リスペクトコラムです。
またこの記事タイトルで書く事が増えるのかと思うと頭が痛くなります。あの2回のワクチン接種は何だったのか。ワクチン接種でコロナ禍が収束すると思っていたのに、世の中甘くなかったです。去年暮れの感染者数の少なさも、一時的な途中休憩しただけでしたね。仕事面でも人がある程度集まる事業の中止が今日決まりました。よそでもそうでしょう。
年が明けて、あっという間に全国的に感染者が激増してしまいましたね。まさに第6波突入です。増え方が尋常でありません。まるで倍々ゲームのように、TVで映るグラフを見ても、限りなく直角に近い増加ラインです。アメリカは1日100万人、欧州は1日20万人の感染者数を数えますが、日本もすぐにそうなるのではと恐怖感が増しています。
個人的に気になるのがスポーツ界、大規模イベント関係ですね。先月に観客数100%で大規模イベントが開催されたのは今にして思えば大いなる勇み足でしたね。あれがサイレント・アシストになっているかもしれませんから。昨今の動きでまず目立ったのはラグビーか。
【ラグビー新リーグ あすの開幕戦中止】
「リーグワンは5日、リーグの開幕戦となる7日のクボタスピアーズ船橋・東京ベイー埼玉パナソニックワイルドナイツ(東京・国立競技場)を中止すると発表した。埼玉に9人の新型コロナウィルスの陽性者が確認され、残りの選手も濃厚接触者として認定された。規定のキックオフ48時間前までに試合登録に必要な選手が揃わないことが確定した。」
「20年は感染拡大により、シーズン途中で打ち切られた。21年は開幕直前に多数のクラブに陽性者が出て、開幕が延期となった。」
引用:山陽新聞
余り偏った見方はしたくありませんが、ラグビーは他の球技と比べて接触プレーが多い特徴があります。それで影響があったとは思いたくありませんが、残念です。しかも新リーグの開幕戦の2日前での残念な処置。1年前と似てきているのかな。そしてシーズン真っ只中のバスケもコロナの影響をまともにかぶるようになってきました。
【ラグビー以外でも国内感染急拡大 バスケ天皇杯も中止 Jリーグにも感染者】
「ラグビー以外の競技でも国内で感染が広がり始めた。バスケットボールではA東京のセバスチャン・サイズがPCR検査で陽性反応を示したため、5日、川崎市とどろきアリーナで開催予定だった天皇杯全日本選手権準々決勝の川崎―A東京が急きょ中止となった。サイズは無症状で、代替試合の取り扱いなどについては、後日改めて発表となる。5日に予定されていた準々決勝のもう1試合、琉球―信州も琉球の選手に陽性反応があり、4日に中止が発表されたばかりだった。
また、Bリーグの大阪は選手2人、京都は選手1人に陽性者が出た。いずれも8、9日のリーグ戦が中止になる可能性がある。サッカーでは開催中の全国高校選手権で敗退した2校の関係者が感染したと、日本協会が発表した。敗退後に体調不良を訴えて、陽性を確認。」
引用:スポニチアネックス
【バスケ天皇杯準々決勝を中止、選手1人に「陽性」判定…代替試合の有無は未定】
「日本バスケットボール協会は5日、川崎市で同日夜に予定していた天皇杯準々決勝の川崎―東京戦を中止すると発表した。東京の選手1人が4日、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定されたため。東京の全選手、スタッフが濃厚接触者と判断される可能性が高いという。代替試合の有無など、今後の対応は未定。
同じく天皇杯準々決勝で、5日に沖縄で予定されていた琉球―信州戦も、琉球の選手に新型コロナの陽性者が出たため4日に中止が決まっていた。」
引用:読売新聞オンライン
【Bリーグ 15日のオールスター戦中止発表 コロナ感染者続出受け】
「バスケットボールのBリーグは6日、沖縄アリーナで15日に予定していたオールスター戦を中止すると発表した。リーグの複数の選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けて濃厚接触者が続出することが予想され、多数の欠場者が生じる可能性が高いため。2年連続の中止となる。」
引用:スポニチアネックス
バスケについてはB3リーグも含め、去年秋の開幕からコロナ制限があったとはいえ、順調にリーグ戦興行を続けてきたと思います。しかし、この時期になってのこの措置。残念ですね。天皇杯は果たして代替試合が組めるのでしょうか。もし開催できなかったら、8強のままで終わってしまうのでしょうか。BリーグではB3岡山のホーム開幕戦もそうですが、開催消滅の処置を取っています。さぁどうなるのか。
そして2日間予定していたオールスター戦(どうしてJリーグは再開しようとしないのか)も2年連続で中止とか。出場予定選手に陽性者が何人も見込まれるからという事です。残念ですが、会場がニュースで感染者数の多さが報道される沖縄県ですね。まん延防止措置も申請があったという事でやむを得ないのかもしれません。バスケといえば、島田チェアマンが12月の試合で、他に先駆けて来場100%で開催すると表明していただけに、その大きな反動のように見えます。強引に開催していなくて良かったですね。JリーグとBリーグで今日現在で陽性者が出たクラブを整理してみましょう。
Jリーグ:J1G大阪、J1名古屋、J1横浜、J1広島、J2長崎、J2徳島、J1神戸、J1・F東京、J2千葉
Bリーグ:B1大阪、B1北海道、B1京都、B1琉球、B1A東京、B1広島(選手・スタッフ18名陽性)、B2越谷
年明けのほんの数日間で出て来た情報です。あっという間にこうなりました。たぶんこれで終わらないのではないでしょうか。確かに年末年始の人出の多さが大きく影響しているとは思いますが、この2年間でよく耳にした話によるとちょうど2週間前の状況が結果に出ていると。という事はこれからの1週間が問題なのかも。
個人的に気になるのがあと約1ケ月で開催される「富士フィルムスーパーカップ」。村井チェアマンは去年宣言したように来場者100%でやりたいところでしょうが、そりゃやってはアカンでしょう。その頃には東京都に、いや全国各地でまた緊急事態宣言が出ているかもしれないし。ファン・サポーターを危険にさらすのは本当にまずいでしょう。
そしてその翌週のJリーグ開幕。その時の感染者数がどういう事になっているか。1月6日の時点で上のとおりの数字なので、その時は感染爆発して全国でとんでもない事になっているかもしれません。今回は選手の感染の多さが特徴ですね。選手が感染して出場選手数が揃わないから開催中止に追い込まれるというパターン。
先の天皇杯準決勝でオミクロン株感染者が等々力に来場していて、ニュースになりましたが、たぶんもうそういう調査に手がまわらないため、等々力のような事態にはならない気がします。つまり、この2年間と同じ状態。天皇杯準決勝の時はまだ感染者数が少なく、観戦調査ができたレベルだったと。逆に考えたらそれはそれで恐ろしい事です。天皇杯の時よりも感染拡大しているのに、手が付けられないという事(保健所が濃厚接触者を調べる積極的疫学調査)。まぁこの2年間がそうでしたが。そう考えたら、どうして天皇杯準決勝で、実証実験とはいえ100%で行われたのか。田嶋会長に責任は無いのでしょうか。という事でこれからこの話題がまた増えてきそうですね。この週末はボランティア参加の予定ですが、今季最後かもしれないですね。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers