昨日のJ's GOALで、J1大分が大分県に職員派遣を要請したニュースが出ていました。以下抜粋して紹介。
J1大分の溝畑社長は、県職員派遣を県知事に要請。県とのパイプを太くし、スポンサー探しの手腕にも期待しているそうです。県知事は「トリニータは大分の宝。内部でよく相談する」と返答され、早急に結論を出すとか。
派遣要請の理由として、溝畑社長は「長崎や北九州も近くJリーグに加盟する中、2、3年先の生き残りには地元のバックアップが重要。給料はチームから支払ってでもお願いしたい。他に地元企業からの出向にも期待したい」と。
確か、どこのJクラブだったか行政からの出向職員で、仕事を賄っていると聞いています。この出向制度は特に行政の方が目立ちますね。仕事関係で付き合いのある県の機関も、市町村や金融機関から大勢出向してもらって、業務を遂行しています。
「お役人に何ができる。我々で十分」というセリフを口にされるのが、どこにでも見られそうな、よくありそうなパターンですが、果たしてそうでしょうか。
民間の企業人よりは、多少細かい面では違いが見られるかもしれませんが、侮れないのがネットワークです。民間企業は地域内もしくは業界内までが多いですが、行政は県内全域、広く隅々まで多分野にわたってネットワークを持っておられます。
個人的には、仕事であるテーマについて聞いても、「自分はわからないが他に聞いてみますよ」と一応答えが出ます。一つの分野について、行政の担当部署はまさに許認可等も関わる核心部分であり、そこを通すとスムーズに事が運ぶ事も多かったですね。
大分の場合は、「県とのパイプを太くし、スポンサー探しの手腕に期待」とありましたが、それ以外にも地域力を発揮してもらう事はあると思います。「手がないから」という部分、例えば地域の支援組織作りなど。浅口でも最近行政色が出てきていますが、「実は『企業交流会』という組織があるんですよ」とA課長が口にされた事があります。今後何か絡んでくるかもしれないと思っています。
確かに行政サイドは事が進むのに時間はかかる傾向が見られますが、いろいろと腹案を考えておられるんだなぁと思いました。来年くらいには意外な展開があるかもと。
官僚出身の社長に率いられる大分は「他に地元企業からの出向にも期待したい」と、行政以外の部分にも触れていますが、「公器」として県下総支援みたいな雰囲気を感じます。地方クラブの先駆けとして今後も頑張って欲しいと思います。黄色い所は降格しませんが、大分さんもぜひ踏ん張って欲しいと思います。
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桃スタに行ってきました。熊本相手に2-0で見事連勝を飾りました。その模様は明日。