先日、Jリーグがグリーン電力の活用に協力するという報道が流れました。首都圏の地球温暖化防止一斉行動を支援するとして、本拠地を置くチームが主催する7月の10試合を、風力や太陽光などの自然エネルギーで発電した電力を購入できる「グリーン電力証書」を使って実施するという内容です。
グリーン電力とは、風力や太陽光、バイオマス、小規模水力などの自然エネルギーや再生可能エネルギーによって発電された電力です。
7月に開催される10試合のグリーン電力を合計すると、一般家庭約3800世帯が1日で使用する電力に相当するとか。NPO法人太陽光発電所ネットワークは、J1大宮とJ1浦和に対して、グリーン電力証書「PV-Green」を発行し、地元地域で作られた太陽光のグリーン電力で試合を開催し、カーボン・オフセットするのは、全国初の取り組みだそうです。
地元ファンに支えられたJリーグのサッカーチームが、地元の太陽光発電設置者が毎日発電しているグリーン電力でホームゲームをグリーン化することは、地域貢献ともなり、大きな共感を呼ぶ効果があるようです。 この共感が太陽光をはじめとする自然エネルギーの普及につながり、市民一人一人が環境問題を考えるようになっていくでしょう。
グリーン電力導入の一般的なメリットです。
(1)環境対策
環境レポートなどに記載したり、環境ISO14000シリーズの取得・更新にも利用可能。いただけます。
(2)環境コミュニケーション
グリーンパワーマークをパンフレット、名刺、商品、サービスなどに添付し、環境コミュニケーションツールとして利用できます。環境に優しい企業・団体であることを社会的にアピールすることが可能。
(3)環境マーケティング
例えば工場で使用する電力とみなせば、その商品を環境にやさしい電気から生まれた商品としてアピールすることが可能ですし、特定の建物の使用電力量とみなせば、そのビルは環境に優しい電気で稼働しているビルと見なすことができます。
いい社会貢献活動ですね。これからは環境問題を気にするようにもならないといけなくなりますね。
グリーン電力応援サイト:http://www.greenpower.jp/
日本自然エネルギー㈱公式HP:http://www.natural-e.co.jp/