リスペクト(事例紹介)コラムです。
今年6月に山陽新聞朝刊に「岡山サッカーの歩み」という特集記事が連載されました。岡山サッカー界の本当の創世記から現代まで詳しく書かれていました。当ブログとしては、'05年頃の「岡山からJリーグを」運動が本格化した頃から覚えています。最近の情報は読者の皆さんもよくご存知だと思うので、今回はその中の「第2部 ファジアーノ編」のJリーグへ昇格までの記事を順番に引用して紹介していきたいと思います。まずは「① つくろう会」から。以下、抜粋して引用させていただきました。
【岡山サッカーの歩み(第2部 ファジアーノ編)】
①つくろう会
「ファジアーノ岡山誕生の物語は、サッカー仲間の語らいから始まった。場所は岡山市内の喫茶店。部活動を始動する中堅・若手の教員や昔日のサッカー少年ら10人ほどが顔を出す。話題はもっぱら1993年にスタートするJリーグ。開幕前から集まりだし、ことあるごとに茶話に講じた。
彼らを引きつけたのは「地域に根差したクラブ」という、リーグが掲げた理念だった。それまでチームといえば学校か企業。「地域のクラブ」は新鮮に映った。お隣広島県では、J1期生のサンフレッチェ広島が華々しく活躍する。プロチームがある街は何とも魅力的だった。「岡山にも」。自然と話はそちらに向いていった。」
「彼らが思いを行動に移したのが同年の秋。ジャパンフットボールリーグで活躍していた川崎製鉄サッカー部(倉敷市)を母体にJチームを立ち上げる青写真を整え、実現を県に要望すべく、街頭署名を始めた。JR岡山駅前や県陸上競技場(いずれも岡山市)などに立ち、あるいは知人友人に声を掛け、活動をアピール。4ケ月で3万人の署名を集めた。
翌94年1月には行政、財界への働きかけや組織の強化を図るため「岡山にJリーグをつくろう会」を設立。岡山市内のホテルで発足式を開き、活動を本格化させた-はずだった。
「川鉄サッカー部(倉敷)神戸へ」。メンバーの熱意に冷や水を浴びせる動きが山陽新聞で報じられたのは皮肉にも、つくろう会発足の3日後だった。3月には川鉄が会見し神戸移転を正式に表明。構想は宙に浮いた。
このこころ持ち上がっていた岡山操車場跡地(岡山市)への競技場建設案も、市と議会で意見がまとまらず、実現の見通しは立たないまま。追い風とはならなかった。」
「つくろう会は、Jチームを抱える都市への視察などしばらく活動を続けたが徐々に停滞。川鉄が94年シーズンを最後に神戸へ旅立つと。いつしか消滅した。ただ、Jチーム誕生を夢見た人々の情熱は、岡山の地にうずみ火のように残った。21世紀に入り、2005年岡山国体を契機に再び燃え上がり、実を結ぶことになる。」
引用:山陽新聞(上左画像参照)
という内容でした。この「つくろう会」については、この11年の間、時折耳にしていた名前で、その時々でO前専務理事さんなどに、どういう会なのか尋ねていましたが、なぜか口をつぐまれて、余り歓迎された組織ではなかったのかなとずっと思っていました。しかし、今回の山陽新聞さんの記事を読むと、いかに頑張っていた素晴らしい組織だったのか、よくわかりました。それでも何度ネット検索で調べてみても、ほとんど何も出てこなかったです。
上の記事にも登場されますが、Aさん(元県協会事務局長)が中心になって当時活動されていたようで、同じく登場するFさんも、以前に出席させていただいたT岡講師さん主催の会合(SPOC研究会の前身)で一度お会いして、その後はFさんのブログを何度か拝見した程度。Fさんも最前線だったのですね。いつか、AさんとFさんに詳しくお話を聞きたいものです。そして、歴史を残したいですね。
Aさんに関しては、県協会事務局長時代('11年)に、日本協会公式HPの「JFAスポーツマネジャーズカレッジ」の「チェンジメーカー」という特集記事でインタビューを受けており、そこにも「つくろう会」の事が少し触れられています。
日本協会公式HP該当記事:http://www.jfa.jp/smc/smc_change/news/00001388/
これらの流れを岡山県民の立場で読むと、まるで神戸に持って行かれたような印象を抱きがちですが、神戸県民の立場から見ると、また違った価値観が存在している事がよくわかりました。あちらはあちらでJクラブを生むために苦労されています。こちらのブログ('10年で止まっていますが)のこの記事によく書かれています。岡山からJリーグクラブができた事を知る上で知るべき事なのかもしれません。
チームとクラブはイコールのようで、イコールではないと思います。チームは県民がともに共有する公共財の存在で、クラブはイコール運営会社であり、チームを管理する管理人の存在だと認識しています。前々から口にしているように、クラブ(運営会社)そのものは時には中身が変わる事(鳥栖さんのように)はあっても、「チーム」という公共財は簡単には変わらないと思います。チームは目標に向かってひたすらサッカーをやっています。現場(監督他スタッフや選手)は与えられた条件・環境のもとで頑張っていると思います。当ブログも地元岡山愛は強く、岡山のチーム好きですね。地元県民のためにこれからも走ってもらいたいと思います。②に続く。
リスペクト(事例紹介)コラムです。
今回は親企業のある市民クラブとして、当ブログでも付加価値の高い存在のJ1柏です。以前に当ブログの独自の評価基準で「二卿、御三家、雄クラブ」として7クラブの名前を出した事がありますが、柏の名前はありません。当ブログでは「カリスマの存在」というほとんど単独で紹介するカテゴリがあるため、「別扱い」という事になります。「別扱い」という形だけで言うと、地元のJ2岡山もそうですが。その辺りの内容は記事を読めばわかってもらえると思います。
J1柏は現在4位と、ACL出場圏争いをキープしています。一時期は首位に立ち、優勝争いの最前線にいましたが、鹿島さんにやられてから、少し立ち位置が下がりました。そんな中で、現在の柏のスタイルについてのスポナビコラム(鈴木潤氏)がありました。順番に引用しながら紹介したいと思います。
【柏が目指すアカデミーと個性の融合 未知数ではある、だが伸びしろは期待大】
〔10戦無敗を記録し、躍進した前半戦〕
「2−1で勝利を収めた第11節のFC東京戦では、彼らが相手のプレッシャーをことごとく外し、効果的な攻撃へとつなげた。その際、下平監督は「相手がどこにポジションを取って、どこにスペースがあって、どこにフリーの選手ができてということを、アカデミーのころから理解している選手が多い」と振り返っていた」
引用:スポナビコラム(鈴木潤氏)
少し間前の10戦無敗の時期は、本当にこのまま優勝が狙えると思って観ていました。この記事ですごいのが、目を向けなくてもピッチのフォーメーションの動きをアカデミー時代からしっかり頭に入っているという事。だから、あのようにボールがつながっていくのですね。それに対して足元が下手なチームがありますが、行き当たりばったりでボールを回そうとしている事がよくわかります。だから放り込むカウンターサッカーしかできないのでしょうね。
〔目標の1つだった「8+3」が現実に〕
「現在の柏の中核を担うのはアカデミー出身の選手たちである。10戦無敗の間、アカデミー出身の選手は常時7、8人がスタメンに名を連ね、今回の鹿島戦も、クリスティアーノ、伊東純也、小池龍太を除く8人がアカデミー出身選手だった。
今から5年前の2012年。当時、U−18を率いていた下平隆督は、アカデミーの目標の1つとして「8+3」というキーワードを挙げていた。アカデミー出身選手8人に、3人の外国籍選手を加えた11人でトップチームのメンバーを構成することを意味する言葉である。それは決して排他的な考えではなく、トップチームに優秀な人材を輩出し続けなければならないという育成コーチとしての義務感から、アカデミー全体が抱いた共通の目標だった。
そして、柏はその「8+3」に到達し、今こうしてトップチームが優勝争いを繰り広げることで、十数年をかけて育成に力を注いだ成果をピッチ上で発揮している。事実、先述のFC東京戦後の会見では、下平監督も「土台は全てアカデミーにある。それが形になってきている」と下部組織の存在をチームが好調である要因に挙げた」
引用:スポナビコラム(鈴木潤氏)
「8+3」というキーワードを初めて見ました。トップチームで8人がアカデミー出身選手という事ですが、これが理想論ではなく、実際に今季の柏は実現できている事がすごい。確か下平監督が「同じポジションで同じ能力だったら、育成選手を使う」とコメントしていた事を思い出します。なので、細貝選手もなかなか試合に出れないのかな。これでFWまでアカデミー出身選手だったら、もう天下無双の域ですね。たぶん、他のJ1クラブは内心羨ましがっていると思います。でも、十数年ですよ、ここまで来るのに。甘じゃないですね。
〔“スタイル不変”を成立させるアカデミーの存在〕
「柏は、U−12からトップチームまでが共通したコンセプトのもと、同じ戦術を志向する。アカデミースタイルを示すキーワードは4つ、「攻撃的」「コレクティブ」「攻守の切り替え」「ボールとスペースの支配」だ。U−18時代に下平監督から指導を受けた中川、中谷、中山に話を聞けば、「シモさん(下平監督)が求めることはU−18時代から何も変わっていない」という。」
引用:スポナビコラム(鈴木潤氏)
下平監督がアカデミー監督時代からトップの監督になるまで、一貫して同じ戦術というのはすごいし、それがJ1通用しているのもすごい。でも、それを最初に実現したのはネル監督です。神戸を解任されましたが、いつかまた第二次政権でやって欲しいです。仮にガンバさんの監督になっても神戸時代、名古屋時代と変わらないと思います。ネル監督が強くさせるチームは柏だけだと思います。ボールとスペースの支配、いいですね。柏の試合は観ていても楽しいサッカーです。それに対して、ただ放り込むサッカーは余り好きになれませんね。
〔指揮官の想像以上に若いチームが急激に成長〕
「下平監督は、昨年3月の監督就任時に「アカデミーのサッカーがベースになるが、それに傾倒しすぎず、選手個々のパワーが削がれないようにしたい」とも話している。「柏のサッカーはU−12からトップチームまでが共通のコンセプトのもと、同じ戦術を志向する」と述べたが、その中でトップチームだけが決定的に異なる部分がある。それは前線の個の力だ。」
「その点について下平監督はこう述べている。「バルセロナも前線はメッシ、スアレス、ネイマールで成り立ち、中盤から後ろがアカデミー出身で成り立っているが、他の選手が守備だけをして攻撃を3人に任せていたら、いくらバルセロナでもあれだけの成績は収められなかったでしょう。Jリーグもそれと同じで、日本人で守備をして外国籍選手に攻撃を任せていれば、ある程度の成績を収められるかもしれないが、それではACL(AFCチャンピオンズリーグ)で優勝はできない。ACLで優勝するためにも、アカデミーのサッカーと選手の個性を融合させたスタイルを身につけなければいけない」
引用:スポナビコラム(鈴木潤氏)
アカデミーのスタイルだけに固執していない事も素晴らしいです。そこにもうワンピース、個の力のFW陣が加わります。バルサも同じスタイルなんですね。中盤からの後のアカデミー勢と、アカデミー外の攻撃陣のコラボレーションが強さを完璧するのですね。そういえば明日からJ1再開です。相手はおっと、浦和さんだ。1順目に続いてダブルで勝たせてもらいましょうか。
そして、柏といえば今季加入の細貝選手。元浦和ですね。鳴り物入りで加入しましたが、まだ試合の終盤に途中出場するクローザー止まりですね。個人的には先発フル出場する細貝選手を観たいですね。浦和さんに戻るのではないかという報道を観ましたが、それは当分ないでしょう。なぜなら細貝選手は柏でのプレーが夢だったからです。今は途中出場でも、日立台で試合に臨むだけで満足なのでは。そんな細貝選手の話題を見つけました。何と故郷の群馬にフットサル場を作ったとか。以下、引用して紹介。
【細貝が地元・群馬にフットサル場をオープン】
「細貝萌が6日、出身地である群馬県内で自身がプロデュースしたフットサル場「HOSOGAI FUTSAL PLATZ」のキックオフセレモニーに出席した。セレモニー終了後にはキッズサッカークリニック、トークショー、MIXフットサル大会に参加し、集まった約400人のファンと一緒に楽しんだ。
細貝は「群馬県内には気軽にボールを蹴ることのできる場所があまりない。このフットサル場はコートのサイズや人工芝のクオリティーにこだわってつくった。是非この場所でいろんな人がサッカーやフットサルを楽しんでほしい」とコメント。日本滞在中はこの施設で自主トレも行う予定だという。」
引用:ゲキサカ
場所は伊勢崎市宮子町の「ベイシア西部モール」屋上。1面が縦38メートル、横18メートルと国際試合ができるサイズで、ロングパイル人工芝を使用。細貝選手は’12年から毎秋、中高生のフットサル大会「HAJIME CUP」を開催しており、「気軽にプレーできる場所を作りたい」と前から計画を進めていたとか。子供たちが思う存分にフットサルを楽しめるようにと作ったようです。
HOSOGAI FUTSAL PLATZ公式HP:http://hosogai-futsal.com/
また、目立たないですが、J2群馬の支援活動もやっているようです。経営難の地元チームのためオークション出品したり、ヘルタ・ベルリン時代はJ2群馬とJ1浦和の成績はずっとチェックしていたそうです。こうして見ると、故郷の群馬愛も強いようです。柏の次は群馬さんに移籍したりして。
あと、Number Webに「サッカー選手と社会貢献」というテーマの細貝選手に関するコラムがあります。それによると、2013年には慢性血栓塞栓性肺高血圧症(シーテフ)の疾患啓発大使を務め、バイエル薬品とNPO法人PAHの会が企画・開催する6 Minutes Run for CTEPHという啓発イベントにも協力しているとか。
そうした細貝選手も今季から黄色い選手です。まだシーズン半ばですが、これが終盤になって、優勝争いもしくはACL出場圏争いになってくると、若い選手ばかりでは精神的に参ってしまう可能性があります。そんな時はベテランが必要です。頑張って欲しいですね。
カリスマの存在」カテゴリ以外のJ1柏関連:72 / 71 / 70 / 69 / 68 / 67 / 66 / 65 / 64 / 63 / 62 / 61 / 60 / 59 / 58 / 57 / 56 / 55 / 54 / 53 / 52 / 51 / 50 / 49 / 48 / 47 / 46 / 45 / 44 / 43 / 42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
リスペクト(事例紹介)コラムです。
だんだんと東京五輪・パラが近づいてまいりました。去年だったか更地になった旧国立競技場の跡地を観た事を時々思い出します。あと3年ですが、あっという間に来ると思います。国内開催という事で、ぜひどれかの競技は観に行ってみたいものだと思っています。そんな中、「新国立競技場にサッカーファンの疑問。スタンドがなだらかすぎないか?」というコラムを見つけました。おいおい、これからの歴史で代表戦など様々なドラマを生み出すスタジアムの傾斜が緩いって何事と思いました。中身を順番に引用しながら見ていきましょう。
【新国立競技場の概要】
(観客収容数は)五輪時で6万人。球技専用に改修されると8万人。3層のスタンドからなる構造で、1階スタンドの傾斜角は20度。階段の数は五輪時で32段。球技場改修後は8段増えて40段。座席数は五輪時で1万5000席。改修後は3万4000席となる。
1階席のスタンドが、球技専用施設への改修後、陸上トラックを覆うようにピッチ方向に8段分伸びていくとすれば、20度という五輪時の傾斜角は、ピッチを下に掘り下げない限り、さらに緩くなる。16~17度ぐらいになるだろう。3万4000人もの観衆が10度台という緩すぎる視角で、サッカーやラグビーを観戦することになる。この、あってはならない大問題に、メディアの反応は鈍い。
引用:Web Sportiva
杉山茂樹氏が見た工事中の骨組みの傾斜は目を疑うほどなだらかであり、設計者の隈研吾氏はどうやらこの問題に気付いていないのではないかという論調です。新国立競技場については、最初の設計から波乱でした。その次は聖火台の設置場所が無いではないかという疑惑が起こりましたが、今回の「観客席の傾斜問題」が現実化すれば、またしてもいわくつきの五輪施設という事になります。「間に入ってやりとりしているのは誰なのか。陸上トラックのない球技専用スタジアムになったあとで、視角が緩くても問題なしと判断したのは誰なのか」と杉山氏は指摘しています。
次に観客席の傾斜角について、他スタジアムと比較して以下のようにコラム記事が続いています。
【観客席の傾斜角について】
「2階席のスタンドは五輪時で1万6500席、球技場改修後で1万7500席と1000席しか変わらない。スタンドの傾斜角は29度で一定。そして3階席も改修前と改修後とで座席数は2万8500席で変わらず。傾斜角もいずれも34度で変わらずだ。3階の傾斜角はまずまずだが、観客は1階席から埋まっていく。大入りが見込めない試合では、3階席を開放しないのが通例だ。
参考までに、見やすいとされる国内のスタジアムとそのスタンド傾斜角を紹介すれば、次のようになる。
・吹田スタジアム=35度
・北九州ミクニワールドスタジアム=37度
・豊田スタジアム=38度
・鳥栖ベストアメニティスタジアム=40度
いずれも2階席の傾斜角だが、1階席も遜色なく、スタジアムは全体的に急傾斜のスタンドに覆われている。 海外では、アムステルダム・アレーナ、サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)、サンシーロ(ミラノ)、メスタージャ(バレンシア)などが、38度を超える急傾斜のスタジアムとして知られている。
3万4000人もの観衆が10度台の視角でサッカー観戦を強いられることになる新築スタジアム。世界広しといえども、そうザラにはない珍しいスタジアムだ。」
引用:Web Sportiva
杉山氏は「サッカーの観戦通が求めるのは俯瞰という視点。どれだけ鋭い視角でピッチをのぞき込むことができるか。この欲求に新国立競技場は応えることができていないのではないか。少なくとも3万4000席がサッカー観戦の魅力を堪能できない設計になっている。」と手厳しく書かれてあります。
もう一つ、新国立競技場では、五輪・パラ後の活用問題もあります。まだ目立ってはいませんが、実はまずい状況。陸上競技場は改修する現味スタに機能が移り、大会後はサッカー・ラグビーの球技専用競技場にする方針を決めた、できればJクラブのホームスタジアムにして欲しいとありました。報道では、J1鹿島やJ1・FC東京の名前が挙がっていましたが、J1鹿島はサポーター心情を鑑みても、とてもカシマから移転する事は考えられず。J1・FC東京は新スタジアム構想(代々木公園)が出ていますね。
では、新国立競技場をホームとするJクラブは無いだろうと考えていたら、思わぬ名前が出てきました。それはJ1神戸で、三木谷会長が東京進出、新国立競技場への本拠地移転を狙っているという報道。以下のような記事です。
代々木公園専スタ構想関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170802
【楽天が着手する J1ヴィッセル神戸の本拠地に新国立競技場】
「新国立競技場を本拠地とする新しいクラブを作るとなると、J1昇格まで最短でも数年かかるため、現実的とは言い難い。その点、既存クラブの本拠地移転ならば手っ取り早い。三木谷氏がプロ野球に続いて、サッカーでも読売グループを打ち負かす日はすぐそこまで来ているのだ。(中略)新国立競技場への本拠地移転となれば、バルセロナの日本ツアーが毎年恒例となるはずだ。さらに、来年は独ドルトムントに所属する香川真司や、メキシコ・CFパチューカへ移籍した本田圭佑ら現日本代表の主軸獲得にも乗り出すという。」
引用:週刊実話
これがもし本当であったら、かなり短絡的で、ヴィッセルサポーターの心情を完全に無視するような行動になりませんかね。なぜ、鹿島さんの名前が出ても非現実的なのか。茨城県のチームだからという要因だけでなく、この25年間培ってきた地元ファン・サポーターの存在があるからでしょう。そんな中で神戸さんがすんなり東京移転になったらと思うと、穏やかではありませんね。Jリーグ開幕時、川崎市だった本拠地を東京に移転させたヴェルディさんはどうなっていったか。よく分析した方がいいと思いますよ。
そして、新国立競技場の活用。たぶん、Jクラブの本拠地化は実現せず、旧国立競技場のように、代表戦など大きな試合、また他の競技など多種多様な使い方をされるのではないでしょうか。当ブログは、Jクラブにシーズン中、1回か2回国立競技場を使用するように持っていったらどうでしょうか。そこでスポンサーデーとかやれば、スポンサーも喜ぶのでは。新国立競技場、本当にどうなっていくのでしょう・・・ こういう心配が現実とならない事を祈ります。
日本スポーツ振興センター公式HP新国立競技場ページ:http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/
新国立競技場関連③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170102
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151217
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150517
リスペクト(事例紹介)コラムです。
前々回の「新・情報7daysニュースキャスター」で、ちょっと目を引く内容がありました。プロ野球日ハムの2軍の本拠地で、イベント力の高さを示すもので、思わず感心しました。中には「さすがプロ野球だな」と思わせるものも。まずは、「ニュースキャスター」の内容の抜粋から。
・今、なぜか2軍の球場が人気。一般的に2軍の試合は観客は20~30人が当たり前だが、鎌ヶ谷は大行列。その顔ぶれは若い女性、お年寄りや小さい子ども達など。
・内野席にプールを設置し、そのすぐ横で試合開催。子どもは試合そっちのけでプールで遊ぶ。
・外野席には茶摘み体験ができる茶畑を設営。他にもトマト畑や田植え体験ができる水田まで設営。収穫した農作物は観客に先着でプレゼント。
・高齢者には「シルバーパスポート」を用意。1か月1,000円で入り放題(12,000円の年間パス)を設定。
・鎌ヶ谷スタジアムは10年前から観客動員を増やすために、野球とは関係ない様々なイベントを実施。「今野球の試合をやっているかどうかもわからなくてもOK。いい思い出になってくれればいい」と球団首都圏事業部のコメント。
・過去には、牛を連れてきた「乳搾り体験」、蛇と触れ合うイベント、UFOを呼ぼうという謎のイベントまで実施。
・観客数は倍増。「ここに来ると楽しいぞと来るお子さん達がいい笑顔していると思う」と球団首都圏事業部のコメント。
・鎌ヶ谷スタジアムは夢が詰まったテーマパークだった。
という内容でした。いやはやすごいイベント力ですね。実は当ブログもプロ野球について、ホームタウン力は楽天、ファン力は千葉ロッテ、そして、イベント力は日ハムと思っていました。後で紹介しますが、実は1つ紹介事例をキープしていました。パリーグはこうして、徐々に人気を獲得していったと聞いていますが、日ハムはまさに先駆者でしょう。日ハムの今回の記事がすごいのが、札幌ドームではなく、2軍の本拠地という点。Jリーグでは全く考えられない点。上の驚きイベントを順番に紹介していきましょう。
【プール:シロクマくんウォーターパーク】
巨大プール及びウォータースライダーが登場していますが、それ以外にすごいのものが登場。入場料とは別に、税込500円で1日遊び放題だそうです。
「【北極海再現極寒プール】手をつけるだけで悲鳴が上がる、極寒の海を体験できる氷だらけのプール」
引用:北海道日本ハムファイターズ公式サイト
【鎌スタ☆茶畑(ファールゾーン):茶摘み体験】
「2014年4月に鎌ケ谷スタジアムのファールゾーンエリアの一角に誕生した『鎌スタ☆茶畑』では、現在、やぶきた茶350本が元気に育っています。春の「一番茶」から秋の「秋冬番茶」まで、季節によって様々な茶葉を収穫できる鎌スタ☆茶畑に、待ちに待った茶摘みの季節がやってきました!この度、5月の「一番茶」と7月の「二番茶」の2回の茶摘み体験イベントを開催いたします。滅多に出来ない茶摘み体験を、鎌スタ☆茶畑の記念すべき「一番茶」で!」
引用:北海道日本ハムファイターズ公式サイト
【鎌ス田んぼ(ファールゾーン):田植え体験】
子どもの鑑賞用に家庭栽培もできる苗もプレゼントされるようです。定員100名で参加無料。
「ゴールデンウィークでは皆さんと泥んこ遊びを実施して土の準備も完了。先月種まきをした苗も15センチほどに伸びてきました。皆さんも一緒に田植えを体験してみませんか?初心者も大歓迎です」
引用:子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」
【UFO観測会】
特に花火大会などイベントの日は確率は高いとの事。果たして鎌スタ上空にUFOは現れるのか?
「UFO特番などでお馴染みのUFOコンタクティ・武良信行さんを特別ゲストとしてお招きし、スタンドの皆さんと一緒にUFO観測会を実施します。召喚率はなんと90%なのだとか!」
引用:北海道日本ハムファイターズ公式サイト
他にもスタグルもすごかったです。駅弁&グルメフェアというもので、日本全国の駅弁やご当地グルメが大集合。地元の業者が相手チームにちなんでご当地のように作るメニューとは全然違い、すべて本物です。食べなくても美味しいのはすぐにわかります。やはり、本物の味にかなうものはなく、また地元のご当地グルメに勝るものもありません。本物や地元を余り取り入れていないスタグルについては、当ブログとしては余り口にしたくないかな。
【日本ハム、ウインタースポーツへ“奨楽金”】
球団では道内でのウィンタースポーツに対して、奨学金(助成金)を出すそうです。これは素晴らしい。18歳以下を対象にしているので、明日の五輪選手発掘を目指す取り組みなのかな。以下、日刊スポーツの記事です。
「北海道でウインタースポーツを楽しむ子どもたちが増え、北海道の活性化に貢献することが目的。北海道に拠点を置くウインタースポーツの競技・活動団体の18歳以下を対象に、1団体上限30万円(総額200万円以内)に“奨楽金”をファイターズ基金から助成する。札幌ドームで行われた記者会見に出席した稲葉篤紀スポーツ・コミュニティ・オフィサー(44)は「子どもたちがウインタースポーツに取り組む機会、裾野を広げていくことが大切。札幌は冬季五輪の招致を目指している。オリンピアンが生まれてくれれば」と話した。」
引用:日刊スポーツ
全く素晴らしい。サッカークラブではせいぜい自分チームを所有するまでで、日ハムのように取り組むところに助成するまではいかないでしょう。そういう意味ではプロ野球のパワーを感じます。少し前までは、プロ野球球団はこういう地域貢献活動はやっていなかったですが、パリーグの新興チームほど熱心になりましたね。今回の助成金は「ファイターズ基金」という自前の基金を活用しています。以下がその内容です。
【ファイターズ基金】
「プロ野球球団の与えられた役割はチームの勝敗や個人成績など数字を超越し、地域に暮らす人々の心が豊かになるための行動を起こすことだと考えます。北海道の未来を支える青少年やそのご家族が、より健康的な日々を送るためのサポートをさせていただくことを設立の目的といたします。北海道日本ハムファイターズが販売するチケット、グッズなどの売上の一部や、チャリティーオークションの収益を基金として積み立て、年に数回、球団と選手会が話し合いの上、「スポーツ」「自然」「生活」分野への支援先および支援方法を決定いたします。 ※支援は原則、北海道に関係する事柄に限ります。」引用:北海道日本ハムファイターズ公式サイト
「球団の与えられた役割はチームの勝敗や個人成績など数字を超越し、地域に暮らす人々の心が豊かになるための行動を起こすこと」。耳の穴をかっぽじいて聞いて欲しい顔が浮かびました。本来ならばJクラブが口にせねばならない言葉を、プロ野球団が口にしている事に驚きました。まさに100年続くクラブです。日ハムさん侮れません。Jクラブも余裕があるところは基金を作られてはどうでしょうか。もっとも基金ではなくても、国際貢献活動に協力しているクラブもありますね。読者の皆さんの地元クラブで、超越できずに数字ばかり追っているところはありませんか?
