リスペクトコラムです。
つい先月頃までの感染者数の減少が嘘みたいです。もうこの記事タイトルは使わなくていいんだろと思っていましたが、また登場しました。正直今回の第7波は天井がまだ見えません。コロナ禍の収束まであと何年かかるのかと、つい思ってしまうぐらいに最近の増え方がエグイです。今回のBA-5は今までの変異種とはちょっと違うという声も耳にします。
特に報道で目立つのがスポーツ界。昨季、一昨季と選手の感染者が増えた時期がありましたが、最近は桁が違うなと感じます。特にNPBはすごい事になっています。相撲界でもいつの間にかすごい事になっています。
【スポーツ界】
「プロ野球では7月に入り、ヤクルトで高津臣吾監督らの集団感染が判明。西武や日本ハムなどでも数十人規模の感染者が出た。巨人では19日からの3日間で67人もの陽性が確認され、22日からの中日との3連戦延期が決まった。
大相撲名古屋場所では21日までの休場者は8部屋の計134人に。今場所の番付に載る力士のうち、2割以上が土俵に上がれない異例の状況で「両者不戦敗」となる取組も発生した。」
【スポーツ界の主な新型コロナ感染事例】
プロ野球:ヤクルト:高津監督ら計23人の感染判明で2試合中止
日本ハム:新庄監督ら3日間で計16人が陽性
巨 人 :菅野投手ら計67人の感染判明、7月22~24日の中日戦延期
サッカー:J1川崎-鳥栖、名古屋-川崎の中止や天皇杯で延期
大相撲 :計8部屋、力士は全体の約2割に当たる計134人(うち関取11人)が休場」
引用:山陽新聞
今朝の朝刊記事ですが、すでに情報が古くなってきています。スポーツ報知によれば、大相撲は7日連続11部屋で計158人に増えています。上の記事でサッカー関係は2事例しか出ていませんが、実際は毎日多くのクラブの陽性者発表を目にしています。バスケとか他の人気スポーツが無いなぁと思ったら、そうでした。屋内競技は今はオフシーズン。
Jリーグでは今の時期、声出し応援の実証実験が各地で行われていますが、こうもマスコミから情報が出てしまうと、声出し応援エリア設定の延期の話も出てくるかもしれません。
【Jリーグ7月上旬の声出し実証実験報告、観客のコロナ陽性者判明もスタジアム感染はなし】
「Jリーグは19日、日本野球機構(NPB)との新型コロナ対策連絡会議を行い、7月上旬に行われた声出し応援実証実験の結果について報告した。ステップ2として行われた今回は、声出し応援エリアにいた観客のコロナ陽性が報告された。6日横浜-広島戦(日産)で11人、東京-札幌戦(味の素)で16人の陽性が分かったが、状況を分析した結果、スタジアム内で感染が広がった様子は見られなかったという。市中感染者の増加にともなったものとみられる。
今回までの結果を踏まえてステップ3の実証実験は、7月30日から8月14日の試合で行われる予定。収容人数や配席などの条件を守れば、会場全体で声出しすることも可能。応援エリアではアルコールの持ち込みは引き続き禁止で、食事は応援開始前やハーフタイムなどに限定される。」
これは少し首をかしげます。ゲートで検温したのに、声出し応援エリアに陽性者がいたとの事。なぜ座れたのか。これはどういう事でしょうか。スタジアム内での感染拡大ではなく、市中感染者の増加に伴ったものとありますが、そういう問題じゃないだろと思います。もうこうなると、応援エリアもくそも無くなる。スタジアム内感染をチェックする事よりも、もはや声出しを認める事が問題なのではないかと思う。応援エリアでそういう状況という事は、それ以外のエリアはもっとひどい状況かと。もはや各ゲートの検温器もどこまで信用していいのか、どこまでスタジアム内にサイレントコレクターがいるかになってきませんか? 去年とかに当ブログでも「サイレント・アシスト」(陽性者がゲートをすり抜け、観戦席に座ってしまい、他の来場者に感染させている可能性がある事象)という表現をしていましたが、スタジアム内での感染拡大はともかくとして、リアルになってきたなぁと個人的に感じます。
では、Jリーグでは今どういう状況なのか、スポーツナビのJリーグニュースを追ってみました。驚愕の結果でした。
【この2日間のJクラブの感染状況】
・7/22: J3いわき対松本戦中止(7/23:水戸対大分戦も中止)
J1清水:選手7人・スタッフ1人陽性、J1磐田:選手1人陽性、J2新潟:選手1人陽性
J1神戸:トップ関係者3人陽性、J3松本選手5人・スタッフ1人陽性(トップ活動停止)
J2横浜:スタッフ1人陽性、J2山口:トップスタッフ1人陽性、J2水戸:選手1人陽性
J2仙台:選手2人陽性、J2大宮トップスタッフ1人陽性、J1福岡:選手・スタッフ9人陽性
J1柏:関係者1人陽性
・7/21: J3鹿児島:選手1人陽性、J2群馬:選手1人陽性、J2新潟:選手2人陽性、J2横浜:選手3人陽性
J1名古屋:選手1人・スタッフ1人陽性、J2甲府:選手8人陽性・3日活動停止・千葉対甲府戦中止
J1横浜:選手3人陽性、J2栃木:選手3人陽性、J1京都:トップ関係者18人陽性・24日まで練習休止
J3相模原:選手1人陽性、J2仙台:トップ関係者3人陽性、J3讃岐:選手1人陽性
J3横浜:選手1人陽性、J1広島:選手2人陽性、J1鹿島:選手2人、スタッフ1人陽性
J1湘南:選手1人・スタッフ1人陽性、J1浦和:監督陽性、J3福島:選手1人陽性
J2水戸:選手10人・スタッフ1人陽性
1週間くらい追ってみようかと思いましたが、2日ちょっとで掲載終了でした。前の時のように全クラブチェックでも良かったのですが、この2日間の状況を見て、お腹いっぱいになり断念。
すごいですねー 気になるのがこの2日間でクラスターがいくつも発生している事。2ケタ感染もいくつもある事がこの第7波が前とは違う事を物語っています。この前でもすでに陽性者を出しているクラブ、中止になった試合がありますが、もうそれを追う気力がありません。今週はJ1の試合が無いので目立っていませんが、来週はどういう事になっているのか心配です。
昨日、濃厚接触待機最短7日から3日間に短縮されたとニュースが流れましたが、大丈夫なのでしょうか。気になるのが今が天井では無い点。これからどういう事になっていくのかと。ただ、世の中では行動制限が出ていないので、今のところは規制無くスタジアムに行ける。声出しエリア以外では、100%の収容率での観戦ができる。でも、一体この後どういう事になっていくのか。できれば、この記事タイトルを使いたくないですね。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers