今年の天皇杯決勝戦も無事終わりました。気持ちのいい試合でしたね。史上初のJ2同士の決勝という事で、いつもの年と少し変わった光景でした。J2優勝のFC東京と7位の京都の一戦。試合結果は皆さんご存知のとおり、4-2でFC東京が見事天皇杯を手にしました。
J2京都はもし天皇杯に優勝したら、ACL出場権を辞退するかどうかなど、少々ややこしい構図が生まれてくるという事で、Jリーグとしてもホッとした人も多かったのではないでしょうか。J2優勝チームが天皇杯優勝という、また一つ史上初の記録を作りました。J1昇格即優勝に続く快挙ですね。J2リーグでの視点から見れば、よりレベルが上がって喜ばしい事でしょう。逆に言うとJ1が不甲斐ないという事か。岡山的に見れば、それだけ来シーズンのJ2リーグがレベルが上がって、今までのようには戦いにくくなるかもしれないとも言えます。
この試合(録画でしたが)を観ていましたが、全体を通して気持ちの良い試合運営でした。試合以外で、いくつもいいシーンがありました。まずは両サポーターによるコレオグラフィー(一文字)。どちらもキレイなデザインでした。が、3年前の「YES WE CAN」には及ばないかなぁと(笑)。チームマスコットも両方来ていましたね。いつかファジ丸もあの場所に立てる日が来るんだろか。
表彰式ですが、今年は景色が少し違っていました。表彰台に登って行く赤じゅうたんみたいな道が新しく作られていました。今までは普通の通路を、よいしょと上がっていったのですが。しかも、京都が登っていく時に、両側にFC東京の選手達が並んで、祝福していました。これはなかなか見られないシーンだな。
あと、お互いの選手達が、相手のゴール裏のサポーター席に挨拶に行き、お互いの健闘をたたえ合うシーンがありました。ああいうのもなかなか見られないシーンで、へぇ~と少し感動しました。
さて、これで3月3日に戦う相手は決まりました。ゼロックススーパーカップの相手は、FC東京です。リーグ優勝チームと全日本選手権優勝チームの戦いでありながら、一昨年と昨年のJ2優勝チーム同士の戦いでもあると。面白くなってきました。やってやりましょう! どっちが相手だぁという感じで試合を観ていましたが、黄色いサッカーと比べて、FC東京はまだ青いところがあるかなと、生意気な発言をしてみたり。
さて、それぞれのカテゴリの展望について少し取り上げてみたいと思います。
<J1>
当ブログとしては、某黄色いチームの連覇を望みたいところですが、さてさてどうなるか。3月から早くもスタートするACLは超ハード日程。過去にいくつものチームがこのハード日程に足を引っ張られていました。FC東京もかなり上に来るでしょう。あと、J2から昇格した鳥栖には頑張って欲しいですね。密かに応援すると思います。
<J2>
京都が一番の有力チームでしょう。プレーオフではなく優勝か2位に行きそうです。他はJ1経験チームが昇格プレーオフ争いを席巻するのでしょうか。昨年J1昇格を逃した徳島は頑張って欲しいですね。プライドオブ中四国から初めての卒業生を早く生み出したいものです。あとは、JFL入れ替え制度。導入初年度なので、たぶん最下位くらいが対象になってしまうのではないかと思います。J2クラブの公式HPをいくつか見ましたが、プレーオフだけで入れ替え制度には触れませんね。大丈夫かな。
やべっちFC観ました。チャラ大津出ていました。日本代表組でやべっちチームと対戦でしたが、やっぱ彼は面白い。「先輩ばかりで怖いっす。特に長老(憲剛)」と、チャラキャラ満点でした。さすがフットサル出身、ノールックパスなど、プレーも上手かったです。最後、勝ち越しゴール決めて、なぜか胴上げされていましたが(笑)・・・ ふと、フットサルやりたくなってきました。(あんなに蹴れないし、どうせ動けずに終わるだろけど) 何か楽しいサッカーイヤーの幕開けだったなぁ。期待できるぞこれは。