あと、公式HPを観ていたら、「ランフェスタ」というイベントを発見しました。主催は球団ですが、共催は鎌ケ谷市と鎌ケ谷市教育委員会となっています。いわゆるマラソンイベントですが、「チャレンジ10km」「ファンラン3km(一般の部、小・中学生の部、ファミリーの部)」「ポールウォーキング」とあります。他に子供から大人まで楽しめる運動会イベントとして、「ファイターズトレーナーによる地獄のトレーニング」「障害物競争」、チーム対抗の「大玉ころがし」、「リアル鬼ごっこ」など、選手と一緒に楽しめるイベントの様子。
イベント応援ランナーにも大勢のゲストが一緒に走るようですが、その中に知った顔発見。西谷綾子さんは、実は「あや吉」というニックネームで、J1柏応援番組のMCをされています。そういえば、ランナーでしたね。以下が公式HPの内容。詳しくは去年の「鎌ヶ谷ランフェスタ2016」をご覧下さい。
「市民参加型ランニング大会〈北海道日本ハムファイターズ presents 鎌ケ谷ランフェスタ2016〉の開催が決定いたしましたのでお知らせいたします。
ファイターズ鎌ケ谷スタジアムを発着点に、鎌ケ谷市内10kmや球場周辺3kmを走ります。ランニングの他、どなたでもご参加いただける運動会形式のコンテンツも盛りだくさんで・・・」
引用:北海道日本ハムファイターズ公式サイト
という感じでプロ野球団のパワーに圧倒されました。いくらJクラブが地域密着と言っても、まだまだ手が届いていない部分も多いと思いました。まだまだ紹介できていない事例があると思います。プロ野球団が本格的に地域貢献に目を向け、例えばBリーグと手を組めば、逆にJリーグにとって脅威になるかもしれません。札幌さんの交流事業くらいで、Jクラブで本格的にプロ野球団と連携しているところはまだ無いと思います。こういうところとタッグを組むのも面白いかもしれませんね。よく調べたら鎌ヶ谷市は某黄色いチームのホームタウンエリアの一つでした。うーむ、面白いなぁ。
TV生観戦レポです。
今日は、ロシアW杯アジア最終予選の最終戦、サウジ戦です。正直消化試合ですが、当ブログは今日も一緒に戦います。やはり、この時間は一回寝て観るのがいいですね。寝不足で次の日に支障が出る心配も無し。今日も生書き込み。スタメンを見ると、結構ガチという印象。特に後半分はオーストラリア戦と全く同じ。今日の主将・本田選手、勝負どころです。結果を出せなければ、ますます不要論が大きくなるのでは。柴崎選手はW杯予選初出場。体調不良で離脱した長谷部主将に替わって、山口選手がボランチの位置に。
アウェー会場・ジッダが映し出されました。夜なのに気温32度、湿度70%、暑そうです。サウジの皇太子が57,000席分のチケットを買い占めて、国民に無料配布とか。異様なアウェーの雰囲気。オーストラリアがタイに2-1(シュート数45本とか)で勝ったため、サウジは勝つしかありません。ドローでもプレーオフ行きです。韓国はロシア行きを決めたようです。おめでとうございます。今日のサウジは今日勝てば3大会ぶりの本戦出場になります。
アウェーサポの声援大きいです。どアウェーですね。今回も中東独特のコーラン?がちょっと聞こえてきました。キックオフ。長友選手躍動しています。アモーレベビーパワーでしょうか。日本の守備から入るDF堅いです。サウジはつなげてくるが、なかなか中盤より前に入れません。今日のCKキッカーは柴崎選手。守りでミスが出ました。不用意なバックパスでボールを奪われて、相手選手を倒してしまう。サウジも日本を研究しています。
前半30分になって給水タイムです。暑い事でしょう。Jではない夏場の試合ではよく観る光景ですが、代表戦ではめったに観ない珍しい光景。ここでハリル監督が直接選手達に熱く支持を出しています。
サウジは今日のように、のらりくらりプレーして、突然ギアを上げるというプレーが多いようです。なかなか試合の見せ場がありません。特に抜けるシーン、惜しいシーンが余りなく、サウジもいいシュートを打ってきますが、枠内には入りません。これくらいで今のところ危ないシーンは無いですが、パスミスからやられています。このパスミスが大会本番で心配ですね。サウジはもっとゴリゴリ来るのかと思いましたが、失点を恐れているのか、消極的です。
出場を決めたせいか、ハリル監督も落ち着いて、ベンチにドカッと座っています。サウジもリスクを背負って無理をしてきません。暑さのせいで、前半はお互い体力温存なのか。そのまま、前半終了。
本田選手に替えて浅野選手投入。イマイチだったのかな。やはり、W杯本番に向けての一番の強化策は「脱本田」か。後半スタート。サウジは今まで16ゴールのうち11ゴールが後半だとか。日本は後半の失点が多い傾向。日本は後半に入って、攻めるシーンが増えてきました。申し訳ないが、本田選手より浅野選手の方が右サイドが活性化してチャンスを作っています。お互い惜しいシュートシーン。川島選手スーパーセーブ。サウジが立ち上がって、大声で叫ぶようになってきました。大合唱、声量大きすぎ。
ゴール前でボールを回され、バイタルエリアをやられました。日本痛恨の失点・・・ 0-1。オーストラリア選手の「何やってんだ、日本・・・」とうなだれている姿を想像しちゃいました。おっとここで岡崎選手に替わって杉本選手投入。黄色い試合ではやられました選手。オーストラリア戦ではメンバー外。初召集、初出場です。ここで魅せれば、一気にレギュラー化でしょう。裏に抜ける岡崎選手よりは足元が上手い大迫選手に近いタイプ。
前線に張っている杉本選手になかなかボールが渡りません。ここで給水タイム。支柱だったサウジの主将が交代です。ここで柴崎選手に変えて久保選手投入。何かやってくれそうです。しかし、オーストラリア戦で決まっていて良かったですね。もし、今日決まる試合だったらと思うとぞっとします。まさに当ブログでも最悪で思っていたシナリオでした。ハリル監督は相手によって、戦い方を変えるようですが、今日の戦い方を聴きたいものです。
日本は最終予選で無得点の試合はありません。セットプレーは井手口選手。DAZNをちょっと覗くと、欧州予選とアフリカ予選今やってます。ロスタイムなって、日本はパワープレーですか。なかなかセカンドボール拾えません。ここでホイッスル。終わりました。サウジおめでとう。
生観戦レポです。
先日、倉敷運動公園で開催された、なでしこリーグ2部の吉備国大シャルム対スフィーダ世田谷の試合を観戦しに行ってきました。毎年恒例、この時期にあるシャルムの倉敷デーです。この日、Cスタで湯郷ベルの試合もあり、どっちにしようかと思いましたが、やはり倉敷市民の地元試合という事で、迷わず参戦しました。本当に近所なので助かるし、地元開催の素晴らしさを改めて実感しました。
到着すると、早速グッズ売場などブーステントを発見。さて、クラブボランティアという富氏など知った顔がいるかどうか気になりましたが、中央ゲート、入場ゲートともに知った顔は無し。協会色に加えて、すっかり社会人色も無くなりましたね。大学による本来の運営スタイルに戻った印象。まぁ2部なんで、できるでしょ。
2部の有料試合という事で、どうかと思っていましたが、いつもくらいの観客数なのかな。ピッチの周りに目をやりましたが、フェンス越しに観ちゃっている人影も全く無し。以前、笠岡での試合のボラで、購入観戦を促す注意喚起という監視役の役回りがありましたが、さすが倉敷市民。そんな人は誰もいません。まぁ小さい公園だし、2部というのもあるのかもしれませんが。
ベルの試合を観に行くという人が何人か聞いていたので、シャルムの試合には知った顔はいないだろなと思っていましたが、元ボランティアのG氏をお見かけしました。またボラでご一緒したいものです。ろんぱ氏も元気に中旗を振られていました。
