事例紹介コラムです。現在、山陽新聞朝刊に、もう何か月も続くシリーズもので「地域戦略を探る スポーツ新考」がありますが、ずっと読んでいます。最初の頃はファジやベル、シーガルズの紹介でしたが、そのうち長く岡山マラソンの特集、そして広く様々なスポーツが取り上げられました。そして最近は、当ブログでも以前に何度も紹介したきよねSC(きよね夢てらす)が登場しています。これも流そう。少し紹介してみます。
高梁川の河川敷の芝グラウンドは約3万㎡で、サッカーコート3面分に相当。総社市清音地区(旧清音村)の総合型地域スポーツクラブ(SC)「きよねスポーツクラブ」の活動拠点の一つで住民主導で運営するクラブのシンボル。元々は旧清音村が管理していたが、豪雨で水かさが増すたびに表土が流され、手入れが必要であったことが課題。
天然芝は住民有志が音頭を取り、’00年から3年がかりで手張り。作業には延べ1,700人が参加し、シート状の天然芝を設営。現在は、様々なスポーツの練習場として使用。業者に任せた方が安いが、自分達で作ったグラウンドだからこそ、より愛着を感じる事が大事と、住民組織のコメント。きよねSCの年間運営費1,600万円のうち、7割は自分達で工面。行政の補助が3割で済むのは、住民の支援があるから。
クラブハウス「きよね夢テラス」の管理は週末の2日間、住民有志37人が交代で実施。マネジメント会員で、年間1万円の会費を自ら負担して、この仕事を担当。報酬はクラブハウスの入り口に掲示される名札のみ。それでも「自分達のクラブハウスだから、自分達で守らないといけない」という意識が強い。岡山県内SCで唯一のクラブハウスの構造も、自分達で決定。全ての部屋に目が届くように、建物全体を八角形とし、部屋の仕切りをガラス製に。子ども達が部屋に閉じこもらずに交流して欲しいと、中央にはホールを設置。駐車場は300人のボランティアで煉瓦を敷き詰め、石積みの花壇も芝生の庭も、窓のカーテンも手作りし、建物名も自分達で命名。
「清音には住民のマンパワーがある。その熱意がクラブ経営の原動力になり、地域を元気にするというスポーツが持つ潜在的な力を引き出している」と元Jリーグ理事で広島経済大の藤口教授のコメント。
Jリーグが清音に注目する理由は、芝生の広場を作る事、好きなスポーツを楽しめるクラブを充実させる事、スポーツを通して世代を超えた輪を広げる事。で、Jリーグ百年構想に合致。「清音村の皆さん、緑の芝生はみんなの憩いの場所」と書かれた川淵元チェアマンの色紙が掲示されていると締めくくっています。
そして、今度は「目指せ 清音のコモンズ」というタイトルの記事です。とにかく、きよねSCの記事に関しては、読み応えがあるものを随時紹介していきます。以下、抜粋して紹介。
地域の課題と向き合い、住民のニーズを把握し、解決に向けて立ち上がる。日本の総合型地域SCのモデルとなった欧州のクラブでは、スポーツを楽しむだけでなく、子育てから青少年の健全育成や高齢者福祉といった社会問題にも取り組むケースが多い。岡山県内でもきよねSCが子育て支援事業を実施。
きよねSCの母体であるNPO法人が運営する「なかよし広場こっこ」。子育ての拠点を作る国の事業の県内第1号として’02年からから活動しており、清音夢てらす完成に合わせて入居。対象は0~3歳児と保護者や妊婦。子どもを無料で遊ばせ、育児相談にも対応。
きよね夢テラスから東へ1.5kmにある清音ふるさとふれあい広場の有効活用について、総社市からきよねSCで相談を受け、子ども達を外で自由に遊ばせる空間として公園に外遊びの基地を作る話が持ち上がったのが’14年。
順天堂大の黒須教授は「欧州のクラブは公益に貢献するコモンズ(共有財産)として認知。地域の課題に主体的に取り組むクラブが増えれば、社会に欠かせない存在になっていく。日本のクラブも『地域のコモンズ』を目指すべき」と指摘。この外遊びの基地は今春オープン。
という内容でした。まずは聞きなれない「コモンズ」という言葉。調べてみましたが、いいページが出てきませんでした。当ブログでは昔から「公器」「公共材」という言葉を長く使用してきました。最近では山陽新聞や村井チェアマンからも聞く言葉。まあ、どこが先に使ったのかは不明ですが。コモンズとは公共財という意味なのでしょう。
日本のクラブも「地域のコモンズ」を目指すべきとありますが、個人的にはここ数年増えた総合型地域SCが本当に公共財なのかと思える事があります。昔の記事で触れたように、総合型地域SCは、スポーツチームをピラミッドの頂点に置くJリーグで言う「総合スポーツクラブ」タイプと、行政主導でフラットな総合型地域SCタイプと2タイプあると言ってきました。それが8年ほど前の話。それから国の主導で総合型地域SCがあっという間に増えましたが、ほとんどが後者のようです。決して欧州、ドイツのようなクラブではないような気がします。自主運営にして行政の負担を軽減する目的の、極めて汎用的でフラットな組織です。それが果たしてドイツのようなスポーツ文化を作れているのか疑問です。
清音の事例は前者に近いと思いますが、県内に後者に近いクラブがどれくらいあるのかと思います。当ブログで後者の一番の理想とする先進モデルは、NPO法人 湘南ベルマーレSCです。岡山にも湘南さんみたいなクラブができないものでしょうか。また、きよね夢てらすで、当ブログの師匠、傍士さんにお会いしたいですね。
きよね夢てらす公式HP:http://kiyoneyumeterasu.jimdo.com/
きよねスポーツクラブ公式HP:http://kiyone-sports-culb.jimdo.com/
きよね夢てらす関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121112
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121104
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070121
J1湘南公式HP該当ページ:http://www.bellmare.co.jp/140615
【湘南ベルマーレサポーターズ協議会】
それぞれの湘南ベルマーレサポーターが、横の繋がりを深め、情報の共有化を図ると共に競技場内外でのクラブへのサポート活動を広げていく事を目的として2010年5月5日に発足した団体。
EL FRENTE SHONAN、TORCIDA FURIA SHONAN、Bionya(伊勢原サポーターズクラブ) 、ベルマーレ湘南市民応援団、ベルマーレ クラブボランティア、Vitorioso、湘南ベルマーレ藤沢サポーター会、湘南ベルマーレ小田原サポーターズ
湘南ベルマーレサポーターズ協議会 公式ブログ:http://sbsa.seesaa.net/
みんなで作るスタジアムHP:http://dream-shonan.info/?p=432
J1湘南関連:51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①
事例紹介コラムです。
Jリーグ開幕を告げるゼロックススーパーカップがいよいよ20日(土)に開催されます。年間チャンピオン(という呼称も何年続くか)の広島さんと、天皇杯王者のガンバさんの対戦。冠スポンサーである富士ゼロックスの公式HPの中に「トップリーダーに学ぶ『勝利のチームマネジメント』」というタイトルで、2人の監督に松村卓朗氏というコンサルタントがインタビューする形でコラムが書かれています。以下、抜粋して紹介。
【長谷川監督】
・リーダーとしての姿勢: ブレない哲学で道を示しながら、覚悟と実行力でチームを牽引
・リーダー論1: 結果にはこだわる、その一方で選手もお客さまも楽しいことが理想
Jクラブの監督は、短期間で成果を出すということ以上にリーダーとしてチームに説得力をもたらせることはないので、結果には、とことんこだわりたい。目標を掲げ、絶対に達成するんだという意識は強く持つ一方で、選手にとっても見ているファン・サポーターにとっても「楽しいサッカー」をするのが理想。
・リーダー論2: リーダーはブレてはいけない、チームを信じ自らで決断
勝てないからといって他の強いチームのやり方を真似ようなどとリーダーがブレている方が、よほどマイナス。ガンバ大阪は間違いなくJ1で優勝できる力を持ったチームであり、信念を持ってチームを引っ張り続けることがとても大切。
