事例紹介コラムです。
当ブログでは某黄色いチームを取り上げる事が昔から多いですが、クラブ、サポ、選手等がユニークな事もありますが、クラブ・選手等による地域・社会貢献活動をしっかり取り組まれ、地域に根を張る親企業のある市民クラブであり、紹介事例が多い事も大きな理由です。日立台はご存じのとおりキャパが少なく、Jリーグ開幕時期から観客動員数に悩んできた歴史ですが、ファン・サポーター本位の経営を続け、ずっと狭い日立台で試合運営をしてきた事実は、商業主義とは真逆な価値観だと思います。
そういった中で、新シーズン開幕前にまた素晴らしい事例が出てきました。以下、抜粋して紹介します。
柏レイソル選手会がホームタウンエリア8市(柏市、松戸市、我孫子市、流山市、白井市、鎌ヶ谷市、印西市、野田市)の各福祉事業に役立てようと、ホームゲームの年間チケット12席を、各市児童福祉担当部署に寄贈。8市へのチケット寄贈は選手会の意向により実施しており、今年で13回目。
これに伴い、今日26日(水)に桐畑選手会長と近藤選手が松戸市役所を訪問。市長にホームゲームチケットを贈呈。また、同日に引き続いて、柏市役所も訪問し、市長にチケットを贈呈。
【「柏レイソル選手会 ホームタウン8市へのチケット寄贈」概要】
・寄贈者: 柏レイソル選手会
・寄贈先: ホームタウンエリア8市の各福祉事業各署
・寄贈品: 2014年柏レイソルホームゲームチケット12席を合計20試合分(SS指定席)
【「柏レイソル選手会 市役所訪問」概要】
・出席者: 市長、桐畑選手会長、近藤選手
<松戸市>
・日 時: 2014年2月26日(水)14:00~
・会 場: 松戸市役所 市長公室
<柏市役所>
・日 時: 2014年2月26日(水)15:30~(予定)
・会 場: 柏市役所 市長公室
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2014/016303.html
また、選手会といえば、去年も紹介した「BtoJ」が今年も発表されました。
8選手がホームタウンである柏市内の中学校サッカー部にホームゲームのチケットを寄贈する企画。サッカーの普及活動を目的として、2007年シーズンにキタジこと北嶋・平山元2選手の発案・寄贈で始まり、「部活からJリーガーへ」との願いを込めて名づけられ、昨年までに延べ1,528名の中学生を招待。今シーズンは増嶋、狩野、桐畑、田中、渡部、鈴木、工藤、茨田の8選手から20席の寄贈。
・寄贈品: 2014シーズン 柏レイソルホームゲーム年間チケット 計400席分(メインスタンドSS指定席20席×20試合)
※J1リーグ17試合、ヤマザキナビスコカップ予選リーグ3試合 計20試合
・寄贈先: 柏市内中学校サッカー部顧問会および各中学校サッカー部
・寄贈方法: 各中学校を選手が訪問し、各校サッカー部員に直接チケットを寄贈。
よく当ブログでは、「選手はサッカーだけやってればいい」という価値観から、「街に出ないから選手に馴染みが薄い」という例え話をしますが、これらの黄色い選手については該当しません。どの選手も顔が見えて馴染みがあります。こうして選手一人一人に個性が出て、こういったいい事をする選手だから、応援したいというファン・サポーターがどんどん生まれているのではないでしょうか。
また今度紹介しますが、金メダリストの羽生選手。仙台出身という事で、報奨金を被災地やスケートリンク建設への寄付に使うと聞いて、一気にファンになりました。当ブログ好みの話ではありますが、「いい選手だ」と単純に感動しました。これからも羽生君を応援したいと思います。たぶん、スケートだけ頑張っている選手だったら、TVで観て終わりだったでしょう。Jリーグの選手にもそういうシーンが増えて欲しいです。
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2014/016310.html
J1柏「日立台広報日記」該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/koho/post_1832.php
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