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地域活性化・街づくり42

2009-08-13 00:47:05 | 総合型地域SC・地域振興

 先日のJ's GOAL(デイリー)で、「Jリーグは地域の重要文化財 日本経済研が調査」という記事が出ました。他にもサポティスタという文化系サッカーニュース&コラムサイト等にも同様の記事がありました。以下抜粋して紹介。
                      
 民間のシンクタンク、日本経済研究所がこのほど「Jクラブの存在が地域にもたらす効果に関する調査」の結果を公表。経済効果以上に、地域のイメージ向上や活性化などの価値が大きいとする分析結果をまとめ、「Jクラブは地域の重要無形文化財になりうる」と結論付けているそうです。

 調査はJ1の川崎、G大阪、大分、J2の仙台、甲府、愛媛を対象に実施。経済効果で最高額は仙台とG大阪の約41億円、最小の愛媛は約5億円。同じ仙台でも楽天イーグルスは125億円らしいので、大きな差はあります。
 が、、「地域が一体となって応援でき、地域での楽しみが増えた」(仙台)ことや「計り知れないほどの良いイメージを県に付与」(甲府)したことなど、数字では表せない効果について評価している。

 日本経済研究所はJ1昇格が住民にもたらす高揚心や、身近な日本代表選手の存在が子供に与える「夢」、自治体の知名度向上など、金銭に換算できない価値を強調。クラブのとるべき戦略として「地域の重要無形文化財という本質を訴え、自治体などと互いに有効活用していくべきだ」と主張されています。

 Jリーグは今後、この調査を広げていく方針で、事務局長は「住民や商店街、行政へのプレゼンテーションの機会での活用を期待している」とコメント。今後J参入を目指すクラブにとっても、地域での存在意義を自治体や住民にどうアピールしていくかがポイントになるようです。

 オシム元監督の「日本サッカー界のすぐには解決できない課題」というコメントが、以下の内容で載っていました。
「まだ日本の社会の中ではサッカーが高い位置を占めていません。『あってもいいスポーツ』ではなく『なければならないもの』にまだなっていないのです。サッカーなしではやっていけないという段階に日本の社会が到達したところで、我々は真剣に客観的な話をすることが初めてできるようになるのでしょう」

 (株)日本経済研究所は、(株)日本政策投資銀行が全額出資する、調査コンサルティングを主とする総合研究機関。㈱日本経済研究所は、(財)日本経済研究所とともに、経済社会の発展と福祉の向上に寄与することを目的として、種々の調査研究活動を行っております。
 地域開発については、地方自治体の総合計画策定、地域ビジョン・戦略の検討、地域活性化計画づくり等を手がけている他、まちづくりに関しては、都市開発プロジェクトの基本構想・計画や中心市街地活性化計画の策定等、地域の実情に即した、オリジナルな提案を行っておられます。ちなみに2006年には、美咲町県有地開発可能性調査を実施されています。
 こちらの団体をどうしてここまで詳しく紹介するのかという事ですが、こちらにはあの傍士理事が所属されているからです。
㈱日本経済研究所公式HP:http://www.jeri.co.jp/
(財)日本経済研究所公式HP:http://www.jeri.or.jp/
サポティスタ:
http://supportista.jp/

コメント
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