メインスタンド中央の最上段に座りましたが、ちょうど背中に直射日光を受ける状態で暑かったですが、シャルムサポの応援も熱かったです。後半は高梁日新高校サッカー部と思わせる一団がいて、おじさんサポと上手くコラボしていました。よそでは絶対に見られない微笑ましい光景。
来場客とスタッフの話が聞こえる。「あそこのマンションのベランダに掲げてある黄色いやつ、あれはシャルムのフラッグだよ」と。ここからは遠くて色しか見えないが、近くに寄って見たら、旧エンブレムが入った紛れもないシャルムの応援フラッグでした。以前に金スタの向こうのマンションの部屋のあちこちで、セレッソさんのフラッグを掲示されていたのを観ましたが、まさか岡山でもそういうサポがいるとは。聞いたスタッフも感動していました。倉敷のサポーターも捨てたものではありませんね。
気になったので、グッズ売場でフラッグを探すが見当たらず。「現在取扱いは無く、ノボリならありますよ」と。「ノボリは田舎臭い地方クラブの象徴」と認識している当ブログとしては残念しきり。
読者の皆さん、次に開催される倉敷運動公園の試合にもし行かれたら、付近のマンションのベランダに注目です。ひょっとしたら「勝利の黄色いフラッグ」が掲げられているかも。(決して知り合いではありません(笑))
試合の方ですが、試合を通して両チームとも、トラップ、パスなど足元の技術が、女子の2部という感じでした。どうしてもなでしこジャパンのプレーを思い出しながら観てしまうのですが、一緒にしてはいけませんね。でも、シャルムの8番 選手だけは1部選手のようなプレーで印象に残りました。初めに先制されて、これはこのまま負けかも思っていると、シャルムのシュートで相手GKがファンブルして同点弾。きっと取りにくいボールだったのでしょう。後半には 選手が裏を取って逆転弾。これはスタンド中で大騒ぎでした。最後守り切って2-1で辛勝。帰り道でも「勝つとは思わなかった」と言っているのが聞こえてくる。でも、勝った。これでいいのだ。
今朝の山陽新聞朝刊の記事の抜粋です。
前半は押し込まれる展開の中で、PKで失点。ここから徐々に両サイドから、DFラインの裏を突いてペースを握り、ループシュートで同点。後半34分にスルーパスからエース池尻選手が相手GKと1対1になって流し込んで逆転。池尻選手は先のユニバで準優勝した日本代表入りの打診を受けていたが、監督に直訴してチームに残留した経緯あり。
試合終了後、メインスタンドの前に一同が整列して一例。「サポーターの皆さんのおかげです」という横断幕を広げて持って。ホーム側、中央、そしてアウェー側にもみんなで挨拶に行く。この光景は学生チームならではの清々しい光景で、いつまでも保って欲しいですね。ふと、この地元でやるトップリーグ(2部ですが)の試合風景は、何十年経っても、ヨボヨボの老人になっても変わらず観に来たい。岡山のクラブで、将来的にどこがどうなろうと、岡山代表の試合であればどこでもいいから、こういう風景をずっと観続けたいなと思って、会場を後にしました。おっと、そういえば今月もう1回あるぞと・・・
なでしこ2部はこれで0-4で今節大敗した湯郷ベルが9位で入れ替え戦圏。シャルムは一つ上の8位。残留争いを岡山の2チームでやっている状況。まさかの3部降格って、全く想像できません。数年前は1部で岡山ダービーだったのに、変わってしまいましたね。岡山の女子サッカーの火は決して消してはいけません。10位の高槻さんとはまだ差があるので、自動降格にはまだ余裕がありますが、入れ替え戦の可能性はまだまだ高いです。もしどちらかが入れ替え戦の場合は駆けつけます。いや、そうならないように頑張って欲しい。
PV観戦レポです。
昨日、イオン岡山で開催された、ファジのアウェー山形戦のPVに参加してきました。観戦場所は前回に続いて3F。早めに言ったつもりが、場所取りシートが貼られてあるし、後ろのテーブルにも座ってるしと、皆さんわかってきた様子。ピンクおじさんこと片氏ご夫妻、「ブログのために来たの?」と口にしたM氏お父さんも出現。「全部そうです」と答えました(笑)。1Fを見ると、待機長い列。その後、あっという間に1Fイスが埋まっていく。
フロント社員も3~4人来られていた模様。前売り券販売ブースもできてました。おや、2Fからファジ丸くん登場。試合開始前の時間、子どもさん相手に愛想を振りまいていました。
途中トイレに行きましたが、ここにも試合中継のモニターがあり、何人か観戦者がいました。落ち着いて観られていい場所かもしれません。4Fのフードコートにもモニターがたくさんありましたが、4Fの奥にもなると、中継の音声が届いていません。4Fのここはイマイチかな。2Fはモニターがやや上にあるので、最前列の立ち見も後ろのテーブル席もみんな観えます。3Fや4Fの通路のモニターものんびり座って観えますが、間を通行人が通るので落ち着かない。やっぱ3F吹き抜けが一番観やすいのかな。1Fも賑やかでいいが、首が疲れそう。
今回はクルクルが余り無かったため、ストレスも無く、誰かがスマホで観た数分先のスコアを口走るという愚かな事も無かったですね。とにかくPVではクルクルは無い方がいいですね。今度はもう少し早めに行こう。今季はイオンでのPVが多くて多くていいですね。売り込みのチラシ配布も無いから、気軽な感じで参加できる。
試合の方ですが、最初の山形さんは続けて、カウンターサッカーをやってきて、戦術変更かと思いましたが、やはりポゼッションサッカーでした。岡山の苦手な3タイプのうちの1つ。もう一つ苦手なミラーゲームだったのかな。やはり岡山よりも足元の技術の差が違いすぎました。オルシーニ選手はこの日は目立たず、時折ミスもポロポロ。シマカズ氏いわく「粗削り」と。昨日は岡山に多いタイプと化していました。途中交代した豊川選手も「いたの?」という印象かな。
エースナンバー11番の三村選手頑張りました。当ブログでは「クワシン化の払拭」をお願いしたい存在ですが、結果を出してくれて一安心。でも、J1のDFだったら、すんなり止められていたかなというシュート。ラッキーな面もあったかなと。DAZNで佐藤選手とパス成功率が比較されていましたが、三村選手低かったですね。元マリノスと比較されるのも可哀そうですが。あと、ボランチが物足りない印象。
シマカズ氏と「魔の時間帯に入ってきたぞ」と言い合ってたら、この日もやられました。まあ、あの時間帯のあの相手に守りきれない戦力だったのかもしれません。赤嶺選手がそろそろ練習合流間近という情報も耳にしました。が、赤嶺頼みもよくないと思います。
ネットの戦評です。【ハイライト:ファジアーノチャンネル】
「ボールを保持する山形と、守備を固めてカウンターを狙う岡山という戦前の予想通りの展開。山形は意表を突かれたセットプレーから先制を許すも、流れは変わらず。後半19分に汰木が入ると、よりその構図は鮮明に。特に汰木に佐藤が関わった際の破壊力はすさまじく、左サイドから一方的に仕掛ける時間が続く。その2人の攻撃から栗山の同点弾が決まった後も、攻勢を緩めずにゴールを狙う。しかし、逆転弾は奪えずに終了。プレーオフを狙うチームとしては、3試合連続引き分けという物足りない結果に終わってしまった」
引用:スポーツナビ
【J2採点】
チーム6、一森:6.5、喜山:6、片山:6、篠原:6、澤口:6、渡邊:5.5、伊藤:5.5、三村:6.5、関戸:5.5、豊川:5.5
オルシーニ:5.5、久木田:6、塚川:6、長澤監督:5.5
今朝の山陽新聞朝刊の「ファジ耐え切れず」のタイトルの記事の抜粋です。
