PVレポです。
おととい、OSS委員会納会の打ち合わせで、ウルトラスへ行った時にT森店長から「18時から天皇杯の放送がありますよ」と告げられる。そうでした。天皇杯準々決勝の仙台戦がこの日あったのですが、18時からNHK第一なのかな放送されるとか。すっかり忘れておりました。結果も知らないので、ちょうど生観戦状態になる。せっかくなので、そのまま観ていくことにしました。そこから、お店のスタッフに結果を言わないようにと言うと、みなさん「結果知らないんです」と。まぁ、天皇杯は情報が流れてくるのが少し鈍いので。
放送始まりました。会場はユアスタ。某黄色いチームと比べてちょっと違う黄色(ベガルタゴールドだそうです)で、サポーターも盛り上がっています。吉田監督は今年限りで、来シーズンからは同じJ1の新潟さんの監督になります。つまり、ネルシーニョ&レアンドロダービーに加えて、今度は吉田監督ダービーが登場するのです。一番心配なのが、愛弟子であるエキセントリック工藤が引っ張っていかれないかという事。そして、高年棒のためにJ1柏を退団予定のクリス選手。もう何とも言えない布陣です。先発にはJ1で一番背が低いと言われている中川選手も先発です。
前半11分にクリス選手が直接FKを決めました。これは行けるぞと思いたいところですが、J1柏はずっと失点癖があり、同点から逆転されて負けた事が何度あったかと。しかし、前半25分にウィルソン選手に同点ゴールを決められる。やはり・・・と。同点のまま、前半終了。
そこへガンバサポの忍氏登場。3冠だった去年はなぜかお会いする事は無かったのですが、久しぶりにお会いしました。隣の席に座って飲んでおられる。ガンバサポにとっては、昨シーズンはこの世の春だった事でしょう。結果は知らないと言いながら、本当は全部知っているんじゃないかと。まあいいや。
後半7分、真ん中からクリス選手が直接FKを決めました。昔、ニーヤンと言われたレドミ選手が柏のキングと呼ばれていましたが、今年はクリス選手がキングですね。再びリードして柏側は盛り上がってきましたが、まだまだわかりませんと言っていたら後半29分にやられました。同点です。引き分けムードがと思っていたら、そうでした。天皇杯には引き分けはありません。はっきりしていいです。Jのリーグ戦も20年前を思い出して、この方式に戻してはどうでしょうか。でも、選手の疲労を考慮して進化してきた大会方式です。
そして、延長戦に入ってしまいました。これはPK戦まで行くのかなと思っていた早々、ウィルソン選手に逆転弾を決められてしまう。でも、まだまだ時間はあるのでなぜかそこまで悲壮感は無し。そして、クリス選手が3度目のFKを決めました。まさにクリス選手のオンステージです。本当に来シーズンも残って欲しい。でも年棒が高い。何とかならないのか。
PK戦です。久しぶりです。Jチームで見るのは、2011年のFCWC以来ですね。あの時は1回勝って、1回負けました。そう考えると、広島さんはすごいですね。柏の1人目はクリス選手。なぜか心配する気持ちが湧きません。安定感ありすぎです。
実はスゲ選手はPK戦に弱いというイメージがありました。背が高くないというのもありますが、この日は違いました。3人目の梁選手が真ん中に蹴ったボールを足で当てて止めました。あとの2人も決めて勝ちました。スコアは3-3(PK5-3)です。
次は浦和さんです。向こうも1冠取りたいでしょう。という事で準決勝進出です。向こうのグループは広島さんとガンバさん。2ステージ騒動の中、年間順位で1位から3位までそろい踏みです。やってやろうといきたいところですが、吉田監督は来年はいない方。もう一つ勢いが弱い気がする。でも2009年の天皇杯決勝を思い出します。この時も石さんこと石崎監督のラストイヤーで決勝まで行きました。
もし、浦和さんに勝つと、岡山の黄色いサポさんから「行くでしょ」とメールが来る気がする。そういえば、2012年も0泊3日で東京に向かった気がする。
クリス選手の直接FKのみでのハットトリックは、「新たな伝説」と報道されていました。国内でのセットプレーによるハットトリックは、2010年の同じユアスタで新潟さんが達成したもので、当時のマルシオ・リシャルデス選手でPK、直接FK、CKだったそうですが、今回はすべて直接FKでした。クリス選手は日本国内でのプレーを希望しており、今回の偉業で株は上がり、争奪戦が展開されそうです。という事はクリスティアーノダービーもできてしまうのかと。準決勝はと・・・おっと明日ですね。