J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Jの使命3

2009-08-15 01:00:51 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)
 某黄色いクラブが前からこういう事業をされているのは知っていて、いつかはここで紹介しようと思っていました。別にどういうタイミングというのはありませんが、今回紹介させていただきます。
    
 
 「エコキャップ」運動 ~日立台から世界の子どもたちへ、ワクチンを届けよう!~
 '07年シーズンから「エコキャップ」運動を実施されています。昨年は、10試合で162,840個、ワクチン203.6人分を送ることができたそうです。今シーズンも実施されているようです。
 ペットボトルのキャップは、各入場ゲート前の手荷物検査テントに設置する回収カゴ、またはスタジアム内分別用ゴミ箱脇に設置する回収カゴにて回収。(回収カゴは㈱京北スーパーより寄贈)

<「エコキャップ」運動とは…>
 NPO法人エコキャップ推進協会が行っている活動で、ペットボトルのキャップを回収し、それをリサイクルメーカーへ売却。その売却益をワクチン寄贈団体(NPO法人「世界の子供にワクチンを」日本委員会)へ寄付することで、世界の子どもたちにワクチンを届けておられます。ペットボトルのキャップは400個で10円になり、キャップ800個でポリオワクチン一人分になるとか。

 スタジアムで分別されるキャップだけでなく、各家庭等で集められたキャップも受け付けしているそうです。エコキャップ推進協会へ送る際は公式HPにて報告されています。
<'09年1試合の大体の回収平均(当サイト計算)>
 個数:24,543ケ、ワクチン:30.6人分
<累計(2008.7~現在)>
 個数:457,360ケ、ワクチン:571.7人分
<累計CO2削減効果>
 3601.72kg

 スタジアムのゲートでペットボトルの中身の入れ替えや、フタを取ったりするケースはありますが、こちらのケースは更にその回収したキャップをリサイクルに回すというものです。家庭ゴミの分まで受け付けるというのは、更なる「ECO」ですね。ワクチンに使用される人数まで発表されると、集めようかという気持ちになりますね。(そういえば、仕事関係でもフタを集めている所があったなぁ)

 TAN氏情報で、多くのJクラブが採用しているという情報をゲット。実績表のHPを見てみると、Jクラブでは大宮、清水(関連施設)、川崎(サポーター有志も)、東京V(バレー)の他、(財)日本サッカー協会、(社)日本プロサッカーリーグの名前を確認できました。ただ、黄色団の名前が掲載されてなかったので、他のクラブも含めて実際は違う団体を通して集められているのではないかと思います。
CAP回収実績表ページ:http://ecocap007.com/pdf/capkaisyu.pdf

 これもまた社会貢献という形の「Jリーグクラブの社会的使命」ですね。これからも頑張って下さい。今度日立台へ行く時は、どっさりペットのフタを持っていくとしよう。そして明日は裏天王山第2戦・・・
(今日の記事は、一つのちょっとした試みが含まれています)
NPO法人エコキャップ推進協会公式HP:http://ecocap007.com/
柏レイソル該当ページ:http://www.reysol.co.jp/about/news/2009/newslog/09_ecocap.html
コメント (2)
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