J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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次に向けて頑張りましょう198

2019-04-30 00:15:54 | ファジアーノ岡山

 生観戦レポ(代理)です。今回の写真はissan、シマカズ氏、ろんぱ氏にお世話になりました。
 平成最後のホーム戦でしたが、今回は私用で関東(ウォーキングサッカーも合間に少々)に行っておりました。久しぶりの代筆をissanにお願いしました。筆者は夜にDAZNの見逃し配信で試合を観ましたが、途中うとうと・・・ 眠たい試合という訳ではなく、そういう時間だったという事で。ヴェルディさんは監督が替わっても、一貫したポゼッションサッカーでしたね。岡山は昔からポゼッションの上手いチームが苦手と言ってきましたが、まさにそんな試合でした。岡山も今季から同じサッカーをしているはずなのですが、足元の差はありましたね。詳しくは以下、issanのレポを読んでみましょう。
   
 皆様お久しぶりです。また、今回初めての方がいらっしゃいましたら、はじめまして。よろしくお願いします。東京ヴェルディ戦のレポートをさせていただきます。この試合はファジの平成最後のホームゲームであり、それに関連したイベントも開催されました。
①新元号特別企画
「平成」から「令和」に改元されるタイミングで、4/28(日)の東京ヴェルディ戦(平成最後)、並びに5/19(日)のFC琉球戦(令和最初)を観戦した方を6月のホームゲームである6/1(土)の愛媛FC戦、又は6/15(土)のレノファ山口FC戦にご招待するという企画です。当日の入場時に配布されたフライヤー(MDPに挟み込み)のQRコードより特設ページにアクセスし、フライヤーのシリアルキーを入力するなどして申し込むものです。いずれの試合も先着順になっていますので、お申し込みはお早目の方が良さそうですね。詳細はクラブ公式HPをご参照ください。
②平成・令和フォトスポット
 ご自由に写真をお撮りください的なものですが、「平成」「令和」の額を掲げての写真が撮れますので、結構な列ができていました。これは、FC琉球戦にもお目見えすることでしょうね。
         
③平成トイズストーリー
 平成に流行したおもちゃがCスタに集結! という企画ですが、「ミニ四駆」や「エアホッケー」などの他に、懐かしいところでは「ハイパーヨーヨー」や「イライラ 棒」などもありました。もうすこしコンパクトにまとまっていたら見た目にもかっこよかったと思いますが、内容的にスペースを広く取らないといけないものもあった ので仕方ないですかね。issanとしては、ハイパーヨーヨーは昭和の時代にもブームになったぞと言いたいところでしたが、すんでのところで思いとどまりました(笑) 大人の対応ということでほめてください(笑) その他には・・・

   
④ファジステージ
 「歌うま女子高生」石賀舞さんが、「歌うま女子大生」となってファジステージに帰還。というものの、issanにとってのアニソンの類は「昭和」で終結しておりまして、知らない歌ではないにしても盛り上がれないのでここは失礼しました。

     
⑤ワークショップ アイロンビーズ
 これは、今後も種類を増やして継続していただきたいですね。
     
⑥はるやまデー
 恒例の「選手と同じ」オリジナルスーツの即売会が実施されました。スタジアムでの販売は今回の試合のみということです。あと、ハーフタイム抽選会やはるやまポイントカードのファジコラボデザインの販売、メッセージ募集コーナーなどがありました。※その他にもイベントは行われていましたが、他のホームゲームでも開催されているものなので割愛させていただきます。
    
