ企業の中でサッカーチームの所属選手は何人いるのかなぁ。結構いるんじゃないかという社員数ですね。地域リーグまではいいとして、JFLという全国リーグになると運営大丈夫なのかなと、一瞬思ってしまいましたが、親会社の事業規模を考えたらいけるのではと思いました。
 また、岡村選手のコメントにあるように、上に昇格する過程で所属選手の個人昇格も大歓迎であると。そういう理解が大きく、手に職も付けられるチームであれば有望選手も集まってくるのかもしれませんね。今後の活躍に期待しております。

SONIO高松公式HP:https://sonio-matsu.com/
㈱松 公式HP:http://matsu-h.jp/
Jリーグ・セカンドキャリア関連⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20240222
     〃              ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231103
     〃              ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230906            
     〃              ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230204
     〃              ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211218
     〃              ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180317
     〃              ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131227
     〃              ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130618
     〃              ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100611 
     〃              ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050915

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青丹よし劇場の奈良クラブ6

2023-12-31 00:01:52 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 昨季J3に参入され、1年目を戦った奈良さん。当ブログでも元々付加価値が高いJクラブとして一目を置いていました。そんな中で素晴らしい取り組みを目にしました。選手が個人で子ども食堂を実施しているという事ですが、Jリーガーで他にそんな選手はいないと思います。
   
【給料ゼロから始めた独自のキャリア形成 こども食堂を開くJリーガー】
「奈良のFW浅川隼人(28)は、シーズン中も『移動式こども食堂』を開いている。経済的に苦しい家庭の子も、楽しく前向きになる時間を選手や他の家族と共に過ごすことができる。キッチントレーラーで出向き、認定NPO法人と連携して奈良県内を中心に開催している。」
「浅川は今季リーグ2位の16ゴールを挙げ、J3のベストイレブンにも選ばれた。日本では現役プロ選手がアイデアを出し、自ら先頭に立って貧困問題に取り組むことは珍しい。ただ驚かされたのは、こうした活動だけではない。アスリートとしての独自のキャリアの築き方も興味深かった。
 千葉県出身で、2018年に桐蔭横浜大からJ3YSCC横浜に加入した。YSCC横浜には2季所属したが、アマチュア契約だった。サッカー選手としての給料はゼロ。そこで浅川は、ある行動に出た。
 サッカー選手として生活を送る一方、『レンタルJリーガー』と称して自身を売り出した。SNSやメールで浅川にやってほしいことを、一般の人々に募って応じた。例えば、子どもにサッカーを教えたり、トレーニングを一緒にしたりして自分を知らない人々との接点を多くもった。
 目的は、距離を縮めて応援してくれる人を増やし、選手としての価値を高めていくこと。移籍した20年に当時J3熊本でプロ選手となるが、奈良で活躍するいまに至るまで浅川は積極的にサポーターとの交流を続けている。一緒に食事をしながら試合を振り返ったり、親子で参加できるイベントを企画したりしている。こども食堂は貧困問題解決の一面もあるが、子どもたちとふれ合うことで浅川という選手に親しみを感じてもらう機会になっている。」

 

給料ゼロから始めた独自のキャリア形成 こども食堂を開くJリーガー:朝日新聞デジタル

 サッカーJ3奈良のFW浅川隼人(28)は、シーズン中も「移動式こども食堂」を開いている。経済的に苦しい家庭の子も、楽しく前向きになる時間を選手や他の家族と共に過ごす...

朝日新聞デジタル

 

 ベストイレブンにも選ばれたエース選手がやっているというのがすごいです。プロフィールを見ると、結構苦労人でしたね。そのファン・サポーターに寄り添い、社会・地域貢献活動に徹したから今の栄光があるのでしょう。「レンタルJリーガー」と名乗ってPRする発想が他の選手には無いところですね。この辺りは「Jリーグを使おう」というキャッチフレーズのシャレンとよく似てます。結局、社会に根を張るためには「使ってください」という呼びかけになるのでしょう。
 動画(即チャンネル登録しました)を観ましたが、いい表情でしたね。本当に心から楽しみ、子ども達に喜んで欲しいという「素」の笑顔が出ていました。Jリーガーというよりは放課後クラブに来た体育の先生というイメージ。結構ボリュームがあったように見えました。配布後は公民館のような会場で、子ども達とその弁当を一緒に食べていて、実に微笑ましい光景。過去にいろいろ「給食先生」を観ましたが、今回のが一番いいですね。
 と書いていたら、浅川選手が山雅さんに移籍するそうです。他人事ながらちょっとショックでした。でも山雅さんにもピッタリのキャラかもしれない。そんな浅川選手が活躍した奈良さんですが、いいコラムを発見しました。コンパクトに昨季をまとめています。
  
【サッカーJ3・奈良クラブ、リーグ最少32失点で初年度5位…来季目標は「J2昇格」】
〔開幕前の目標10位以内〕
「今季はJリーグで戦えるベースを作ろうと、クラブは開幕前に成績目標を10位以内に設定して臨んだ。全38試合で、15勝12分け11敗(勝ち点57)だった。上位に食い込んだ要因には、フリアン・マリン・バサロ監督(34)の指導のもとで築いた安定した守備があった。クラブを率いて3年目となるスペイン人指揮官は、自陣ペナルティーエリア内の守備にこだわった。全38試合に出場したDF鈴木大誠選手(27)を中心に相手選手のマークやこぼれ球の処理を徹底。無失点試合は15試合あり、J3最少の32失点だった。」
〔FW浅川選手、得点ランキング2位〕
「攻撃面では、JFLで得点王だったFW浅川隼人選手(28)が、今季16ゴールを奪って得点ランキング2位の活躍を見せるなどしてチームを引っ張った。浅川選手は『ここまで上位に残れたことは来季の自信につながる』と語った。
 開幕戦はホームでJ1経験もある松本山雅FCを迎えたが、0―2で完敗した。それでも第3節の勝利を機に選手が自信を持ってピッチに向かい、第6節からは4連勝。一時は首位に浮上した。ただ、下位に取りこぼすこともあり、勝ち点を積み重ねることができない時期もあった。」
〔売り上げほぼ倍増〕
「営業面でも結果が出ている。JFL所属時に比べて売り上げはほぼ倍増した。チケット収入が増え、夏限定ユニホームやフラッグなど新たにグッズ販売を行ったことも寄与した。アウェーでは他チームの運営を目にし、スタッフは『力のあるクラブの運営を見て勉強になった』という。来季はJ2への自動昇格2枠に加え、3~6位によるプレーオフ1枠もある。」
〔フリアン監督が優秀監督賞に〕
「今季のJ3リーグアウォーズが発表され、奈良クラブからは優秀監督賞にフリアン監督が、FW浅川選手がベストイレブンにそれぞれ選ばれた。また、クラブはフリアン監督と来季の契約を更新した。」

 

サッカーJ3・奈良ク、初年度5位に躍進…リーグ最少32失点の守備が要因

【読売新聞】 サッカーJ3に所属する奈良クラブは、今季20チーム中5位でリーグ戦を終えた。期待と不安の入り交じったJ参入初年度で上位に食い込んだ。浜田満社長(4...

読売新聞オンライン

 

 1年目のシーズンで、目標10位に対して5位ですか。次はJ2昇格プレーオフに出れるんじゃないでしょうか。強さの要因はフリアン監督であり、戦術の守備だったようです。売り上げもほぼ倍増というのもいいですね。スタッフは「力のあるクラブの運営を見て勉強になった」とありますが、実は奈良さんはかつて2015年にJ1川崎とアドバイザリークラブ契約を結んでおり、昔から素地はありました。奈良さんの今後の活躍を祈念しております。早くJ2に昇格して、Cスタに来て下さい。そういえばJFLにネクスファジがいた頃に、Cスタに対戦相手として来られた事を思い出しました。あっこちゃんチャント良かったです。また観たいな。
J3奈良関連⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190823
  〃   ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181210
  〃   ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131128
  〃   ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131112
  〃   ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131015
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Jリーグ・ディビジョン2を往く28

2023-12-26 00:01:19 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 大変遅くなりました。鹿児島さん、J2復帰おめでとうございます。何年ぶりになりますかねぇ、J2でご一緒するのは。前回のJ2時代の2019年に、当時優勝した柏に勝っていて、強いチームという印象がありましたね。地元岡山とは1分1敗だったようです。
 当ブログで鹿児島といえば、やはりJFL時代の合併ですかね。ヴォルカ鹿児島とFC KAGOSHIMAが合併して誕生した訳ですが、フリューゲルス以降、そういう事例は無かったので、画期的に思ったものでした。
   
