リスペクトコラムです。
久しぶりの友情寄稿です。このカテゴリ記事は筆者ではなく、ゲストに記事を書いてもらう事になります。先日、倉敷からVリーグ入りを目指す、倉敷アブレイズを紹介させていただきましたが、鈴木社長兼監督よりメッセージ(レポ)が届きました。ご本人の言葉なので、説得力があります。謹んで紹介させていただきます。以下、原文そのままです。
「弊社は岡山県倉敷市の建設業を営んでおります。秀栄システムテクノ株式会社と申します。この度女子6人制バレーボールチーム(倉敷アブレイズ)を立ち上げました。Vリーグを目指すチームとして運営・活動をしていきたいと思っております。
昨今のバレーボール選手人口は社会人になったとたんに減少傾向にあります。小学校/中学校/高校/大学と一生懸命努力し、汗を流し、涙をながして頑張って来た子供達が社会に出たとたんチーム数が少なく、実業団・Vチームに入部するにはハードルが高く、磨けばまだまだ光るのに指導者に恵まれず、バレーボールを辞めていく子が多いのが現状です。特に私たちはなるべく地元の子達を中心に、バレーボールが大好きな子を集め日々練習をし、Vリーグ参入を目標に活動をしていきたいです。
昨年チームの為に自費でチームのホームとして体育館を建設致しました。他社の実業団・Vチームは志高く新入部しても、仕事ばかりで週2回ほどの練習、練習に参加しても球拾い、練習場所が無いなどなど・・バレーボールが大好きで入部したのに練習すらさせてもらえないとの声も聞こえます。まずは選手ファーストで練習場所としてホーム体育館、バレーボールをもっと好きになってもらえるような環境を現在試行錯誤考えております。先日社会人バレーボール連盟・日本実業団バレーボール連盟には加入致しましたが、まだまだ練習を重ね実力が伴ってから試合に挑みたいと思っております。
0からの出発で3/30.3/31に第一回トライアウトを実施致しました。合計10名の申込があり選手もなかなかの好感触でした。この4月より日々練習を重ね、秋ごろには地域若しくは実業団の試合に挑みたいと思います。今後は各学校等にスカウト活動を行い、6月末・7月頃に第二回トライアウト・セレクションを行う予定です。内定選手を獲得して全員で15名~20名程度が目標です。
我々の知名度では、まだまだバレーボールをしたいのに、出来ない選手達にこのチームが出来た事を知らせたい。実績も戦績もないこれからのチームですが、何とか選手達が伸び伸びと大好きなバレーボールを苦しい辛い練習をしながら楽しみ、喜び、悲しみを共有し目指せVリーグ参入を果たし、結果を残して行きたいと思います。子供達に目指してもらえる、選手の夢になるチームになる為に努力していきます。」
という内容でした。それにしても、自前で体育館を建設されたって、すご過ぎだと思います。普通に想像しても、体育館や練習場を一つ建設するのにも莫大な費用がかかるのではないでしょうか。シーガルズも山陽ふれあい公園総合体育館という公共施設を練習場としていますが、アブレイズは保有している訳ですから、本当にすごいと思います。同じ倉敷市内なので、今後ぜひ見学に行ってみたいと思います。
まだ企業色が強い実業団チームというカラーですが、いつか行政等との連携を強くし、ホームタウン色が出てくれば、いいチームになるとおもいます。何しろ、倉敷の名前を冠したプロチームは無い訳ですから。
倉敷アブレイズ関連:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190330
倉敷アブレイズ公式HP:https://kurashiki-ablaze.jp/
秀栄システムテクノ㈱(親企業)公式HP:https://www.shuei-system.co.jp/