 さて、肝心の試合です。第10節終了時点での順位はファジが8位(勝点15)に対して東京ヴェルディは18位(勝点10)でした。昨シーズンはレギュラーシーズンを6位でプレーオフに進出し、大宮アルディージャ、横浜FCを立て続けに破ってジュビロ磐田との入替戦に進出したチームです。ただ、J2で目立つ活躍をしたチームは、その シーズンオフに「草刈場」と化す姿を何度も見て来ました。ヴェルディとて例外ではなく資金力のあるJ1クラブに選手を引き抜かれる悲哀を味わうことになりました。今春のキリンチャレンジカップの日本代表選出選手の中にヴェルディユース出身の選手が集結し「チーム・ヴェルディ」と呼ばれたこともありました。新監督が就任して、新しいチームがすぐに軌道に乗るというのも厳しいところでしょう。
 前半は立ち上がりからヴェルディのポゼッションサッカーがファジを圧倒していた印象です。対するファジは司令塔の上田康太を怪我で欠く苦しい布陣で、関戸と武田 の両ボランチのところでボールを失う場面が散見し、非常に危険な状況でした。失点シーンもファジのゴール前で鮮やかに繋がれて美しいフィニッシュでした。もしも、ヴェルディにゴリゴリ突っ込んでくるFWがいて、シュート精度が高かったとしたらボコボコにされていたと思います。ある意味、相手の拙攻に助けられながらの 前半「0-1」でした。

 後半も押され気味にゲームが進みましたが、流れが変わったのは廣木が何となく不可解な判定で奪われたPKからでした。レノファ時代からPKストップのスペシャリ ストと呼ばれていた(かどうかは定かではありませんが)、J2を代表するPK職人(と呼ばれていたかどうかも真偽のほどは定かではありませんが)の一森がドンピシャ のタイミングでPKを止めた場面でした。スタジアム全体が「行ける」というムードになったことで、ファジの攻勢が始まり、CKから同点に追い付きました。 昨日の試合の主審に関しては、この後のヴェルディの猛抗議の場面で毅然とした裁定を下せなかったことが、その後の小競り合いに繋がったと思います。ラインズマン を含めて昨日の審判団は非常にご苦労な試合でしたね。お疲れ様でした。選手や審判団にブーイングすることは簡単なことですが、何故そうなったかを考えながら行いたいと思います。でないと、只の誹謗中傷と変わらないものになってしまいますから。終盤はファジの押せ押せで進んだのですが、どうしても勝ち越すことができずドロー。

 大荒れの試合でしたし、ヴェルディにとっても納得いかない内容だったと思いますが、握手したことで切り替えて次節に向かっていただきたいと思います。ファジの次節は現在2位と好調のモンテディオ山形とのアウェーゲーム。厳しい試合が続きますが、何とか上位を叩いて自らが上がって行きたいところです。相性の悪 くない山形戦で再び風向きを変えてください。
 もう一つ、今季スタートからず~っと危惧しているのが入場者数です。昨日の試合が「9,339人」でした。今季は一度も1万人を超えていません。今季の平均入場者数 は、7,590人です。かねがね申し上げているように入場者数は良い試合をしたからと言ってすぐに増えるものではありません。しかし、悪い試合をすればたちどころに減ります。乱暴な言い方をすれば、増やすのは営業努力であり、減らすのは試合内容ということが言えると思います。じゃあ、何をすればいいのかと問われても答えは 簡単に見つかるものではありません。アイデアを出し合って、ない知恵をしぼりあって、苦しみぬいて入場者数を伸ばすものです。ある意味、今までファジは環境に恵まれて、大きな努力なしに観客数を伸ばしてきたのですが、今大きな壁にぶち当たっています。これに関しては、issanのブログの中でも度々ぼやいています。「岡山スポーツ界存続の危機」などと言ったりしていますが、危機感を共有していただけたらと思います。これから先、Vリーグ、Tリーグに続いて、Bリーグも参入します。岡山はプロスポーツの観戦には恵まれて来るでしょうが、それだけ他の競技との連携を密にしていかないと生き残りが難しい時代がやってくると思います。サッカーだけやっていたら、それでお客が入って利益が上がる考えでは行き詰るところまで来たことの認識は持つべきではないでしょうか?
issanブログ(おじさんのスポーツおたく奮戦記?)該当ページ:https://ivory.ap.teacup.com/issan/7804.html
      
 ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル
「岡山は相手の流動的なパス回しに苦しんで守備に追われる展開となり、前半38分にゴール前を崩されて先制点を奪われ、試合を折り返す。それでも、後半は激しいプレスが効き、攻撃のシーンも増えるように。一森がPKを止めてチームが勢いづくと、後半30分にチーム内得点王であるイヨンジェの2試合連続ゴールで同点に追い付く。逆転ゴールは生まれなかったものの、闘志にあふれるプレーでサポーターを沸かせた。」 引用:スポーツナビ
エルゴラッソ採点
 一森選手:6.5 PKストップして大きく流れを変えてみせた。
   

 今朝の山陽新聞の「ファジ 令和につなぐ分け」というタイトルの記事の戦評です。
「岡山は1点を追う後半に反撃。高い位置でボールを奪って好機を再三つくると、30分にCKからイ・ヨンジェが頭で合わせて同点とした。PKを止め、追加点を許さなかったGK一森の活躍も大きい。ただ、前半は相手のパスワークに後手を踏み続けた。最初からもっと勇気を持ってボールを奪いにいく姿勢が欲しい。」
「守護神の活躍はもちろんだが、チームとして守備の修正力が光った一戦でもあった。前半は球離れの早い東京Vのパス交換に翻弄された。」 「後半は前線が素早くプレスに向かうと、後ろの選手が連動。取り組んできた組織的な守りでボールを奪い、流れを引き寄せた。」
引用:山陽新聞
   
 さすがissanという内容でした。条件反射のようにつらつらと書いている筆者の内容とえらい違いです。機会があったらまたお願いしたいと思います。改元記念の例の「タダ券全員配布」企画でしたが、結果は来場者数9,300人余りでした。9,500人から1万人超えが期待できたはずなのですが、やはり「目減り」感がありますね。確かに地上波中継もありましたが、一昔前はそういう条件は関係なしに1万人を超えた試合が何度もありました。ちなみに去年のTシャツ全員配布企画の時は13,851人でした。禁じ手のような今回の企画を出して、一気に入場者数アップを期待した訳ですが、次の手ってあるんだろかと思います。「Jリーグの試合ってこんな感じでタダで観れるんだ」と、マイナスの価値観で不特定多数の人に認識されていない事を祈ります。同じ無料券配布でも、オリ10や主要クラブがこぞって実施している「Jマジ」をなぜやらないのかなと個人的には思っています。
 順位は変わらずの8位。次節勝てば最良で6位。負ければ最悪で13位あたりまで落ちます。次の相手は山形さん。今期は絶好調で現在は首位争いをする2位。チームも強くなりましたが、フロントさんのSNSの情報発信力で、地域とファン・サポーターを巻き込んだ別の力が働いているのではないかと、個人的に思っています。
 平成最後の記事となりました。年号を通して身の回りの表記が変わるだけという感覚ですが、時代の一区切りではあります。次の令和の時代が岡山のスポーツ界及び読者の皆さまにとって、より良い時代になる事を祈念しております。

   
【J OKAYAMA MOM(マンオブザマッチ)】
1位: 一森選手   2位: 

issan: 一森選手。PKストップは「PK職人」の面目躍如でした。
松ちゃん君: 一森選手。PKストップで同点、逆転までの期待を持たせてくれた。
雉人・F原氏: 一森選手。PKでのビッグセーブ!
応援団浅口・メグミさん: 一森選手。PK止めたのは凄かった!
oketsu氏: ヨンジェ選手。ハイボールには負けていなかったし、いい場面も作り、得点王にあと1点と迫るゴール。
  
うろたんK氏: 一森選手。PKでの見事なセービング。チームの反撃ムードが高まり、勝ち点に繋がりました。 
シマカズ氏: 一森選手。あのPKのファインセーブは見事でした。  

コメント
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