【サッカー鹿児島ユナイテッド、5年ぶりJ2復帰】
「サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは2日、5年ぶりのJ2復帰を決めた。鳥取市のAxisバードスタジアムであったガイナーレ鳥取との今季最終戦を1―1で引き分け、勝ち点は3位のカターレ富山と同じ62で並んだが、得失点差で上回って、自動昇格する2位が確定した。
 最終戦を残して2位につけていた鹿児島。鳥取との試合は前半を0―0で折り返す緊迫した展開。後半11分にPKを与えて先制を許したが、選手たちは落ち着いていた。同31分、山本駿亮(しゅんすけ)選手がゴール前でパスを受け、右足でシュート。同点ゴールを決めた。3位の富山は同日の試合で勝ったが、得失点差で2位に届かなかった。」

 

サッカー鹿児島ユナイテッド、5年ぶりJ2復帰:朝日新聞デジタル

 サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは2日、5年ぶりのJ2復帰を決めた。鳥取市のAxisバードスタジアムであったガイナーレ鳥取との今季最終戦を1―1で引き分け、勝ち点は3位の...

朝日新聞デジタル

 

 本当にJ3最終戦は、富山さんとどっちが上回ってもおかしくない状況だったのですが、得失点差で競り勝ちました。地元岡山のJ2同級生クラブだった富山さん、もう一歩届かなかったですね。来年帰ってきてください。
 J3発足後、J3からJ2への昇格を2度果たしたのは鹿児島さんが史上初。2桁得点を挙げた選手は1人もおらず、19選手が得点を決め、総得点はトップの愛媛、富山より1点少ないリーグ3位の58点、失点はリーグで4番目に少ない41で、得失点差17は同年J3で最高だったとか。
   
【好不調の波はあったけど…J2昇格果たした鹿児島ユナイテッドFC、終わってみれば今季はほぼ上位をキープ】
「鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)は好不調の波はあったが、シーズンを通して、上位を維持し続けた。FC大阪との開幕戦は後半44分から2点を挙げ、劇的な逆転勝利。3節で初黒星を喫し、7節終了時点が今季ワーストの13位。だが6節以降は7戦負けなし。11節の松本戦で4連勝を飾り、一気に首位まで浮上した。
 中盤戦は昇格圏を行ったり来たり。夏場の失速は顕著で、18節の沼津戦以降は1勝5敗と白星を重ねられず。23節の松本戦で3連敗を喫し、大嶽直人監督が退任した。
 大島康明監督の初陣となった24節の北九州戦は1-1と引き分け7位に転落した。その後、24節も含めて7戦負けなしを記録。28節では14試合負けなしの首位愛媛を下し、再び昇格圏の2位に浮上した。
 それ以降は2位をキープ。終盤戦は琉球と今治に連敗して3戦勝利から遠ざかった。残り2試合で勝ち点を積み上げ、富山との昇格争いに競り勝った。」

 

好不調の波はあったけど…J2昇格果たした鹿児島ユナイテッドFC、終わってみれば今季はほぼ上位をキープ | 鹿児島のニュース | 南日本新聞

 鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島U)は好不調の波はあったが、シーズンを通して、上位を維持し続けた。

鹿児島のニュース - 南日本新聞 | 373news.com

 

 スタートダッシュに成功したが、夏場の失速では昇格圏を行ったり来たりになったところで監督交代に。それが成功してそのまま昇格圏(2位以上)をキープしていましたが、2位争いを演じ、最終節で富山さんに競り勝ったようです。
 その1年前の2022年も実は同じような展開で、キープしていた2位から途中で3位に転落し、そのまま3位でフィニッシュし、J2に届かなかったようです。やはり監督さんの力が大きかったのかな。

 大島監督ですが、実は2021年に一度暫定監督になっているようです。元選手で、引退後に徳島さんで3年、富山さんで1年、その後鹿児島さんで7年、コーチから暫定監督を務められていますが、Jクラブの監督経験は無いようです。当ブログでは監督経験が無い新監督はなかなか結果を出せないというイメージがありますが、大島監督は見事にその概念を破ってくれました。そして、ここにもう一つ新スタジアムという話が出てきます。
   
