リスペクト(事例紹介)コラムです。
少し前に、LINEでBリーグの公式アカウントを登録したのですが、数日前に観たら「みんなで観よう」「NOW ON AIR」というのが出てきて、えっライブ中継?と注目しました。今はオフシーズンで、そうでした。いわゆるカップ戦があるのです。残念ながらなぜか中四国のBリーグクラブは出場していませんが、EARLY CUPが現在開催されてるのでした。
でも、Bリーグのライブ中継は、スポナビライブのみのはずと思っていましたが、LINEをよく読むとやっぱり生中継の様子。これはいいという事で、全部ではないですが、つまみ食い的に覗いてみました。
Bリーグ公式HP「EARLY CUP」ページ:https://www.bleague.jp/earlycup2017/
今日、昼から夜にかけて何回か観ましたが、最初に観た時はまだ試合開始前でした。しかし、何か画面に文字が次々踊っていて、今まで観た事もない新鮮なスポーツ中継でした。どうやら視聴者がタイムリーに書き込む「コメント」でした。これはもう、普段フェイスブックやツイッターでお馴染みの光景でした。こういうライブならという事で、パソコンやタブレットでも観れるように動いたのですが、うまくできませんでした。
つまみ食い状態でしたが、新鮮で面白かったです。特に何か有料チャンネルに申し込んだ訳でもなく、普通にBリーグ公式アカウントの一つの番組?としてライブされていました。これはいいですねー 当ブログとしても地上波以外は、Bリーグはスポナビライブのハイライト動画しか観ていません。
ここで思ったのは、Bリーグの勢いです。Jリーグはカップ戦もプレシーズンマッチも、スカパーもしくはDAZNに加入していないと観れません。でもBリーグのカップ戦は普通のSNSで普通に観れる点。LINEは国民に行き渡っているSNSで、利用率も高い事でしょう。しかも若者世代中心。バスケットボールはファッション性の高いスポーツでもあり、いわゆるライト層の発掘にピッタリです。やりますねぇ、Bリーグ。明日もEARLY CUPがあるようです。また、つまみ食い観戦してみるとしよう。ゆっくり時間があればいいのですが、明日もサッカー観に行くし。
話は変わり、先日ネットを観ていたら、ある方(Bリーグ三河のブースター)のブログ記事に、ちょっと見逃せない内容が書かれてありました。愛知県内Bクラブ合同イベントが開催されたそうですが、三河の対応が悪かったという無いようです。読めば読むほど、前にどこかでこういう光景を観たなぁという印象が起きました。当ブログは一般の方の個人ブログを紹介する事はまれなのですが、それ以上に的を得たコラムだったので、今回紹介させていただく事にしました。まずは、この方のブログ記事の内容を抜粋して紹介。
・8月26日(土)に、mozoワンダーシティ(名古屋市)にて、「Bリーグ新シーズン開幕直前!愛知県内バスケットボールチーム合同トークショー&サイン会」を開催され、開幕前に4クラブの選手が集結し、トークショーやサイン会を行うイベントだったが、三河は当初は不参加の予定だった。
・三河は元々地域貢献活動に積極的ではなく、地域イベントにはチアガールやアシスタントコーチが参加することがほとんどで、バスケクリニック開催など選手の参加数が他クラブと比べると、格段に少ない状態。
・選手のコンディション管理を最優先するのも1つの手なのかもしれないが、主力クラブのような指針表明のようなものが全くないので、クラブの真意が分からず。
・昨季ファイナルに出れない成績(西地区優勝止まり)だったが、最後勝てば良いんでしょと思わせる印象。広報活動やファンサービスに力を入れないのはプロクラブとして由々しきことではないか。企業スポーツからの脱却ができていない印象が強い。
・選手のコンディション管理が一番大事という考えを貫きたいのかもしれないが、4クラブでともにBリーグを盛り上げる試みに水を差すようなことは許されないと思う。
Bリーグ通信ブログ該当記事:http://www.plus-blog.sportsnavi.com/go_go_mikawa/article/8
こういう内容でした。8/26のイベントには三河からは森川選手が参加されていましたが、当初は不参加の予定だった模様(コメント参照)。ちょっとBリーグ三河の様子を調べてみました。元々はNBLのアイシン精機。日本一を何度も獲得している古豪で名門。 余り個々のBリーグクラブに詳しくないので、よくわかりませんが、ありそうな話だと思います。当ブログでは、企業チームは伝統的に地域貢献活動には消極的というイメージがありましたが、最近では地方の市民クラブでも、もっと消極的なところもあるのではないかと思っています。企業チームでもJ1柏やJ1川崎のように、かなり付加価値が高いところもあります。なので、当ブログでは、「親企業のある市民クラブ」「親企業の無い企業チーム」などと表現しています。
選手はサッカーだけやってればいい、選手と地域貢献活動を行う契約はしない、できるだけ普及コーチに地域活動に出てもらう、そういう価値観を当ブログでは、大昔から指摘していました。具体的にそういうクラブがあるのか、それは置いておいて、Jリーグ百年構想と相反する現象だと個人的に思っています。もし、そういうところがあったとしても、今は少しは改善されていると思いたい。
こういう話はサッカーだけなのかと思っていましたが、上の方のブログを読むと、バスケもそうなんだと思いました。Bリーグにはつい最近まで、企業チームが所属していた訳ですから、それはある話だとも思いました。とにもかくにも、地域の公共財として今後活動していくなら、そういう誤った価値観は一刻も早く廃棄して欲しいです。
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