・リーダー論3: コミュニケーションは自ら取るが、選手と食事に行くようなことはしない
意識的にこちらから話しかけていくことも少なくないが、コミュニケーションのために選手と食事に行くようなことは絶対にない。監督が公平さを失うことは、選手のモチベーションを下げてしまう。
・チーム作りに対する考え方:強いチームは連動によって機能する。そのために、ロボットは作らない
・チーム論1:重視するのは「チームとしての相乗効果の最大化」、メンバーの共通理解がチームを底上げ。
チームワークさえ機能すれば目標達成は後からついてくるし、連動によって機能するチームが強い。守備は連動なので、チームのベースを作るためには守備の強化が不可欠であり、守備の強化は弱点強化という意味ではなく、チームの共通理解を作るという意味で極めて重要。
「楽しいサッカー」が理想なので、ロボットは作りたくない。特に攻撃で、チームには大枠だけ示してその中で自由と自立に任せたいと思う。ロボットを作りたくないからこそ、「こういうサッカーをするんだ」というチームの共通理解が重要です。
・チーム論2:マンネリを超えるマンネリ。大切なのは、変革より継続
絶対にJ1で優勝を狙える戦力だと思っていたので、意識変革などを特に求める必要もなく、具体的な課題を提示し、ソリューションを明確にし、そして一つひとつの成果を積み重ねるだけ。マンネリだろうが何だろうが成果が上がるまで「続けること」の方が重要。
【森保監督】
・リーダーとしての姿勢:後方からサポートしながら、チームの連携を生み出す
・リーダー論1: 知らず知らずにチームが一つにまとまることを目指す
チームに対しては、方向性だけを示したら、あとは「皆でやっていこうよ」というスタンス。目標をピンポイントに絞るのではなく、目標自体に一定の幅をもたせて、選手・スタッフが自由に活動しながらも、気づいたら一つの方向に向かってまとまりたい。前に出て引っ張るというより、後ろから見守りながら緩やかに動きを誘うイメージ。
・リーダー論2: 結果だけにこだわらず、選手の成長を手助けしたい
結果だけにこだわりすぎるのではなく、このチームにいたことで、選手個人が努力して伸びて、将来の成長に繋がれば良いと思う。このチームにいたから成長があったという場を提供したい。選手の成長を手助けしたいという気持ちが強い。
・チーム作りに対する考え方:個の成長を通じてチームの成長を促す。監督の仕事は観ることから。
・チーム論1: 選手一人ひとりが成長し、チーム全体で理解し合うことが高度なチームワークを生み出す。
チームの成長というのは選手個人の成長を通じて促進されるもの。チームメイト同士で互いに支え合って協力することが不可欠。選手一人ひとりが努力して成長し、互いに理解し合うことが、高度なチームワークを醸成。チームより優先されるものはなく、チームの和を乱すようなことは許されないので、チームの和というのは最も優先すべきこと。
・チーム論2: 「観る」ことで、選手の変化に気づいてあげたい
監督の仕事は観ることから。よく観ているのは選手の顔の表情で、日々の変化を注意深く観る事によって、コンディションやモチベーションを理解。あくまでも選手が持っているものを100%引き出してあげたいという気持ちから選手を観察。
・チーム論3: 「優勝」の前に、まずは「残留」
ことさらに目標の重要性を強調する必要は全く無く。むしろ、目の前のことに集中し、やらなければならないことを着実に積み上げた先に、自然と目標が見えるようにしたい。自分は、目標を何段階かで設定。ゴールは「優勝」ですが、シーズンの最初には同時に「残留」も掲げる。残留をいつまでに確定させるかを設定することで、さらなる高みの優勝という目標に繋がる。
・チーム論4: 監督は人の心を預かる仕事。今だけ強いのではなく、サッカー界に残るチームを作りたい。
傍目では変わっていないようなことでも、決して現状維持ではなく、必ず何かしらのバージョンアップを達成。ベースは同じでも、質を向上させる設定を行い、苦しみながらも乗り越えているつもり。これを愚直にやり続ければ、気づいた時には相手がついてこられなくなる。
監督は、選手達の努力と成長の過程を、よく見ていて評価してあげなければならない。J1広島は、選手を育成しながらチームとしても強くなることが至上命題。チームは今だけ強ければ良いものではなく、自分「いなくなってもこのチームに考え方だけは残り、受け継がれていくもの。そして今やっていることが、将来のサッカー界に残っていく。
という感じでした。違うタイプ、違う内容でありながら、2人ともリーダーとしての柱は一致しているような気がしました。ガンバさんは3冠、広島さんは4年で3度優勝と実績は申し分ありません。この2人はできるべくしてこのような成績を残したのではないでしょうか。
ちなみに、日本代表監督候補として、何度か名前が挙がったようですが、Jの監督と代表監督はまた違うと思います。当ブログで大昔から口にしているように、世界を知らなければ世界で戦えないと思います。2人ともまだ若いので、ある程度Jクラブで経験を積んだら、指導者としての海外移籍をされてはどうでしょうか。さて、スーパー杯はどっちが勝つのでしょうか。
富士ゼロックス公式HP該当ページ:http://www.fujixerox.co.jp/company/event/fxsc/interview/index.html?cd=fb009
事例紹介コラムです。
球春到来で、全国のスタジアムにもまた賑やかな歓声が響く日が近づいています。そんな中、札幌ドームの話題が「札幌ドームの売上高最高 16年3月期、4%の38億円」というタイトルで日経に出ていました。以下、抜粋して紹介。
【札幌ドームの黒字経営】
札幌ドームの業績が堅調。今年3月期は売上高と稼働率で過去最高を見込み、黒字経営が定着。稼いだ利益は設備更新に充てるなど、施設の魅力を高めることにも余念が無く、競技施設運営の成功例として、新国立競技場問題に揺れた東京等からも視察が来訪。
札幌ドームは札幌市の所有で、運営を第三セクターの札幌ドーム社に委託。世界でも珍しい野球とサッカーのグランドを兼ね備え、これにコンサートへの貸し出しを加えた「3本柱」が収益源。
今年3月期は売上高が前期比4%増の38億円で過去最高になる模様。プロ野球では日本ハムがCSに進出したことなどで公式戦が4試合増えたほか、J2札幌が2試合増。コンサートも2日増えて12日となり、年間の稼働日数が280日、稼働率が77%といずれも過去最高の見込み。
前期は8億円を投じて大型ビジョンを更新。大型設備は札幌市が投資する場合もあるが、「来場者の満足度を高められると判断し、あえて札幌ドームが資金を出して高性能なものを導入した」と長沼社長のコメント。その結果、前期は'01年の開業以来初の赤字決算となったが、今期の経常利益は3億円程度と例年の水準。
設備面では大型ビジョンのほか、トイレの9割洋式化を15年1月に完了。顧客の要望が多かったハンドドライヤーも設置。'17年の冬季アジア札幌大会までには公衆無線LANのWi―Fiを導入する計画。'14年からの10年間で90億円程度の改修費用が必要だが、その一部を黒字経営のドーム社が負担し、税金投入を抑制。
札幌ドームは'02年の日韓W杯を見据えて建てられた全国10カ所のスタジアムのうちの一つ。そのうち、経営が好調なのは札幌ドームのみとか。500億円超の巨額投資だったが、人工芝と天然芝がスイッチできるハード面の利点を最大限生かしつつ、来場者が多いドル箱のコンサートを積極誘致し、黒字経営の基盤を構築。
昨年12月に設計内容と整備事業者が決まった新国立競技場では、関係者の関心が東京五輪開催後の健全運営に移行。政府はイベント誘致などのノウハウのある民間企業に運営を託す方向で検討を進めており、「公設民営の札幌ドームには、関係者の視察が相次いでいる」と長沼社長のコメント。
今後の課題はフランチャイズ球団との連携強化。プロ野球・横浜が「横浜スタジアム」の買収に乗り出すなど、球団と球場の一体運営が主流。別運営の札幌ドームでは「経営的に色々な施策をとりたくても、ハード面での制約が多いという不満もあり、ドーム社はこうした声に耳を傾けつつ、多様な使用者と利害を調整し、利益を継続的に確保することが求められていると締めくくっています。