【鹿児島市が描くサッカースタジアム キーワードは“まちなか”】

「鹿児島市が本港区エリアで建設を検討しているサッカースタジアム。11月13日に行われた鹿児島ユナイテッドのホーム最終戦に駆けつけた下鶴市長は「日本一の、世界に誇れるスタジアムをつくりたい」と述べ、強い意気込みを示しています。各地で活発化するサッカー専用スタジアムの建設の動き。取材する中で見えてきたのは、“まちなかスタジアム”というキーワードです。
〔鹿児島市の狙いは〕
「現在、鹿児島市が建設候補地としているのが、本港区エリアの「浜町バス車庫」「ドルフィンポート跡地」「住吉町15番街区」の3か所。このうち、11月1日に市が公表した需要予測調査の中間報告で最も事業性が高いとされたのが「ドルフィンポート跡地」です。鹿児島一の繁華街・天文館に最も近く、中心市街地のにぎわいを生み出す上で相乗効果を得られるとしています。こうした“まちなかスタジアム”をつくる動きは、今、国内各地で活発化しています。」
〔実現に向けた課題は〕
「実現に向けては多くの課題があります。まずは財源をどう確保するのか。鹿児島市は160億から200億円の整備費を見込んでいますが、国の交付金などが出るとしても、市の相応の負担は避けられません。市の支出をなるべく抑え、より魅力的な施設とするためにも、長崎のように、民間の資金や知恵を活用することもひとつの選択肢になりえます。また、ドルフィンポート跡地については、県が総合体育館の整備を検討しているため、県との協議も不可欠です。」
「一方で、市の案ではドルフィンポート跡地に隣接するウォーターフロントパークも整備の対象としていることから、塩田知事は港湾計画などの変更が必要で、県の総合体育館の整備スケジュールにも影響が出るという認識も示しました。鹿児島のまちの将来を左右する大きなプロジェクトを今後どう進めていくのか。行政に加えて市民も一緒になって議論していく必要があるのではないかと思います。」

 

鹿児島市が描くサッカースタジアム キーワードは“まちなか” | NHK

【NHK】鹿児島市の下鶴市長が「世界に誇れるスタジアムをつくりたい」と意気込みを示すサッカースタジアム。取材で見えてきたのは“まちなか”というキーワードです。

NHK鹿児島放送局

 

 新スタジアム建設では、今の岡山の新アリーナ計画とちょっと似ていますね。11月に市長と知事と間でトップ会談が行われ、年内にも県が設置する本港区エリアの利活用のあり方を検討する委員会で議論していくことで一致したそうです。トップ会談が行われた事自体、岡山より一歩進んでいるように思えます。
 あとは当ブログで口にするジンクスを破る事ですね。新スタジアムを建てたチームは、成績が低迷するというもの。典型的な事例が北Qさん。京都さんもそうでした。ガンバさんもそうでした。今の広島さんは違いますが。新スタジアムができた時にはJ2にいてください。
J3鹿児島関連⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220813
  〃       ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210813
  〃       ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20191230
  〃       ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181202
  〃       ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170827
  〃       ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160319
  〃       ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130813
  〃       ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080922
  〃       ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051012
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Bリーグについて90

2023-12-22 00:01:25 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 Bリーグの将来構想「B.革新」関連のリスペクト記事です。何回かに分けてお届けという事で、第1部は「リーグ概要」、第2部は「米国型リーグか欧州型リーグか」、第3部は「米国型リーグ」、第4部は「欧州型リーグ」で第5部で当ブログの考えをまとめたいと思っています。今回は第4部の「欧州型リーグ」です。まずはイングランドのリーグ構造をリスペクトしてみましょう。
   
【イングランド】
 「プレミアリーグ」は「最上級のリーグ」という意味で1部リーグのことを指し、20チームで構成されています。その下にフットボールリーグ・チャンピオンシップ (2部)=24チーム、フットボールリーグ1(3部)=24チーム、フットボールリーグ2(4部)=24チーム、カンファレンス・ナショナル(5部)=24チーム・・・この下にも何層かのリーグがある・・・というきれいな形のピラミッド構造になっています。
 プレミアリーグとフットボールリーグ・チャンピオンシップの入れ替え方式は、ますプレミアリーグ下位3チームが自動降格。そしてフットボールリーグ・チャンピオンシップの上位2チームが自動昇格し、さらに3位から6位のチームがプレーオフを行い1チームが昇格します。