岡山はどうにか勝ち点1を拾う。立ち上がりの守勢・劣勢が続いた前半26分、CKから三村選手が絶好のコースに突き刺して先制したが、流れは変わらず。失点後、山形さんはリスク覚悟で攻勢を強めた圧力に苦しめられる。中盤の素早い寄せとパス回しに手を焼き、防戦一方の時間が続く。後半は中盤を厚くした布陣で対応していたが、佐藤選手の高精度クロスから失点。試合を通してシュートはこの1本のみ(DAZNと数字が違いますが)。わずか1本のシュートで勝ちきれるほど甘く無し。自陣をしっかり固め、ほとんど決定機は許さず。もっと丁寧に自分達の時間を作れていれば結果は違っていたかも。
これで順位は一つ下がって10位。また2ケタ準備になってしまいました。次節に勝てば最良で7位。負ければ最悪で12位。次節は昨日熊本さんに勝った町田さん。侮れません。いつの間にか山雅さん、プレーオフ一歩手前の7位まで戻ってきましたね。山雅さんはいつも、後半から盛り返してきて、最後はJ1昇格決定を競り合っているイメージがあります。今季もそうなのか。山口さん、快勝でしたね。降格圏外の20位が見えてきました。18位まで上がった讃岐さんとともに、中四国勢から降格チームは絶対に出て欲しくないですね。
リスペクト(事例紹介)コラムです。
少し前に、LINEでBリーグの公式アカウントを登録したのですが、数日前に観たら「みんなで観よう」「NOW ON AIR」というのが出てきて、えっライブ中継?と注目しました。今はオフシーズンで、そうでした。いわゆるカップ戦があるのです。残念ながらなぜか中四国のBリーグクラブは出場していませんが、EARLY CUPが現在開催されてるのでした。
でも、Bリーグのライブ中継は、スポナビライブのみのはずと思っていましたが、LINEをよく読むとやっぱり生中継の様子。これはいいという事で、全部ではないですが、つまみ食い的に覗いてみました。
Bリーグ公式HP「EARLY CUP」ページ:https://www.bleague.jp/earlycup2017/
今日、昼から夜にかけて何回か観ましたが、最初に観た時はまだ試合開始前でした。しかし、何か画面に文字が次々踊っていて、今まで観た事もない新鮮なスポーツ中継でした。どうやら視聴者がタイムリーに書き込む「コメント」でした。これはもう、普段フェイスブックやツイッターでお馴染みの光景でした。こういうライブならという事で、パソコンやタブレットでも観れるように動いたのですが、うまくできませんでした。
つまみ食い状態でしたが、新鮮で面白かったです。特に何か有料チャンネルに申し込んだ訳でもなく、普通にBリーグ公式アカウントの一つの番組?としてライブされていました。これはいいですねー 当ブログとしても地上波以外は、Bリーグはスポナビライブのハイライト動画しか観ていません。
ここで思ったのは、Bリーグの勢いです。Jリーグはカップ戦もプレシーズンマッチも、スカパーもしくはDAZNに加入していないと観れません。でもBリーグのカップ戦は普通のSNSで普通に観れる点。LINEは国民に行き渡っているSNSで、利用率も高い事でしょう。しかも若者世代中心。バスケットボールはファッション性の高いスポーツでもあり、いわゆるライト層の発掘にピッタリです。やりますねぇ、Bリーグ。明日もEARLY CUPがあるようです。また、つまみ食い観戦してみるとしよう。ゆっくり時間があればいいのですが、明日もサッカー観に行くし。
話は変わり、先日ネットを観ていたら、ある方(Bリーグ三河のブースター)のブログ記事に、ちょっと見逃せない内容が書かれてありました。愛知県内Bクラブ合同イベントが開催されたそうですが、三河の対応が悪かったという無いようです。読めば読むほど、前にどこかでこういう光景を観たなぁという印象が起きました。当ブログは一般の方の個人ブログを紹介する事はまれなのですが、それ以上に的を得たコラムだったので、今回紹介させていただく事にしました。まずは、この方のブログ記事の内容を抜粋して紹介。
・8月26日(土)に、mozoワンダーシティ(名古屋市)にて、「Bリーグ新シーズン開幕直前!愛知県内バスケットボールチーム合同トークショー&サイン会」を開催され、開幕前に4クラブの選手が集結し、トークショーやサイン会を行うイベントだったが、三河は当初は不参加の予定だった。
・三河は元々地域貢献活動に積極的ではなく、地域イベントにはチアガールやアシスタントコーチが参加することがほとんどで、バスケクリニック開催など選手の参加数が他クラブと比べると、格段に少ない状態。
・選手のコンディション管理を最優先するのも1つの手なのかもしれないが、主力クラブのような指針表明のようなものが全くないので、クラブの真意が分からず。
・昨季ファイナルに出れない成績(西地区優勝止まり)だったが、最後勝てば良いんでしょと思わせる印象。広報活動やファンサービスに力を入れないのはプロクラブとして由々しきことではないか。企業スポーツからの脱却ができていない印象が強い。
・選手のコンディション管理が一番大事という考えを貫きたいのかもしれないが、4クラブでともにBリーグを盛り上げる試みに水を差すようなことは許されないと思う。
Bリーグ通信ブログ該当記事:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/go_go_mikawa/article/8
こういう内容でした。8/26のイベントには三河からは森川選手が参加されていましたが、当初は不参加の予定だった模様(コメント参照)。ちょっとBリーグ三河の様子を調べてみました。元々はNBLのアイシン精機。日本一を何度も獲得している古豪で名門。 余り個々のBリーグクラブに詳しくないので、よくわかりませんが、ありそうな話だと思います。当ブログでは、企業チームは伝統的に地域貢献活動には消極的というイメージがありましたが、最近では地方の市民クラブでも、もっと消極的なところもあるのではないかと思っています。企業チームでもJ1柏やJ1川崎のように、かなり付加価値が高いところもあります。なので、当ブログでは、「親企業のある市民クラブ」「親企業の無い企業チーム」などと表現しています。
選手はサッカーだけやってればいい、選手と地域貢献活動を行う契約はしない、できるだけ普及コーチに地域活動に出てもらう、そういう価値観を当ブログでは、大昔から指摘していました。具体的にそういうクラブがあるのか、それは置いておいて、Jリーグ百年構想と相反する現象だと個人的に思っています。もし、そういうところがあったとしても、今は少しは改善されていると思いたい。
こういう話はサッカーだけなのかと思っていましたが、上の方のブログを読むと、バスケもそうなんだと思いました。Bリーグにはつい最近まで、企業チームが所属していた訳ですから、それはある話だとも思いました。とにもかくにも、地域の公共財として今後活動していくなら、そういう誤った価値観は一刻も早く廃棄して欲しいです。
Bリーグ関連:52 / 51 / 50 / 49 / 48 / 47 / 46 / 45 / 44 / 43 / 42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①
浅口レポです。
少し前、浅口市占見新田コミュニティセンターで開催された、ファジアーノ応援団・浅口の定例会金光会場に参加してきました。今回も普通の顔ぶれでやや少なめの人数でしたが、当日参加のメグミさんと、亀さん息子さんの登場で、少し人数も増えて、賑やかになりました。
今回、ちょっと試してみようと、タブレットとコードを持参し、会場のTVにモニターにつなげてみました。DAZNを映してみる試みですが、上手く映りました。4Gのままでの視聴なので、ギガを消費してしまいますが、まあいいやこれも会への寄付の一つだと思って。負けた愛媛戦よりはいいと、岐阜戦を観ました。
まずは田代表の開催挨拶。その後、「チームの状況について」という事で、白評議員さんが今回欠席だったので、毎試合ゲート10近くで応援されているサポーター代表という事で、メグミさんに語ってもらいました。やはり、通して出た話題が赤嶺ロスですか。その後、時社長の乾杯のご発声の後に開会。
お盆休み時期という事で、いつもの顔ぶれは何人か欠席。新メンバーとして、鴨方のヘアーサロンオーナーの黒氏が登場予定でしたが、用事で欠席。さて、弁当代をキャンセル料としてもらう連絡しなきゃあなぁと話していたところに、メグミさん登場。これは助かりました。亀さん、高さんと女性3人でかしましく会話に花が咲いていました。
この日の話題は、甲子園に出場した地元のおかやま山陽高校の話。中健隊長もあの日甲子園に行ったそうで、他にもPTAなどみんな絡んでいて、びっくりでした。いいですね、他県からやってきた部員ばかりではなく、みんな岡山県出身(正確には、山陽本線で通学する福山までの出身の子もいる)で、オール岡山という甲子園出場高。こういう高校に頑張って欲しいですね。あとは地域の話ばかり。
あと、夏夜祭のポスターは少し回ってきたので、希望者に進呈。元々夏ポスターが登場したのがいつもより時期が遅かったそうで、この会の開催時期がこういう時期と、タイミングが悪かったですね。中健隊長がブツブツ言われていましたが、まあしょうがない。秋ポスターを今年も配んなくちゃという話も出る。次の松本戦が明治安田生命のスポンサーデー?らしく、高さんがいろいろとPRされていました。
最近はテーブルの上に、弁当以外にいろいろとおかずが並びます。この日も焼き鳥や鳥皮の唐揚げ、へんこつ社長の差し入れのベイカの煮つけがあり、これは美味しかったです。この会では地域グルメも味わえます。
順調に歓談時間も経過し、閉会前に応援募金箱を手にしたメグミさんが会場一周。福嶋代表から閉会の挨拶。最後にメグミさんが音頭を取って、ファジアーノ締めで終了。お疲れ様でした。
TV生観戦レポです。
さぁ、大一番です。報道では4-1-4-1の新フォーメーションの大博打とありましたが、結局4-3-3でした。引き分けたら、ハリル監督解任、手倉森暫定監督就任になるかもしれません。先発発表されました。本田、香川両選手の名前は無いですが、旬な名前がいくつも並んでいます。前節から4人が替わり、前回アウェー戦で出場したのは3選手のみと、ガラッと替えてきました。川平氏、松木さんと、解説陣も役者が揃っています。今までの予選は、世界最速で決まったりと、順風漫歩で来ましたが、アジア全体のレベルアップもあり、ここまで苦しんで来ました。日本戦9戦5得点のケーヒル先発というデマもありましたが、控えにしっかり名前があります。サウジが負けた?そんな事は関係ありません。オーストラリアさん、今日で日本の影に移ってもらいましょう。今日も生書き込み。読者の皆さん、一緒に戦いましょう。
サウジ戦、5日と近いですね。航輔選手、しっかり今日の試合を観て欲しい。そして、4年後は君が川島選手の位置に立っていて欲しい。日本でプレーしていないかもしれないが。運命のキックオフ。CKから、やってやれ酒井の惜しいヘッド。高速クロス供給できています。オーストラリアはセットプレーがちょっと苦手の様子。今日は日本のプレスいいですね。今日は井手口選手がセットプレーを蹴りますね。今のところは日本にとって、いい流れになっていると思います。サイドに広げてスペースを空け、そこから縦パスを繰り出すのがオーストラリアの特長です。
競り合っている時、日本の選手がやや当たり負けをしている気がします。ちょっとパスミスが出てきましたね。連係不足なのか。オーストラリアは日本を前に引き出して前がかりにした後に裏を狙いたいようです。
今日の試合はやってやれ酒井がよく映りますね。大迫選手のポストプレーはいいです。日本の大きな武器ですね。何度考えても、灼熱のアウェーサウジでハラハラするのは嫌ですね。できればこの試合で決まって欲しい。危ないー ポストがスーパーセーブしてくれました。前半41分、長友選手からのクロスから、浅野が流し込む。 ★★★日本ゴォール!!! 浅野ゴール!★★★ 1-0。ジャガーポーズ出ました。大きな1点ですが、オーストラリアに逆転されたシーンを何度見て来たか。油断禁物。前へ攻めていく姿勢、キープして欲しいです。
そういえば、リオ五輪予選のなでしこジャパンは、こういう感じで予選敗退しました。A代表はそうならないように。ちょっとオーストラリアが攻めてきます。大迫選手が光っていますね。理想的な海外組選手って感じです。ここで前半修了。1-0でリードできましたが、油断禁物。
思い出しましたが、確か昔のオーストラリア戦で、ケーヒル選手が途中で出てきて、流れが変わり、そのまま負けてしまった試合があった記憶があります。ケーヒル、ユリッチ両選手を克服してこそ勝てます。交代は無い様子。後半スタート。オーストラリアは動きが出てきて、攻めの仕掛けが早くなってきました。大迫選手、足元上手いですね。いい選手です。右サイドからやってやれ酒井が、高速クロス打ってきます。右サイドからの崩しが多いです。
チーム最年少の井手口選手のCKいいですね。高速クロスです。乾選手も根性出しています。さすが、ラ・リーガの選手。GKにボールが戻っても、プレスをかけに寄せて走っていきます。まるで中川やクリスのように。日本は交代が難しいです。出ました、まずはユリッチ登場。オーストラリアのサッカーをつなぐサッカーに変えた男。吉田選手に託そう。やってやれ酒井はよく倒されます。井手口選手、走力あります。レギュラー確定ですね。しかし、日本のベンチは豪勢です。贅沢な控え選手ですね。
出ました、日本キラー・ケーヒル登場。ドイツW杯の悪夢を思い出しました。スタンドからはブーイング。 でも、もういい年でしょ。自陣前の競り合いでやってやれ酒井が倒れる。ケーヒルとの死闘です。さあ、ここからは踏ん張りどころです。お互い疲れが出てきて、戦術も替えてくるし、危険な時間帯。ここで、乾選手から原口選手投入。チャリティーTシャツ買ってます。今回の帰国でも慰問しているのかな。
そろそろもう1点欲しいですね。最後、オーストラリアのパワープレーで同点にされたら、元も子もない。ハリル監督が猛講義しています。浅野選手の仕掛けもいいです。後半37分、井手口選手が抜けて、思い切って振りぬきました。★★★日本ゴォール!!! 井手口ゴール!★★★ 2-0。ロシアがようやく見えてきました。今日は若干21歳の井手口選手がヒーローです。
ここで、大迫選手に替わって、岡崎選手登場。DAZNでレスターの試合観ました。もう1点どうですか。最後まで日本は攻めています。そして、浅野選手に替わって、久保選手投入。最後の最後まで攻めの選手交代です。この試合にして、ハリルジャパン最強の戦いを観た気がします。長谷部主将が声を張り上げます。ここでホイッスル。日本おめでとう!
昨日もいろいろと書きましたが、今日の勝因の一つに、ハリル監督が勇気を持って、本田、香川両選手を出さなかった事もあるのでは。目新しい若い選手を出して、いわば博打でしたが、ここ一番で勝負強いのか、見事に当たりました。特に井手口選手。この新しいハリルジャパンで、W杯本番も行きましょう。10月に強化試合があるそうですが、可能であれば観に行きたいですね。