リスペクトコラムです。
岡山の屋内トップチームのオオトリはトライフープという事で、新シーズンの試合日程が発表されました。これで3クラブ出揃いました。スポーツの秋に向けてまっしぐら。昨季は長崎さん、A千葉さんという強敵に脅かされましたが、新シーズンは昨季ほどの緊張感は薄い印象。でも、油断禁物。ライバルチームにIT企業等のスポンサーが付いて、一気にパワーアップするかもしれませんから。
【B3リーグ 2022-23シーズン試合日程】
・9月30日(金) 岐阜戦 ジップアリーナ / 10月1日(土) 岐阜戦 ジップアリーナ
・10月8日(土) 立川戦 津山総合体育館 / 10月9日(日) 立川戦 津山総合体育館
・11月12日(土) 静岡戦 津山総合体育館 / 11月13日(日) 静岡戦 津山総合体育館
・11月26日(土) 横浜EX戦 津山総合体育館 / 11月27日(日) 横浜EX戦 津山総合体育館
・12月9日(金) 金沢戦 ジップアリーナ / 12月10日(土) 金沢戦 ジップアリーナ
・12月16日(金) 三重戦 津山総合体育館 / 12月17日(土) 三重戦 津山総合体育館
・1月7日(土) さいたま戦 ジップアリーナ/ 1月8日(日) さいたま戦 ジップアリーナ
・1月21日(土) 東京U戦 ジップアリーナ / 1月22日(日) 東京U戦 ジップアリーナ
・2月4日(土) 豊田合成戦 津山総合体育館/ 2月5日(日) 豊田合成戦 津山総合体育館
・2月18日(土) 湘南U戦 ジップアリーナ / 2月19日(日) 湘南U戦 ジップアリーナ
・2月25日(土) 山口戦 ジップアリーナ / 2月26日(日) 山口戦 ジップアリーナ
・3月11日(土) しながわ戦 津山総合体育館/ 3月12日(日) しながわ戦 津山総合体育館
・3月25日(土) 鹿児島戦 ジップアリーナ / 3月26日(日) 鹿児島戦 ジップアリーナ
引用:B3岡山公式HP、B3リーグ公式HP
新シーズンの会場はジップと津山だけですね。上のカテゴリになるほどホームアリーナへの集中開催になる訳ですが、まだB3なのにややB2を意識した運営にも見えます。昨季は確かに長崎さん、A千葉さんというB1選手を集めた強豪に苦しめられたシーズンではありましたが、それでも岡山は5位。つまり、岡山を上回っているのがもう2チームある。その2チームは静岡さんと鹿児島さん。その2チームが新シーズンもB3で戦うので、まずはそこに勝たないといけません。また、今回新たに4チームがB3リーグに参戦してきます。リスペクトしてみましょう。
【立川ダイス】
ホームタウンは東京都立川市。運営法人は一般社団法人多摩スポーツクラブ。2016年、立川市の経済団体(商工会議所、商店街振興組合連合会、観光協会、青年会議所)が発起し、TACHIKAWA DICE組織委員会を運営母体として3人制(3x3)チームを設立。2018年に女子チームも設立(2020年活動休止)。
2019年1月に運営法人、一般社団法人TACHIKAWA DICEを設立した後に、2020年にアリーナ立川立飛を本拠とする一般社団法人多摩スポーツクラブと統合した。存続法人は多摩スポーツクラブ。
5人制チームでチームロゴは3人制チームと異なる独自のものを使用。多摩スポーツクラブが2021年に5人制チームを創設し、2022-23シーズンからのB3リーグ参入を申請。第1次審査、最終審査を経て、2022年4月20日のB3リーグ理事会で承認。3x3チームなど既存チームを母体とはしておらず、あらためて5人制チーム結成に向けて選手との契約を推進。
B3立川公式HP:http://tachikawa-dice.tokyo/
サイコロのロゴいいですね。イメージにインパクトあります。立川さんといえばやはり3×3exeですね。最初にトライフープの試合をイオン岡山に観に行った時に、対戦相手の中に名前があったと思います。3×3exeでも引き続き活発に活動されているようです。地元商店街や財界が地域振興のために立ち上げたチームというのがいいですね。新シーズンから就任した間橋HCは今まで主にB2クラブで指揮を取っておられます。3×3から5人制に来たという事で、岡山の後輩クラブというイメージかな。
【ヴィアティン三重】
ホームタウンは三重県四日市市、津市、桑名市。総合型スポーツクラブであるヴィアティンスポーツクラブが、2020年3月に設立。2022年7月1日より「ヴィアティン三重ファミリークラブ」から主たる事業をバスケットボールチーム運営とする部門が独立。新会社「ヴィアティン三重BB」が発足し、運営。2022-23シーズンより三重県のチームとして初めてB3リーグに参入。
B3三重公式HP:https://www.veertien.jp/bb/
