事例紹介コラムです。
今回は選手に関する話題ですが、芸能界っぽい話題を2つお届けします。当ブログでは、選手が一番の看板・主力商品であり、選手をどんどん街に出して売り込んでいくべき、出したがらない価値観は×と言ってきました。その選手を売り込んでいく手法の中で、「イケメン」という切り口と、よしもとさんの素晴らしい取り組みです。選手はサッカーだけやっていればいいという価値観からは考えられない事なのかもしれませんが。以下抜粋して紹介。
【Jマジ!20:イケメンJリーガー選手権】
少し前の報道で「Jマジ!20がイケメンJリーガー選手権の投票結果発表…1位は南野拓実」というタイトルで、イケメン選手のベスト10が発表されています。セレ女(成績や柿谷選手移籍とともに勢いが弱まっているとも)や、カープ女子などの女性サポ増加に寄与する企画で、選手の馴染みが強くなるいい企画だと思います。実際にはこういう企画は初めての実施でしょう。以下、抜粋して紹介。
Jマジ事務局女子が独断と偏見で選んだというJリーグ所属選手30名の中から、「一番イケメンだと思う選手」に投票する「イケメンJリーガー選手権」アンケートを実施。総投票数3,003票での投票結果は以下のとおり。
1位:南野拓実(J1・C大阪) / 2位:増田誓志(J1大宮) / 3位:大島僚太(J1川崎)
4位:柴崎岳(J1鹿島) / 5位:常盤聡(J2東京V) / 6位:森重真人(J1・F東京)
7位:青山敏弘(J1広島) / 8位:西野貴治(J1・G大阪) / 9位:中村隼(J2長崎) / 10位:田中隼磨(J2松本)
J1ばかりが目立つ中、J2でも3チームが健闘していますね。まあ、これは元J1所属などの元々の知名度も関係しているだろうし、クラブの選手の露出具合にもよるでしょう。つまり、選手を積極的に前に売り出しているクラブというものが反映されているのではないでしょうか。
広島さんからは、倉敷市出身の青山選手が選出されましたね。個人的にはぜひ今度はなでしこの女子選手でこういうのをやって欲しいです(笑)。当ブログの女性読者のために、頑張って画像を探してきました。ご自分のベスト10をどうぞ思い描いて下さい。
なお、主催者の「Jマジ!20」は、Jリーグが若年層のファン獲得を目的として、J1・J2全40チームの協力を得て、全国の20歳の若者をJ1、J2のリーグ戦とナビスコ杯の試合に招待する取り組みで、対象者はホーム側自由席で試合を観戦することができる企画。
今日現在の参加クラブはこちらにあるとおり(40チームのうち32チーム)です。観客動員数が元々多いクラブはどこも参加しており、「うちはタダ券を配らない」という価値観は、等しく存在していないようです。
サッカーキング該当記事:http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140903/228347.html?view=more
Jマジ!20公式HP:http://www.jalan.net/jalan/doc/etc/jmaji20/
Jマジ!20関連記事:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140522
【ふるさとアスリート】
よしもとクリエイティブ・エージェンシーは、J1・FC東京の森重選手とマネジメント契約を締結し、「ふるさとアスリート」として、活動を開始する事を決定。
「このたび、よしもとクリエイティブ・エージェンシーにマネジメント業務をお願いすることになりました。オフシーズンに、メディアに出演させていただくだけでなく、ふるさとアスリートとして、サッカーを通して子供たちに夢を与えられるような取り組みを一緒にできればと考えております」と森重選手のコメント。
よしもとクリエイティブ・エージェンシーは、すでに同じFC東京の太田選手、J2京都の大黒選手、J1神戸の相馬選手、J2磐田の駒野選手、J1・G大阪の丹羽選手のJリーガーとマネジメント契約を締結。他にも黒田、青木、田沢の3選手といったメジャーリーガーやゴルフ、モータースポーツ、アイスホッケーなど、幅広いスポーツジャンルの計39名、2チームのマネジメントを実施。
・ふるさとアスリート制度の概要
心技体を鍛え、スポーツと真摯に向き合ってきた方々の熱意や行動力には、人を魅了する力がある。その優れた資質と可能性を活かせる新たな「仕組み」をつくれたら・・・。そんな思いを、私たちはカタチにしたのが「FA」。ふるさとアスリート制度。
よしもとさんは、2011年から「あなたの街に住みますプロジェクト」を展開し、全国47都道府県で、住みます芸人たちが地域のみなさんと協力しながら、さまざまな課題に対応。ここで得た経験やネットワークを活かし、スポーツ選手の方々と、地域からの要望を聞いて、活躍できる場を提供。ふるさとアスリートは、スポーツ選手を登録していき、選手が持っている力を、地元や思い入れのある地域で活かして、街を、日本を元気にしていく活動。プロ・アマ・現役・引退、問わないとか。社会に参画し、スポーツの楽しさを伝え、健康づくりや子どもたちの育成等に貢献したい、という強い思いがスポーツ選手なら誰でも「ふるさとアスリート制度」に応募できるそうです。
現在登録しているサッカー選手(OB含む):大黒将志、太田宏介、駒野友一、相馬崇人、永島昭浩、松波正信
ふるさとアスリート公式HP:http://fa.yoshimoto.co.jp/index.php
今回、上のイケメンJリーガーでも6位に選出された森重選手が登録された訳ですが、住みます芸人(岡山県は江西あきよし氏)は2011年の東日本の震災をきっかけにスタートしたというのは知らなかったです。この活動は、いわば「ユメセン」の吉本版ですね。実施主体がどこであれ、素晴らしい取り組みだと思います。そういう中で、同じような取り組みを独自に、自らの所属選手で「ロアッソ熊本火の国もりあげタイ!」を実現させた熊本さんは本当に素晴らしいと思います。「日本一地域に根ざしたクラブづくり」ができていると思います。
話は変わり、今日地元岡山のアウェー長崎戦のPVに行ってきました。その模様は明日。