 これはJリーグと同じですね。1カテゴリで24チームずつというのは多いかもしれません。その頂点の1部がプレミアですか。今や放送権料で巨額な収入を得ており、世界で4番目のプロスポーツリーグになっております。ちなみに1位はNFL、2位がMLB、3位がNBAとアメリカ勢が続いています。欧州は6位がブンデスリーガ、7位がラ・リーガ、8位がセリエA、9位がリーグ・アンになっています。確かに上位3リーグはアメリカ型ですが、4位以降は欧州型とそん色ありません。つまり、欧州型でも大きな売上を上げているのです。
 ここで欧州型の特徴が昇降格。いわばその国内リーグピラミッドの頂点で、プレミアまたはスーパーリーグ的な存在で昇降格を無くしているようなイメージがありますが、実はしっかり入れ替えをやってます。以下のとおりです。
   
【22/23年欧州5大リーグの1部昇格・2部降格チーム】
「欧州5大リーグの22/23年シーズンが終了した。プレミアリーグはマンチェスターCの3連覇、ラ・リーガはバルセロナの18/19年以来の優勝、セリエAはナポリの1989/90年以来の優勝、ブンデスリーガはバイエルンの11連覇、リーグアンはPSGの2連覇で幕を閉じた。
 このように栄光を見るクラブがいる一方で、降格圏内で終わるクラブも存在する。ただ、その分2部リーグの数クラブが昇格し、新たなチャンスを掴み取ることに挑戦する。今回は、22/23年欧州5大リーグで昇格・降格したチームをまとめてみた。」
〔プレミアリーグ〕
 降格:レスター(13/14年以来の2部)、リーズ(19/20年以来の2部)、サウサンプトン(11/12年以来の2部)
 昇格:バーンリー(21/22年以来の1部)、シェフィールドU(20/21年以来の1部)、ルートン(初1部)
〔ラ・リーガ〕
 降格:バジャドリー(21/22年以来の2部)、エスパニョール(20/21年以来の2部)、エルチェ(19/20年以来の2部)
 昇格:グラナダ(21/22年以来の1部)、ラス・パルマス(17/18年以来の1部)、アラベス(21/22年以来の1部)
〔セリエA〕
 降格:スペツィア(19/20年以来の2部)、クレモネーゼ(21/22年以来の2部)、サンプドリア(11/12年以来の2部)
 昇格:フロジノーネ(18/19年以来の1部)、ジェノア(21/22年以来の1部)、カリアリ(21/22年以来の1部)
〔ブンデスリーガ〕
 降格:シャルケ(21/22年以来の2部)、ヘルタ(12/13年以来の2部)
 昇格:ハイデンハイム(初1部)、ダルムシュタット(15/16年以来の1部)
〔リーグアン〕 ※来季から1部は18チームに縮小
降格:オセール(21/22年以来の2部)、アジャクシオ(21/22年以来の2部)、トロワ(20/21年以来の2部)、アンジェ(14/15年以来の2部)
昇格:ル・アーヴル(08/09年以来の1部)、メス(21/22年以来の1部)
出典:ALLSTARS CLUB

 欧州の5大リーグは昇降格を実施しながら、ちゃんと巨額な予算で運営できているのです。アメリカのように固定してしまうしか成長できないという事はないと言えます。当ブログで昔紹介しましたが、Jプレミアリーグ構想がありました。まさに今のB.革新とそっくり。たぶん昇降格も無くす構想だったと思いますが、あえなくしぼんでしまいました。
 今回Bリーグは同じ道を歩もうとしています。最近のニュースではBプレミアは18チーム以上でもいい、売上や観客数が基準を割れば降格するという事を言っていました。普通に欧州5大リーグを見れば、昇降格制度を残してもやっていけるのではないかと個人的に思いますが、何しろバスケの発祥の地はアメリカですからね。今回はこの辺で。すいません、

 タイトルはBリーグなのに、内容はすっかりサッカーの話と化してしまいました。そこで欧州のプロバスケリーグはどうなのかと思い、調べてみました。
イタリア:レガ・バスケット・セリエA
イギリス:ブリティッシュ・バスケットボール・リーグ
スペイン:リーガACB (1部)、LEBオロ (2部)、LEBプラタ (英語版) (3部)
ドイツ:バスケットボール・ブンデスリーガ
フランス:リーグ・ナショナル・バスケットボール - トップリーグは「プロA」

 詳しく調べていませんが、たぶんプロサッカーリーグと同じ構造で、成績による昇降格があるのでしょう。興味を持たれたらぜひ調べてみてください。
「B.革新」関連第3部「米国型リーグ」 :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231108
    〃   第2部「米国型リーグか欧州型リーグか」 :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231016
    〃   第1部「リーグ概要」② :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230928 
   〃       〃      ① :https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230925
 #がんばろう日本

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