日経新聞該当ページ:http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLZO97064170Y6A200C1L41000/
知らなかったですが、札幌ドームはそんなに優等生だったのですね。確かに人工芝と天然芝、外と中で移動して入れ替わる、降雪地でありながら、屋内だから心配しなくていいなんて、素晴らしいスタジアムです。
そんな中、文科省新国立の後利用検討部会の記事が共同通信に出ていました。何となくわかっていた事ですが、以下抜粋して紹介。
【競技場の大半赤字運営の実態報告】
新国立競技場の大会後の利用や運営を検討する文部科学省の作業部会が10日、国内の主要スタジアムの大半が赤字運営となっている実態を報告。14年度の実績で、日韓W杯で使用された10競技場は、札幌ドームを除いて全て運営収支が赤字で、自治体からの指定管理料によって採算を調整。解体された旧国立競技場は’09~’13年の5年度のうち、3年度は赤字運営だったとか。
共同通信公式HP該当ページ:http://this.kiji.is/70085828410703874
確かに、赤字と思われるW杯スタジアムでまず頭に浮かぶのが宮城スタジアム。僻地で交通の便が悪く、W杯以降でJ1仙台がユアスタをホームスタジアムとして、全く使用していないと聞いていたので、そんなところだろうと思っていました。そもそもユアスタがあったのに、なぜ宮城スタジアムを建設したのかから始まるのではないでしょうか。札幌ドーム以外赤字経営という事だそうですが、ちょっと意外でした。他にも大分や豊田、新潟、静岡はそうだとして、鹿島や神戸、埼スタ、日産、長居も赤字だったのかと。
建物デザインでこれだけ揉めたのだから、’20年以降の使われ方も当然、チェックされる事でしょう。よく言われるのが、東京にメガクラブを作ってホームスタジアムで使用したらいいというもの。勝負がついてくるので、そんなに簡単に物事は運ばないでしょう。浦和さんもあれだけ苦労している訳ですから。今度、旧国立の跡地に行ってみようかな。
語る会レポです。
先日、№12EVERにて、サッカーを語る会を開催しました。1月場所がFリーダーの都合で延期になった分ですが、通常どおり開催できました。Fリーダー、八氏、シマカズ氏の他に、OSS委員会の重鎮である西氏がついに初登場です。何でもこちらのお店には、出勤ルートに近いためか時々飲みに来ているとか。本当に西氏はお酒が大好きなんだと感服仕りました(笑)。
さて、何を観るかという事で、皆さんお互い任せると言い合っていたら、マスターが「韓国戦どうですか?」と。ちょうどいいですね。岡山の2人も出ている試合で、劇的な展開になったいい試合。ただ、「前半は面白くないから」という事で、後半部分から視聴。マスター曰く「フットサルのアジア予選があるんで、時間が来たらそっちへ」と。そうだったのか。まあ、そういう試合であれば観ましょうと。
ふと、横の壁を見ると、いっぱいフレーム入りのサイン色紙が並んでいます。来店客にいただいた物があるそうですが、中には手倉森監督など五輪代表組だったり、キャプテン一昌などファジの往年の選手のものとか。ちょっと壮観な長めでした。
まずは、政田に観に行ったファジのTMの話。どうなのでしょうか。マスターの目標はJ2で2位でフィニッシュ。みんなてんでに予想を口にします。その後に出る話が、「それでも今年のJ2も上位陣は強いぞ」と。セレッソさんを筆頭に、清水、京都、そして選手を全部入れ替えた千葉さんも油断できません。山雅さんも長野さんの足音がひたひたと迫ってくるため、絶対に再昇格を狙うはず。去年から急に強くなったヴェルディさんも侮れないし、山形さんもまた押せ押せのサッカーで来るでしょう。愛媛さんも、新スタジアムができる北Qさんなどの九州勢と名前が出て行ったら、ありゃ6チームを超えてしまいました・・・(苦笑) まあ、岡山も今年は顔ぶれもいいようなので、ぜひプレーオフに進出して欲しいですね。
セレッソサポである八氏はセレッソの事も口にします。Cスタの試合の時はどこで観るのかと聞いたら、ホーム側と。一応岡山優先なのですね。西氏は元々は広島サポだとか。Fリーダーと意気投合していました。開幕戦であるアウェー山口戦の話も出ていました。マスターはぜひ何千人も駆けつけてジャックして、山口サポに「岡山には敵わない」と思わせたいと言っていました。大勢行くでしょうね。年度末は微妙な時期なので、ウルトラス行きかもしれませんが。そういえば、秋まで参加していたkusu氏はどこへ消えてしまったのか。ブログも10月で止まっているし、何が起こったのか全くミステリーです。案外ウルトラスで普通に会ったりして。
いろいろ話が出ましたが、隅の席で出ていた「グローバルスタンダード」という言葉が良かったですね。目先の利益や勝利、順位ではなく、スポーツ文化として百年見渡す精神という事です。当ブログもグローバルスタンダードを追及していきたいですね。
いい機会なので、この日もTV観戦したフットサルアジア選手権について紹介したいと思います。フットサル日本代表の愛称は「SAMURAI5(サムライファイブ」。一昔前はもう一歩アジア№1に手が届いていないイメージがありましたが、2012年から強くなりましたが、W杯本番ではベスト16止まり。ロドリゴ監督と聞いて、「何か長くないか」と思ったら、2009年からずっと代表監督です。7年って長いですね。でも実績を残しているからOKか。アジア予選で上位5チームが、フットサルW杯コロンビア大会(2016/9/10~10/1)の出場権を獲得します。以下、日程です。上右の画像はクリックすると拡大します。というか、次はなでしこの五輪予選が始まりますね。
【AFCフットサル選手権ウズベキスタン2016】
グループD: 日本、オーストラリア、カタール、マレーシア / 2/11~2/15
ノックアウトステージ: 準々決勝:2/17 / 準決勝:2/19 / 決勝(3決):2/21
日本協会該当ページ:http://www.jfa.jp/national_team/futsal_2016/afc_futsal_2016/
ちなみに、当ブログお気に入り芸人のたけし氏がやっている「スポーツ大将」のサッカー対決で、3人の小学生が出てきましたが、面白かったですね。一人は柏レイソルU-12の真家君。黄色が目立っていました。そして一番背が小さい子が天才ドリブラーで、倉敷のサッカー天才少年の福山ローザスセレソンの石井君でした。3人とも上手かったです。シジマール氏(今はどこにいるんだ?)もそういえば、元J1柏のGKコーチでした。何かえらい親しげな出演者でした。小学生でもPK蹴る時は、ボールを見ずにGKを見て蹴るんだ・・・すごすぎ。
やべっち観ました。パナスタ(おっと、ネーミングライツまだだった)早く行きたいです。あと、世界3大カップ(柏サポ曰く)のちばぎんカップありました。千葉さん、3-0で勝ちました。つえーです。今年の千葉さんはJ2で抜けるかもしれないと思った例年にない強さです。でも、所詮プレシーズンマッチですから。2011年の優勝時も2敗でした。本番はわかりませんよ。
事例紹介コラムです。
さあ、もう2週間で開幕です。先日の記事で「もう一度2月に紹介するので」と書いていました。最新情報更新版としてお届けします。今回の紹介対象は今シーズン開幕前の一般向けキックオフイベント情報です。当ブログでの独自評価基準である「Jクラブの付加価値」の重要な評価項目の一つです。あくまで2016年シーズン開幕前の1月~2月の期間の情報で、2016年のJ2クラブの情報となります。赤字はクラブ主催で一般向けで開催したところ、黒字は去年、今年の開催を確認できていないところです。
当ブログでは、一般向けキックオフイベントは、クラブとファン・サポーターが一体となって、シーズンへの出陣を誓い合う大事な儀式と認識しており、内容やスタンスを見ると、そのクラブがファン・サポーターの存在を実際はどうとらえているかが象徴されていると個人的に思っています。
◇松本:「キックオフイベント」
◆「松本山雅FC2016キックオフイベント」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年2月21日(日)
場 所: アイシティ21
対 象: (前回)2015シーズンシート購入者(350名)、持っていない人(50名)で、応募者多数の場合は抽選。
内 容: (前回)特設ステージでの選手インタビュー、Q&Aコーナー、SBCラジオ生中継