三重さんといえば、やはりサッカークラブですね。三重県からJリーグをという事で、現在JFLに所属され、話題の鈴鹿さんと競い合っています。後藤社長さんがオランダを視察され、サッカー、スポーツを通して、家族が意思疎通を取れるコミュニティを作りたいという想いをきっかけに、桑名市を拠点とした子どもたちの健全育成のための総合型クラブづくりに動き出したのがルーツだそうです。確かに三重さんに対しては、総合型のイメージ強いです。
公式HPを見ると、何とバレークラブもあり、V2所属です。女子チーム(地域リーグ所属)もある。F東さんが去っていかれた分、元気いただきました。他にも男女ビーチサッカー、サッカーのレディース、陸上、男女ハンドボール、各競技でしっかり下部組織もある。湘南さんのような素晴らしい総合型地域スポーツクラブでした。これはまた、別に特集記事にしないといけないな。
【東京ユナイテッドBC】
ホームタウンは東京都江東区。ホームアリーナは有明アリーナ。2021年9月にB3リーグ 2022-23シーズン公式試合参加資格・第1次審査に合格。2022年4月14日に同最終審査に合格。4月20日にB3リーグ理事会から2022-23シーズンからのB3リーグ入会を承認。
B3東京ユナイテッド公式HP:https://tubc.tokyo/
選手は関東のB3選手を中心に集められた印象で、まだこれから増えるのかな。公式HPを見ると、バスケやエンターテイメントを通じて新たな出逢いを生み出し、グローバル都市TOKYOに人のつながりとコミュニティを生み出すクラブを目指す」「社会や地域に共に暮らす様々な才能やエンターテインメントコンテンツをバスケと掛け合わせ、誰もが共に愉しめる空間として新しい週末・平日のキラーコンテンツとして提供する」とあり、ホームゲームデーをFES(フェス)にするとあります。バスケにエンタメ性を強く出すようで興味津々です。
おっと、すでに公益法人(一社)東京ユナイテッドスポーツ&カルチャークラブ)を作られています。三重さんにもありますが、まるでJクラブのようですね。地元岡山もどうでしょうか。J2岡山ではやっとこの前に作られましたが。
【湘南ユナイテッドBC】
ホームタウンは神奈川県藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町。藤沢商工会議所メンバーと湘南地区で活動していた社会人チーム「湘南STATE」が団結し2020年に設立。メインスポンサーは木下グループ。2021年5月に 運営会社「株式会社湘南ユナイテッド藤沢」を設立。2022-23シーズンからのB3リーグ参入を目指して活動を開始。9月に B3リーグ 2022-23シーズン公式試合参加資格・第1次審査に合格。2022年4月14日に最終審査に合格。4月20日 - B3リーグ理事会から2022-23シーズンからのB3リーグ入会を承認。
B3湘南公式HP:https://shonan-united.com/
こちらも地元財界が絡んでいますね。選手を見ても、今のところはB3選手中心に集めている感じ。GMが前B3リーグ理事長というのが気になる。ネットワークを駆使して一気に強化されるかも。神奈川県はバスケでも激戦区(B1横浜、B1川崎、B3東京EX)のようです。「聖地」というキーワードが出てくるので何かと思ったら、湘南地区が「SLAM DUNK」(映画観たい)の舞台だとか。南葛さんのようになっていったりして。
今回の新規3チームの特徴としては、岡山のように地域リーグからのスタートではなく、いきなりB3入りという事です。湘南さんは県リーグチームが母体か。ひょっとしてまずは地域リーグで修行するというスタイルはもう古いのかな。いいと思うんですけど。今後もどんどんB3への参入チームが沸き起こってくるかもしれません。早くB2へ上がっておきましょう。
今回の新規4チームについて、今のところは昨季の強豪2クラブほどの緊張感はありませんが、B2昇格を目指すとしたら、昨季の5位の状況から優勝争いを演じるチームにグレードアップしないと、2023-24もB3です。
何と、昨季B3得点王だったオリビエ選手が湘南さんに移籍します。ちょっとショックかな。あと、湘南さんには岡山の大野選手という練習生も入団。GMは一社)ジャパン・バスケットボールリーグ前理事長さんですね。そして、立川さんには酒井AC兼通訳が選手として入団しています。HCとマネージャーが元愛媛さん。愛媛色が少し濃い印象。
地元岡山、頑張ってもらいましょう。今後の補強ニュースを楽しみにして。昨季の長崎さん、A東京さんにできるだけ近い補強ができるかですね。気が付いたら、他のB3クラブが反則的な補強をしていて今季もお手上げという状況にならないように。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers