J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

地域に溶け込む川崎フロンターレ3

2009-10-16 00:05:56 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)
 当ブログのアンテナにまた一つ事例が引っかかりました。というより偶然目にしました。12日に何気なくTVを観ていたところ、「SUPER SURPRISE」という番組の「心に響く4コマ劇場」にすごい話が出てきました。思わず画面に向かって「素晴らしい!」と叫んでしまいました。以下紹介。
       
 子どもは算数が苦手。でも「楽しい」「面白い」と口々に言いながら、鉛筆を走らせる計算ドリルがあるのです。その名も「川崎フロンターレ算数ドリル」。
 J1川崎が、川崎市教育委員会と協力して小学生向け算数ドリルを企画・作成して、川崎市立上丸子小学校で使用されているそうです。横開きの冊子で、表紙が中村憲剛選手。各ページに選手の写真がたくさん載っています。細かいページ内容は忘れましたが・・・

 「チータの走る速度は毎分2km。チョン・テセ選手のシュートの速度は時速127km。さて、どちらが早いでしょう?」という問題や、黒津選手の足の速さとカツオの泳ぐ早さを比べる問題などがあるそうです。画面で観ていて、「面白えなぁ、俺も読みたいー」と思ってしまうようなページでした。
 J1川崎の公式HPの該当ページを読むと、きっかけというかルーツは英国のアーセナルだそうです。発案はクラブのマーケティング課長で、欧州視察からヒントを得たとか。ヨーロッパのスポーツ文化は、チームが地域に根ざすため、このようなコミュニティー活動を実にきめ細かく行っている努力の賜物である事のようです。
 「サッカーの枠だけではない影響力があると思っていた」という事でしたが、教科書は教育委員会の厚い壁に阻まれたが、学校の裁量に委ねられている補助教材で実現する事ができたようですね。

  ちなみに見本として1部ずつ配った川崎市内の他の113の小学校でも浸透して、コピーして使う学校が出てくるなど効果は大きかったようですね。
 これって、J2岡山版を作って欲しいとまでは言いませんが、できる事ならこの教材を岡山の子どもたちにも提供して欲しいですね。きっと学力アップに貢献できますよ。
J1川崎公式HP該当ページ②:http://www.frontale.co.jp/diary/2009/0413.html
  〃              ①:
http://www.frontale.co.jp/diary/2009/1007.html
Jリーグ公式サイト該当ページ:http://www.j-league.or.jp/100year/report/_/?c=&n=kawasaki&code=00000533
コメント
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