公式HP該当ページ:http://www.yamaga-fc.com/archives/46624
◆「松本山雅FC サポーターミーティングin安曇野」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月17日(日)
場 所: 安曇野市 豊科交流学習センター「きぼう」 多目的交流ホール
対 象: 一般無料
内 容: テーマ「2015シーズン振返り、2016シーズン方針について(財政状況、チーム編成等)」
出席者の説明の後に、参加者との意見交換・質疑応答。
※昨年まではシーズン開幕前に年に一度実施していたが、今シーズンはホームタウン(松本市、塩尻市、山形村、安曇野市、大町市、池田町)を巡回し、毎回テーマを設けて実施予定。
公式HP該当ページ:http://www.yamaga-fc.com/archives/43658
◇清水:「2016サポーターミーティング」(今年:クラブ主催)
日 時: 平成28年2月20日(土)
会 場: 清水テルサ1F テルサホール
対 象: 一般無料。定員450名。応募多数の場合は抽選。
内 容: 社長挨拶、経営ビジョン説明等、質疑応答
クラブ公式HP該当ページ:http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/32186/
◇山形:「SUNTORY FOODS モンテディオ山形2016キックオフイベント」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月17日(日)
会 場: 山形県総合運動公園 アリーナ
対 象: 一般1,100円、小中高生800円。
内 容: 新体制発表、主催者挨拶、アカデミー紹介、新ユニ発表、新加入選手紹介、トークショー、ファンサービスなど
クラブ公式HP該当ページ:http://www.montedioyamagata.jp/news/g-4/y-2016/m-1/n-00005124/
◇C大阪:「サポーターズコンベンション2015」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年2月6日(土)
会 場: 大阪市中央公会堂
対 象: プライムセレッソ・クラブセレッソ・各種後援会会員限定無料。定員1,000名。
内 容: 社長・監督挨拶、新加入選手紹介・挨拶、チーム方針説明、事業関連の説明、質疑応答
クラブ公式HP該当ページ:https://www.cerezo.co.jp/news/2016-01-21-3/
◇愛媛:「愛媛FC 2016 キックオフフェスタ」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月24日(日)
会 場: エミフルMASAKI エミモール
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容: 選手紹介、新加入選手インタビュー、ユニフォーム発表、選手一問一答コーナー、お楽しみ抽選会、新加入選手サイン会(限定開催)等
クラブ公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?stpId=103497
◇長崎:「2016 V・ファーレン長崎 新加入選手発表記者会見」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月16日(土)
会 場: 長崎駅前「かもめ広場」内特設ステージ
対 象: 一般無料
内 容: 社長挨拶、新加入選手自己紹介、質疑応答(報道陣による)、フォトセッション
公式HP該当ページ:http://www.v-varen.com/news/31425.html
◇北九州:「第6回 サポーターズカンファレンス」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月31日(日)
会 場: TKP小倉シティセンター
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容: クラブからの報告、質疑応答
クラブ公式HP該当ページ:http://www.giravanz.jp/news/2016/01/7-56.html
※2014には「ギラヴァンツ北九州 市民激励会&キックオフフェスタ」をクラブ主催で開催。
◇東京V:「VERDY FAMILY FES. 2016 in よみうりランド」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年2月11日(祝)
会 場: 日テレ らんらんホール(第1部)、ヴェルディグラウンド(第2部)
対 象: 2016シーズン 「緑の心臓」会員、「GREEN PASS」「BELEZA PASS」会員
内 容: 第1部:日テレ・ベレーザ新体制発表会見、新チームお披露目、選手トークショー/ステージショーなど等 /
第2部:・選手サイン会、選手ふれあいサッカー企画等
クラブ公式HP該当ページ:アドレス
◇千葉:「2016キックオフフェスタ」(クラブ主催) (今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月17日(日)
場 所: フクダ電子アリーナ
対 象: 一般無料
内 容: 五部制(13:00~17:05)
第一部: ライブアトラクション(Prizmmy☆ライブwithアキュアメイドマーメイド)、よしもと人気お笑い芸人「幕張セブンスターズ」LIVE
第二部: ジェフレディース新体制発表
第三部: 映画製作発表会見(J2千葉全面バックアップ映画製作発表会見)
第四部: 2016新体制発表会見(新加入選手自己紹介、フォトセッション、質疑応答、全選手登場、スローガン発表)
第五部: 選手ふれあいイベント(新選手トークショー、握手会、選手サイン会、)
ステージ:「トップチーム選手入場」、「監督・選手挨拶」、「トークショー(新加入選手)」 「抽選会」 「パフォーマンスショー」
スクエア:「ミニ運動会」「大アカデミーパーク」
公園部分: 「シーズンシートゴールドメンバー限定イベント」 「サイン会」など
公式HP該当ページ:http://jefunited.co.jp/news/2016/01/club/14522511006019.html
◇札幌:「北海道コンサドーレ札幌キックオフ2016」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月16日(土)
会 場: 札幌ドーム
対 象: 2015・2016クラブコンサドーレ会員、サポーターズ持株会員は無料。各会員以外は一般(高校生以上)500円、中学生以下は無料
内 容: 選手・スタッフ紹介、主催者挨拶・プレゼンテーション、スーツ、ユニフォーム、トレーニングウェア紹介、選手トークショー、監督挨拶
クラブ公式HP該当ページ:http://www.consadole-sapporo.jp/news/20160110829/
◇岡山:一般向けでクラブ主催事業としては、1~2月で去年、今年とも実施無し。
※2014年は「奉還町商店街激励会」 (去年:支援団体主催)を実施。
◇金沢:「2016キックオフパーティー」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年2月22日(月)
会 場: 金沢 東急ホテル
対 象: 大人6,000円、小中高大学3,000円
内 容: 立食パーティー(監督・選手全員が参加し、2016シーズンの決意表明)
クラブ公式HP該当ページ:アドレス
◇熊本:キックオフイベント
◆2016シーズン・ロアッソ熊本新体制発表会(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月17日(日)
会 場: 熊本市内を予定(当選者のみ連絡)
対 象: 2016火の国プレミアシート、シーズンシート、ファンクラブ「ゴールド会員」の早期購入・入会者の観覧希望者(抽選で300名)
内 容: クラブ運営方針の説明、スローガン発表、新監督、新加入選手・スタッフ挨拶、チーム新体制紹介、2016火の国もりあげタイ!担当選手決定
公式HP該当ページ:http://roasso-k.com/news/news_view.htm?id=2327
◇徳島:「2016 徳島ヴォルティス 新体制発表会」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月17日(日)
会 場: あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)
対 象: 「CLUB VORTIS 2015」個人会員(抽選で750名)
内 容:
社長挨拶、新ユニフォーム発表、選手・トップチームスタッフ紹介、監督挨拶、選手インタビュー、選手代表挨拶、抽選会など
クラブ公式HP該当ページ:http://www.vortis.jp/news/detail.php?pressid=7083
◇横浜FC:「キックオフイベント」
◆「横浜FC新春もちつき大会」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月11日(祝)
会 場: 横浜FC・LEOCトレーニングセンター
対 象: 一般・無料
内 容:
選手と一緒に新春もちつき大会!/新加入選手サイン会/思いの丈を「書き初め」に!/選手による福笑い
クラブ公式HP該当ページ:アドレス
◆「2016横浜FCシーズンウェルカムパーティー」(去年:クラブ主催)
日 時: 2016年2月21日(日)
会 場: 横浜港大さん橋国際客船ターミナル CIQプラザ
対 象: 2016横浜FCクラブメンバー
内 容:
選手・チームスタッフ紹介 / 選手とのふれあいTime / サインまたは写真撮影 / 選手から記念品進呈等
HP該当ページ:アドレス
◇讃岐:「2016シーズン カマタマーレ讃岐 出陣式」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年2月17日(水)
会 場: ホテルパールガーデン
対 象: 一般(大人:10,000円、中学生以下:3,000円)
内 容: 新体制発表等
クラブ公式HP該当ページ:http://www.kamatamare.jp/news/2016/01/2016-22.html
◇京都:「キックオフフェスタ2016【ZTF】- the Zero Touch Field 」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月31日(日) 13:00~17:00
会 場: 京都府総合見本市会館 京都パルスプラザ
対 象: ファンクラブ会員は入場無料。一般は入場料1,000円が必要(小中高は無料)。
内 容: 新体制発表会、新加入選手自己紹介、「ムラサキズナ」トークライブ、サンガチアパフォーマンス、選手パフォーマンス、選手とミニサッカー
クラブ公式HP該当ページ:http://www.sanga-fc.jp/news/fanclub_detail/32073/
◇群馬:「2016ザスパクサツ群馬決起集会」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年2月20日(土)
会 場: ベイシアビジネスセンター
対 象: 一般無料
内 容: 選手参加ステージイベント、選手との触れ合いコーナーやサインコーナー
クラブ公式HP該当ページ:http://www.thespanic.jp/thespa/club_newsinfo/news/newsdesc.cgi?newsid=2016012301
◇水戸:「2016水戸ホーリーホックファン感謝デー」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月24日(日)
会 場: 内原ヘルスパーク 体育館
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容: オープニングミニライブ、交流企画など
クラブ公式HP該当ページ:http://www.mito-hollyhock.net/?p=25845
◇岐阜:「FC岐阜 2016開幕直前イベントinマーサ21」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年2月11日(祝)
会 場: マーサ21ショッピングセンター
対 象: 一般無料
内 容: ミニゲームブース、寄せ書きブース、「2016沖縄キャンプ」特別映像放映等
クラブ公式HP該当ページ:http://www.fc-gifu.com/information/12216
◇山口:「新加入選手発表会」(今年:クラブ主催)
日 時: 2016年1月15日(金)
会 場: セントコア山口
対 象: 一般(参加費:無料)
内 容: 新加入選手発表会
クラブ公式HP該当ページ:http://www.renofa.com/archives/6642/
◇町田:クラブもしくは支援組織の主催事業としては、1~2月で実施無し。
※今年、サポーター主体の運営委員会主催で「サポーターカンファレンス」を1月30日に開催。
という感じでした。どう思われるかは読者の皆さんにお任せしたいと思います。まあ、この時期にファン感を持ってくるところと、いろいろ見方はあります。去年と比べると千葉さんはスゴいですね。3部制から一気に5部制です。岐阜さんは去年はキックオフイベントだったのにトーンダウンしましたね。でも、ファン・サポーターがホーム開幕戦まで新入団選手を目にできないよりは全然OKかなと。当ブログが考えるスタンダードはファン感はファン感。別に開幕前にしっかりとファン・サポーターにお披露目する事。しかもクラブ主催で。J1柏のように。この辺が付加価値の分かれ目ですね。
キックオフイベント関連⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160118
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150208
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140221
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131230
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130203
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121224
生観戦レポです。
昨日、政田サッカー場で開催された、ファジのJ3富山とのTMの観戦に行ってきました。何人かに声をかけたところ、シマカズ氏とFSSでご一緒している森氏が参戦する事になりました。まずは、森氏は別便で行って現地合流という事で、シマカズ氏と自家用車で政田に向かう。宮崎キャンプの前で、しかも五輪予選組が帰ってきてすぐの時期という事で、駐車場の渋滞を予想し、少し早めに行きました。すると、ぴったり予想が当たり、まあまあの位置に駐車できました。後で駐車場を見ると、こっちもあっちもいっぱいの様子。
クラブハウスは何か工事中でしたね。ぐるっと回って、階段状の観客席に着席。途中、何人か知った顔に会いました。一番苦笑いしたのが、マスクとメガネで顔を完全防備した女性(おばちゃん)から、「こんにちは!」と声をかけられたのですが、全く誰かわからず、声で考えても不明。でも、ボランティアをやっていて、挨拶をされる事があるので、普通に挨拶しました。
座って待っていると、顔見知りの県庁元スポーツ振興課コンビ登場です。このお2人とも長い付き合いです。お一方は昔の一木会時代の前年からです。今はCスタですれ違って挨拶を交わす程度ですが。あれから11年ですか。シマカズ氏が詳しいため、途中からどんどんシマカズ氏に選手についての質問が行く。
五輪組の矢島・豊川両選手の姿がありましたが、この日は結局出場せず。岡山側は赤嶺選手など新加入選手が出ていました。富山さんは、何と言っても三浦ヤス監督ですか。今は富山さんなんですね。試合ですが、赤嶺選手が得点を決めました。やっぱ上手かったですね。あと、関戸選手が何か声援が多かったですね。
試合開始時間が近づくにつれて、どんどん客席が埋まっていきました。ネット際でアウトドア用の折り畳みイスを広げる人も多く、皆さん練習見学慣れしている様子。途中、トイレに行きたくなりましたが、かなり歩かないといけない。しかも男性用も便器が少ないので、待ち時間が発生してしまう。
富山さんの仕上がりもいいようでした。富山さんが先制しましたが、赤嶺選手、関戸選手、岡本選手が得点して3−1で勝ちました。でも、TMはTM。お試しの試合ですから。あと、FWが今年は足りているからか、片山選手がサイドにいましたね。
その前の愛媛さんとのTMは3本だったのが、この日は45分が2本でした。試合後は新しく設定されたファンサービスゾーンに行ってみる。以前までのエリアより横にかなり広くなっていました。すごい人が並んでいました。この日は一説によれば500人も700人も訪れたとか。
この日の山陽新聞朝刊には、「始動J8年目ファジアーノ 上 プラス10」というなかなか興味深い特集記事が出ていました。以下、抜粋して紹介。
長澤監督が打ち出したのが「プラス10」。過去一度もプレーオフに出場できず、過去では上位との差はおおよそ10に集約。すなわち、得点、勝ち点、得失点差を10ずつ上乗せしなければ昇格圏には届かず。
堅守維持と得点力向上は並び立たず。J2岡山はリスク覚悟で攻めに出た結果、堅守がほころび失点というパターンの連続だったが、今シーズン改善の最大のポイントが「守から攻への切り替えの速さ」。
J2のしのぎ合いは年々過酷化。J2全体の総失点は毎年約100点減少。相手の特長を消したり、組織的に守るチーム戦術が浸透しているためであり、J2を勝ち抜くのは至難の業。上位8、9位のチーム力の差はほとんどなく、例年以上に繊細な戦い方求められると長澤監督。
という論調でしたが、チーム力の差が無いと書かれてある上位8、9位の中に岡山は果たして入っているのかと考えてしまいました。チームは明日から宮崎キャンプですね。最後の仕上げですが、けが人が出ない事を祈っています。
事例紹介コラムです。
先日、J's GOALを観ていたら、「東北復興支援 ドキュメンタリー映画「MARCH」についてお知らせ」というタイトルの、愛媛さんのニュースを目にしました。やっぱ、プレーオフに出るようなチームは違うなと思いました。以下、抜粋して紹介。
【東北復興支援 ドキュメンタリー映画「MARCH」の製作のために皆さまお力をお貸しください】
「大震災から、もうすぐ5年。 あなたの支援が、復興への種まきになります」この映画は被災地福島県南相馬市と愛媛のきずなを通して今尚続く震災を考える東北震災復興支援映画。皆様の支援で製作。
・名称:
ドキュメンタリー映画「MARCH」 東北復興支援 in 愛媛
・後援:
松山市、愛媛新聞社、南海放送、愛媛文化協会、愛媛FC、太陽石油㈱、松山大学、済美平成中東教育学校
・企画趣旨:
①震災から5年を迎えるにあたり、関心が薄れる中、福島の大変なところ、復興しているところ、がんばっている人、
“今”の福島を、日本のみならず世界に発信したい。そのために海外映画祭への出品も予定していま
②復興支援映画のため非営利としますが、利益が出た場合には、Seeds+の活動資金として支援します
③震災から3年経った2014年、15年の2年に渡り愛媛FCがSeeds+を招待し、音楽とサッカーで繋がった
愛媛と福島の絆を通して、“今”だからできる復興支援の在り方を伝えたい
④記録映像として確固たるものにするため、ありのままを伝えるため、監督はサッカードキュメンタリー映画の
第一人者中村和彦氏に依頼。台本もない、役者もいないドキュメンタリーにこだわりました
⑤ひとりでも多くの方に観ていただくために長編ではなく短編ドキュメンタリー映画にし、学校の授業や復興のイベントなど
様々な場所で上映されることを期待しています
・上映方法:
①学校や職場、自治体での上映を予定
②世界の映画祭に出品して「福島の現状」「日本の音楽文化、サッカー」を映画を通して発信する
③世界中で行われる東日本大震災の追悼(復興)イベントでの上映会を予定
2011年より、被災地の現状を伝える報告会を200回以上開催(内、海外で100回以上)の実績あり
④2017年以降のヨコハマ・フットボール映画祭での上映を予定
2011年より毎年開催されているサッカーを題材にした作品だけを上映する映画祭で
2015年よりジャパンツアーとし全国10都市(札幌、仙台、千葉、横浜、新潟、松本、大阪、神戸、愛媛、福岡)で開催
ジャパンツアーはのべ3000人以上の動員があり、来年のフットボール映画祭ジャパンツアーで、この映画の上映を依頼
・支援・協賛金募集(コメント):
震災からまもなく5年が経ち、被災地がメディアに露出する機会が減ってきています。
世界では福島は危険だと言われている現状がありますが、原発推進でも反原発の映画でもありません。
この映画ではありのままを伝え、再び被災地への関心に繋がってほしいと考えております。
愛媛のチカラで、草の根で、福島のドキュメンタリー映画を制作したい
この映画を通して被災地支援になります。
直接的な支援ではなく、映画を作って、いろんなところで上映されることで福島の状況を伝えることができます。
多くのメディアの方に関心を持ってもらい、発信されることを望みます。
大きなスポンサーではなく様々な方に協力していただけるように協賛を募り、関心の輪を広げていきたいです。
・協賛の種類:
【個人】Seeds+映画制作協賛 3,000円コース、5,000円コース、10,000円コース、15,000円コース
特典:試写会招待2名+Seedsからサンクスレターが基本で、金額によってHPや配布物、映画のエンド・ロールに名前を掲載
【法人】Seeds+映画制作協賛 10,000円コース、30,000円コース、50,000円コース
特典:試写会招待5名+Seedsからサンクスレターが基本で、金額によってHPや配布物、映画のエンド・ロールに名前を掲載
・Seeds+とは
東日本大震災の被災地である福島県南相馬市で活動しており、震災前は原町第一小学校マーチングバンドとして全国大会の常連校。震災が起こり、福島第一原発の事故で自分たちの住む地域が緊急避難準備区域となってしまい、メンバーの半数が県外へ避難し、活動を中断せざるをえない状況に。仲間と一緒にマーチングを続けたいという子ども達の強い思いに、指導者や保護者が活動再開のために楽器を集めて、避難している各地域で練習ができる体制を構築。月に1,2度しか全体練習が行えないような状況の中2012年1月末には、地域コンテストをみごと勝ち抜き再び全国大会に出場。
原町第一小学校の生徒数激減もあり、中学生でもマーチングができる環境を作りたい思いから、 名前をSeeds+と改め、今も南相馬市で活動中。Seeds+のメンバーを、2014年に引き続き、2015年8月1日開催のJ2の愛媛対C大阪の試合へ愛媛の方々から招待され、試合前に演奏を披露。この素敵な取り組みをもっとたくさんの人に知って頂くと同時に、震災から5年を迎えようとする福島の現状、J2愛媛を通したサッカーの魅力、そしてSeeds+の素晴らしい演奏を世界に発信したいと考えたから。
昨年8月のJ2の試合では、公式戦にも関わらず、愛媛さんとセレッソさんのサポーターが、ともに南相馬を応援するコールがあったそうです。TV番組では公共性が強く、自由に上映できない場合があり、映画なら誰でもが上映会を開催でき、世界の映画祭にも出品できるという理由があったそうです。短編ドキュメンタリーなので見る人の負担も少なく、授業や復興イベント等でも上映しやすく、当時を語る上で貴重な記録映像として後世に残すことができるからとか。
今回の愛媛さんの事例は選手による活動ではありませんが、個人的にはプレーオフなり、自動昇格なりJ2からJ1に上がろうかというクラブ(企業チームは微妙ですが)はどこも、愛媛さんのように社会貢献度が高いと思っています。出前教室で地域を回っているとか、たまに選手が何か貢献活動を行うというレベルではありません。本当に「選手による地域・社会貢献活動」をたくさんやっていると思います。山雅さんしかり、徳島さん、山形さん、湘南さん、福岡さんとどこも本当にしっかりやっておられます。
地域の宝として、しっかり選手を社会に派遣する公共財として地域とファン・サポーターに認められているからこそ、最終的には上の方に向かって行けるのではないでしょうか。もし、わしらだけでやってればええんじゃという価値観でやっていれば、最終的にはダメな結果になると思います。当ブログでは「J1昇格(お試し昇格とは違います)したければ、選手等による地域・社会貢献活動をすべき」と、これからも当ブログは言い続けます。もし、現場の手が足りないからできないと口にするのであれば、どんどん追い抜かれていくのではと。そういう面では愛媛さんは素晴らしいと思います。
Seeds+公式HP:http://seedsplus.main.jp/
Seeds+公式FBページ:https://www.facebook.com/seedsplusmovie/
J2愛媛公式HP該当ページ:http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=103565
J2愛媛関連⑭:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151015
〃 ⑬:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150122
〃 ⑫:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140703
〃 ⑪:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140319
〃 ⑩:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20131110
〃 ⑨:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130522
〃 ⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130512
〃 ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130511
〃 ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090426
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090222
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20080330
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051112
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20051013
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050920
事例紹介コラムです。
J3に今シーズンから、JクラブのU-23チームが3チーム新たに参戦します。昨シーズンまで参戦していたU-23選抜チームはいわば余り効果を出せなかったという事で、改変されたようです。そんな中で、スポナビのコラムに「U-23が参戦するJ3、成功の鍵は? FC東京、G大阪、C大阪それぞれの事情」というタイトルの面白いものが出ていました。以下、抜粋して紹介。
【U-22選抜から単独のU-23チームへ】
2シーズンにわたってU-22選抜チームがJ3に参戦したが、「場当たり的な寄せ集めチームでは若年層の抜本的強化にはつながらない」という懐疑的な見方が高まり、U-22選抜チームの活動を昨シーズンで終了し、今シーズンから単独クラブのU-23チームを年間を通してリーグ参戦させる方針に転換。出場資格は23歳以下の選手に与えられるが、オーバーエージ枠3人も出場可。GKに限っては追加のオーバーエージ1枠を活用できるルールも設けられ、U-23はJ2昇格資格を有さないという申し合わせも。
【U-23をトップチームと一緒に活動させるFC東京】
全てのクラブが23歳以下のプロ契約選手だけで1チームを作れる訳ではなく、J1・FC東京で、今シーズン登録メンバーでU-23に該当するのは、ギリギリの11人(2種登録含む)。クラブとしてはU-23とそれ以外を分離させずに通常通りのトレーニングを行い、試合直前に誰をU-23に行かせるかを臨機応変に判断。
「23歳以下を11人で組めず、OA(オーバーエージ)も3人までなので、どうするか検討。前日にあるJ1の試合でベンチ入りした選手の出場時間の違いという問題も発生。誰を行かせるか難しい部分で、現場にとって非常に難しいハンドリングになるのは間違いないため、常に一緒に活動しながら最後のところで『この選手は今回、J3に出る』と切り分けることが、チームにとってプラスになると考えます。我々にとって一番重要なのは、J1制覇を目指す中で1人でも多くのU-23の選手を引き上げるために、J3をうまく活用していくことが大切」と城福監督のコメント。
【人材育成、チームの底上げの重要性】
「あくまで最大のテーマはJ1で活躍できる人材を数多く送り出すこと。我々の使命は、移籍市場が開いた時、外から何人も選手を補強するような形にしないこと。『U-23に使える選手がいる』と胸を張って言えるような状態にすることで、限られた補強費を1人の大物選手に充てることもできるので、未完成品を完成品に近づけることが自分の仕事」とFC東京U-23の安間監督のコメント。
こうした考え方はJ1・G大阪も同様。同様に、トップとU-23を分けずに活動し、試合前にメンバーを選別してJ1とJ3を戦う方針。今シーズンのチームには23歳以下が16人おり、U-23チームを活動させられるが、あえて全員一緒にトレーニングすることでチームの底上げを図り、若い世代の台頭を促そうと目論んでいる様子。
「トップの選手が代表やけが人で抜けることもあるし、ユースの選手も加えながら戦うのが必要な時もある。U-23實好監督やユースとも連携を密にしていく必要がある」と長谷川監督のコメント。
【あえてトップチームと差をつけるC大阪】
J2・C大阪は、J2とJ3の日程が重複することも加味しながら、完全にトップとU-23を別々に分けて、キャンプも別行動。練習時間もクラブハウスのロッカーも別にし、遠征の長距離移動もほとんどバスを使うなど、「2軍」という位置づけを若い選手たちに浸透。
「いいも悪いも『下剋上』。下から這い上がるハングリー精神を持ってもらいたい。そういう厳しさが、今までのセレッソには足りなかった。練習時間もロッカーも別にすれば、トップとの違いを痛感するし、バス移動もタフさを養うこととコスト削減にもつながる」と大熊監督のコメント。
トレーニングが別になる分、指導者同士のコミュニケーションはより不可欠。常日頃から細かい意思疎通を図りながらトップの戦術をU-23に落とし込み、個を育てるように仕向けていくとか。
「U-23は我々の育成の一番上のカテゴリーという捉え方。これまでU-23年代はレンタル移籍等で試合出場を増やしてきたが、自前で個を伸ばし、トップの戦術に適応できるように仕向けることはやはり重要。ハードワークや守備意識は現代サッカーでは当然のごとく求められるが、今までのチームには確かに足りなかった。そこを突き詰めていき、攻守にアグレッシブに関われる選手をU-23からトップに数多く引き上げたい。トップとU−23の選手入れ替えは常時実施」と大熊U-23監督のコメント。
【U-23チームの成功の鍵を握る成果と運営】
上の3クラブの事情はまちまちだが、いずれも「個を育てること」が最大のテーマ。その一方でJ3は公式戦。J2昇格がなかったとしても、有料試合である以上、やはり結果は必須であり、現場サイドは上を目指す意識を重視。
しかし、FC東京やG大阪はチームを固定して強化ができないため、本気で今季J2昇格を狙うJ3クラブと互角に戦えるのかどうかは未知数。昨シーズンのU-22選抜もモチベーションにばらつきがあり、強化に直結しなかったという声も根強く、そこをどうしていくかは各クラブや指導者の手腕によるところが大。
加えて言うと、クラブ側は集客や広報宣伝活動、試合運営といった問題もクリアしなければならず、誰が試合に出るか直前までハッキリしなければ、集客活動やイベント等にも影響。スタンドが閑散とする中では選手のレベルアップにもつながらないので、いかにしてJ3を盛り上げていくかは非常に難しいテーマ。今シーズン、この3クラブがJ3でどんな成果を残すか、運営面で成功するか否かによって、今後のU-23の活動やJ3のあり方も大きく変化。近い将来、J2昇格の道も開かれるかもしれないだけに、3クラブの動向が大いに気になるところ。まずはその戦いぶりに注目したいと締めくくっています。
という内容でした。当ブログとしては、U-23とトップを分ける分けないよりも、もっと気になるのが、併設されるサテライトリーグの存在。なぜ、今回の3チームはサテライトリーグに参加しなかったのか、そもそもどうしてそうなったのか未だに不明です。中途半端な運営はわかりにくく、継続して成功する可能性が極端に低下すると思います。ハリル監督が口を酸っぱくして唱えた育成世代の強化ですが、自分で自分の成長を抑えていませんか? この最近のJリーグの不可解な動きは何とかならないものでしょうか。
なぜここまでネガティブな論調になるのか、それは昨シーズンまでのU-22選抜の失敗です。日本協会もそうですが、失敗や悪い結果に対して説明責任を果たさず、すぐに違うやり方を進めてぼかそうとする傾向にあると思います。不透明なものにファン・サポーターはついていかないと思います。
たぶん、この3チームも1年限りのJ3所属で、来シーズンにはサテライトリーグに参加するのではないでしょうか。もっとも、サテライトリーグもやらないよりはましですが、以前にもあった「モチベーション」の課題を解決しなければ、同じように数年で閉鎖になるのでは。
当ブログの持論は、ドイツのようにトップチームに必ずベンチ入りさせる人数を義務として割り当てる事です。余分な経費もかからないし、何よりフェアです。どうしてこの部分を見習おうとしないのか、これまた不可解。何か不可解ばかりです。もう少しでJ3も開幕です。というか、サテライトリーグの情報があれから流れてきませんね。やるのかな。
スポーツナビ該当コラム:http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201602070004-spnavi?p=1
Jクラブセカンドチーム関連⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151216
〃 ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151119
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151112
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151007
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150911
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121124
事例紹介コラムです。
毎年この時期の話題です。某黄色いチームのコアサポさんの「戦記」、選手新チャントの登場です。いつも、新チャントを一つ一つ聞きながら、J1も開幕するんだなぁと思います。
【「柏戦記2015」】
毎年観ていますが、今年はちょっと雰囲気がいつもと違いますね。みゃ長さんがNHKのど自慢歌った応援ソングの元歌「切手のないおくりもの」(当ブログも個人的に一番好きな元歌です)がずっとバックで流れています。途中、みゃ長さんのNHKでの映像も挟んで。
前半はベスト8に終わったACLの戦いっぷりでした。「声が伝わらず怒る(相手)GK」のテロップが柏らしさを感じました。他にもドローンが飛んでいた中国のアウェー戦もインパクト大です。
後半のリーグ戦は、今年は相手チーム名もスコアも出ず、ひたすらゴールシーンです。BGMは北島三郎の「まつり」です。よく聞いていたら「これが『柏』の祭りだよ~」と歌っていたので、のど自慢の時に収録されたものなのかな。最後は退団選手・監督のシーン。挨拶できたのはドゥー選手だけでしたね。あとはゴル裏風景。去年までのゴールシーンの連続と比べて、ゆったりと観れました。
【新チャント】
そのバックドロップシンデレラのメンバーの一人である豊島“ペリー来航”渉氏より、使用許可。原曲者も公認の応援歌。
・中村選手:https://youtu.be/Ecx3d49lwls (太陽にほえろ! ジーパン刑事のテーマ)
・ディエゴ オリヴェイラ選手:https://youtu.be/xSsPLgR4KZU (原曲:米ロック)
・伊東選手:https://youtu.be/DpftqclVeDo (元気が出るTV オープニング)
・秋野選手:https://youtu.be/STaaADedXSw (原曲:燃えろプロ野球 '88決定版オープニング)
・輪湖選手:https://youtu.be/MefRcG7mdcg (原曲:森高千里「ハエ男」)
・チーム応援歌:https://youtu.be/llVyfF02b0s (原曲:バックドロップシンデレラ「さらば青春のバンク」)
随分渋いところを突いてくる元歌ばかり。元歌名を見るだけで昔を思い出し、ついYouTubeで元歌の動画を観てしまいました。元気が出るTVといえば、柏サポのお笑いのツボとビートたけしのお笑いのツボが少し似ているかなぁと個人的に思っています。秋野選手の元歌を聴いてみたら、何とファミコンの電子音でした。これは意表を突かれました(笑)。やるなと。
【2016年 新体制発表会】
柏市役所公式サイトにあるみゃ長さんブログに新体制発表会(1/16開催)の時のレポが載っていました。サポーターが新監督による新体制に向ける大きな期待が感じられました。以下、抜粋して要約。
1月16日の朝10時に日立台で、選手の集合写真の撮影を実施。コーチなどのスタッフの他に、食堂のおばちゃん陣なども集合。そこからメインスタンドにいた300人ほどのサポーターの中に監督と全選手がやってきて、客席に散らばり記念撮影。「今まで、こんなサービス受けた事ないよ」とみゃ長さん。
午後より柏市民文化会館で新体制発表会を開催。内容は二部構成で、第一部は簡単にいうと。経営不振の株主総会のような雰囲気だったとか。
第2部で、ミルトン・メンデス新監督は「サッカーは1人ではできず、皆の力を結集して一致団結することが大事」といって、割り箸を1本取り出し、両手でポキっと折り、その次には10本ほどの棒を両手でつかみあげて折ろうとするが、折れないパフォーマンス。
「柏から世界へ」「UNIDOS SOMOS FORTES」という今シーズンのスローガンを発表し、その思いを笑顔で叫んでいたとか。会の途中で、自分の住んでいる近辺には柏レイソルのポスターも見当たらないと意見したサポーターに対し「コレを着て街を歩きレイソルを宣伝して下さい」と大津のユニフォームをプレゼントする粋な計らいをみせたとか。
その後、新入団9選手のお披露目。通常だとこれで新体制発表会は終了でしたが、今年はそれだけでは終わらなかったと。メンデス監督自らのサプライズとして、新加入以外の他の全選手も登壇。最後は、客席に選手が赴き、新体制発表会にやってきたサポーターと一緒に記念撮影。
「そこまでやるんかい! だったら俺達もやるよ!と思わせる。まあ良い雰囲気であった。明るいというのは良い事だな。不安もぶっとぶぜ!」とみゃ長さんのうれしそうなコメント。
【やべっちFC デジッちがゆく】
7日(日)の第一グループで登場しました。去年は最後のグループで登場し、AED講習の映像だけで終わったボイコット版みたいな印象だったので、すごい消化不良のままシーズンに入った記憶があります。今年のカメラマンはメロ選手。大津、増嶋などの有名どころと、比較的無難に終わったのでは。メンデス監督もちゃんと登場してくれて、ホッとしました。明るくていい監督です。でも、実績があってこそ。本番頑張ってください。あと、TJ選手が帰ってきましたね。ダイスケ選手も今年は柏に再入団して頑張ればいいのに。
「カリスマの存在」カテゴリ以外のJ1柏関連:66 / 65 / 64 / 63 / 62 / 61 / 60 / 59 / 58 / 57 / 56 / 55 / 54 / 53 / 52 / 51 / 50 / 49 / 48 / 47 / 46 / 45 / 44 / 43 / 42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①