リスペクトコラムです。
先日、Jリーグから公式HPで新たに「気候アクション」の専用HPを開設したとのリリースがありました。数年前から、シャレンに加えてもう一つの事業として気候アクションが設けられ、シャレン担当理事も気候アクションに詳しい辻井執行役員が就かれました。そういう流れだったので、専用HPができるのも当然かなとは思います。Jリーグは環境省と連携しているので、気候アクションに力を入れるのはしょうがないとは思うし、世の中の企業・団体が取り組んでいかなければならない課題だとは思います。
【Jリーグ気候アクションサイト新設にあたってーJリーグからのメッセージー】
「この度Jリーグは気候アクションの取り組みをまとめた『Jリーグ気候アクションサイト』を新設しました。開幕30周年を迎えた2023年にJリーグは気候アクションを開始しました。この先30年、さらにその先もずっと、サッカーのある風景を未来につないでいくために、Jリーグ・Jクラブは、地域のみなさんと一緒にアクションを起こしていきます。
そのためには、なぜJリーグが気候アクションに取り組むのかその想いをぜひ皆さんに知っていただきたいと考え、本サイトを通じて情報発信をしていきます。サッカーにも身近な課題である気候変動問題について、一緒に知り、気候アクションにともに取り組んでいきましょう。
サイト概要
URL:https://www.jleague.jp/climateaction/
開設日:2024年2月17日(土)」
〔Jリーグ辻井隆行執行役員(サステナビリティ領域担当)のコメント〕
「Jリーグは、サッカーがある風景を守り続けるために、『サッカー選手になる』という子どもたちの夢を守るために、気候変動問題を解決するためのアクションに取り組んでまいります。
地域密着を掲げるJリーグは、これまで地域の課題に向き合う『ホームタウン活動』や『社会連携活動(シャレン!)』に力を入れてきました。しかし、近年は気候変動の影響によって、そうした活動の基盤である社会そのものまでもが脅かされつつあります。また、気候変動はフットボールやスポーツにも大きな影響を及ぼすようになり、Jリーグでも2018年以降、大雨等による中止試合数が激増しています。
そうした状況を鑑みて、Jリーグは2023年より、ホームタウン活動・シャレン!に加えて『気候アクション』を開始しました。地域とともに発展してきたJリーグは、気候変動問題の解決においても、地域創生にも貢献し得る領域を念頭に置きながら、地域のみなさまとともにアクションを起こしていきます。」
「『なぜJリーグが気候アクションに取り組むのか」その思いをみなさまにお届けしたいと考えて『Jリーグ気候アクションサイト』を新設しました。私たち全員にとってかけがえのない地球を真ん中に据えて、皆さまと一緒に『気候変動問題の解決』と『地域創生』について考え、より良い未来をつくっていくことが出来たら、それほど嬉しいことはありません。」
〔Jリーグ特任理事夫馬賢治のコメント〕
「気候変動問題は、環境問題の域にとどまらず、国際的に最大の経済・社会問題とみなされるようにもなりました。スポーツ界にとっても豪雨や猛暑、少雪などの影響を受けるようになっています。今度はスポーツを楽しむ環境そのものが失われようとしています。
Jリーグは、理念の一つとして掲げる『スポーツ文化の振興』を実現するため、気候変動問題に積極的に立ち向かうことが重要だと考えています。そして、Jリーグそして各Jクラブを支えてくださっている多くの方々とともに、スポーツを楽しめる未来を創出していくため、2023年に『Jリーグ気候アクション』を開始しました。
いま日本の各地域で、自治体、企業、金融機関、市民、NPOなどが一体となって気候変動に立ち向かっていく動きが始まっています。それに加え、スポーツにはみんなの気持ちを一つにしていく力があります。ぜひJリーグと一緒に、各ホームタウンでの連携を生み出していきましょう。」
コメントを寄せていた特任理事の夫馬氏がよくわからなかったので、調べてみました。経営戦略や金融のコンサルタントで、サステナビリティ経営を扱っている方のようです。環境省の「ESGファイナンス・アワード」の選定委員もされているようで、その道のスペシャリストになるのかな。
専用サイトを見てみました。自治体と地域企業、ファン・サポーターへの呼びかけが載っていたのでリスペクトさせていただきます。
「自治体のみなさま
Jリーグ、Jクラブ、ファン・サポーター、地元企業など地域の方々と共に。たとえば、気候変動に関する勉強会や再生可能エネルギーの利用促進、自然環境の保全・再生といった気候アクションに取り組んでみませんか。
地域企業のみなさま
地域が環境的にも、社会的にも、経済的にも持続可能な形で発展していくための活動を。たとえば、再生可能エネルギーの地産地消、地域の自然環境の保全や再生などを一緒に進めてみませんか。
ファン・サポーターのみなさま
サッカーのある風景を未来世代につなぐため。大きな組織に属していない個人にも、できることがあります。まずはサッカーと気候アクションについて「知る」という一歩を今、踏み出してみませんか。」
いつも当ブログで言う事ですが、Jリーグは気候アクションに目が行きすぎて、本来のシャレン事業が疎かになる事だけは避けていただきたいです。辻井さんの普段の様子を見ても、余りシャレン色が少ないと思えるのは気のせいか。その昔、中村健剛氏が村井チェアマンに掛け合って実現した、Jリーグとしての社会連携事業。その火を小さくして欲しくないですね。もし、辻井さんに余りその気がないようでしたら、別の担当に就いてもらう方がいいかもと個人的に思っています。
Jリーグシャレンの公式HPを時々観に行きますが、NEWS欄に出てくるのはなぜか磐田さんばかり。どうしてこういう状態なのかな。もう少し盛り上がって欲しいですね。
Jリーグ気候アクション関連②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230610
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230526
#がんばろう石川 #がんばろう能登